実は俺も恥ずかしかったりします。
[微かに頬を赤らめながらそう告げると、ベッキーの両手が自分の頬まで伸びてくる。>>121
その手の温もりは感じられないけれど、しっかりと彼女の『存在』は伝わってきて。
その後、彼女の二つの瞳に吸い寄せられるように、目を合わせて]
……そうですか。実は少し不安だったんですよ。
俺の気持ちが空回りしているんじゃないかとか、本当はもしかしたら、と思うこともあって。
これは俺の心が弱かったから。こんなにも不安な気持ちになってしまうのは、どこかで自分に自信がもてなくて。
──でも、もうそんな逃げるような気持ちになんてなりません。俺は貴女のその言葉を信じます。
[首筋に顔を近づけられると、さらに頬が赤くなるが、それでも腕に力は自然とこもり]
愛していますよ、ベッキー。
こんな形になって、いつまでこうしていられるかは分かりませんが、
──時間の許される限り、ずっと、俺の側にいてください。もう、貴女の側から離れたりなんてしないから、だから、だから一緒に
(127) JITA 2013/06/09(Sun) 00時半頃