[平然ととんでもない事を告げられて、脇からガッチャの身体を支える。>>71
本当に熱い。同じような酔っ払いは数知れず見てきたが、どれも赤ら顔の印象しか残っていない。
普通は、こうもしれっとしてはいなかったのに。]
よっぽどじゃないですか!
すみません…気付かなくて。
なんか、僕ばかり楽しんでたみたいで…
[それでも高い目線から降りてくるのは、笑い顔だ。
申し訳なさに呆れが少しだけ混じる。
シアタールームへ戻る道すがら、縺れかける足を支えながら謎かけされて、小さく唸った。]
…スタントマンとか?
いや、体操もしてそうだし… ジム…救急隊員…?
ガテン系、って感じじゃないですよね。うーん…
[挙げ連ねたのは身体を動かす職種だらけ。
一番最初に言葉にしたものに、僅かながらの期待が篭っていた事に、言った後で恥ずかしくなった。]
(79) 2014/06/14(Sat) 03時頃