――続・団長テント――
[結局、この場所には少し長めに留まることになってしまった。
外に出ても、みんな夜には眠っているし。
仮にニコラスやアントニーが動いていても、自分は小さな番犬代わりの役目すらも果たせないのだから。
だから、ここに留まり続け。夜に白みが映える頃。
1人でいるより……と思って眺めていた、2人の男のやり取り>>126>>127が始まった]
それだけだと、思いたくない……かぁ。
[食べるためでも、生きるためでもなく、死のうとしていた自分を思う。
これは、ニコラスやブローリンが語った哲学の中に、包括される行動だったのだろうか。
疑問に思えど、エフェドラの頭で思い描けるのはそれが限界だったから]
せっかくだから……。サイモンの答えは楽しみにとっといて。
行動で、見せてもらうねー。
[そう言って、返事が来る前にいそいそと。
どうせ見えないと分かっているけど、朝まで面倒を見てくれた2人手をふって。
ふらり、ゆらり、とこの場所を後にしたのだった*]
(+27) 2014/10/18(Sat) 00時頃