人狼議事

28 わかば荘の奇々怪々な非日常


【人】 発明家 源蔵

 ん? 嗚呼、構わないよ。
 私も君に本を届けたかったんだ。

[ 宝生君>>25の言葉に頷きを返したが、はてさて何か用事でもあったのだろうか。私は心の内で首を傾げながらも、この場で言及することは避けた。何か大人の事情があるのかもしれないし、はたまた子どものような照れがあるのかもしれない。それを知ることができるのは宝生君だけであるからして、私はただ彼の意思を尊重するまでだ。]

 ……ん?

[ そうして話をしてまた手元に視線を落とすと、丁度病沢君>>29がキャラメルを口で受け取るところだった。包装はそのままだったから、銀紙がついていたと思うのだが、ただ咥えただけだろうか。私の位置からは、彼の表情まで覗き見ることは出来ない。
 それにしても病沢君は猫のようだ。猫と言うものは渡来品で、天皇も溺愛したと言われている生き物だ。清少納言の『枕草子』には、帝の猫に飛びついてしまい痛い目を見る犬の姿が記されていたりする。結局何が言いたいかと言えば、私の目にも猫のような病沢君は大変愛らしく思えたということだ。空になった掌を返して、病沢君の頭へと伸ばした。]

(35) toimoi 2013/09/08(Sun) 00時頃

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