フランクおじさんとミナカタおじさんは、お互いに話しながら、同時に水鏡に映る像を見合っているよね。
「気を抜いてはならぬ相手」とは認識しながら、やり取りを楽しんでいる印象はある。
夜のやり取りから見えるミナカタおじさん→フランクおじさんの「他者からの目もほしい」はあくまで引率ではなく、自分がフランク(と、それ以外の人間)を判断するための情報を欲しがっている部分と見えて、ミナカタおじさんは人間寄りに見えてる。
フランクおじさんはあえて「狼でも言うよ」とハードルをあげてしまっているので、ここの解釈は未決。
人間・狼像としては、どちらも結べてしまうけど、「水鏡」の表現がフランクおじさんから先に出てきたことは、印象いい。フランク狼として、ミナカタ人の考えを読みきって言うには少し高度かなぁとは。
それ以外の観点はまた後で。
学者先生のこともちょっと考え中。
(19) 2013/10/06(Sun) 12時半頃