―玄関―
[102号室へ向かう面々と別れ、外へ出ようと玄関へ。
アレをどうするかは別として、見てしまったものは現状を把握せねばならない。
その上で、害の無い小物なら捨て置くまで。あちらとこちらのバランスは意外に緻密だ。不干渉であるならば、こちらからも手を出さぬのが一番楽なのだから]
管理人さん。
[外からふらりと現れた管理人>>30に、微かに眉を上げる。問うように向けられる眼差し。微かに目を眇めて返す]
そうですね、直接の害がないならば、貴方に依頼でもされねば払う理由はありません。
[何もかも理解しているような彼の呟き。
レンズの奥の彼の瞳を慎重に凝視してから、不意に視線を外す]
好きになさるとよろしい。
[そのまま会釈とともにアパートの外へ。
当初向かうはずだった庭ではなく、そのまま坂の下の商店街へと**]
(51) 2013/09/03(Tue) 07時半頃