僕は、あなたが誰と寝ようが構わないと思ってるんです。
[片膝を床に、視線の合わない瞳を覗き込んで、はっきりと口にした。]
そういう人間なんです。
だから今、僕が思っているのと、あなたが思ってくれているのとは、全然違う気持ちなのかもしれない…
[感謝を伝える為なら、望まれた事はなんでもしてあげたい。いつでも誰かが望む姿の自分でありたかった。
それが望まれる姿だと、思っていたから。
違うかも、と言ってはみたものの、内心はまだ分からないと繰り返した。
符号を探して、誰か何かに当てはめようとしてみても、合致する感情が見当たらない。
どこかで彼が謝ってくれたことを思い出す。手を握ってくれたことも。
それだけで、心臓の裏側がじわりと熱を持った。]
あなたは面白くて、カッコイイですよ。
こっちこそ調子狂いますよ。敬語ボロボロなの、気付いてます?
(+62) 2014/06/16(Mon) 20時頃