138 レグルスの新年会(両片想い薔薇村おまけ)
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ヘクターに5人が投票した。
ヘクターは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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―邪魔者を退散させたならこの手は離さないで>>12―
[気がついていない訳がない>>12のに、肩を揺らした自分に触れることなく。以前は触れられることすらなかったその手は引かれることなく>>13。 最近ようやく向けられるようになった笑みがただ返ってくるだけ。
こういう時に考える。 甘やかしているのは果たしてどちらの方であるかと。]
(0) ainsel00 2016/02/01(Mon) 00時半頃
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いーから、はやく
[下がった眉に困らせているかなんて思ったのもつかの間、ふわりと撫でられたマフラーに気恥ずかしい気分になる。
込められた手の力、いいよ、の代わりに同じように力を込めた。言葉より余程早く確実に伝わるはずだと信じて。]
[そうしてさらに後押しするように目蓋を下ろす。彼がどんな顔をしてマフラーを外しているか、それが見られないのは残念だけれど、彼の手つきを色濃く感じられるから、いい。]
さんきゅ
[奥へと投げられたマフラー>>14は外出時のお供として長く。それが放り出されている光景はなんだか目新しい。]
(1) ainsel00 2016/02/01(Mon) 00時半頃
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[すぅ、と通り抜ける風になんだか落ち着かないなどと考えていれば、再び近づく彼の指。 流石に今回は肩を揺らすことはないが、その意図が読めずにどうしたと首を傾げる。]
ん、っ
[常では人に触れさせぬ―――最近では1人触れさせたものがいるけれど―――その箇所に、自分のでない熱が触れる。 驚きか擽ったさか。少なくとも恐怖ではなかったそれに思わず声が漏れた。]
別に痕があるわけでもない。そこにあるのはなんの面白みもない三十路の男の首筋なのだが。 保険なのかなんなのか。着ることの多いハイネックをなんだか拗ねたような顔で睨めつける彼にぽかんと口をあけた。]
(2) ainsel00 2016/02/01(Mon) 00時半頃
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…かわいいなぁ
[思わず漏れた感想は彼の耳に届いたか。まさかこんなことで拗ねるとは考えもしなかったから嬉しさより先に驚きが先行してしまったではないか。
自意識過剰だとしても、他人に晒すことすら恐怖となってしまった過去のこと。 それを経て、今彼に晒すことのできたこの意味を教えてやりたい。]
俺かサミュエルの部屋でなら そーゆー格好すんだけどな?
[この貸切の雷雲亭でなら平気だろうけれども、彼がそんな感情を抱いてくれたことが嬉しくて、つい悪戯っぽく囁いてしまう。その意図に気づいたのなら、今日この手はどちらかの家につくまでは離れないだろうと、そう信じて。]*
(3) ainsel00 2016/02/01(Mon) 00時半頃
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お、さんきゅ
[>>2:15どうやらカシスで異論はなかったらしい。 ライジからそれを渡されれば>>1:37片手で器用に受け取ってみせた。となりを見ればうっかり零しかけた彼がいて、こっそり笑う。]
かんぱーい!!
[そしてグラスを掲げた。]
(4) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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[店全体によい匂い>>2:6がふわりと漂ってきた。この香りはきっとチャーハン。
余談であるが、男がチャーハンに挑戦したところ、焼き飯が完成した。 そんなことは記憶の彼方に追いやって、歳下の彼>>1:8ほ褒め言葉にまんざらでもなさそうに笑う。]
だろっ?だろっ? おにぎりはめっちゃ特訓したんだぜ!
…おかげで一週間ずっとお昼はおにぎりだったけどな
[楽でいいんだけど、なんて眉を下げて。それから続けられた魅力的なお誘いには目を輝かせる。]
(5) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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ほんとか!? あったかい豚汁、飲みたいんだよなー ぜひ教えてくれ!ヤニクせんせ!
[ぱん、と手をうって大げさに。キルロイの胃袋を彼は掴んでいるかいないのか、それでも自分より料理の腕が上手な彼に教わればもっとうまくなるはずだと。うまくなりたいと。
それこそ、]
(6) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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…火が使えなくても電気が使えるから 問題ないって!
[こんな可愛らしくて可愛くないことをいう彼に振る舞えるようになるくらいには。]
電子レンジは使えるし。 コンロは…火力が強くて危ない。うん。
[横から感じる呆れたような視線>>2:17。目は合わせずに、小声で言い訳というなの弁解を。
その合間だろうか。美味しそうな、いや確実に美味であろう料理を運んできた彼>>2:10には、最大級の賛辞を。]
(7) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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[人前なのになんだか珍しい。それもこれもこの雰囲気のおかげだろうか。]
あれ、言ったことなかったっけ? 胃袋なんてとっくに掴まれてるって。
[照れも霞んだ言葉には、余裕ぶった返答を。こう見えても大人だし。お酒に少し酔ってきたというのもある。]
俺サミュエルの料理好きだぞー
もちろん、 もすき。
[ゆうるりと口の端を上げてみせ。 口の動きだけで伝えた言葉、彼には伝わっただろうか。きっと伝わると思っている。だってそれは彼自身に一番馴染みのある言葉。]
(8) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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[暖かな店内と。温かな雰囲気に。 彼の背後、窓の外。輝く星はあの日の空ときっと同じ。彼と見る空はいつも美しい。]*
(9) ainsel00 2016/02/02(Tue) 18時半頃
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[ライジの作業を手伝う合間、ヴェラとサミュエルの様子をちらりと見れば、その手はしっかりと繋がれていた。 微笑ましいような、少し羨ましいような気持ちで、ひそかに笑みを浮かべながら、取り皿や調味料を、テーブルの上へ並べてゆく。]
ん、あぁ。 お疲れ。
[>>2:21準備を終えたライジにかけた言葉は、短いながらも明らかに喜色含んでいたろうか。 彼が隣に掛けたなら、嬉しそうに、パンと一度手を合わせてから、ラーメンに箸を伸ばした。]
(10) nordwolf 2016/02/02(Tue) 19時半頃
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[コクのある鳥ガラ醤油スープに、自家製平打ち麺がよく絡む。 チャーシューは、ボリュームがあるにもかかわらず、主張しすぎず、ラーメン全体のバランスもいい。 恋人という贔屓目を抜きにしても、雷雲亭のラーメンは、やはり美味い。]
……は〜……、うまいな。
[何口か啜ったところで、ほぅと感嘆の息を吐く。 目前では、ヴェラが、ヤニクに料理指南を願い出ていることろだったろうか。>>6]
豚汁かぁ。 いいな。
[なにげにぽつりと零しながら、チャーハンに手を伸ばす。 れんげで掬うと、炒められた米がはらりと崩れ、香ばしい匂いを漂わせ、食欲をさらに刺激してきた。 口に含めば、玉子や小エビ、チャーシューの風味を、ゴマ油がふわりとまとめてくれているのがわかる。火が通りすぎていないネギの風味もいい。]
(11) nordwolf 2016/02/02(Tue) 19時半頃
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[ヤニクが言っていたように、自分の胃袋は、もう完全に掴まれている。 いつもこうして、胸と腹を満たしてくれる彼に、自分ははたして、なにができるだろう。]
なぁ、ライジ。
今度の休み、また、どこか出かけるか。 どこか行ってみたいところとか、あるか?
[この間は、自分が行き先を決めてしまったから、もし次に出かける機会があるのなら、彼の行きたい場所へ、行ってみたいと思っていた。]
お前がどんな景色とか好きなのかって……知りてぇな、って。
[そう、恥ずかしげに付け加えながら、グラスに残っていたビールを飲み干した。 まだ酔うには早いはずなのに、顔は、少しだけ赤いかもしれない。*]
(12) nordwolf 2016/02/02(Tue) 20時頃
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へへっ。それじゃ、ヴェラさん、一緒に鍋物の練習でもしましょうか。 水とコンソメぶっこんで弱火でコトコト煮込むだけで結構美味しいの出来ますよ。
[サミュエルの視線を感じつつ。一所懸命なヴェラに微笑む。]
これだけ寒い日が続くと、温かい汁物は身体を温めてくれますからね。 マム直伝のポトフを伝授しますよ。
『私の修行は厳しいぞ。ついてこれるか?』
[なーんて、声と顔を作って問いかけてみたり。 笑いと話題の絶えない新年会。]
(13) Lao 2016/02/02(Tue) 22時頃
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あ、チャーハンは大盛りの方が俺のっす!
[ライジの作ってくれたチャーハンはやはり美味しくて。ラーメンもチャーハンもチャーシューも当然のごとく完食する。 4人の様子を見れば、幸せな空気が漂って居て。 ……今夜はキルロイが帰って来るまで起きて待って居よう。一緒に、皆が幸せそうだったって話をしよう。 そんな風に、新年会の会場を見回して、微笑んだ。**]
(14) Lao 2016/02/02(Tue) 22時頃
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[伸びないうちに、ずず、と音を立てて作ったラーメンを啜りながら。上手いと言う声に口元を緩ませてヘクターの方を見る>>11]
ん。良かった。
[自分で作って食べるのもいいけれど。
彼が自分の飯が一番美味いと言ってくれているように。 自分だって彼に美味そうに食べて貰うのが一番うれしい。 だから見つめる表情は自然と柔らかいものになる。]
ん?なんだ? 食いてーのか、豚汁? そのうち作ってやろっか。
[ヴェラやサミュエル、ヤニクの会話に耳を傾けながら。 ぽつりとヘクターから零れた言葉にそんな声を返して]
(15) guno 2016/02/02(Tue) 23時頃
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[そうして見つめていると、ヘクターが尋ねて来る。 また一口スープを啜って、眼を瞬かせた>>12]
んー?
[またどこかに行こうと誘われて、この二人で出かけた間の事を思い出す。温泉も星空も堪能したし、過ごした時間もそれ以上に幸せなものだった。 ちょっと照れたように顔を赤らめて。]
ああ……うん、
……好きな景色……か。 そうだなあ、じゃ次は海の方にでも行って見るか。 前は山だったからさ。
ま。一番好きなのは、 こーしてあんたを見てる時だから。 どこでもいいっちゃいいんだけどよ。
[悪戯っぽく笑って言うと、少し赤くなった彼の顔に身を寄せて、軽く鼻先にキスを落とした*]
(16) guno 2016/02/02(Tue) 23時頃
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えっ?
[>>15何気ない呟きを拾われて、ぱちりと瞬いてライジを見た。]
あぁ、そうだな。 今度作ってもらっていいか、具の多いやつ。
[ライジが作ってくれたもので、不味かったことは一度もない。 ”そのうち”が、なるべく早ければいい、いっそ毎日でも味わえたなら……それなら……と、ひそかに、いつか彼と暮らすことが出来ないだろうかと思いながら、次の休みはどうするかなどと話を触れば、ライジの頬が、ちょっと赤らんだような気がした。]
……うん。
また、な……今度はほら、なんかちゃんと美味いもの食えるところに……
[あの夜、流星に咄嗟に願ってしまった願い事は、残念ながら叶わなかった。 翌日に立ち寄った店で、相席になった二人組につられて頼んだ料理が、それはそれは、たいへん個性的……有り体に言えばひどく不味かったのだ。 同じ過ちは、もう二度と犯すまい、たぶん。]
(17) nordwolf 2016/02/02(Tue) 23時頃
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……海か。 あぁいいな、俺も最近、海側には行けてねぇし……
[>>16冬の浜辺で見る夜空も、きっと格別だろう。 その時、隣にライジがいれば尚更に。 そうなんとなく、情景を、脳裏に思い浮かべていたのだが]
……えっ。
[悪戯っぽい笑みと言葉に、先程より、一層に顔が熱くなる。]
そ、れは……俺も……
[自分だって勿論だ。 しかし、皆の前でなど、恥ずかしくておろおろ周囲に視線を彷徨わせかけていれば、鼻先にライジの唇が触れてきた。]
(18) nordwolf 2016/02/02(Tue) 23時半頃
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ッ……?!
[ガタンと椅子が音を立てる。 恥ずかしくて、真っ赤で、けれどそれ以上に嬉しかった。]
ライジ、ッ……!
[フツっと、思い切ったように、椅子から身を乗り出して]
お前を好きになって、好きになってくれて……本当に良かった。
[染み染みと、想いを伝えながら、ライジの身体を抱き締めた。*]
(19) nordwolf 2016/02/02(Tue) 23時半頃
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ん。具多めな、了解。
[豚汁を、今度作ってくれと言うヘクターに頷く。>>17
そうして、また出かける約束も。 残念ながら前の時は美味いものを食えなかった (あれは単純に頼んだ料理を間違えた気がするが) ので、次はちゃんと美味い物を頼もうだとか。
そう言えばこの前客が言ってたんだが、 最近できたホットドッグが美味い喫茶店があるんだとかなんとか。
今度彼を誘って行って見るのも悪くないかな、 なんて思いを馳せながら。]
(20) guno 2016/02/03(Wed) 00時頃
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[悪戯っぽく笑みを向けて唇を寄せれば、ヘクターの真っ赤な顔が視界に映る。 がたん、と勢いよく立った椅子の音に驚く間もなく、そのままぎゅうと抱きしめられた]
お、う?
[大胆な行動に、ぱちぱちと目を瞬かせる。 自分の行動より余程周囲の注目を集めそうで、なんだか若干恥ずかしいが―――今更だし。まあ、いいか。 酒も入っているし、何より皆相手と幸せそうだし、 ちょっとくらい見せつけたって、無礼講ってことで。]
(21) guno 2016/02/03(Wed) 00時頃
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は、は。 …なんだよ、改めて。
…ん、でも。 俺も同じ気持ちだ。
――――愛してるよ、ヘクター。
[彼に聞こえるくらいの小さな声量で囁いて。 ほんのりと朱くなった顔で笑むと もう一度軽く口づけを落とす。
今度は鼻先じゃなくて、唇を掠めて**]
(22) guno 2016/02/03(Wed) 00時頃
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