[小さなプリンは、あっという間になくなった。
冷蔵庫を開けてみたが、食料の在庫はもうなかった。]
そうだなー。
2年の時は、あんま話した記憶ってねーよなー。
[>>26たしかに彼の言う通り、以前から寮で顔を合わせてはいたが、頻繁に言葉を交わすようになったのは、3年になってからかもしれない。
そういうもんなんだろうかと思いながら、スポーツバッグの外ポケットから、グミの袋を引っ張り出していると、とんでもない話>>27を急にふられた。]
は?
恋バナって、そういうのはうちの部のイケメントール担当で、俺は女っ気なかったし!
つかなんだ新食感って……こいつのことか?
[手にしていたグミは、中にチョコが入っているという謎なもの。
まぁいい食えと、締坂の手の中に2個ほど転がした。
ただ、彼が「キモいって言われるかも」という話をし始めたなら、茶化すことなく、真面目な表情で聞き入ることになったろう。
なぜなら、自分だって……───**]
(34) 2014/04/02(Wed) 18時半頃