[…――ぼんやりと瞳の光を失い、酩酊する壮年の男性の頬に両手を伸ばして抱き寄せ、首筋に牙を立て、甘露を啜る。食事の時刻は大抵宵の口、周りに幾つも人の目も有れど、一見、路地裏の片隅で睦み合う男女にしか見えず、周囲にひやかされることはあれど怪しまれた事は無かった。人間の身体に害の無い程度に味わって、花から、花へ、腹が膨れるまで夜の街を、餌から餌へ、渡り歩き、月が昇りきる前には館に帰るのが日々の日課である。必要性を感じた事が無い故にこの能力の対象として択ぶのは常に人間のみだった。同族に何かしらの効果があるのかは、試した事は、まだ、なかった。>>10あの夜までは。**]
(12) 2014/07/28(Mon) 10時頃
sol・la
ななころび
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