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83 最初からクライマックス村3
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おっさん…ははっ。 アンタも随分丸くなったもんだ。
[ジェフの意外な一言>>11に、思わず笑みが零れた。 嘗ての恐れはもう無い。 それはカイル自身の成長と、彼への信頼の証。]
殺戮の道化師《ジェノサイド・フール》はもう似合わねえな。 …今のアンタは頼れる紳士《ジェントル・フェイス》ってとこか。
ダセぇ?っははは!気にすんなよ。 縮めりゃ”ジェフ”。…一緒だろ?
[初めて”おっさん”ではなく、ジェフの名を口にする。 そして、ジェフと同じくカイルは聖剣クリスマスを手にトレイルの隣に立つ。]
(22) 2014/07/25(Fri) 21時半頃
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ああ、いこうぜ同期《ブラザー》。
[片手に握った聖剣を、高く掲げる。 それはまるで、宣戦布告のように。 聖剣クリスマスに宿る光《想い》がキィン!と闇を照らした。]
(23) 2014/07/25(Fri) 21時半頃
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――――終わりの向こう側へ!
(24) 2014/07/25(Fri) 21時半頃
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[《預言者》は予言す。]
『 昏き天より災焔の星は堕ち 『せかいじゅ』は暗黒の羽広げ 庭園を越え地平を黒へと染め上げん
果実の落果は止めなければならない 』
(25) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[双子が御伽噺を唄う。]
『 世界が終わっても残るものを知っているかな 』
『 キラキラした宝物が残るんだよ! 』
(26) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[魔宝石術師《ジュエリスト》は問う。]
『 最も価値のある宝石とは何だと思う。 』
(27) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[心優しき少女は語る。]
『 心って宝石みたいだと思うんだ。 曇ってたって 磨けばきっと輝きを取り戻す。 』
(28) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[箱庭師《ワールドフェイカー》が繰り返した教え。]
『 自分を信じろ
挫けぬ意思《ソウル》を持つ者こそ 真に奇跡を掴むことができる 』
(29) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[そして今、世懐樹は笑う。
芽吹いた世壊呪>>8は、母なる狂愛を養分にその姿を異形へと変える。
その膚を優しく抱くような蔦の文様。 天の彼方までも届かんとする枝葉の翼。
まさに正しく世懐樹ユグドラシルの力を受け継いだ姿。]
(30) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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だめよぉ。
[魔に侵食されていく庭園に残り。 挫けぬ意思《ソウル》を胸に立ち向かう奇跡の輝石《テラス・リトス》の前に、ふわりと舞い降りるように世懐樹は立ち塞がる。]
世界を壊して、抱いて。 新しいお庭に変えなくてはいけないのだから。
ね。わがままはだめ。
[ざわ、と。 力を受け渡しても尚濃い瘴気纏う蔦がが壁のように周囲を囲う。]
(31) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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[禁断の果実を喰らった男の咆哮がビリビリと大気を震わせ、禍々しい姿へと変わっていく。>>8 宙からは炎を纏った星が降る。>>9 予言された世界の終わり。 その光景は終焉の名に相応しい程に絶望で世界を染め上げる。 以前のカイルならば、その絶望に飲まれ立ち尽くしていただろう。
―――――以前のカイルならば。]
(32) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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悪ぃけど、世界を創めるのは俺達だ。 [異形なる姿に怯む事なく、双剣を構える。 そこへふわりと立ち塞がる世壊樹。>>31 立ち込める瘴気を払うように、カイルは双剣を振るった。]
うるせえ!わがままはどっちだこのクソ野郎。 お前らの造るきったねえ庭なんて誰も望んじゃいねえんだよ!
そんなに造りたきゃ、あの世で閻魔様にお願いするんだな!
[今度は瘴気ではなく、世壊樹へ向けて斬撃を放つ!]
(33) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 22時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 22時頃
ただいま…
…はいよいよ…って…じですね…
…からですけどね…
…
…かしいですね…
…さんの…で…の…と…していた…が…たまたまお…さんとして…ていた…の…に…まったんですよね…
あの…の…してる…を…な…で…つけちゃった…の…の…ったら…かしすぎて…い…せませんけど…
…
…に…えの…い…が…ありそうで…い
…
…
そうですよ…です…で…なのに…です…
だってほら…の…の…と…せるのは…なんか…こう…れ…いじゃないですか…ぽっと…の…としては…
…が…でまた…ってくれてるけど…って…なんなんでしょうね…
…や…さんならきっとその…い…でわかりやすく…してくれる…
…
…は…を…っているの…
…いとか…いとかじゃなくて…あなたはとっくに…の…いものだからね…
…
…
…
…
どれだけ…の…があなたに…しめられてると…ってるの…
…やめてお…い…
…
…
…ばわりも…だったけど…
…
…
あ…さん…それ…って…って…さって…わないんで…
…とか…け…けてませんので…
…うちでは…っていませんね…
だからこれ…いらない…やさないで…
…から…たちの…の…どうなってるの…
…
…
…
…な…
…しい…を…わしましょう…
あと…で…って…するのやめてくれない…が…ぬから…
あと…れる…が…に…って
やっぱり…が…ぬ…ぬ…
…
…
…
…なんとかさんは…も…ですね…
あの…はもはや…にしてお…れる…
…
…なんか…がこんな…なことを…っていた…がする
そうだね…もそんな…がする…
…い…せないけどみんなそういう…ずかしい…ってた…がするよ…
…
…
あいつら…に…おかしいなあ…
…
…もまた…を…せない…じですが…はゆっくりお…ったり…ごとしたりしながら…り…きを…りましょう…
わ…い…って…
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[――ザンッ
クリスマスの意志《ソウル》を継いだカイルの放つ斬撃は、あまりに容易く世懐樹を切り裂き。 ぱっと真紅が散る。
そう、禁断の果実の果汁>>7と同じ紅が。]
(34) 2014/07/25(Fri) 22時半頃
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…きぃれぇぇい きれい
[世界を侵す紅《イノセント・ブラッド》 世懐樹より流れ出す紅は、しゅうしゅうと音を立てながら流体生物のように大地を侵食して行き。
ぶるりと震えたかと思うと、紅の礫がカイルへと襲い掛かる。]
(35) 2014/07/25(Fri) 22時半頃
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――貴様、センスをどこに落としてきたんだ?
[フ……とこれみよがしに溜息をつく。>>22]
……紳士《ジェントル》からは程遠いが。 だが、私は貴様に、自由に呼ぶ権利を許している。 私の以前の名が相応しくないと考えるなら、好きに呼べ。
[男自身はあまり気に入らなかったようだ。
だが、今までと同じように、呼び方が「おっさん」であろうとも、「頼れる紳士《ジェントル・フェイス》」であろうとも、それを咎めることはしなかった。]
(36) 2014/07/25(Fri) 23時頃
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(同朋《ブラザー》、か……)
(……悪くは、ない。)
[だが、トレイルとカイル、それぞれからのもう一つの呼びかけに対しては、密かに気に入っていた。
……応えはしないが、否定も決してしない。 それが、男からの応えだ。>>15>>23]
(37) 2014/07/25(Fri) 23時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 23時頃
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げえっ!?
[襲い掛かる礫。 至近距離で避ける事も出来ず―――隣の二人は涼しい顔で避けただろうが―――マントで汁から身を護る。 直撃は防いだものの紅い礫はマントの上で蠢き、侵食を始めた。]
チィッ!!!!!
[ばさりとマントを脱ぎ捨てるが、左腕に微かな紅い痕。 与命者《エンチャンター》サクラの加護をもってしても防げない呪いの汁。]
てめえとは何処までも価値観があわねえな! 願ったりだけどよ!!!
はッ、たたっきるのが出来ねえってんなら…
(38) 2014/07/25(Fri) 23時頃
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[炎纏う星が地上へと降り注ぐ。 世界の終わり――世壊の始まりを告げるかのように。
だが、そのような預言をもろともせず…… 男は、両手の銃口を空へと向けるのだ。]
――BANG!BANG!
[地上から空へと昇る光。 それは男の手から生まれた流星。 空からの星と地からの星が、空中でぶつかり合い、共に弾けて、消えた。
これで、隕石に押しつぶされる、という間抜けな死に方は回避されそうだが。]
……私達は良い。 だが、各地に降る隕石は、災いを呼ぶだろうな。
[空への視線を地上へと戻す。 本体を叩かねば、世界は壊されてしまう。]
(39) 2014/07/25(Fri) 23時頃
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汁も飛ばねえぐらい細かくしてやらぁ!
喰らえ!
――――南方流三十二式《乱れ華月》!!
[双つの剣が目にもとまらぬ速さで弧を描いた斬撃を作り出す。 それは礫を飛ばす暇を与えず――否、飛び散る礫をも切り裂いて世壊樹の身体を少しずつ”崩して”いこうとしたが―――]
――――ッ!!
[左腕の痛みにカイルは顔を顰め、攻撃の手が止んだ。]
(40) 2014/07/25(Fri) 23時頃
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[ぞぞ…ぞぞぞ…… 不気味な音をたてながら男の背に宿った世壊樹は空へと枝葉を伸ばしていく。 >>35 大地を侵食する紅を糧にして、新たな世壊呪が育っていく。 世界の空が呪に覆われ、封じられし庭園《ロストエデン》と同じく昏く昏く染まっていく。]
―― 無駄な足掻きを。
[>>39 地上の流星に撃ち落とされた隕石は砕けるが、堕ちた星は大地を穿ち、災禍を広げた。
ずしり。 世壊呪が歩みを進めると地が割れ、そこから曲がりくねった根が奇跡の輝石《テラス・リトス》の身体を斬り裂かんと襲いかかる。]
(41) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 23時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 23時半頃
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…すべては我が子のために。
[カイル>>38の叫びに微笑む。
振るわれる双剣――クリスマスの意志《ソウル》を継いだそれはカイルの意思《ソウル》に呼応し、仄かな虹光を灯し呪われし紅ごと世懐樹を選定していくが――。]
(42) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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[世壊樹の紅は、カイルよりは一歩下がっていたのもあり、さらりと避ける。>>35>>38
だが、避けたその足元の下から、は世壊呪の根が飛び出し、串刺しにせんと襲いくるのには、やや反応が遅れた。
捻った身体は傷を受けなかったが、根がコートの裾を掠め、若干破れる。トレイルの方は見ない。彼はここで傷を受けるような男ではない。]
……そうだな、無駄だ。 雨粒を一つずつ弾くようなものだ…… 雲そのものを絶たねばな。
[ケノスの意見に同意を示した。>>41]
(43) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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[その一瞬の攻撃の途切れ>>40。]
呪われた世界で生きれぬか弱い子。 可哀想に。
…抱きしめてあげるわ。
[――暖かな抱擁《フェイタル・ハグ》 地面の上を滑るように世懐樹が前へ出る。 暴れ狂う根>>41に邪魔される事なく、カイルを抱きすくめようと紅く色づく枯れ枝の腕を差し伸べた。]
(44) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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――そういうわけだ、滅するがいい。 《チャージ・レベル4》
[ケノスへと向ける銃口。 チャージ:1・2・3・4…… 即ち、通常の威力の4倍の光弾がまばゆい光を放つ。
最高ランクの6発分をチャージしなかったのは、威力より撃つタイミングを優先してのことだ。]
(45) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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