あまり、こういった現象について言い切るのは、私は是としないのだけれど……。
感じ方は人それぞれだからね。それを邪魔しちゃならない。
……けれど君は、答えを欲しているようだから。
[ 真剣な瞳>>114が私を捉える。普段はどちらかというとおどおどしているような印象を受けたが、それよりずっといい。翠の瞳が日の光に反射して、まるで宝石のようだと思った。ず、と音を立てて茶を啜る。]
どうも私はそういう幽霊の類が見えるらしい。
先程も一人の青年と共に茶を楽しんだところだよ。
だから「いる」というのが、私が君に贈る答えかな。
[ そこで私は湯呑を置くと、眼鏡を指の背で押し上げる。あまり交流があると言う訳でもない私に尋ねに来るとは、どういうことなのだろう。やはり少し、興味が湧く。]
私からも質問をいいかな。
君はそれを知って、どうしたいんだい?
(134) 2013/09/05(Thu) 23時頃