73 ― 帝都・つくも開闢奇譚 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
─ お屋敷 ─
[客人の訪いに扉を開いた屋敷の妖怪は、いつものような賑やかなお喋りをせず、どこかそわそわと落ち着かない気配。 座敷へやって来た黍炉を、童女の方はいつもの仏頂面で出迎えた]
…ふん そなたもお節介な奴よの
[ちょうど良い、と呟いて、奥の間へ視線を向ける]
お節介ついで 家鳴りを連れてゆけ 祭の神社へ行きたいと煩うてたまらぬ故 あの方に頼んで式を帰してもろうたのよ
[奥の間からひょこり、顔を出すのは、 何故かこれも夕顔だった。仏頂面の童女と違うのはほんの少しばかり髪の長く、また纏っている着物が、それいつぞや櫻子が置いていったままのエプロンドレス]
式狐をやしろに見立て 家鳴りの依代としたものじゃ ライスカレーとやら 祭客に売るのならばこやつが手伝うであろ
[洋装の夕顔は鈴を鳴らすように笑って、大きな白い帽子を被った]
(22) tayu2 2014/06/05(Thu) 14時頃
|
|
こなたは結界の準備で忙しい 後で行くゆえ 構うな
[桜がつくもの民を受け入れて咲く頃には、結界は無事完成するだろうと]
『さあ 家鳴り ゆくぞ しっかり憑いておれよ 団子の新作じゃと 遅れてはならぬ ライスカレーも のうなっては大変じゃ
炉! 早よう連れていけ おんぶせぬか ほれ』
[スカートの裾を翻して、『夕顔』はたいそう愛らしく笑ったのだった**]
(23) tayu2 2014/06/05(Thu) 14時頃
|
|
[ほら、ねえ、このとおり。 わたくしの予想に違わず、たいへんお似合いでございますよ大ばば様。 そうわたくしが申しますと、大ばば様がくすぐったそうに身を竦められたのがわかりました]
『家鳴り もそっと小さい声で喋りやれ 背がむずむずするではないか それにこなたをばばと呼ぶでない』
[おや、失礼を致しました。 けれど、ねえ。式神だかなんだかですけれど、要するにどっちも大ばば様じゃあないんですか?ねえ、黍殿]
『だめ だぁめ こなたのことは夕顔ではのうて ほれ 朝顔じゃ 炉も家鳴りも朝顔と呼べ 良いの? 夕顔は南蛮の衣なぞ着はせんのだからな わかったか』
[へえ、なんだかわかりませんが。ではそういうことでいいので、お団子とライスカレーを食べに参りましょうよ。 それにお祭りなら他にもご馳走があるやもしれませんね!わたくし、せっかく建物を離れて口と胃の腑がついているならば、たくさん食べてみとうございますよ]
(24) tayu2 2014/06/05(Thu) 15時半頃
|
|
[ライスカレーも大体出来上がり、 売り子の子たちに接客の仕方を教えていた]
いいですか。男性の方には、旦那様やお坊ちゃま 女性の方には、奥様やお嬢様 私に対しては、ご主人様ですよ
[と、なにやら色々と吹き込んでいた 櫻子自身が給仕しないのかと聞かれれば 「店の主人であるがですか?私はやるよりも見てる方が好きですから。あははは」と笑ってごまかすだろう]
[大体の仕事も終わり 周りを見渡すと、忙しそうに働いている町の衆や 梯子に化けて何やらしようとしている、亜茶たちの姿が見えた]
う〜ん、少し飲みすぎてしまいましたかね
[先ほど、飲んでいたワインが少し効いているようだった]
(25) panpukin 2014/06/05(Thu) 19時頃
|
|
まあな。
[相変わらずの仏頂面。 お節介と己を評する夕顔に、男は瞳笑わせる。
妖怪達の保護を求めて、那須麻呂に掛け合ったり、結界を作ったり。 夕顔のほうが遥かに世話焼きで、人が好い。
そんなことを思いながら。]
家鳴りを?
[夕顔の説明に奥の間で揺れていた影に視線を送る。]
ほう、これは思った以上に……
[レースのフリルがふんだんに使用されたメイド服。 それに身を包んだ"夕顔"がにこやかに帽子を被るのを男はじっと見つめて。]
(26) springkraut 2014/06/05(Thu) 20時頃
|
|
―――よく、似合ってる。
[感心したように感想を漏らした。]
(27) springkraut 2014/06/05(Thu) 20時頃
|
|
ではお姫様、参りましょうか。
[早く連れていけと急かす"夕顔"に笑いながら、男は膝を付き、手を差し伸べる。 "夕顔"の手が重なれば、ぐいっと引き寄せ、横抱きにして。]
背に抱くよりはこのほうが良かろう。 腕は俺の肩か首に回すと安定する。
[結界の準備が忙しいと言う夕顔を見る。]
行ってくるよ。
[伝えて、男は屋敷を後にしたのだった。*]
(28) springkraut 2014/06/05(Thu) 20時頃
|
|
そうだな。
[神社へと続く道をゆっくり歩きながら、結局どちらも夕顔だと言う家鳴りに男は応える。 道中、夕顔が下せと言うなら、その通りにしただろう。
そうして、朝顔と呼べと言うのには。]
似合ってるのになあ。 神社に行ったら、男衆に囲まれるやもしれん。
[そんなことを言いつつ。 結局、返事をしないのであった。**]
(29) springkraut 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
|
[烏達から預かったお宝を抱え、かしゃかしゃと歩いて行くと、どこからか美味しそうな匂いが漂っていた。]
ぬ、これはらいすかれーか?
[一番最近では、たしか4年ほど前に食べた気がする。 久々の香りに誘われるように、そちらへ向かえば、やがて屋台が見えてきた。]
おー。 そこにいるのはさくらこか?
いいにおいじゃのぅ。 そのらいすかれーも、やはり、さぷらいずのいっかんなのか。
(30) nordwolf 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
|
[匂いに釣られてきたのか成トがやってきた]
やあ、成トさんじゃありませんかぁ〜 そうですよ。珍しい料理を用意しておびき出そうという作戦です
[ほろ酔い気分で答える]
成トさんもいかがですか?
[成トが受け取れば、ライスカレーを差し出すだろう]
(31) panpukin 2014/06/05(Thu) 20時半頃
|
|
ほほぅなるほど、めずらしいりょうりか。 して、なににくのかれーじゃ? とりか?
うむ、いただくとしよう。
[お宝をひとまず傍らに置き、櫻子の差し出した更に手を伸ばし、受け取るが]
しかしなんじゃ、さくらこ。 ぬし、しょうしょうよっておらんか?
[漂う酒のにおいに、ぬぅっと小さく眉を寄せた。]
(32) nordwolf 2014/06/05(Thu) 21時頃
|
|
お買い上げありがとうです
[ライスカレーを少し多めに持ったお皿を成トに渡した]
お祭りですからね。少しぐらいは大丈夫ですよ あははは〜成トさんもいかがですか?おいしいですよ。洋酒
(33) panpukin 2014/06/05(Thu) 21時頃
|
|
[亜茶の自己紹介(>>17)に応えて]
おう、亜茶な、よろしくな亜茶。 おいらは辰次ってんだ。よろしくな。 宝石屋の兄さん?あーあいつか。確かに物知りそうだもんなー。おいらも今度色々教えてもらおうかねえ。 [手伝いつつ、ニカッと笑って自己紹介をし。]
……参索蝋子(さんさくろうす)? ……聞いたことねえ妖怪だなあ。やっぱ妖怪の世界は広ぇなあ。 [うんうんと頷きつつ。完全に信じこんでいる様子。その後、梯子に化けたことに対して(>>18)]
……お、おう?えっと、多分亜茶だよな? ……乗っちまっても大丈夫なん?
[驚くよりも先に心配する。梯子にしか見えないが…… 乗せるのは子供までにさせておくべきだろうか、などと考えている]
(34) ClocQ 2014/06/05(Thu) 21時頃
|
|
[おんぶ、と言ったのに腕に抱かれた。 小さな娘は鈴鳴らすように笑って、 はずみで飛びそうになった白い帽子、手をいっぱいに伸ばして黍炉の頭へ乗せた]
『この腕では 首には届かぬ もっと大きゅうならねば 落とすでないぞ』
[『夕顔』の小さい手は黍炉の襟を掴み、もう一方の手はさて。 ぱたぱたと動いた末に長い髪の一房を握ったのだった。 さざめくように喋っている家鳴りの声は、この二人の耳には届くらしい。お団子におむすびにカレーに、とうきうき喋っているようだ]
(35) tayu2 2014/06/05(Thu) 21時頃
|
|
辰次かあ、よろしくね! そうさ、さんさくろうす…でもいいやつと思うよ。だって贈り物をくれるんだから。
[>>34 はしごがカタっとゆれる]
問題ないよ! これでもたぬきは化けるの鍛えて…アッ
…内緒だからな!
[口を滑らせいまさらな訂正をした。 暫くそうやって飾り付けをして、終えるとしゅるりと元の姿に戻る。 くんくんと鼻をひくつかせると、いい匂いが漂ってくるではないか]
祭りがもう始まってるのかい…?
(36) youden 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
『男衆? なれば 皆にライスカレーを売りつければよいと聞いておる
あれはうまかった 鬼の子も店の繁盛すれば喜ぼう』
[式狐と夕顔と、どちらともつかない言葉を零し。 やはり大ばば様にしてはやけに楽しそうな笑顔で、境内に入れば黍炉の腕を降りてカレーの匂いのする方へ]
『どれ 店はもう開いておるのか』
(37) tayu2 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
おー 木がきれい、きれいけろっ♪
[どうやらおおむね完成に近付いているっぽい桜の木を眺めた。 一部、あきらかにガラクタと思しきナニカもぶらさがっているが]
けろけろ! くす玉、いつ割るけろ?さくらちゃんに聞いてみるけろっ
[そんで櫻子はどこいった。 きょろきょろ]
(38) tayu 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
いなーい 割っちゃうけろ?もう割っちゃいたいけろ?
[うずうずむずむず。 設置されたくす玉の下でぴょんぴょん跳ねている*]
(39) tayu 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
-神社-
なかなかいい眺めだな。
[カレーの匂いに誘われるように、腕を下りていった夕顔の後ろ。 男は桜木へと歩いて行くと、枝に飾られた白い足袋に手を伸ばし、指でそっと揺らした。]
(40) springkraut 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
[椅子に座りながら、神社やお店の様子を眺めながら ふと、入口の方へ目をやると大ばば様の姿があった しかも、エプロンドレスを着ていたのだ
すぐさま、大ばば様の方へ走り寄っていく]
お、おおおお、大ばば様、ほ、本当に着てくださったんですか ほ、ほぉぉぉぉーか、可愛すぎますー
[少し酔っているのか、変な奇声をあげつつ、大ばば様(家鳴り)に抱きついただろう
抱き付けたかどうかは別として、お店を手伝ってくれるなら、お店の方へ案内しただろう]
(41) panpukin 2014/06/05(Thu) 21時半頃
|
|
……… ?
[桜の精は姿を消したまま、眼下に広がる光景を唖然としながら眺めている。]
『これは、なんだ……?』
[枝から下がる無数の足袋の周囲に、桜の香が薫る。]
(@5) miu 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
…人も来るのに化けてええんかなぁ。
[手を振りかえして>>18みていると、 なにやら梯子に化けたのが見え。 …自分が担いだ梯子に目をやり、 何処に立てようと今更気づいた。]
…どっか場所開いとらんかなぁ。
[梯子担いでうろうろと。 曲芸用の長梯子、持てなくはないがバランス大変。]
(42) foxjump 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
[匂う、匂うの 辛みの匂いじゃ]
なんじゃ、これは。 南蛮の辛味汁か。
[国が開けて、目新しいモノが増えたのう 匂いに釣られて来たのじゃが ふと顔上げりゃ、南蛮服着た大ばば様が居ったかの なんじゃ小娘に絡まれ取るわい
こりゃ珍しい事もあったもんじゃ、けっけっけ]
(43) skyhigh 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
『ふぁっ!?』
[童女は鬼の腕力で抱きつかれて…というほどではきっとなかったが、 やめい、と押しのけるべくちたぱたしたり、そなた酔っておるなと小言を申し付けたり。 その他諸々]
『して この器を運べば良いのだな …おじょうさま…? 何故そのように呼ぶ 近頃の若い者の遊びは ようわからぬの』
[ぶつくさいいながらもどうやら律儀、せっせと働きだす。 小さいのがちょこちょこと接客する様に、客方もなんだか笑顔のよう。 時折、仮設厨房の隅に腰掛けて。家鳴り共々、差し入れの飴やら饅頭やらをつまんでいるらしい**]
(44) tayu2 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
なんだろうか、あの食べ物は… かいだことのない匂いだ。
[桜の香はふわふわと風に乗り、神社のあちらへこちらへ。 そのうちに、人々も僅かな桜の香が周囲にたちこめていることに気付くだろう。]
……… あれは。
[髪の長い男に連れられてきたのは夕顔のように見えた、が。]
… 何か変だな。
[雰囲気が少し違って見えた。]
(@6) miu 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
[大ばば様の感触を堪能しおえると、一通り給仕のやり方を教えた]
最後に、大事なことをお教えします。 私はこの店の主人です。なので、この店で働いている間は、 私の事をご主人様と呼んでください
[店の方は繁盛しているようだ>>43亀吉さんや 見知った妖怪の人たちも来てくれていたので 「味はいかがですか」と聞いて回っただろう]
(45) panpukin 2014/06/05(Thu) 22時頃
|
|
………
[桜のてっぺんへと登り、ぐるりと周囲を見渡す。 そこには見慣れた馴染みの町の住人たちの姿があった。 そして、共に手を取り桜の枝に足袋を吊るす妖の姿があった。 何という食べ物かはわからないが、恐らく西洋の料理なのだろう、新しい時代の文化を共に味わう人と妖の姿があった。]
(@7) miu 2014/06/05(Thu) 22時半頃
|
|
[カレーの出店は繁盛した。 つくもの外から来た者には、まだ物珍しい洋装を纏った少女が給仕をする店として。 そしてつくもの民にはやはり、『大ばば様』がらしからぬことをしていると。まさに櫻子の狙い通り。
ふと漂う桜の香りに、式は顔を上げて帽子のつばを押し上げた。 仏頂面の代わり仄かな笑み浮かべ、小さく首を傾ぐ**]
[ところでご主人様呼び>>45にはばっさり断ったらしい]
『たわけが 寝言は寝て言え』
(46) tayu2 2014/06/05(Thu) 22時半頃
|
|
杞憂、だったのだろうか…
[薄くその姿を現す。 幾重にも枝を伸ばす桜の枝には、花の芽がで始めていた。]
(@8) miu 2014/06/05(Thu) 22時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る