[思わず視線を外したくなった。愉しげに笑う彼>>80の物言いはストレートで、些かひねくれた都隠には刺激が強い。
それでも約束をしたずっと見つめている、その言葉通りに孔雀色は外さぬまま]
……ふ、 ……へ、え。そういうの、好き?
お望みなら、イイですよ?
[手伝いもありすると引くネクタイはすぐに外れ、ベッドの外へと放り投げる。同じく上着を、シャツをと脱いでいけば、ベルトの外れる感覚に思わず「あ、」と唇だけが形を作り]
―― ッん ぁ、!
よかった、貴方……も?
[どうにもペースを握られてばかりだ。
布越しの感覚はもどかしく、それでいて侵入してくる指先の感覚はあまりに痺れるような。
同じく下ろしていく手を、トレイルの昂りに添える。片手でゆっくりと摩りながら、同じくベルトを引き抜いて前を寛げた。]
まだ少し冷たいので、温めても?
[下着の上から数度指先を擦り付ける。まだ冷えの余韻が残る刺激を、一枚の布越しに]
(83) 2014/06/13(Fri) 03時半頃