たとえばあなたは小道に咲く一輪の白い花である。日なが一日、道行く人を眺めている。その人々の中に、一人の美しい人がいる。その人は朝と夕方に通りすぎ、おそらく自分の存在には気付いてすらいない。しかしあなたは確かにその人を愛している。長く退屈な灰色の24時間の中、その人を眺めるほんの数秒だけが、色鮮やかにあなたの視界を染め上げる。あなたにとってその人はあなた自身の中の世界の中心である。その人の存在によって、正確にはあなたのその人に対する愛の存在によって、退屈なだけだった24時間はその人を待つための24時間となり、そこに一定の物語が生まれる。愛、ただそれだけで。
(208) isa67 2013/07/11(Thu) 13時半頃
sol・la
ななころび
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