―百合の中―[背中の翅を微かに鳴らし、白い花弁で水滴を拭う頃一際高く香る甘い匂いに、意識は惹き付けられる>>10噴水よりも傍で跳ねた水音の方へと視線をやれば銀糸に赤い眸を持つ同族の姿が在った。「綺麗」だと、蕩けるような声音を紡ぐ彼の嗜虐性を覗ける能力は持たずとも、彼の収集癖はその胸元に眠る雛で理解出来る。――その血が甘露のように芳醇な味である事も] お前の目を刳り貫かせてくれるなら、分けてやってもいい。[口角をニィ、と持ち上げケタケタと哂う。あの赤い眸を洞に、醜く歪ませたら愉快であろうと、どうせ、元より背の翅に興味など無いであろうとの想定込みの微笑だった]
(30) 2014/07/27(Sun) 21時半頃
sol・la
ななころび
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