[直円が動けば>>15先程の声を思い出してかまた身体が強張るも、膝を突き目線を揃える姿にゆっくりと力を抜いて]
……怒ら、ない、の?
[謝られれば>>16意外そうに首を傾ける。
説明を求められると、手元へと視線を落とす。指を折る様は、数を数えているようで]
――……今…10人いて…鉄平おじさんは、信じて良いと、思う。
なら、夕と鉄平おじさん以外…8人の中に、陰陽師さんと妖2匹が、いる。
もし、今陰陽師さんが出てくれて…偽者が出ないなら、7人の中に妖が2匹。
…明日、人が…1人、居なくなって…陰陽師さんが…仮に、妖が分からなくても、夕は、5人の中から2匹の妖を見つければ、いい。
…陰陽師さんが、今日か明日名乗り出ない時は、夕が見なきゃいけない人は6人。
…多いと大変。
妖が隠れてる陰陽師さんを見つけて食べられない可能性なんて、ないよ。
陰陽師さんが隠れ切られる保証も、ない。
後から、陰陽師さんに成りすました妖が出て来て、処刑されるのを逃げようとするかもしれない。
夕はそういうの、嫌なの。
(21) 2013/08/27(Tue) 03時頃