人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 執事見習い ロビン

[>>177彼がこちらを見る間、脳内で緊急会議が開かれ議論が巡る。
どうやったらこの場を何事もなかったように辞することができるであろうか。
半ば混乱状態でぐるぐる考えていれば、彼が僕の名を呼んで、なんと腕を掴まれていた。

あまりの狂喜で椅子を蹴りスタンディングオベーションの脳内会議。
落ち着け、議題を見失うな]

 あ、あの。大丈夫です。大丈夫ですので。あの、

[歩きつつ、小さな声で否を唱えるが、振りほどくなどということはとてもできず。
導かれるままに談話室へと足を運び、促されるままに埃っぽいソファへと腰掛ける。

ハンカチと言われ、ポケットを探ってみた。
指先にハンカチらしき布が触れた。

だが、彼が自分のハンカチを用意するような仕草を見ると、なぜだかハンカチを取り出すのが嫌になって]

 ……いえ、持っていないようです。

[視線を下にしたままに、小さな嘘]

(191) 2014/03/25(Tue) 22時半頃

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