人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 保険調査 ライジ

─ 深夜の屋上 ─

[十文字の声が聞こえても、今度は心臓は跳ねなかった。
 たぶん今は、そんなもの超えてしまっているのだろう。]

 あー、悪いな。
 こんな最後の最後に、寮則破らせちまって。

[缶コーヒーを投げ渡す。
 声も、冷静なままのはず。]

 月が綺麗ですねって、あれ、夏目漱石だっけ。
 あと、死んでもいいとか……利政に、前、教わったんだ。

[そう話しながら、東棟の屋上の端、ギリギリで校庭が見える位置まで、十文字を誘導してゆく。]

 けど、やっぱ俺には、そういうまどろっこしーの向かねーわ。

[指差し、示すのは、校庭に描かれた月。]

(4) 2014/03/29(Sat) 01時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび