[ライトセーバーを深くまで呑み込んでしまえば、光は失われ……るかと思ったら、結合部を示すようにぼやぁ〜っと光っていて、やっぱり腹筋にやさしくなかった。
まともな休息すら与えてくれないとは、流石は孔キン、フォースの力が半端じゃない。]
……っ、くは ぁ。
……は、ぁ…… ふ、ッ……
[けれどその震えがまた、体内に穿たれた熱の存在を、強く感じさせる。
緩やかな動きが開始されれば、合わせるように緩く息を吸って、吐いて。
徐々に烈しさが増してくれば、揺さぶられる身を支えようと、ヨダの身体に腕を伸ばす。]
ァ……、ぁッ…… んク……ッ!
ッふ ゥん…… っ
[光は流星のように筋を引き、散って、腹やシーツに小さな銀河を生み出してゆく。
萎れていた雄はいつしか完全に鎌首を擡げ、散った光を受けて、ペンライトのように揺らめいた。]
(289) 2014/06/12(Thu) 00時半頃