【墓】 保安技師 ナユタ

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そっか、特別か。

[──こんなフィリップの姿を見ることができるのは自分だけ。そう思うと、自然と小さく頬が綻んで。

涙で服が塗れることは構わない。むしろ、自分の胸の中以外で泣かれることの方が辛い。

どれくらいか経ってから、彼が眠り始めたことに気づき]

幸せな夢、見てるといいんだけどな。

[少しだけ、胸から顔を離してから、濡れた瞼を覆い隠すように、口付けを落として]

おやすみ、フィリップ。

[もう一度、彼の顔を胸で優しく包んでから、耳元でそっと囁いた]

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やった、オウムくんが空気読んでくれた！
俺も忘れてなかったら、その設定使おう、そうしよう。

(+116) 2013/08/29(Thu) 01時頃