─夕方・断髪式中─
[那由多へアレンジを渡し、成斗へのブーケを渡すのを待っている最中か。
>>281そっと寄ってくる頼児に視線を向ける。校庭のラブレターを消してしまったことを申し訳なく思っていたが、あのとき>>224屋上で大きく手を振り返してくれた様子からするに、怒ってはいないのだろう。
だからあまり緊張もなく彼からの言葉を待ち。トーンの落された声を聞き逃さないように、気持ち近寄る]
ん いや、こっちこそ連絡なく消したから
まァあんま人目に晒すと色々うるせっつかめんどくせっつか
喧嘩後のは仕方ねぇだろ、こっちも納得させられる言葉持ってなかったし
……あんがとな
それと、こういう言い方していいのか分からんが
おめでとう
[囁かれる声に応える声も、ひそやかに。
ただ、丞の名前が出れば、ああ彼か、だからあのタイミングだったのか、と心の中で思うものの、表情には出さずに頷いて小さく微笑むだけに留まる。
きっと多くの言葉はいらないだろうから]
(292) 2014/03/30(Sun) 23時頃