人狼議事

28 わかば荘の奇々怪々な非日常


【人】 発明家 源蔵

[ 植頭さん>>16の言葉に、私は困ったような表情を浮かべる。彼とはつかず離れず、隣人としてそれなりの付き合いをさせてもらっていたと思うが、こんなに噛み合わない会話をしたのは初めてだ。夏目漱石がイギリスへ渡った時もこんな気分だったのだろうか。そうであるなら、あちらで引きこもってしまった気持ちも分からなくはない。
 私は戸惑いの表情のまま、国谷君へと視線を移す。するとおや、福原君と顔が近いようだが、私の部屋で愛を育むとは、近頃の若者は随分と積極的なものだ。]

 国谷君、福原君にそんな顔を近づけてないで、君からも言ってやったらどうだい。
 それとも君たちは喧嘩か何かでもしてるのかな?

[ 年齢の大分離れた二人の喧嘩など想像もつかないが、他にこの現状を説明する理由が見つからない。私は湯呑を床に置いて、軽く腕を組んだ。]

(22) 2013/09/03(Tue) 02時頃

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