― 中央部・崇神病院 ―
[五郎の見た幻覚>>172(>>84>>85>>88)の話に、目を見開く。そんな不思議なものは、巡理は見たことがなかった。青い部屋で力に目覚めた者たちの力は、満月の夜以外の日常でも幻視することがあるのかと驚く。
仮定の話>>173にじっと耳を傾けて。賀来>>177の言葉に、少し考える。]
そう、かもしれん。
[悪魔めいた風貌のペルソナ>>3:351は、以前聞いたものと異なる技を振るい、白いシャドウを屠っていた。巡理のペルソナに強化された拳も脅威だっただろう。
それを邪魔に思った他のものに、背後を狙われたのだとしたら。
ちゃんと見ていればよかったと、苦い後悔に自らの胸倉を掴む。]
……五郎さんは。翔子ちゃん、は。
なんに襲われたんですか。……立季くん、ですか。
来月…どこに行けばいいんでしょう、ね…。
[尋ねる言葉を口にするのは怖かった。聞きたくなくて、でも聞かなければいけない。五郎の語る話を聞いて、彼らと別れた後、携帯を取り出す。
ペルソナ使いの連絡用アドレスの一つ。
長く使われなかったそれを選び、ボタンを押した。]
(185) 2015/02/21(Sat) 13時半頃