え… な、んで す?
[後藤の足を掴んだまま身を起こす藤堂を見上げる。
V字に開脚され、果てたばかりの雄も、溢れた白とヒクつく肉の薄桃も、藤堂の視界に晒され。羞恥に耳が熱くなった。
何をするのかと、整わぬ息のまま見上げていると。]
ゃ あ――――っ ひ、やめ あぁっ
[両足を引き上げられて腰が上がる。柔らかな腹肉がたるみ、圧迫された胸が苦しく眉を寄せ。その顔も、摩擦の衝撃と背中を駆け巡る悦に歪む。
これは何という体位だったかと、名を探す余裕はない。
不安定な身体を支える様に自らの腰に手を当てていたが、奥深くを抉られ、横隔膜を痙攣させて射精なく、イった。
様子を伺う為、はぁはぁと荒い息のまま見上げ。深い繋がりに喘ぐ声はより淫乱さを増し、年下の雄を咥える狭い内壁は収縮を繰り返し。
とろりと吐き出された白が、後藤の腹から胸へと垂れ落ちた*]
(75) 2014/06/15(Sun) 17時頃