―個室(自室)―
[お姫様抱っこをしてもらって、耳元に顔を寄せるためにぎゅっとしがみ付く。
繋がったまま移動?と聞いた時>>99にはくすくすと笑っていたが、
それを逆手にとって、一歩歩くごとに、あ、あっ、とわざと吐息を吹きかけてみたり。
驚くフロント>>100には、はぁいとにこやかに手を振ってキーを受け取った。
「こうやって耳元で喘ぐのも楽しい。少し遠回りしちゃおっかなー」
部屋までの案内の最中、そんな風に囁いてからかってみたりもした。
…結局遠回りはしていない。あまり腕を疲れさせてもいけないと思っていたから。
自室へ入ってやり直しのキスを強請り、服を肌蹴けさせようとしながらも唇を離そうとしないのに、
せっかちと言われたなら>>101]
だって、俺…すぐ気が変わっちゃうから。
[悪びれもせずにそう言ってまた次の口吻を強請り、首筋を伝う濡れた感触と
まるで包みを解くかのように肌を開いてゆく指先に、甘く息を吐く。
ちなみに、下も脱がせてと言われた後は手と腰と腿を使って脱がせたとか。
もちろん、熱がたまりつつある場所を指先で挟むようにゆるく扱いたりも交えながら]
(130) 2014/06/09(Mon) 21時頃