人狼議事

28 わかば荘の奇々怪々な非日常


【人】 地下鉄道 フランク

[ベランダに沢山のハーブの苗を植えて、愛でていた「彼女」。

 彼女が世を去ってから、彼女が育てていた苗を全て庭に植え替えた。
 無精者のフランクが、五年間飽かずに世話を続けて来れたのは、逞しく育つハーブの茂みを見ていると、毎朝ハーブに水遣りをする「彼女」の、優しげな笑みを思い出すからだった。]


 ……───。


[談話室に人が増えて来る。
 思い思いにテレビを見たり、お茶をしたりして過ごしている。

 フランクは、入って来る住人達に挨拶だけをして、後は静かに、会話の邪魔をしないように椅子に座ってそこにいる。
 諍いがあって、仲裁を頼まれれば間に入るくらいはするが、そうでなければ基本的に住人達に任せている。

 そうして、時折庭の方を見ては、分厚い瓶底眼鏡の奥の目を細めて、少しだけ遠い目をする。

 もう話すことの叶わない彼女が、ハーブの茂みの横で談話室の様子を見て、嬉しそうに笑っているような気がするから──**]

(290) 2013/09/02(Mon) 16時頃

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