64 さよならのひとつまえ
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人
狼
墓
少
霊
全
ダーラに1人が投票した。
ドナルドに10人が投票した。
ドナルドは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ナユタが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ダーラ、ライジ、チアキ、ザック、リー、シメオン、ジャニス、フィリップ、トレイルの9名。
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咲き誇る、花か。
[くる前に歌った歌詞の一部を、ボソッと呟く。]
(0) 2014/03/31(Mon) 01時頃
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− 早朝−寮母室 −
[今日の空模様は、あまり良くない。 一雨来るだろうか、この時期の雨は桜を散らすからあまり好きではない。
連日届く茶封筒、リー[[who]]とザック[[who]]の名前。]
(1) 2014/03/31(Mon) 01時頃
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睦井ー、山本ー、書類が来ているから寮母室まで来るようにー。
[マイクに告げ、残る者達の顔を思い浮かべる。 頬杖と、吐き出した溜息の意味は、誰も知らない。*]
(2) 2014/03/31(Mon) 01時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 01時頃
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― 自習室 ―
[断髪式も終盤。ふと視線を感じてそちらを見れば、目が合った。>>4:360]
いいよ。 じゃあ、またあとでな。
[困ったように笑う顔。 またざわつきそうになるのを抑えながら、手をひらひらと振って応えた。*]
(3) 2014/03/31(Mon) 01時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 01時頃
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─ 4-M ─
[寮室に戻り、スケッチブックを昼間より更に時間をかけて箱詰めする。 時折、折った膝の間に置いたスマホを見るのだが、メールの着信はなく、溜息をついた。 退寮したばかりで忙しいだろう相手に、何を求めているんだ自分は。]
う〜…… ッえ?!
[分かってはいるはずなのに、もだもだとばかりしていたから、不意の着信>>+1に心臓が鳴り、ビクッと小さく跳ね上がった。]
(4) 2014/03/31(Mon) 01時頃
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─前日・自室3-A─
[>>4:326花なら咲いてるんだ、咲かせられているんだ、このこころに。 お前が、笑うたびに。粗野で乱暴なこのこころに綺麗な花が咲く。 那由多お前だけが咲かせられる花。 同じものはもう二度と咲かないだろう。 だから、これはサボテンのかたちにして棄てないで持っていこう]
てめぇ人が訂正したんだから聞き逃しておけよ!!!
[噴き出した那由多に向かって、隣から蹴りをくり出そうと足を上げる。ただ、その表情が揺れて>>4:363視線が彷徨うから。何を言い出すのか、待とうとして、告げられた言葉>>4:364。 とりあえず脳内で湧き上がる言葉を標準語に変換する時間は与えてほしい。息を飲んで足を下ろした。 一度、サボテンに視線を落としながら、どう返すか考えて。 少し躊躇ったあと、困ったように那由多を見た]
────……気付くなばーか
[失恋したと言っていた。ということは、彼は今フリーであると言える。 そんな弱みに付け込むような真似はあまりしたくないので。告白であると断言はできないけれど]
(5) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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……ッるせーよ!
[メールの着信がこんなに嬉しかったのは、どれくらい振りだろう。 誤字の指摘に悪態をつきながらも、顔はつい笑ってしまう。]
……、そう、だよな。
[けれど、またあいつを心配させた。 それが心苦しくて、スマホを握りしめたままで下唇を噛んだ。]
(6) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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―翌朝・自室― [昨晩は頑張った。頑張って片付けをした。 その功績が認められてしまったのだろうか、 >>2 その放送を聞いたのはベッドの上でだった。]
―――――…睦井って誰だよ。
………俺か?
……もしかして俺か?
…もしかしなくても俺だな…。
[呟きに突っ込んでくれる同室者は数日前にいなくなっている。 そっか、ベッドの上で1人呟いた。そっかあ…。 一度縮まってから、大きく伸びをして起き上がる。]
(7) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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……宗介ぇ、俺の番来た。
[話しかけるのは空のベッドで、やはり返事はない。 少し眉を下げて、瞳を細め。いつも通りに着替えを始める。 書類を受け取りに行って…それよりまずは、見送りだ。**]
(8) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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[メールを送って、部屋に戻る。]
たまちゃん、ただいま! プリン食べよー。
[買ってきたプリンをベッドの上に広げて、環を手招きした。 いざ並べてみれば、その数に自分でも驚いてしまう。 思わず記念にと写真を撮ってみた。]
(9) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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―― 昨夜・4-O ――
神様仏様ちー様ッ! いや、プリンの神様!ははぁー!
[智明の期間を出迎えるその姿は、いつものふざけたそれ。 大仰に頭をさげ、あげた顔はやはりひどいものだったが]
プリン、全部完食しよぜ!んなッ!
[拳を握って、智明に差し出す。
食堂で打ち明けた失恋。彼は深くは尋ねてはこなかった。 同室の程よい距離感に、深く深く、感謝しながらも]
ちー、俺ぁとことん付き合うぜ。
[どんな話しだって、真っ直ぐに*]
(10) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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─ →シャワー室 ─
[昨日の夜更かしもあったので、今夜はひどく眠かった。 残るスケッチブックをすべて段ボールの中に収めると、封はせずに置いておいた。
寝る前に、汗くらい流しておこうと、着替えを持ってシャワー室へ向かう。 ジャージを脱いで、リストバンドを外し、籠に入れようとして……]
……なんだこれ。
[濃紺色の内側に、黒い糸で、こっそり刻まれていた文字にやっと気付いた。]
なん、っ……
[また増えた。 自分は、なにひとつできていないのに。
リストバンドを握ったまま、隠し切れぬほどに赤くなり、その場にべちゃっとしゃがみ込んだ。 震える指が、スマホの画面を滑る。]
(11) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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はー、またこら多いな。 あ、おい、俺も撮れ俺も。 ひぇーい!
[ベッドの上にプリンを並べ、撮影する>>9様子に、プリンに混じって金髪もちらちらとファインダーに収まろうと動く。]
(12) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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[やはりまどろっこしいことは苦手だし、現状では絶対にまた誤字る。 結果、短絡的な手段に出た。
つまり電話をかけた。
何度目のコールで出たか、それともかけ直す羽目になったか。 かなりのテンパり気味では、あまりまともに記憶にない。]
(13) 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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ともあれ…がった…の…は…いなく…えていた…
…すす…む…
…お…どんだけ…いてけば…が…むんだ…
…られてきた…に…に…に…えられた…に…に…された…
…ひとつひとつ…い…すたび…が…まって…も…まって…
…だって…お…に…か…
…きだ…って…
…を…りしめたまま…し…が…している…
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[いつものように軽口で出迎える環>>10へ、頭が高ーい!と胸を張る。]
もちろん!残したらダメだからね!
[差し出された拳に、自分のそれを合わせるように差し出し返して。
プリンに向けたカメラに写りこもうとする環>>12を、わざと避けようとレンズを動かす。]
僕ね、たまちゃんのこと、好きだよ!
[それは、友達として。 環相手には簡単に言える言葉も、彼には言えないまま。
きちんと正面から環を撮ろうと、カメラを向けて笑う。]
(14) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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[>>+9蹴って欲しい、という前置きに続けられた吐露。 蹴る、という単語が出て心臓が跳ねた。自分の他に那由多を蹴るやつを探そうとして。花が好き、同じ部活という要素に、数は多くない園芸部員の仲間の顔を思い浮かべようとして。 同じ部屋、という条件に当て嵌まるのがひとりしかいなくて。 耐えきれなくて頬を擦った。 吐露というかもう完全に固有名詞を出していない告白だ。 自分は言葉にできなかった。最期にはアリスのもとへ還ると決めている身だから。親を泣かせることは出来ないし、裏切ることも出来ない。 叫べないこころで“軒下のモンスター”になると決めたはず。 でも、だから、ぼくは。サボテンを大事に抱えなおして、那由多を見る]
じゃァ両思いだなァ
すまん、ちょっと色々ここに棄てていって、その先は 未来のことは、これから考えるわ
すべて棄てて、ここから始める お前が救ってくれたものを枯らさないために
[見送りには行かない、この部屋で、最後の1年を過ごしたこの部屋のベランダから明日の朝見送るよ、とそう言葉を付け足して**]
(15) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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[愛するもの以外棄てていく。全部。何もかも。 そうしてすべてを最初からまた始めてゆく覚悟を。
─────その覚悟を**]
(16) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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んーだよ、そんなにスーパーベーシスト様を撮りたいってか? しゃーねーなぁ
[片方の手は頭に、もう片方の手は腰に当て、あからさまなグラビアポーズをとりながらも]
俺も好きだぜ、ちーのこと。 プリンめっちゃ食うのも、馬鹿やんのも 俺たちじゃねーと、できねーもんな!
[やがて、この学校が環から外れる日が来ても。 ここで過ごしたこの一瞬一瞬が、彼の写すフィルムにくっきりと残り続けますように。 祈りはただ、想いを寄せて。
最後にべ、と舌を出す。 最高の決めポーズの完成だ!**]
(17) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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―― 翌朝・4-O ――
[成斗と那由多が旅立つその朝。 男はようやく黒い包みに手を伸ばすことができた。 見送りには行けない。せめてこの包みに対する感謝をメールで伝えて終わろうと、そう思っていた。 それなのに]
……、へ
[唇から零れる、気の抜けた声。 驚きと共に大きく開かれる瞳。 箱の中に入っていたのは、2羽のひよこのキーホルダー>>3:188。フェルトで作られたそれは、ふわふわとした手触りで、可愛らしいもの。
彼の前で屋上から投げたピックに、よく似た。]
(18) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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……ち、くしょ 成斗、てめえ、
[どうして2羽入っている。 そこに深い意味はないのだろう。しかし。
1羽を急いでスマートフォンにつけて尻のポケットに入れ、もう1羽を引っ付かむと、部屋を飛び出していた*]
(19) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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─ 翌朝・食堂 ─
[リストバンドは、しっかりとつけたまま。 折角返してもらったハンカチは、結局、ジャージのポケットに突っ込まれたまま、洗濯されることになりそうだ。
放送>>2を聞いたのは、朝食中のことだった。 睦井と山本。 ふと窓に視線をやれば、今にも雨が降りそうだった。 何か、屋内で、彼らを送り出せるイベントはないものかと考えながら、トマトスープを飲みこんだ**]
(20) 2014/03/31(Mon) 02時頃
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わー。すーぱーべーしすとさまのせくしーしょとだー。
[環>>17へカメラを向けながら、棒読みのように言って笑う。 まるでグラビア撮影のように、「イイヨイイヨー」なんて煽り文句を言いながらぱしゃぱしゃと連写して。]
ね。僕ら、此処から離れてもずーっと友達だよね。
[最後に一枚、ちゃんとした写真を撮ってから、二人でプリンを食べた。**]
(21) 2014/03/31(Mon) 02時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 02時半頃
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―前日・自習室―
[自習室を店の様相に整えている時分。 手伝ってくれていた保元が溢した感謝の言葉(>>4:228)に向けるのは笑顔。 毎日開かれるイベント、楽しくあれ、最高の青春であれ。 忘れられないものであれ、と。 それは忘れて欲しくないという思いと、捨てて行ってしまう友への謝罪。矛盾。
屋上で保元が俯いていた(>>4:224)のを思い出す。 今はどうだろう、カメラを回してくれていて(4:>>229)。 保元もこの時を楽しんでくれていればと、そう思う。
返ってきていないメール(4:>>251)もあった。 コンビニに寄る(4:>*65)というメールもあった。 来てくれなくても思い出が消えてなくなるわけじゃないのに。 顔が見えなければやはり、少し寂しかった。]
(22) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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なゆたんは、もうちょい髪も気にかけるべ? 髪は自分自身なんだから。 だから、もうちょい、気にかけてやってね。
[髪を切ってくれと保科から言われた。 切りたいと思うことには、きっときっと訳がある。 丁寧にそろえながら、真剣な顔でそう呟いた。]
自分自身に。
[ふわりと軽くなった髪。 どこか、空の青を思い出させる色。 髪を切り終われば、とんと肩を叩いた。]
(23) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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散髪代は貰えんべ?
[いつも何も貰わない、これはカットモデルのようなものだ。 練習に付き合ってもらうのだからと言おうとして。 続いて行く言葉と、その視線(>>4:256)を追いかけてしまった。
視線の先には頬に怪我をした姿。
「俺はもう出来ないから」のたった一言が小さな棘に変わる。 小熊の話を聞いたからだろうか、小鳥谷の告白を耳にしたからだろうか。 そんな些細な一言が、視線が、特別な色を含んで見えて。]
そ、れは、オレには無理だな。 手当ての仕方なんか、しらねぇもん。
[消毒液たちは突きつけられれば返すこともできず、受け取るに至るけれど。 受け取る時にほんの少し揺れた声なんて、誰にも伝わってなければいい。 髪を切っている間に現れた、未曾有の大事故的な裏声(>>4:263)には 真剣に髪を切る分、驚きで鋏を揺らすことはなかったのに。]
(24) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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[花の持つ意味などわからない、そこに込められた意味にも気付けない。 けれど渡されていく花を見て、痛みが走るのは何故だろう。
いまは、考えてはいけない。 人の髪を切っているのだ、余所見をしてはいけない。
ふると頭を一度振ってから、次は小熊だと。 逃げるそぶり(>>4:318)をするのなら追いかけて。 そして大人しく座った小熊に、シートを着させた。]
あ、ミキオッティ! BGMたのんますよぉ〜!!
[歌の出前(>>4:294)にはビシッと親指を立てて。 周りで囃し立てる声を耳にしながら、怯える小熊の髪に櫛を通していく。]
(25) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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ナルナルは、いきがって変な色とかに染めるなよ? こんな鮮やかな赤、めったやたらとねえんだぞ〜。 それから、ナルナルは自分で思ってるより髪伸びるのはやいんだから。 ちゃんと定期的に切りにいけよ?
[鋏は鮮やかな赤を軽くしていく。 夕焼けの色、若しくは鮮やかな暁。]
あと。 がんばれな?
[立ち向かうと言っていたから。 簡単なことじゃないけれど、だから、がんばれと伝えて髪を切り終えた。 目元を擦っていた(>>4:318)のは、きっと見間違いでも思い違いでもない。]
(26) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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[終わる頃には途中で睦井がやってきて。 ツナマヨを進呈されかけるが、]
ごめ、いま食えん明日の朝飯にする! 冷蔵庫入れといて〜!!
[いつもの笑顔でそう告げた。 小さな違和を描き消すように。 普段と何一つ変わらぬよう、努めて。]
(27) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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[散髪を終えるまで集中していた、だから聞こえなかった。聞こえないフリをした。 「朔太郎の腕は乱れない」 「きれーな長い指」(>>4:329) 信じられているのだ、だから指先を震えさせるわけにいかない。 そんな何気なく放たれたであろう言葉が嬉しくて、指など震えさせて居られない。 だから、集中していて聞こえていないフリをした。]
おつかれさん! 本店のご利用、お待ちしておりまぁす☆
[出張所が閉店すると、苦手な片付けを済ませた。 白辻が手伝ってくれている間(>>4:289)も普段と何も変わらぬようにして。]
アリスちゃん、早く帰ってあげな? 最後の夜だぜぇ、同室らしく一緒にいてやんなきゃな。
[小鳥谷が最後の日、たった一言の別れで済ませた自分が言うことではない。 白辻から渡された花と保科の視線が重なって、考えたくもない方向に、なぜか心も思考も傾いてしまうから。]
いってらっしゃい!
[そういって無理やりに片付けを早く終わらせた。]
(28) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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…
…ばかたれ…
…
…ってる…が…とかとれるわけねぇべ…
つわけで…はやっさんがしてくれました…
…から…うといいべ…
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[一つメールを送りつけ、のんびりと歩いて部屋へと戻る。 【朔太郎以外立ち入り禁止】の貼り紙がずれている。 きちんとぺったりと張り直して。]
あと少し。 もう、少し。
[ここにいられるのも。]
だから、だ。 痛いのは、だから、だ。
[独りの部屋で、そう、呟いて*]
(29) 2014/03/31(Mon) 03時頃
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―翌朝―
[いつものように、見送りには行かなかった。 バスは定時に訪れ、二人を未来へと運んでいくのだろう。 二人が向かう先に少しでも、幸せがあればいいと、願う。 いや、きっと、その片方は半分嘘に塗れているのかもしれない。
そして流れた放送に落ちる、名前。 出来ればそっと教えてほしいという我儘はやはり通用するはずもなく。 放送を聴いた全寮生が、山本朔太郎の退寮を知っただろう。
何もない部屋から起き上がり、足を向けるのは文房具屋。 とある品を買ってすぐに帰路につく、明日の朝のイベント、その為に。 寮へと帰り着けば寮母室まで書類を取りに向かい。]
ライラ姐の意地悪! こんな寮出てってやるんですからネッ!!
…――――ありがとう、ございました。
[冗談の後、最後には深く深く頭を下げた。]
(30) 2014/03/31(Mon) 03時半頃
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―屋上・貯水槽の上―
[買ったものと書類は部屋の引き出しに仕舞いこんで。 そういえば傘も捨ててしまったと、空模様を見て思う。 少し肌寒さまである春の空に、少しだけ苦笑が漏れた。]
最後なんだから、晴れてくれたっていいのにねえ。 オレそんなに日頃の行い悪いべかね。
……でも、いいか。
[雨は音を消してくれるから。 桜が散ってしまうのは、悲しいけれど。 音も、 も、 さえも、隠してくれる。
冷蔵庫から一つ拝借したツナマヨを頬張り仰向けに寝転んで。 カコカコとメールを打ち込んでいく。 一通は一斉送信。 一通は――――**]
(31) 2014/03/31(Mon) 03時半頃
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…
…ぐすん
…
…は…お…しいためお…に…させて…きます…
やだ…け…わんない…
いいかみんな…こんな…になっちゃ…だぞ…
なんかあったら…して…
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 04時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 04時頃
…
…
…もっと…したまえ…
…
…で…と…に…えてくる
…
わかった…がいい…
…
…からの…に…き…したのは…に…って…もなくのこと…
あまりの…ちに…になりかけていたが…の…を…いて…して…やっと…つく…ができた…
…きく…を…きだす…は…の…こうにも…くだろうか…
…びようとして…したら…いた…
…もっと…かりやすい…で…えよ…ばか…
…せていない…れ…しの…をつける…
…れて…まだ…も…っていないのに…を…くだけでこんなにも…がうるさい…
…なのに…ち…く…
…まで…じたことのない…おかしな…
…な…
…なんか…お…からいろんなもの…ってばっかで…
…なのに…から…もできてね…じゃん…って…
…あるものも…そうでないものも…
…えきれぬほどに…ってしまったから…
まだ…まってね…んだけど…もう…くらいかなとは…ってんだ…
…の…る…に…るんだけど…うまくしたら…くらい…えないかな…って…
…いや…ただの…の…だからさ…
…したばっかで…しいなら…は…わね…し…
…こうやって…せてるだけでも…
…だけでも…こんなにも…ち…ける…
…をかけた…の…なものとは…う…やかになった…から…それは…わってくれるだろうか…
|
─ 朝の食堂 ─
[山本と睦井の退寮にあわせて出来る事といえば何だろう。 食堂で簡易パーティーくらいしか浮かばない自分の発想力がちょっと悲しい。 皆にも相談してみようかと、スマホを手にした時、逆に山本からのメールが来て、驚いて水のグラスを倒しかけた。]
……っと。 え?
[内容を見て、顔を顰める。]
何やってんだこいつは。
[これは、皆で山本の部屋の大掃除をしろという啓示かと。 箸を進めながら、勝手なことを考えていた**]
(32) 2014/03/31(Mon) 11時半頃
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[アルバムを持って成斗の部屋を訪ねた時>>+26は、じっくり選んで良いと言ったにもかかわらず、その場で選ぶようだった。]
断髪式、行けなくてごめんなー。 さっぱりしたな。
[成斗の赤い髪を眺める。 アルバムを見ているからか、いつもより近くに見えるその色を、わしゃわしゃとかき回してみた。]
へっへーん。おっとこまえじゃーん?
[文句を言われたならそんな風に笑って言う。]
(33) 2014/03/31(Mon) 12時半頃
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[4枚抜かれた写真に首を傾げた。 同じクラスだった為、彼の写真は比較的多い。]
そんだけで良い? 体育祭の時のとか、食堂で早食い競争した時のとかあるし。 あとこれおすすめ!
[部屋に遊びに来た成斗を撮った写真を一枚抜いて渡す。 撮影者は自分ではない。 試してみなよとカメラの操作を教えながら環が撮ったのだったか。 成斗の表情が良く撮れていて、なんとなく気に入っていた写真だ。]
(34) 2014/03/31(Mon) 12時半頃
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お礼とかいらないよ。だって友だちじゃん。 でも僕さくらんぼ好きー。 離れてもさくらんぼの赤みたら、成斗思い出すかもね。
[へへ、と笑って普段教室でしていたように、拳を成斗の胸に軽くぶつけて部屋へと戻った。
途中、受信したメールを見て。 大きく深呼吸をした。]
(35) 2014/03/31(Mon) 12時半頃
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[プリンは、結局3個食べて満足してしまった。 口の中が甘い。 環は何個食べたのだろう。 余った分は朝に食べようと冷蔵庫に入れておく。
甘いものを食べたからか、それとも環と一緒に騒ぎながら食べたからか。 あるいはその両方だったからかもしれない。 いつものように笑える。 大丈夫だ。 いつもと、何も変わらない。
ぎゅっと拳を握り締める。]
(36) 2014/03/31(Mon) 12時半頃
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……ねえ、たまちゃん。 僕は大丈夫って、僕なら大丈夫だって言ってくれる?
[何故とも何がとも言わずに、環に頼む。 聞かないでいてくれるから、今はまだ何も言わない。 握り締めた手は、少し震えている。
メールを送ったことは後悔していない。 それでも後一歩の勇気を。 環に頼んだ。**]
(37) 2014/03/31(Mon) 12時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 13時半頃
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[朝食を食べ進めつつ、昨夜の、明智からの返信を確かめる。 彼からにしては、やけに簡素な気もするが、メールなど基本的に用件が伝わればそれでいい。 最近になって、そうでないメールもあるということを知ったけれど。 それらのメールは、すべて、保護がかけてあるあたり、我ながらムズムズする。]
ダメ出し大会かな、こりゃ……。
[用件はきっと、昨日の断髪式の写真のことだろう。 画像を開いて見るが、なかなかにひどい。 何を言われるやらと、内心少しハラハラしていた**]
(38) 2014/03/31(Mon) 14時半頃
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今日、窓を開けたら 季節の足音聞いたよ
[微かに歌いながら、指先はボタンをかつかつと押し。 もう一通認めるのは、遠く離れた元同室相手。 世紀の大告白を残していった、勇気のある小鳥谷へ。]
あぁ 君の仕草や笑顔が …僕の
[歌詞は曇り空に吸い込まれて消えていく。 空から小さな雨粒が落ちてくる。 細やかな音で、声を掻き消してしまうように。]
(39) 2014/03/31(Mon) 15時頃
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…
…をもって…
…
…の…の…に…ります…
つわけで…した…
…ろんには…えとかなきゃかなと…いまして…
お…れの…いちゃうかも…
|
─ バス前・見送り ─
んーじゃ、成斗も那由多も、元気でな。
[門出の日に相応しく、さっぱりとした頭のふたりに、笑いかける。]
あぁ、そうだ。 お前らこれ食う?
[ポケットから取り出したのは、絵柄が364種類もあることで有名な『にゃんこのマーチ』の小袋だった。]
何か片付けしたら出てきたからさ……って、そんな古くねーからな! 正味期限まだヨユーだから!
[そんな微妙な餞別は、はたして受け取ってもらえたろうか。]
(40) 2014/03/31(Mon) 18時半頃
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―― → 見送りへ ――
[息切れして荒い呼吸のまま、バスに乗り込む那由多と成斗を見送る。 かける言葉は、出てこない。]
……飛んでっちまったから、 俺はしらねー。
[成斗>>+51の声に、ふい、と視線をそむけながら答える。 そんなもん持ってんじゃねえ、出掛かった言葉は飲み込み、ただきつく握った右手に更に力を込めた。]
(41) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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[これでいい。 何も言わずに。 ただ、“友だち”として見送れば良い。]
……、っくしょ、!
[それでも、バスが出発し、走り出したなら。 足は自然と、追いかけるように走り出していた。]
(42) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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成斗!那由多!
[エンジン音にかき消され、聞こえないかもしれない。 窓の外を見ていなければ、気がつかないかもしれない。 けれど男は二人の名を叫ぶ。 バスと並走するように、懸命に走り続ける。]
(43) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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那由多! ……同室、楽し、かった! また、頭……、撫でさせ、……ろ!
[味覚が変で、ちょっとぶっきらぼう。でも育てる花は綺麗で、思いやりのある那由多へ。 息を切らしながら、頭によぎる思い出を慈しみながら叫ぶ。
バスはどんどんと加速して、抜かされそうになりながらも、必死に駆ける。 あと、ひとつ。]
(44) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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成斗! ひよこ、大事に、……すっから! ……ッ、……
―― お前も、元気でッ!
[スマートフォンにつけた1羽のひよこが、腰元で羽ばたくように揺れている。 息が苦しい。脚がもつれる。 それでもぐっと、右手で作った拳を振り上げた。
大切な“友だち”を見送る、笑顔を浮かべて。]
(45) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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[がくん、と足が折れた。 転びそうになって、その場に蹲る。 バスは容赦なくそのスピードを上げ、走りさってしまった。
その車体は遠くなる。遠く、遠く。]
っは、……っはぁ、ちっくしょ、
[荒い息のまま、全身の力を抜いた。 道端であるのも気に留めず、アスファルトに寝そべる。 もう、それを咎めるものは、いないのだから。]
(46) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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[眼前に手を翳し、振り上げてそのまま握りしめていた右手を、そっと開くと]
―― ばっかやろ。 好きだよ、成斗。
[フェルトがふわふわと毛羽立った、 今の男の髪にそっくりなひよこが1羽。 1羽は持っていて欲しい、そう、思ったのだけれど、できなかった。
この想いは一方通行。 交わることのない、環。]
(47) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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好き、……だったよ、成斗。 ―― さよなら。
[だから。 泣き出しそうな曇り空に、自らを取り巻く円環に。 今度こそ、別れを告げた**]
(48) 2014/03/31(Mon) 19時頃
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―― 回想・昨夜のこと ――
[1つ、2つめはまだ良かった。 しかし4個食べ終える頃には味の区別が出来ないくらいまでになっていた。]
……つえーじゃねーか、プリンよ。 俺はもう……限界だ……
[腹を摩りながら、智明>>36に笑みを向ける。 お互い顔は冴えずとも、いつものような騒がしい夜。]
(49) 2014/03/31(Mon) 19時半頃
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ん?
[智明の声>>37にふと、彼の表情を伺った。 視線を落とせば、その手は震えているようにも見える。]
ちー。 俺は知ってんぜ、お前なら大丈夫だ。
[その意味は、まだわからないけれど。 いつか彼が話してくれるそれまで待とう。 ただ今は、茶化でもなく、笑みを向けた。 彼を元気づけるように**]
―― 回想・了 ――
(50) 2014/03/31(Mon) 19時半頃
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[バスの自動扉が閉まり、クラクションを鳴らした後、走り出す。 ……や、否や、バスを追いかけ始めた鳥塚>>42を見て、驚いて目を見開いた。
保科と小熊に向け、叫ぶ声は聞こえるが、何を言っているかまでは曖昧にしか分からない。 やや遅れて追いかけて行くが、鳥塚が崩れるように蹲り、アスファルトに寝そべる>>46のを見て、速度を落として彼の元へ近寄った。]
環……大丈夫か?
[起き上がれるかと、片手を伸ばす。 秘やかな告白の声は、走り去るバスのエンジン音に紛れ、聞こえなかった。*]
(51) 2014/03/31(Mon) 19時半頃
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…
…まる…
…
ん…と…とかはわりと…いべ…
…るだけなら…もありじゃね…
…って…えたげたんだから…は…ちて…
…の…にも…くらいありますう…
おっ…おっ…なんかくれんの…
おっしゃ…じゃあね
…くれ…
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[小鳥谷からの返信に、更に返す内容。 はらはらと、雨に散る桜のような違和が滲む。
泊まる場所に少し詳しく。 問われた新しい住所を書き込まず。 最後に書き加えた、【勇気】の文字。]
……――――。
[ぐ、と携帯を握りしめて**]
(52) 2014/03/31(Mon) 20時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/31(Mon) 20時頃
…それ…に…がそんなおまじないの…してたっけな…
…し…に…きな…の…を…き…かれないうちに…い…れば…いになれる…だったか…
…らずに…の…の…が…とした…し…を…おうとして…ひどい…で…された…だなどと…ついどうでもいいことまで…してしまった…
…してね…が…めしく…きを…らした…
…いたいなどという…は…でも…ないと…っていた…
…だから…しの…の…との…を…けば…めきった…の…で…かり…く…になった…
…あ…うん…
…いや…った…と…は…だとか…あと…まとめたり…だりで…けね…と…うんだ…
…けど…に…ぶのに…の…んなきゃなんね…から…に…の…って…あたり…まろうかと…ってたから…
…が…って…に…し…ててしまったが…が…との…え…な…に…しだけ…さを…り…し…
…が…ってんだから…なるべく…がそっち…かうよ…
…くらいなら…が…すし…
…ん…きっかり…まったら…する…
くの…に…にちょっと…ずかしいことを…ってしまったと…が…し…を…ったが…
…おれ…だって…そうだよ…
…しながら…どころでなく…くなった…
…の…は…いくら…でも…せられそうにない…
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─見送り・バス停─ [成斗と那由多を見送りに行く。 ちゃんと最後に蹴られておいただろうか、 乗り込む那由多に問いかけることはなかったけれど。]
あん?あのシュールさがいいんだろ。 次の総選挙首位狙ってっから。投票しろよ?
[成斗との最後の会話はいつもと同じノリで。 最後の最後まで気遣ってくる男にはなんとか間に合いそうだと笑って返した。手を振った。]
(53) 2014/03/31(Mon) 20時半頃
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─前日・断髪式から夜へと駆ける─
おう、俺様基本的に世話焼きだから気にすんなァ はなむけだ、大事にしてくれっと嬉しいぜぇ
……さっぱりしたな、漢前度があがってらァ
[>>4:358樹央と同じで花粉症の治らないらしい成斗を目を細めて見上げる。髪を切っている最中に何度か擦ったせいか目元が赤くなっているのを、気付かないふりをして。 じゃあな、と今度は軽く蹴りをくり出した。 断髪式が終わって、その片付けを手伝っているときに朔太郎>>28から話し掛けられれば。耳を傾けながら、じっと朔太郎を、そして包帯の巻かれた長い指に視線を向けて。 目を眇めた後に、頷く]
ああ、そうだな、こんなんでも一応1年同室だったからなァ 最後の夜くらい一緒に過ごしてやんなきゃ、な あんがと、お前も、手、大事にしろよ
断髪式、お疲れさま
[いってらっしゃいの言葉に、片付けが終盤になれば自習室を後にした*]
(54) 2014/03/31(Mon) 20時半頃
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[遠く見えなくなったバスを眺めて小さく息をつく。 簡単に会えなくなる友達がまた増えた。 そして、明日には自分にその番が回ってくるのだ。]
……サ〜ク〜、俺ら出んの一緒…… って、あれ? サク来てねえの?
…なんだ、 書類取りに行くの一緒しようかと思ってたのに。
[昨日は来てたんだっけ?その前は?少し気に掛かったけれども。昨日残発式後に話した時にはいつもと同じ調子だったから。きっと、寝坊したんだろうし気のせいなのだ。そう思って。 寮母室経由で書類を受け取り部屋へと戻る。怒られてばかりの記憶だけれど、この寮母にもたくさん世話になったのだ。元カノに殴られた時だとか元カノに蹴られた時だとか。 世話になりました、そう頭を下げて、部屋へと帰った。]
(55) 2014/03/31(Mon) 20時半頃
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―自室― [荷物はもうほとんど残っていなかった。 あと少し整理をして、二つ目の段ボールを閉じれば終わり。 やればできんじゃん、と自画自賛する。屋根裏で拾ってきたライターと小鳥谷から貰った本は当日持っていく鞄の中に納めた。家に戻るだけだし、事前に両親から渡された旅費さえ忘れなければどうにかなるだろう。]
……なんかあっという間。
[一生終わらないかもしれないと思っていた片付けも、終わってしまうと呆気ないものだ。ベッドに凭れて携帯を開く。新たに届いたメールを確認していく。朔太郎からのメールはやはりいつも通りだった。あの違和感はやはり気のせいだったのだろうか。]
つかあいつこそ部屋整理終わんの?
[手伝ってやった方がいいだろうか、ゴミ捨て係くらいしか役立てそうにないけれど。
そういえば宗介には退寮のことを連絡しておいた方がいいかもしれない。そう思って昨日届いていたメールを開いて返信ボタンを押そうとして。 そのメールの内容に目が留まって、緩く首を傾げた。昨日読んだ時は特に気に掛からなかった。今も、特におかしいところなんてない筈だ。けれども、]
………なんだろ。
(56) 2014/03/31(Mon) 21時頃
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─前日・更け行く夜の3-A─
あァ、俺も、変わるわ、出来るなら根本的に 好きになってもらった相手に胸を張りてぇからなァ
いつかそいつに胸を張って好きだって言えるように
[>>+18言うつもりもなかった、という言葉に、自分も同じだったと心の中で相槌を打った。 俺は案山子がからっぽでないことを知っている。熱いこころを持っていることを知っている。ひそやかに花開く瞬間を知っている。それを那由多に齎すきっかけに俺を選んでくれたこと、その事実が尊い。 ─────最後まで、那由多は固有名詞を出さなかった。 ─────そして自分も明確なことはくちにしなかった。 >>+19揺らぐことなくまっすぐに見つめてくる那由多に目を細めて]
情けなくなんかねぇだろ、むしろ漢前すぎて困るぜ ああ、……じゃあな、那由多
元気でいてくれ
[にやりと笑うその顔に応えるように、口の端を吊り上げた*]
(57) 2014/03/31(Mon) 21時頃
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[送信されました、と表記される画面を眺めてから携帯を閉じる。 別に特におかしいところなんて何もない。都会で早速会うような友達がいたのか、とも思ったけれども気に掛かったのはそこではなくて。 朔太郎の時と同じように多分気のせいだと思う。きっと高校生活との別れが間近になったから、感傷的になっているだけなのだ。]
―――…今日、何しよ。
[片付けは終わってしまった、あと他に何かすることはあっただろうか。口にして。でも、やることは決めている…最後にやってみたいと、思っていたのだ。 やるか、と呟いて。手にしたのはフィルムの入ったインスタントカメラ。カメラ係は結局智明に任せきりにしてしまっていたから、フィルム枚数はまだ多く残っていて]
(58) 2014/03/31(Mon) 21時頃
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─朝・自室3-A─
[片付けられた部屋。寝ている那由多を置いて、自分は各階に設置されているシャワールームへと向かう。いつも通りに。 部屋へと戻ればもう那由多の姿はなく、そのまま窓を開けてベランダへと足を進める。 肩から掛けているのは>>0:60那由多からもらった特徴のない白いタオル。 いや、もともとは自分のものかもしれない。 でも那由多からもらったと思っていた方が、少しばかりしあわせになれる。たわいない幸福。窓辺に置いたサボテンに視線を向けて、目を細めた。 震えたスマートフォン>>+41。開けば那由多からで]
…………
[返信をすれば、外へと視線を戻す。 >>+42バスへと乗り込む那由多の姿を見送る。 >>+52そして黄色い花束を手に、バスへと乗り込む去年の同室者。ルームメイトだったふたりを乗せて、バスが出てゆく。 ────その後を追いかける環>>42の背中。それが>>46道路へと崩れればベランダからわずか身を乗り出し。 ただ、>>51頼児が環の後を追うのが見えれば、ふ、と息をつくのだけど]
(59) 2014/03/31(Mon) 21時半頃
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ハイ、チーズ。
[部屋の入口の前で呟いて。フラッシュの後に鳴るシャッター音。 声を向けたけれどもレンズの中に人は誰も写っていない。 撮ったのは段ボール2つ以外は空っぽになった自分の寮室。
智明に誰も写っていない写真の意味を教えてもらったその時から、自分も同じ写真を残してみたいと思うようになった。 他の誰かではなく、自分の目を通して写した写真。
現像したその時に、写真はどのように姿を変えるのだろう? 1か月後は?1年後―――…写した風景は姿を変えるのか、 それとも変わらないものなのか。それを確かめてみたい。 カメラを持って部屋を出る。
時折シャッター音を鳴らしながら向かうのは食堂へ、 腹ごしらえも必要だ。]
(60) 2014/03/31(Mon) 21時半頃
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[見上げれば天候はよろしくないようだ、雨が降るかもしれない。 せっかく綻んできた桜が散らないといいのだけど。 >>2届く寮母のアナウンス。朔太郎と利一の名前。
─────夜に雲が薄くなってくれないかな。 ─────朔太郎が出てゆくときは、一緒に夜明けを見たかったのだけど。
昨夜、那由多から>>+18綺麗だと言われた。 思い出したのは同じ言葉を自分に向けるもう一人の人物だ。言いながら眩しげに目を細める那由多に、そのひとも>>0:484「眩しいのは近い」と同じような表情をしたことを思い出す。 自分の予想>>4:192は間違っていないのかもしれない。
那由多は、変わりたいと思う、と言ってくれた。自分をきっかけに。 ならば同じ表情をするもう一人も、変えることが出来るだろうか。
震えた携帯。届いたメール>*2を開く]
(61) 2014/03/31(Mon) 21時半頃
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[画面に視線を落としながら。一度閉めた段ボールを開けて、霧吹きを取り出す。水を詰めて、サボテンに一度吹きかける]
…………
[不安だ。色々と不安だ。この辺で勘弁しておいてやろう。 とりあえず、雨が降るなら花壇に水を遣る必要はないかと思いつつ、様子を見に足を向ける。 花壇では赤いチューリップがやっと綻びかけていた。 ぱしゃりと写メを取り。スマートフォンを操作する]
(62) 2014/03/31(Mon) 21時半頃
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─花壇─
[朔太郎宛てのメールはほぼ反射でそう打ってしまったが、断られそうな気がした。少し考えて、もう一通メールを送る。
─────彼を自分の視界に入れることを意識してみよう。
そんなことをぼんやり思う。 だって朔太郎はいつも自分の視界の外からやってくる。花見や、寄せ書きや、断髪式や、気付けば賑やかな輪を作り出しているのに、彼は群れの頭ではない。 そこまでは気付けている。自分はもっと、彼の致命的な何かに気付けていない気がする。だからそれが知りたいと思う。 掌を見つめる。今はもうひとのぬくもりを知る手。 それを教えてくれたのは朔太郎だ。 だから自分も出来ることなら。応えられない悔しさは拭えないが、彼に何かを返したいと思うから**]
(63) 2014/03/31(Mon) 22時頃
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―食堂― [食堂に入ってまずは共用冷蔵庫を開いた。入れていたシュークリームとツナマヨが減っていて安心したように息がつく。やっぱり、自分の気のせいだったようだ。
ツナマヨは取り出さない。最後くらいは食堂で食べようと、食券でラーメンを買うとそれを朝食兼昼飯代わりにする。 ラーメン、たまに麺切れて代用でパスタ入れてた時あったよね?すげえスープが麺に絡まない日があったんだけど…とは、結局最後まで食堂のおばちゃんには聞けないまま今日のラーメンを受け取る。伝えられずに終わってしまうなんて、多々あることなのだ。]
今日はちゃんとラーメン。
[この食堂でも色々あったと、辺りを見渡す。水をぶっかけられたり、時には氷入りだったり、それから―――]
(64) 2014/03/31(Mon) 22時頃
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……うす、平気、……だけど。
[曇り空に、頼児の顔が浮かぶ>>51。 格好悪い別れの言葉は聞かれていただろうか、けれどそれでもいいと、思った。
開いた右手を再び握りしめ、 伸ばされた片手は左手で借りた。 上半身を起こし、ああ、と低く声を零す。]
もっとちゃんと運動しときゃよかった。 ……足ガクガクするー、頼児先生助けてーぇ!
[だだをこねるように声を上げ、笑った*]
(65) 2014/03/31(Mon) 22時半頃
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― 朝・自室 ―
[見送りにはいかず、窓を大きく開けてバスに乗り込む那由多と成斗の姿を見送る。]
…ちゃんと寝ないからだ、ばーか。
[窓枠に頬杖をつきながら、見守る。>>+50
退寮間際まで人に囲まれて見送られていく彼は、どこか晴れやかで。 そんな顔で送り出すことができたことを、素直に嬉しいと思う。
バスが閉まる。 とおく、とおく、とおく。
それを追いかけていく環が見えた。>>43 金色の鳥を眩しそうに見つめながら、見えなくなったバスが走って行った方向をしばらく眺め。カーディガンの袖で目元を擦った。]*
(66) 2014/03/31(Mon) 22時半頃
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いきなり猛ダッシュするとか、お前何やってんだよ。
[あぶねーなーと呆れるように呟きながら、伸ばされた左手>>65を掴み、引っぱり起こす。]
本当にな。 ベースだって、あれ結構体力使うんだろ。 しっかりやっとけ運動。
[駄々っ子めいた笑い声に、つられるように笑いを零すと、ひよひよな髪を、撫でる程度の強さで軽く叩き]
甘えてんじゃねーよ。
[けれど、彼が立ち上がる為の腕は貸そうか。*]
(67) 2014/03/31(Mon) 22時半頃
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[今日は生憎の曇天。一雨来るかもしれない。 微かに湿った空気が鼻先を掠め。 聞こえて来た今日の退寮を告げる声が耳に入ってくる。>>2]
今日はサクと、リーチかぁ…。
[花見のあと、あまり話せてなかったなとか今更ながら思う。
すっかり片づけも終わって、一人になった部屋の窓辺でぼんやりとしながら。 二人は同室者を見送った後、どうやって時間を過ごしていたのだろう。 ふと、そんなことが気になったり。]
(68) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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俺なりのスーパーイケメンな儀式よ。 やばくね?かっこよくね?
[引っ張り起こされながら相変わらずの軽口を叩く。 思ったよりきちんと笑えていることが不思議で、けれど清々しくて。]
ん、そうだなー。 頼児先生には負けるけど、俺も体力作り頑張ろっかな!
[頭を叩かれるそれは、励まされているようにも感じて。ただにやりとした笑みを、頼児へ返した。]
ひでーや! 俺ら友だちだろ?
[それでも腕を貸してくれる彼は、優しい。 立ち上がりながら、小さく小さく、鼻をすすった。 共に過ごした共は皆、優しすぎるのだ**]
(69) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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― 回想・夜の屋根裏部屋 ―
[自習室から自室に戻らずに、でも人が居る場所に行きたくもなくて。そっと覗いた屋根裏部屋に人気がないのを確認して、忍び込む。
窓際を陣取って、利一からもらったシュークリームを一人でぱくついた。夕飯代わりだ。 『期間限定さくらシュー』と銘打たれたパッケージなのに、食べてみるといちご味だった。なんだか解せない。 けれど甘いものを食べると、ほんの少し気持ちが落ち着いた。 夜空を見上げる。そこに光る円を見つけ、樹央の替え歌を思い出して、ぶ、とまた噴きだした。
甘いものを食べて、ひとしきり笑って。
見えた校庭に、そこにあった月を思い出して、また苦しさがぶり返す。 なんでこんなに苦しいのか。]
(70) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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[カーディガンの袖で目元を擦る。]
――――……、
[声にはならないまま、息を深く吐きだした。 あと少し。気づかないふりをすれば。]
[自分を、誤魔化せば。]*
(71) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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─ バス見送り ─
そーか、小腹空いたら食ってくれ!
[>>+73にゃんこのマーチを受け取ってくれた保科に、笑顔を向ける。]
あぁ、じゃぁ……
……善処は、する。
[だがシジミを出されると、少し頬が引きつった。 なんとか克服しなくてはと思ってはいるのだが、まだまだ先になりそうだ。]
成斗、も……って、ぉうわっ!?
[>>+80がしっと手を握られて、今まで見たことのない程の笑顔を向けられ、少しばかり気押された。]
い、いや、こんなんで喜んでもらえんだったら、もっと買っときゃーよかったなー!
つかまぁ、二人とも、元気でな。
(72) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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― 翌朝 ― [いつもよりも早い時間から、いつもの寝息は響いていない。 起きるタイミングを、逃していたと言っても良い。
ベッドの中、同室者の気の抜けた声>>18を聞いていた。 飛び出していくその音>>19に、むくり、体を起こして時計を見た。 もうすぐ、バスの時間。
バス停が見える窓に立つ。 一緒に馬鹿をやったクラスメイトの頭は遠くからでも良く分かる。]
(73) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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おーい! なるとー!なゆー!
まったなー!!
[彼らに聞こえるように、大きな声を向ける。
髪を撫でながら、記事を読んでくれると約束してくれた>>+71。 だからまた会える。 もう撫でられることもない。でもその乱暴な感触は忘れない。]
(74) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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[窓からずっと見ていれば、同室者の金色の頭が見えた。 昨日、勇気をくれた>>50。 バスを追いかけていくその姿に。 なんだか、更に勇気を貰ったような気がした。]
……よし。
[小さく呟いて、宝物のカメラを手にする。
空は曇り。しかも下手すればもうすぐ泣きそうな色だ。 晴れていた方が良かったが仕方がない。]
(75) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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― 回想・夜の中庭 ―
[ぶらぶら歩き出す横に、並びながら。>>+31]
謝罪する声に、謝ってばっかだな、と茶化し僅かに赤い目元を弛めて笑ってみせた。
桜の花びらが、ひらひら。数枚だけ、視界を落ちていく。 ここ数日で、綻び。随分開いてしまった。それは桜だけなのか。
足跡と、息遣いと、心臓の音だけがやけに響く気がして。せめてもと、そっと息を止めてみたり。
足を止める気配に、追い越しそうになって。>>+34 同じように止めて、隣を見れば少し高い位置にある目が、顔が、まっすぐこちらを見ていて。 目が合った、それだけで身体が熱くなる。
気づかないふりして、何だよ、といつも通り声を出そうとして。 できなかった。]
(76) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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( ……… それって どういう )
[顔が強張る。じっと見つめてくるその目を、瞬きも忘れて見入る。 期待してしまうから、そう聞こえるだけだろうか。 友達として、じゃないと訴えてくる。その意味に気づけば、顔が耳まで熱くなる。心臓が痛くて、煩い。
重みに殻が、軋む。 軋む。 軋む。 声を上げて、叫びたい。 喚きたい。 伝えたい。
ずるい、と音にならない声で呟く。 そんな目をされたら、誤魔化せなくなってしまう。
苦しさに、視界が歪む。泣きそうだ。]
(77) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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|
―― 食堂 ――
[食堂でゆっくりと牛丼を食していれば、明日出立するのが利一と朔太郎であると聞いた。]
……あ、だからか。
[ひよこのついたスマートフォンに受信していた一通のメールに合点がいく。
なんと返事するか、そういえばまだ返していないメールもあった、元々あまりまめでもなかったが故、溜め込んだものは多い。]
――よっしゃ、一発やってやっか。
[そうと決まれば場所を変えねば。 丼を抱えて中身をかきこむ。途中何度かむせかけたが、そう時間もかからずぺろりと平らげることができただろう。]
(78) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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|
[くちに出来ないと思ってた。 くちにしては、いけないのだと。 だから苦しくても、強がって誤魔化し続けた。
どっちが正しくて。 どっちが、間違っているのだろう。
ただわかっているのは。 ここで誤魔化したら、この先ずっと 後悔するんじゃないかという衝動だけ。]
(79) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
|
|
[あとすこし。そう誤魔化していた想いが零れだす。 そうして、ゆっくりと、かたちに。ことばに。]
――……俺も、好きだよ。
[友達だからな、とは続けずに。
震える指先を伸ばして、彼の手に触れる。 骨ばって大きくて、器用に物を生み出す指先に触れて。遠慮がちにゆっくりと、けれど強く握って。*]
(80) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
|
…
…お…
…
あんま…ない…
…の…よ
く…えね…のは…の
…いせいなの…
それともお…の…が
…いせいなの…
|
―食堂― [携帯へと視線を落としていたが食堂の入口に人の気配がして顔を上げる。いつも見ていた位置より、少し低い背。環だ。互いに忙しないのでなかなか声を掛けられずにいたけれども。]
……たまきぃ、 お前も俺のことは無視〜?
[朔太郎の時もそうだったが、食堂にいる自分はそこまで存在感を消しているのだろうか。もう痕もほとんど消えてしまった左頬で頬杖つきながら、牛丼かきこむ姿へ声を掛ける。]
…一発、なんかすんの?
(81) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
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んぐお、よーすロンよ。 ごめんな、今牛丼ちゃんと付き合っててよォ
[丼を降ろすと利一の顔が現れた>>81。 単に腹が減って注意力が散漫していただけという。]
そりゃな……ってコラ! お前も明日出発組だろうがッ
[利一にも、と考えていたが故にばらすのは味気ないと言い留まり、しかし]
……ン、そだなあ。 ロンは部屋の掃除終わってる?
[彼の疑問は一時保留とし、逆に問いかける。]
(82) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
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…なんだよ…そんなんでいいのかよ…
…あ…
…の…で…きたい…というから…それならば…んで…と…ったが…そうかじっとしていなきゃならないのかと…しだけ…ったように…を…げた…
…ってるとか…んでるとか…ちょっとくらい…いてもいいかな…
…あっでも…そっか…のことずっと…
…ずっと…てればいいのかと…いかけて…ずかしすぎて…やめた…
…い…ちかけてくんな…
…なのに…で…は…あんな…を…ずかしげもなく…いてくるのだろう…
…もしかして…だけなのだろうか…こんな…しているのは…
…うん…どう…くても…になる…だから…まり…すぐ…する…
…っちまったら…しなくていいっつか…なことなんだから…れよ…
…しかし…どうか…らないでくれと…らずにいられない…
…だけで…だと…っていたのに…しか…こえないのがもどかしくて…いた…はしきりに…を…でていた…
…ほどは…くね…よ…
…けど…はまた…だからいいけど…お…ひとり…らしなるんだから…ほんと…すんなよ…
…え…いや…それは…
…うちに…と…われた…の…は…きかった…
…いた…に…その…は…しずつ…やかになってはくるが…まだかなり…がひどい…
…え…っと…
…たしか…に…つけば…いい…のかな…
…そ…そうか…しかないんじゃ…それは…るな…
…あはははは…
…って…しはしたが…は…かなり…っていた…
か…をし…ち…きを…り…すと…になっていたことをひとつだけ…
…それより…
…か…れてるぞ…
…か…
…あんまり…すんなよ…つか…させちまって…かったな…
…まさか…で…れたなどとは…らず…
…きの…に…させてしまったと…を…げた…
|
─ 中庭 ─
[バスを見送り、鳥塚を助け起こし、寮に戻ると、そのまま中庭へと向かった。]
そういや、中庭のどの辺で待ってりゃいいんだ?
[明智の姿はあるだろうかと、フラフラ散策するように歩く。 見つからなければメールをするかと考えながら。]
(83) 2014/04/01(Tue) 00時頃
|
…
…まじか
…
…から
…しとこ…
わかんね…お…の…
に…しつくした…も
する…
…かくそうとするか
ら…んじゃね…か
くす…ないんだか
らも…って…れ
よ…
|
ひでー、俺ともちょっと付き合って! つーわけでプリン一緒に食わね? ちょい買ってくる。
あと前から提案しようと思ってたんだけど、 卒業を機にそのアダナやめね?リーチにしね? 正月実家で兄貴達が麻雀やってる最中リーチにも ロンにも反応しまくる事態になってたんだけど! [>>82 プリンをチョイスしたのは前に智明が環宛の土産にチョイスしていたからだ。昨夜プリン祭が開かれていたなんて知る筈もない。食券を買いに立つ。出発組に「そー。」と返事を返して]
ん、昨日ほぼ終わらせた。 あとはー、出るだけ。
[問いかけには少しだけ眉を下げて笑う。]
(84) 2014/04/01(Tue) 00時頃
|
|
― 中庭 ― [宝物のカメラ。 新しくフィルムを入れたそれを手にして、中庭に向かう。
外に出て空を見上げる。 曇り空へと、まだ雨は降らないで、と願うように呟いた。
視線の先その姿>>83が見え、ぐ、と握り拳を作った。 深呼吸をして、傍へと歩み寄る。]
らいじ、メール意味分かんないし。
[打ち間違えなのか、操作ミスなのか良く分からないメールのことを笑いながら文句を言う。 バスを見送った後、何なのか分からないまま、来てくれるのかと少し心配していたこっちの身にもなって欲しい。
約束したことを、破るような奴とは思っていなかったけれど。]
(85) 2014/04/01(Tue) 00時頃
|
|
― 自室 ―
[スマホを見れば、メールが何件か入ってきていた。 昨夜からなんだかんだで返信できていないものも含めて、順番に返信を打っていく。]
京菜、なんか出来ないかなぁ。 でも外は雨も降りそうだし。
[朔太郎からのメールの内容には呆れながら。 せめて、何か差し入れでも持って行こうか。そういえばツナマヨが好きとか聞いた気がする。利一も片づけは終わってるだろうか。 うーん、と唸りながらメールを送信。]
(86) 2014/04/01(Tue) 00時頃
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…
…そりゃよかった
…
…に…たのってやっぱ…
あの…は…すぎる…も…も…った…かった
ああそうだ…いい…だねって…を…めてたよ
それと…とりたいんだけどどこがいいとかある…
…
…
…ぐすん
まだ…わってないのかよ…
…がいたら…られてるぞ
…か…おうか…
あと…の…ってなんか…いな
…
…
いちごの…がした
けどうまかった…ありがと
お…しになんか…ってやろう
…がいい…
…
トレイルは、メールを打ち終えて、ちょっと休憩*
2014/04/01(Tue) 00時頃
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や、やめろ!プリンはやめろ! 付き合うから!付き合うからやめろ!
[買ってくる、と宣言されれば>>84慌てて止めた。プリンはもうしばらくは見たくなかった。]
ええ、なんでよ。気に入ってんのにぃ。 うちにはチーがいるし、リーチでロン! 素晴らしい。
[提案には少し剥れつつ、持論を展開する。 では何が良いのだろう、ツモだろうか。 丼を指先で弾きながら、利一が戻ってくるのを待つ。]
そっか、じゃあお前は一緒にできるかな。 歌うの、好きか?
[眉が下がるその表情に、あくまで返すのはいつもの笑み。送り出す側はもう、悲しい顔はしたくなかった。]
(87) 2014/04/01(Tue) 00時頃
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[>>85やはり探すよりメールした方が早いなと思いかけたところで、後ろから声が聞こえ、振り返った。]
智明ー!
いや、分かるだろ?
[ちょうど手にしていたスマホの、送信済メールを開き、確認する。]
……悪い。 行こうかなだ、多分。
[ごうかなはなかった。]
で、なに。 やっぱ昨日の断髪式の件?
[とりあえず、画像フォルダを開いてみる。 何度見ても我ながらひどくて、失笑した。]
(88) 2014/04/01(Tue) 00時頃
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へぁ?あー、ん…じゃあ飲み物でいい? 何飲む?
[>>87 プリン好きなんじゃなかったのか。行き先を食券から自販機へ変えながら環の持論には緩く眉を寄せて拗ねた顔をし]
チーは原型残ってるし。 わかるっちゃわかるけど、 なんか解せねえ…。
[本気で嫌がっているわけではないのだ。ツモよりはロンの方がいい。なんとなく。ちょっと外国人ぽくて(?)。自分用にまずいつものコーラの釦を押しつつ、環からの質問には首を傾げた。]
……おー、好き好き。 何、俺なんか歌うの?
[歌う事は好きだ。歌唱力はアレだけれども。なんかすんの?と少し瞳を輝かせる。花見の時、エアバンドに加われなかったのは少し残念なことだったのだ。]
(89) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 00時半頃
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[振り返った頼児>>88に、笑みが零れる。
予測変換の暴走、というわけでもないようだ。 携帯の配置を思い出してもどうしたらそういう変換になるのかわからない。]
悪い、じゃないし。 どうやったらそういう間違えになるんだ?
これからちゃんと確認してから送れよー。 伝えたいことも伝わんなくなっちゃうしさ。 球団の人もびっくりするだろ。
[大丈夫だ、笑えている。]
(90) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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そそ。 断髪式の写真、ひっでーのな。
[言葉を切り、息をゆっくりと吸い込む。]
だからさ、これで僕を撮ってよ。
[手にしたカメラを頼児へと差し出し、じっとその顔を見て頼む。]
(91) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 00時半頃
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えーっと、こう指を滑らせて……
[>>90おそらく「い」が反応しなかったことは分かる。 だが、何で「こ」に濁点をつけたのかが分からない。 何かの予測変換が暴走したか。]
ハイ、気をつけます。
[友人間でならこうして笑いもできるが、たしかに明智の言うとおり、球団関係者にこれではまずい。 これからはもっと注意しなくてはと、画面を真剣に覗き込む。 眉を下げたままでちらりと見た明智の顔は、いつも通り、明るく見えた。]
(92) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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おコーヒープリーズ!つめてーの!
[大げさに手を振ってリクエストをしながら、カンという手もあるな、と別のことを考えていたが]
お、じゃあいいなッ 中庭でよー、カラオケ大会やんね? 朔太郎は掃除忙しいみたいだけど、それなら部屋からでも参加できっしさ。
[花見の際にラストステージだと決めたことだけれど、折角送り出すならその決意も破ってしまう。]
あんまうるせーとヤバいかもしんねーけど、 オケくらいだったらちっちゃいスピーカー引いてセッティングできるし。 俺のベースの前で歌えるぜ?どうよ?
[まだ思いつきレベルの話し。同じ音楽系の部活動をしていた樹央にも手伝いを頼もうか。 提案をする男の瞳は、きらきらと輝いて]
(93) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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ほんとな、ムービーなんてあれ俺の声がメインになっちまってさー。 宗介から40点って言われちまった。
[しかし見返せば、40点でもかなり甘い採点だったようにも思える。]
んー、だから……って、え?
[だから教えてくれるのかと思いきや、やけに立派なカメラを渡された。 普段目にするデジカメとは、何か違う。]
智明、何かこのカメラすごくね?
[シャッターがどれかは分かるのだが、迂闊なことをして壊してしまいやしないだろうかと、おっかなびっくり、渡されたカメラに触れた。]
(94) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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壊すなよ。 これ、親戚のにーちゃんから貰った僕の宝物なんだから。
大丈夫、普通のカメラと変わんないし。 でも撮ってすぐに確認できないからさ、きちんと撮ってよ?
[カメラに触れる頼児>>94に、笑いながら脅すような言葉を向ける。]
(95) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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コーヒー了解ー。 微糖?無糖?ミルク入り? あ、もうブラック押しちったわ…。
[>>93 必要なら砂糖とポーションをおばちゃんから貰おう、コーラとコーヒー持って環のいる席まで向かい]
カラオケ大会?環のベースで? マジ、できんの?カラオケってよりなんかもう バンドステージで歌うって感じじゃね?
いいじゃん!やりたい!つーかやってみたかった!
[バンドステージには誰だって一度は憧れるものだ。少なくともミーハーな利一はその類いだ。忙しそうな朔太郎もそれで参加できるのだし何の文句もない。大賛成だというように、環に両手でピースした。]
(96) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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宝物……って。
[>>95所謂レンズ付きフィルムなら、何度か使ったことがある。 しかしフィルム式のカメラを触るのはこれが初めてだ。 どうしたものかと、何度も明智の様子を窺って]
……ピントとかって、これ、勝手に合うのか?
智明真ん中にして撮ればいいんだよな?
[かなりの緊張した面持ちで、明智にカメラを向けた。]
じゃ、撮るぞ、とるぞ……!
(97) 2014/04/01(Tue) 00時半頃
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ライジは、フィリップは、あのあとちゃんと部屋に帰れたろうかと、ふと。
2014/04/01(Tue) 01時頃
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クールな俺はブラックで大丈夫。 全てを黒に塗りつぶす。
[本当はミルクが欲しかった。けれど言いだした手前格好つけたまま、戻ってきた利一>>96からコーヒーを受け取る。]
まーベース抜きの音源なんて軽音部にもあんまりねーし、リクエストのオケに合わせて弾くくらいだけどよ。
[突拍子のない提案であるが、利一はどう思うだろう。心配していたものの、彼の示したピースサインでほっと胸を撫で下ろす。]
(98) 2014/04/01(Tue) 01時頃
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おう!さんきゅーな。 みんななんだかんだで忙しいと思うし、好きなとこで参加できればいいし。 ロンと話せてよかったわ、自信出てきたッ
[にやりと笑って、手元のスマートフォンを弄る。折角なら、皆がどんな形ででも参加できるようにしたい。 メールを作成しながら啜ったアイスコーヒーは苦いけれど、今なら何でも苦なく飲み込めそうな気がしていた**]
(99) 2014/04/01(Tue) 01時頃
|
…
…からおけたいかいのおしらせ
…まだりょうにいる…べいべ…も
たびだった…べいべ…も
みなげんきか
きょうは…なかにわで…からおけたいかいをする
おれの…べ…すが…ひかって…うなる
そこで…りくえすとをつのる
そつぎょうしたべいべ…のぶんは…だれかがうたう
でもくちずさんでくれたら…うれしい
りょうにいるべいべ…は…ひまだったらうたいにこい
これなくても…きこえたら…そのばでうたってくれ
…
|
うん。 僕が記者を目指すって言ったら、前祝いにって貰ったカメラ。
[さらっと言って、カメラを触る頼児を見る。]
大丈夫大丈夫。 ふっつーのカメラと思って撮って大丈夫だから。
[向けられたレンズ>>97越しに、頼児を見つめる。 真剣な目でじっと見たのは、ほんの数秒。
すぐに笑顔でカメラを見た。]
(100) 2014/04/01(Tue) 01時頃
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[レンズ越しに見られている。 他の人を好きな彼。 でも、今は自分だけを見ている。
シャッターが押される直前、口の動きだけで告げる。
「すきだよ」と。
笑顔を浮かべている心算だけれど、今僕はどんな顔をしているのだろう。]
(101) 2014/04/01(Tue) 01時頃
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ンな大事なカメラ……
[>>100そんなもの素人に触らせるなと、まだ萎縮気味ではあるが、普通通りシャッターをきればいいだけなのだからと、頷いた。 覗き込んだファインダーは、デジカメと少し雰囲気が違う気がしたが、多分なんとかなりそうだ。 向けられている明智の表情が一瞬真剣なものに見えたのは、やはり、手並みを心配されているからなのだろうか。 けれど、すぐに笑顔になったのを見て、フッと肩の力が抜けた。]
んじゃ…… はい、ちーーず!
[───カシャリ。
思いのほか大きく聞こえたシャッター音に、少しだけ驚いた。]
(102) 2014/04/01(Tue) 01時頃
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[シャッターをきる瞬間は、程良く力が抜け、多分よく撮れたのではと思うのだが、デジカメと違って確認の手段がない。 ぐるぐると手の中でカメラを弄り、レンズを覗き込んでみたが、当然、見えるはずもない。]
んー、多分、ちゃんと撮れたと……思う!
[けれどきっと大丈夫なはずと、笑顔で、明智にカメラを差し出した。]
なぁ、折角なんだから俺も一枚撮ってくれよ!
(103) 2014/04/01(Tue) 01時頃
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スイーツな魅力を持つ俺はミルクを入れる微糖派だ。 そうかお前とは相容れなかったか…。
[>>98 きりっと少し声音を変えて缶を置く時もカツンと音を立ててちょっとかっこつけて置いてやる。それも環のカラオケの提案を聞いたら机に両肘立てて聞きいることになり]
弾くくらい、じゃねーよ。 生演奏つきで歌うとか普通はできるもんじゃねーの。 おー、楽しみにしてる!つか楽しみ! この企画俺が聞くの初めて?なんか得した気分。
[環の笑みに笑って返してスマホを弄る姿を見る。楽しみだ、と時計を見てから一度席を立ち]
俺もうちょっと用事、これ、写真撮っときてーの。 最初から参加したいし、始まる時には戻っから! 始める時はメールして!
[かしゃり、とシャッターを切るのは環を入れた食堂の風景。また後で、と環に手を振り食堂を後にした。**]
(104) 2014/04/01(Tue) 01時半頃
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…
…やっぱり
…
さくら…ってんの…
だけじゃんな…
お…っちっ
た…で…ぶ
…にでもなんかおご
って…はぜいたく
…
…
…しりよかったな
…
…のもよくなった…
…る…になおってよ
かった…
…ぐの…くね…
…だけの…て
ど…しろと…い
いけど…
…は…だった
…ちょっと…から…
ってくる…
|
[響いたシャッター音>>102を、いつもより離れた場所で聞く。 いつもはすぐ傍で聞いている。 撮られる側で聞いたのは初めてだった。]
そんなカメラだから撮ってもらいたかったんだよ。
……頼児に修行させてあげようと思ってさ。 花見の時、撮ってくれようとしたでしょ? だから、頼みたかったってのもあるし。
[嘘だ。 少しの間のあと、取ってつけたような言い訳を付け足した。
本当は頼児だからだ。 頼児に撮ってもらいたかった。 彼に、今の自分を焼き付けて欲しかった。]
(105) 2014/04/01(Tue) 01時半頃
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|
[カメラを覗いている様子>>103に、くすっと笑う。]
そんなんしても、見えねーって。 現像するまでの楽しみなんだよ、こういうカメラは。
[差し出されたカメラを受け取り、それを見つめる。 頼児が切り取った自分は、どんな顔をしているのか。 現像するまで分からない。]
ん。良いよー。 元々その心算だったし。
[頷いて、カメラを頼児に向ける。]
(106) 2014/04/01(Tue) 01時半頃
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いきなりハードな修行させるなー。
[>>105やれやれと、わざとらしく肩を竦めて明智を見て]
あー、言ったなそういえば。 だってお前さ、いっつも撮る側ばっかだろ。 俺らの写真スゲー沢山あんのに、智明のだけ殆どねーとかさー、やっぱ寂しいだろ。
……あ、やっぱ見えねーか。
[>>106レンズを覗いてもダメだと指摘されると、笑いながら、彼の手にカメラを返す。 そして、近くの桜の木を背景にするように立ち、まっすぐに明智を見て]
んじゃ、プロの先生のお手並み、よろしくお願いします!
[少しだけふざけたような、楽しげな笑みを浮かべ、右手をゆるく突き出してVサインを作る。 その手首に見えるリストバンドの色が、よく部でつけていた、深緑色のものではないことに、カメラマンは気付くだろうか。]
(107) 2014/04/01(Tue) 01時半頃
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―屋上―
[携帯電話を握る手は、痛いほどであった。 返事を待つ間、たぶん虚無に等しかっただろう。 曇天の空と同じ、曇った、翳った。]
うあ、っと。
[先に返事が届いたのは白辻から。 部屋の片付けを手伝うというメールに、返そうとすれば更に続けて受信する。]
こころ……のこ、り。
[その単語に、雨に隠れそうな が痛む。 少し呆然としていて、だから小鳥谷からの着信をすぐにうける事が出来なかった。]
(108) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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く…、…っふ は、ははっ、ははははは!!!!
[電話の向こうから聞こえる小鳥谷の声。 全て聞いて、笑い声が上がった。 暫く笑って、笑って、笑って。
屋上に響くのは、自分の頬を叩く音。 それはパァンと高らかに。 ビリビリと電流が走るような痛み。 お陰できっと目は覚めた。]
(109) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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ありがと…ろん…
…の…に…しい…えてたかもしんねえ…
…やっぱ…ろんは…いいな…すげぇや…
…
…も…ろんのこと…してる…
…
ほんと…ありがと…
…
…でも…ろんの…は…えといて…
…いつか…すんべ…
…
|
これからハードな練習が待ってるんでしょー? 予行練習予行練習。
[野球の練習と比べるようなことを返して、へへんと舌を出す。]
写真、いっぱい撮ったなぁ。
[頼児の写真は、特に。]
撮られるのは慣れてないから、緊張した。 やっぱり僕は撮るほうが良いや。
仕方がない、お手本見せてあげようじゃないか。
[えっへんと、ふざけるように胸を張って>>107。]
(110) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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[桜の木を背にして立つ彼。]
……このカメラ貰った時に教わったんだけどさ。
[カメラを向け、ピントを調整しながら呟くように言う。]
写真って、好きな相手を撮るときが一番上手く撮れるんだって。
[ああ、おかしいな。 ピントを合わせたはずなのに、ぼやけて見える。]
だから写真を撮るときは、好きな相手を撮るつもりで撮ると上手く撮れるんだよ。
[大きく息を吸って、そのまま止める。 いつもよりカメラを向ける時間が長いと、頼児は気付くかもしれない。]
(111) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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[小鳥谷とはどれほど話したか、あまり電話が得意ではないといっていたような覚えがある。 ツーツーと、鼓動のように鳴る音を耳にするのも、きっとすぐだった。 たった一年、部屋が一緒になっただけ。 過去に同じクラスになったこともない。 なのに居心地のいい距離感と、遠慮のない態度。 多くを語らなくてもきっとわかってくれる相手。 小鳥谷もまた、違う意味で特別な存在だと改めて知る。]
サンキュ、ヒロろん。
[もう一度だけ拳を握り締めた。 包帯の巻かれた手を、三白眼がじっと見つめて。
ああ、やはり、そうか、どうしようもなく、 なんだ。
難しく考えていた事を、解き。 指先は幾つかのメールを認め始める。]
(112) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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僕ね。
頼児を撮った写真が一番良く撮れてるんだよ。
[シャッターを、押す。
カシャリ、と音が響いた。]
(113) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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[突き出されたVサインの手首にある色が、常と違う色とは気付いていた。]
それ。 似合ってるね。
[カメラを下ろし、にこりと笑って告げた。]
(114) 2014/04/01(Tue) 02時頃
|
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ふーん、そういうものなのか。
[>>110野球は見るのもやるのも大好きだけどなと、全くジャンル違いのことを考える。]
ん? そうか、好きな人……
[好きな相手を撮る時が>>111と、明智は言った。 コツを聞き、成程と小さく頷く。
いつもより随分時間がかかっているように思えたが、やはり彼でも、フィルムのカメラはデジカメより扱い難いものなのだろうか。 レンズの向こうの表情は、読み取ることができぬまま]
(……絵も、同じだったりすんのかな……)
[沢山のスケッチブックを脳裏に思い浮かべた瞬間、笑みは、作られたものではなく、自然なものに変化する。]
(115) 2014/04/01(Tue) 02時頃
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ありす
…
…り…
…
…け…はもう…わってんの…
…の…には…ね…ね…
…り…から…ぶっ…す…
…っ…
…なんか…ちゃんみたい…
ちょっと…ませといて…
あとね…
…ちょっとお…しませんか…
|
[シャッターをきる音>>113に紛れるように、気のせいか、自分の名を呼ばれた気がした。 数度瞬き、何だろうと明智を見たが、好きな相手を撮るつもりで……などと言われたものだから、少々自意識過剰になっていたかと、すぐに思い直して自嘲を向ける。]
サンキュー、出来上がり楽しみにしてる。
[>>114カメラがおろされ、笑みを向けられると、少し恥ずかしそうに手首に触れた。]
あぁ、これな……。 丞からもらった。
(116) 2014/04/01(Tue) 02時半頃
|
…
…いりまっせぇ…ん…
…
…ろんがいないから…けてないんですう…
お…いは…でやったんべや…
…もいないと…い…しいよな…
でも…いないけど…えたわけじゃねぇべ…
…ろんも…のとこは…か…
…なくなっちゃったけど…た…の…い…が…えるわけじゃない…
…れなかったら…にいるのとかわんねえよ…
…
…ついしん…
…
…に…んなくちゃいけねんだ…
ちょっと…してた…がありました…
…のことやだなって…ってた…がありました…
…でごめん…ゆるして…
…
…
…
…
おっしゃ…からちょっと…い…すんべ…
…は…ねえけど…
…だってお…がほんともうひどいの…
そのぶん…の…やってやんよお…
…な…をとくと…やがれえ…
ザックは、メールを打ち終わると屋上から走り去った!
2014/04/01(Tue) 03時頃
|
[野球と写真が同じなどあるかと文句を言われるかと思ったが、単純に納得してくれたようだ>>115。 そんなところも、好きになったのだけれど。
レンズの向こう。 柔らかく自然な笑みに、何故か胸が痛くなった。 でもそれはきっと気のせいだ。]
(117) 2014/04/01(Tue) 03時頃
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フィルム、使い切ったら現像するよ。 それまで待っててよね。
[楽しみだという言葉>>116に、そう返す。]
……そっか。
[頼児の口から出た名前に。 その名前を呼ぶ、彼の言葉の響きに。
短く零した。]
(118) 2014/04/01(Tue) 03時頃
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────行っちゃったなぁ。
(119) 2014/04/01(Tue) 03時頃
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─自室─
うん、行っちゃったなぁ。
[締坂は、1人ベッドの上で寝っ転がりながら。また、1人1人いなくなってゆく、寮の中。]
(120) 2014/04/01(Tue) 03時頃
|
…
…の…
…
…の…に…この…が…っちゃうぜ…
え…のお…け…
いいんです…で…やります…
やり…したくねえんだよ…
…よく…いとけよ…
|
―中央棟・放送室―
[屋上から飛び出して、走って向かったのは中央棟。 中央棟の中には小さな放送室がある。 東棟、西棟、中央棟の全てに放送を流せる機材と、一本のマイク。 寮母室のものとはまた違うが、緊急時の連絡であったり年中行事であったりで使われるものの一つだ。 忍び込み、棚に置かれている備品の中から一つの銀盤を選ぶ。 あってよかったと、胸を撫で下ろしつつその銀盤をセットした。 始める前に一斉送信でメールを送る。
機材に触るのは、中学ぶりだ。
上手く出来るだろうか、不安は尽きない。 けれどそれよりもどこか、高揚する気持ちで。 息を整えて、深呼吸をして。
カチリとマイクのボタンを押した。]
(121) 2014/04/01(Tue) 03時頃
|
|
あぁそっか、フィルムだと、全部撮んなきゃ現像できねーんだもんな。 撮り直しもきかねーし、不便だな。
[>>118けれど、出来上がりを待つ時間も悪くないかもしれない。 他にはどんな写真達が、自分と同じフィルムに刻まれることになるのだろうと。]
現像したらさ、送ってくれよ。 チームの寮はいったら、住所メールで送っから。
………。
[けれど、彼の口から零れた小さな音は、なんだか、少しいつもと違う気がして。 距離をつめて、自分より少し低い位置にある顔を、心配げに見つめた。]
(122) 2014/04/01(Tue) 03時頃
|
|
─ いつの頃か・廊下 ─
[部屋に戻ろうとすると、2通のメールが届いていた。 1通目のメールには、先を越されたかと舌打ちしながらも笑い、2通目は、画像を何度も見なおして、眼を点にした。]
なんだ、これ……!
[おそらく返信文を作成している間も、表情はかなり怪訝なものだったろう。*]
(123) 2014/04/01(Tue) 03時頃
|
…
…
…からおけたいかいのおしらせ
…
くそっ…さきをこされたか…
…て…とかんがえる…
…
…
…
…
…
お…の…って…
しつじでもやんの…
にあうけど
あとその…ってる…
…
|
フィルムはフィルムで良いとこあんだよ。 データだとちょっとした操作ミスでデータ消えたらおしまいだけど、フォルムならフィルムが残ればずっと残る。
[今このカメラに入った状態では、フィルムも危うい存在だと自分で実践している。 でもそれは言わない。]
わかった。 現像したら送るよ。
[こくりと頷く>>122。
距離をつめられ、反射的に同じだけ後ろに下がった。]
なあに?
[誤魔化すように笑う。]
(124) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
|
ライジは、明智の様子をうかがいつつ、その肩に軽く手を乗せた**
2014/04/01(Tue) 03時半頃
|
[肩に手を置かれ、咄嗟に俯いた。
大丈夫。 僕は、大丈夫。 ちゃんと笑えている。
心の中で唱えた。]
ねー、頼児。 さっき、僕がコツ教えたでしょ。
だからね。 頼児がこれから撮る写真で、一番良い写真、見てみたい。
[一歩、離れる。]
(125) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
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[一歩離れた場所から、5cm上のその顔を見上げた。 ちゃんと微笑んで。]
じゃあ、僕行くよ。 写真撮ってくれてありがとう。
[笑顔で手を振って、そこから離れる。 走って、走って。 自室まで走って、別途に倒れこんだ。
元々告白する心算はなかった。 告白しなくても構わなかった。
だって、僕らは男同士だ。後悔なんかしない。 彼が自分以外の誰かを好きになるって、初めから知っていたこと。]
(126) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
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<<JO** FM>>
Hello!! This is DJ.SAKU Last Hour.
"Graduation"stay tune...!!
(127) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
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ハァイ、みんな残り少ない時間を楽しんでるかい☆
今日は睦井利一と山本朔太郎が この学び舎を卒業するようだけど
彼らに限らず旅立った仲間へ 悔いなくお別れの言葉は言えたかな?
勉強に、友情に、喧嘩に、 将来の不安に、やるせない気持ちに、行き場のない恋愛に
悩む、青少年の君たちへ DJ.SAKUから
最初で最後の、この曲をお届けしましょう!!!
(128) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
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[軽快なDJの声はどこからどう聞いても山本朔太郎、その人だ。 そして流れ始めるのは、当時は三人だったロックバンドの有名な夏の歌。 恋愛に悩む【恋するうさぎちゃん】がFMラジオにはがきを送る。 その相談にDJが答えていく、そんな明るい恋愛ソングだ。
難しく考えていた。 何もわからないと、何がわからないかも、わからないと。
捨てようと思っていた。 捨てられる前に、忘れられる前に、消えてしまう前に。
心に急かされて、蹴飛ばされていた。 迷っていて、曖昧で、始まってもいないのにゲームオーバーになっていた。
本当はもっと単純で、もっとシンプルだったんだ。]
(129) 2014/04/01(Tue) 03時半頃
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まだ夏には遠いけど、楽しんでいただけたかな?
おっと、ここで告知があるみたいだ! この学園で最高にロックな男、鳥塚 環による ナカニワ・ロックフェスが間もなく開催するぜ☆
みんなで中庭を、熱狂で取り巻こう!! さあ、中庭に集合だ!!!!!!
(130) 2014/04/01(Tue) 04時頃
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This program is brought you by DJ.SAKU
…――― See you Bye-bye !!!!
(131) 2014/04/01(Tue) 04時頃
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――――――……ふ、は。
[たった一曲分の、短い放送。 それでも放送事故なく終えた事に、微かな息を吐いた。
伝わるだろうか、届くだろうか、あの人に、何かに悩む誰かに、みんなに。
また一つ、思い出の頁が増えていく。 捨てようと思っていた、思い出のページが増えていく。 鮮やかな色彩、目まぐるしい音、柔らかな感触、優しい匂い。 暫くは放送室の椅子に座ったまま、一人昂ぶった興奮をゆっくりと落ち着ける。]
さて、と! もう一仕事せねばな。
[立ち上がり、【loveing rabbit】は放送室を後にする。 貰った勇気をフルにつかって、心残りを残さぬように。]
(132) 2014/04/01(Tue) 04時頃
|
…
…しにいく
…
…
…えろお…っ…っ
…ろんの…で…こんな…になっちゃいました…
…に…られたら…ろんのせいだから…
…は…ろんですって…っとくからね…
…
|
―寮室・4-K―
[部屋へと帰ればメールを認める。 一通は勇気をくれた、友へ。 一通は未送信フォルダに再度しまわれる。 空白だった本文とタイトルを埋めて、けれど送信は押さなかった。
窓を開ければ中庭が見える。 どれくらいの生徒が集まっただろう、野外フェスは成功するだろうか。 その場所から熱気が届く事を信じて、窓は開け放ったまま。 音楽が聞こえ始めたら、知っている歌なら、一緒に口ずさもう。
指先は引き出しを引いて。 今朝文房具屋で買っておいた、とあるものへと触れる。 そして誰にも秘密で、何かを作り始めた**]
(133) 2014/04/01(Tue) 04時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 05時頃
ザックは、作業の合間に卒業していったみんなに、メールをポチリ**
2014/04/01(Tue) 08時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 08時半頃
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― 回想・夜の中庭 ―
……ばーか。 そんな優しくないぞ、俺は。
[瞬く目に。戸惑って見える様子に詰めていた息を、ふ、と噴出した。>>+106
ぎこちなく握り返される手。まだ微かに震えているけれど、振りほどかれなかったことだけでひどく安堵する。くすぐったくて落ち着かない熱を改めて、自覚する。 この後振りほどかれたとしても、たぶん。 後悔は、しない。]
(134) 2014/04/01(Tue) 09時頃
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ずっと、触ってみたかった。 ……って言ったら引くか?
おかしいよな、男同士なのに。
[くちにすれば、案外簡単な二文字。 本当にこれでいいのかという不安になるほど、呆気なく。 それでいて、すとんと落ちてくる。]
気づかずにいようと思ったよ。 持ってけないものは、最初から持たないようにしようって。 言わずに、もうちょっとで行くはずだったんだけどさ。
[これがよかったかなんて、わからない。 大声で叫ぶことはできなかった。 でも。ずっと誤魔化していた苦しさが薄まり、胸の閊えがとれたように感じて。 僅かに目を細め、息を吸い込む。]
(135) 2014/04/01(Tue) 09時頃
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――…でも、これはここに置いてくよ。 これから、傍にいられないし。
[別の苦しさを堪えながら、続ける。声が震える。 しばらくになるか、ずっとになるか。告げることばと裏腹に、手を握る力は強くなってしまったけれど。*]
(136) 2014/04/01(Tue) 09時頃
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─ 中庭 ─
……智明?
[俯く明智>>125に、少しだけ胸がざわりとして、肩に触れたばかりの手を離した。]
コツ、あぁ……好きな奴をって……。
俺が撮る写真で……
[ふと脳裏に浮かんだのは、十文字だった。 おそらく明智が言っているのは、すごく良く撮れた風景写真とか、集合写真とか、そういう意味ではないのだろうと思った。
眉を下げ、行き場をなくした右手を宙に浮かせたまま、一歩退く明智を視線だけで追いかける。]
(137) 2014/04/01(Tue) 11時頃
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[なぜか、いつもの明智と違う気がして、こんなに近いはずなのに距離を置かれているような気がして、少しだけ下にある顔を見下ろしながら、瞼を震わす。 けれど、向けられた笑顔>>126に、ただの思い過ごしかと]
あ、あぁ。 俺の方こそ……
……ッ、智明?!
[安堵を浮かべた矢先、走って離れてゆく明智に、やはりいつもとは違う雰囲気を覚えずにはいられずに、逡巡の後、追いかけた。]
(138) 2014/04/01(Tue) 11時頃
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─ 4-O ─
[自分の部屋の2つ隣、角部屋の扉を、数度叩く。 そういえば何日か前も、こうやって部屋に逃げ込まれたことを思い出した。]
智明ー!
なぁ、智明。 どうした、何かあったのかー?
[原因には、まだ思い至ることができぬまま、ドアを叩いて呼びかけた。]
(139) 2014/04/01(Tue) 11時頃
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…
…
…
すごいな…で…するのか…
…も…いんだな…すごい
…び…は…も…からないけど…かっこいいと…うからあってると…う
…じゃなくて…なのか
…
…ずっと…だと…ってた
ぴ
れいじが…
わかった…と…るには…しとく…ありがとう
…
…われたことを…い…し…の…いように…は…し…をつけた…
|
─ いつの頃か・廊下 ─
[鳥塚の余興に、どんな曲をリクエストしようか。 そも自分の歌える歌はそんなに多くないが、この季節らしい歌なら、アイドルっぽくないバンドの応援歌なら、多分歌える。 部でも、よくあの歌でエールを送ったし。
歌詞をちゃんと思い出そうと、検索をかけていると、朔太郎からのメールが来た。]
(140) 2014/04/01(Tue) 11時半頃
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……朔太郎!?
[放送が流れ出したのは、メールを確認し、何をする気かと考え始めた矢先のこと。 驚いて、間近にあるスピーカーを探し、足を止める。]
何やってんだ、あいつ……!
[夏を思わせるナンバーを聞きながら、唖然とする。 唖然としたまま、告知まで全て聞き終えると、弾かれたように中庭へ向けて走り出した**]
(141) 2014/04/01(Tue) 11時半頃
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ぶっ!!
[ぼんやりとした感傷は突然の放送によって打ち破られる。]
(142) 2014/04/01(Tue) 12時半頃
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はは、山本らしーじゃん。
[締坂は中庭に向かって走り出す。感傷に浸っている暇は*まだ、ない*]
(143) 2014/04/01(Tue) 12時半頃
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─花壇→男子寮4階─
[返信されてきたメールに視線を落としながら、足は寮へと進む。宗介からのリクエスト。リモニウム。スターチスと呼んだ方が分かりやすいか。 ドライフラワーにしても色が褪せないことから、ついた花言葉は「永遠に変わらない」。星が好きだという彼に似合う花だと思った。アレンジを考えながら、朔太郎のメールの文面を眺めて。
足が止まった場所は、朔太郎の部屋の前。 >>29「朔太郎以外立ち入り禁止」の張り紙のしてある扉。
メールにはもう片付けは終わっていると書かれていた。 片付けの終わっている自分の部屋もそうだが、ルームメイトがいなくなった部屋は、殺風景を通り越して寂しいものだ。
まだ片付けが終わっていないと。篭城すると。 何だかそれが、自分のテリトリーに誰も侵入させようとしないその態度が、部屋という心の中の孤独を守ろうとしているように感じられて。
おもむろに扉を蹴った。
人の減った静かな廊下にこだまする音。 いつもなら日常音に掻き消えるそれは扉の向こうの寂しさを示唆するようで。もう一度、蹴る]
(144) 2014/04/01(Tue) 13時頃
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…
…どんだけ…
…
…すぎだろそれは…
…はこれで…は…に…かって…っ…るぜい…
なゆたんも…れよ…
|
いねぇし……
[反応のない扉の向こうから物音は聞こえない。 メールの文面に視線を落とす。心残りを“今から”って書いてあることにようやく気付く。息を吐いて、扉を背に廊下にしゃがみこんだ。
耳を澄ませという。 静かなこの場所は似合いだろう。
環から届いたメールに返信していれば、もう一通メールが届く。余興の開始。朔太郎。顔を上げる。響くのは>>127ノリノリの声。 耳を傾ける。軽快で陽気なJ-POP]
(145) 2014/04/01(Tue) 13時頃
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…たまき…
…からおけたいかいのおしらせ
おれの…かしょうりょくが…ばくはつ…するぜ
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─────それがお前の心残りか、朔太郎
[心の壁のような扉にもたれて目を瞑る。聞き逃さないように。 恋する兎よ、お前は苦しんでいるのか。 踏み出せず躊躇っているのか。 予想は間違ってないのだろう。決して自惚れではないのだろう。気付いているよ、気付いたよ、自力で、そしてこの放送で。 曲が終われば。放送が終われば、詰めていた息を吐いて。目を開く。心からの小さな拍手をいくつか。 そうして>>130中庭に集合だ! の掛け声につられるように腰を上げ、4階を後にした**]
(146) 2014/04/01(Tue) 13時半頃
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ふぇいすとぅーふぇい、まじっくさん! ゆーあー、みどーる、えっびっうぇー!
[手のなかで作られていくものは、何個も何個も増えていく。 まだ野外フェスが始まる前に口ずさむのは、先程流した曲の間奏部分だ。]
れつげっとぅー、よぉーらぶ!
[まだ張り紙は貼られている。 この扉に恋するうさぎの想う相手が、背を預けていたことなど知らないで。 一人で続々と何か作り出しては優しくベッドに並べていく。 合間合間休みがてらに、メールには返信を打ち込んで。]
(147) 2014/04/01(Tue) 14時頃
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…
…かっちぇ…だろ…
…
…れるなよ…
さ…んきゅ…
…ばすなら…がりちゃんと…で…かすこと…
…れたままが…でけえべ…
…れば…に…あと…う…はごしごしせずに…
…しくやさしくな…
|
んむ、夜明けか〜。 それもいいかもな。
[夜に逢おうと告げた相手は夜明けを見たいと返信してきた。 作り終わるには充分間に合うだろう、むしろ時間は少し増えたくらいだ。 やわらかなそれらを作る手を少し止めて、包帯をゆっくりと剥がす。 思っていたより腫れていて、随分無茶したと自嘲が落ちる。 保科に貰った救急セットは引き出しの中、それを使うのはどうしても憚られた。 心配を無下にしてしまうのかもしれないが、理由はたったひとつのシンプルなもの。 カコカコ、ゆっくりと大切なメールに返信を送る。]
(148) 2014/04/01(Tue) 14時半頃
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ありす
…
…け…
…
…に…こう…おっけ…
…れるといいね…
はっ…でも…なら…ちゃんと…い…
じゃあ…が…るより…に…で…ってて…
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[短く、吐息。 一文字一文字が、切なく苦しい。 でも不思議とそれは今までのように、不快な痛みではなくて。 締め付けられる、胸の奥。
開け放ったままの窓を覗けば、走ってやって来た保元の姿や締坂の姿が見えただろう。 メールを出した相手も見えた。 主催の鳥塚も、始まる頃には睦井もいるか。 入江や明智はどうしているだろう。 卒業していった面々は今何をしているだろう、何を想ってるだろう。
窓の中に浮かぶ顔を、姿を見ながら。 休んでいた作業を再び始めて、ロックなステージの開始を待った。]
(149) 2014/04/01(Tue) 15時頃
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[寮の中にシャッターの音が響く。よく居座っていた談話室、図書室は利政を探しに行く時くらいしか覗いたことがなかった。中庭と屋上は後でにしよう、曇っているから最後の夜は星は多分見えないだろう。 誰もいない部屋を巡って、撮って、辿りついたのは自習室。
シャッター音が鳴る。誰もいない部屋がフィルムに収められる。昨日断髪式に顔を出したから、自習室の最後の思い出は十文字との会話から寮のみんなと笑ったものへと上書きされた。]
……ま、そういうもんだろ……。
[それでいい、それでよかった。その方が自分らしいとも思う。部屋の中には誰もいない。朔太郎がいなくなれば理容店だって閉店だ。中へと入って、進むのはパーテーションの向こう側、いつもあいつが座っていた席。これが本当に最後だとその机に触れて]
(150) 2014/04/01(Tue) 15時頃
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―――…十文字、……ごめん。
.
(151) 2014/04/01(Tue) 15時頃
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…あと一日だけ…、お前の事、好きでいさせて…。
[懺悔するように、誓うように。机に向かって呟きを落とす。 この寮を出るその時には、この気持ちにちゃんと蓋をするから。 そして伝えたように友達として、笑えるように切り替えるから。
声にするのも、これきりにするから。ごめん、もう一度呟いて。 ポケットからシャーペンを取り出すと机の左上に一文を残す。]
(152) 2014/04/01(Tue) 15時頃
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『将来の夢は?』
[きっとすぐに消されてしまうだろう。文字を見下ろして眉を下げて笑って。カメラを向ける、無機質なシャッター音が部屋に響く。 問いかけに対し机いっぱいに広がった空白欄には誰からの答えもない。 自分達がいなくなった後のこの場所でこの先―――…誰かが勉強をし、誰かがまた新たな夢を描いていく。
次は誰が―――――…この場所で、恋をするのだろう?*]
(153) 2014/04/01(Tue) 15時頃
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リーは、ザック(朔太郎)の放送が聞こえてきたのはそのすぐ後のことだ。**
2014/04/01(Tue) 15時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 16時半頃
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―少し時は経って、深夜―
[中庭のロックフェスはどうだっただろう。 開始されれば声を出して歌ったし、知らない歌であれば適当に鼻唄で参戦した。 4階からのハミングはさすがに中庭には届かなかったかもしれないが、代わりに時折窓から手を振って見せたりした。
消灯時間よりも前、睦井が残してくれた残りのツナマヨを夕食がわりにする。 それに心配が含まれていることも知らないまま、もぐもぐと美味しく頂いた。]
むつりん、ごめんな。
[ぽつりと落とした声は、誰にも届かない小さな声。 苦しい音ではなく、苦笑を漏らして。
最初から決めていたことだ。 だから、誰の見送りにもいかなかった。
――――バスには、乗らない。]
(154) 2014/04/01(Tue) 18時半頃
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―校庭―
[扉に張り付けた紙は、明日の朝のサプライズのため、 消灯になってから張り替えた。 部屋の中のものは、明日の朝を待っている。
代わりに、山本朔太郎の旅立ちはこれからだ。 白辻から連絡がある前に、鞄ひとつだけを肩に下げて校庭の桜を見上げていた。
思い出す、入学式に見た姿を。 綺麗な人が、儚く散り行く桜の花を見上げていたことを。
風が吹く。 いつもなら靡いていた襟足はもう、なくなっている。]
(155) 2014/04/01(Tue) 19時頃
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[やがて思い出していたその人がやって来たなら、にっといつもと変わらない笑顔を向けて。 いや、きっといつもよりも、笑顔だったろう。]
これ、送り忘れ! 帰りコンビニ寄って実家に送るべよ。
[荷物のことに触れられたらそう告げて。]
いこっか?
[手を伸ばせばどんな反応を返されるだろうか。 その手を繋げても繋げなくても歩きだす、朝と夜の間。 静かな時間を遮る最新のJ-POPは鳴らない。 メールを受信しても、電話を着信しても。 音がなるのは、誰もいない4階の一室**]
(156) 2014/04/01(Tue) 19時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/01(Tue) 19時半頃
…
…
…
…なのか…
…いてるところ…に…けると…ったのに…だ
…れ…
さっき…と…が…てった
…と…の…も…いたって…で…ってたから…も…には…るんじゃないかな
そういういきものだと…ってたんだよ…
わるかったな…
とりあえずと…るにはこれから…してみる
…れよ…
…
|
─ いつ頃かの廊下 ─
[立ち止まってメールを作成している時の表情は、笑っていたり、少し拗ねたり、やたらコロコロ変わっていたかもしれない。
研修頑張れがダブっていたことに気付いたのは、送信ボタンを押したあと。
しかし、いえない。 カビバラは、なんか顔のあたりにカビっぽい髭が生えた、「バラ」という生き物の種類だと思ってただなんて、言えない。]
……とーる、この時間いんのか?
[とりあえず早めにと思い、元エースへも、電話をかけてみることに。]
(157) 2014/04/01(Tue) 19時半頃
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との…
…よ…と…る…
…いや…って…お…に…してやってくれって…に…われたから…って…うん…
…ま…そうでよかったわ…
…で…の…
…ん…か…じゃね…かな…まだ…できてね…みたいでさ…くしてくんね…と…に…する…が…くなっちまうってのに…
…そ…だな…
…あのへんもうすぐ…になるらしいから…しみしてる…
…あぁ…る…る…
…ん…まずは…の…られるよ…にだな…
…そしたらお…も…に…いよ…
…んじゃ…またちゃんと…まったらな…
…お…も…れよ…
…の…しみにしてっから…
|
[元エースの声は、相変わらずややテンション高めなものだった。 一番目立つポジションに、ハーフを思わえる風貌と、生来のものと思われる明るさが相俟って、あいつの周りにはいつも人が絶えなかった。 特に女子。 しかし、当人、案外奥手なのかストイックなのか、実は彼女ができたのは、卒業前のあの告白が2度目らしい。 実際どうかは知らないし、噂がどうなっているかは知らないが。]
怜二にも、礼言っておかねーとな。
[多分、彼からの助言がなければ、連絡していなかったかもしれない。 切欠をくれた紐井屋にも、報告がてらお礼のメールをしておかないと。]
(158) 2014/04/01(Tue) 20時半頃
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―― 学校内 ――
[もう入ることはない、そう思っていた学校の中。 軽音楽部の顧問に頭を下げれば、「鳥塚が神妙にする方が気持ち悪い」とさっさと許可を出してくれた。]
っしゃぁ、!
[気合いの声を一つ、背負ったのは黒いハードケース。環から外したばかりのそれが、また背に戻ってきた。 手には小さなアンプを一つ。あまり大騒ぎもできないことは理解しているから、それくらいが限界だ。]
……さ、やってやっかね!
[尻のポケットに入れたスマートフォンが、数度小刻みに揺れる。 けれど今は両手が塞がっていて、確認できずにいた。]
(159) 2014/04/01(Tue) 20時半頃
|
…
…
…と…るに…した
…
さっきと…るに…した
…そうだった
ありがと…な
お…の…は…もう…ち…いたのか…
…
|
―― → 寮 ――
[聞こえてきたのは、軽快な声音>>127。 顔を上げる。]
さくた、ろ……アイツ、
[流れてくる軽快なバンドサウンド>>129。もう少し先の季節を思わせるそれは、どこかしんみりとした空気を纏う寮の空気を吹き飛ばすようにも思える。
そんな中に耳に飛び込んできたのは自らの名前>>130。]
……ばっかやろ。 俺がやったろーと思ったのによ。 やっぱお前はロックじゃねーか。
[憎らしげに呟くけれど、その表情は、笑み。]
(160) 2014/04/01(Tue) 21時頃
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っし!いっそげ!
[DJがその放送を締めくくる前、男はまた走り出す。 中庭までの配線や、リクエスト曲への準備、やることはたくさん、たくさんある。 ここまで派手に告知をしてくれたのなら、何が何でも良い演奏をしなければ。]
(161) 2014/04/01(Tue) 21時頃
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[朔太郎の流す放送を聞いたのは自習室で。 うお、と小さな声が零れる。視線がスピーカーへと向けられて、唯一の一曲が流れ終わるまでぽかんと口を開けてその放送を聞いていた。
それから、眉を下げて笑う。]
……っくり、したー…、 何、あいつ本当器用なの…。
[なんとなく、なんとなく。 浮かんだ言葉は自分の心にしまっておいた。 携帯で、朔太郎から届いたメールと時間を確認してから中庭の方を見る。 行かなきゃ、そう呟いた。 それだけで少し泣きそうになった。
―――…残り少ない時間、 ―――…学び舎を卒業する、
あと少しで―――…お別れなのだ。]
(162) 2014/04/01(Tue) 21時頃
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─男子寮4階→─
[朔太郎の部屋の前から腰を上げれば、>>143ふたつ先の扉が開かれ、声を掛ける間もなく走り去っていく樹央の背中。お前、部屋にいたのか。>>120静かすぎて気付かなかった]
……俺も行くか、中庭
[>>39窓の外。ぽつり、ぽつり。小さな雨粒が落ちる。 酷くはならなそうだが中庭は大丈夫なのだろうか。このままやめばいいけれど、カラオケ大会ということは何かしらオーディオ系の機材があるのではなかろうか。 そう思って、一度、屋根裏倉庫に寄ってブルーシートを、中央棟の一室からパイプ椅子を二脚拝借してから中庭に向かった]
(163) 2014/04/01(Tue) 21時頃
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─ 現在・中庭 ─
[駆け出てきたのは、曲が終わる少し前。]
……ッ、環ー!
まったくお前ら、やることが派手すぎんだよ!
[鳥塚の姿を見つけると、笑いながら、手を高く振り上げる。]
盛り上がんなかったら承知しねーぞ!
(164) 2014/04/01(Tue) 21時頃
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…
…に…
…
…の…かせられ
ないの…
やっぱ…くかも…
…に…り…っ
てから…いに…く…
リーは、自室経由で中庭へ向かう。タオル持参だ。
2014/04/01(Tue) 21時頃
|
―― 中庭 ―― おいおい……無茶なこと言うなよ…… こりゃ俺が歌うしかねーなー、 音源あるかこれ、んーっと、とと
[そろそろ、陽も傾いてくる頃。 中庭には幾本ものコードが引かれ、黒いベースが一本、桜の木の下に立てかけてある。
メールは次々と届いていた。 リクエスト内容に頭を悩ませたり、考えたりと忙しい。 一つ一つ返事をしながら、自然と笑みを浮かべていた。]
(165) 2014/04/01(Tue) 21時頃
|
…
…りくえすとをうけつけました
…ちょっとかんでもゆるしてっ…ほし
あ…でも…そうすけもかんだら…さいしょからな
…
…
…りくえすとをうけつけました
…だいじょうぶ
こおりのほし…すきだぜ
…とかも…すき
…
…
…
…おう
…まってるぜ
ろんも…きかくした…いちいんだからな
…
…
…りょうかい
…おっけ
いちばんやばそうなうたを…おくる
…
…
…
…ろっくやろう
…きいたぜ…でぃ…じぇ…
さんきゅな…このいけめんやろう…
なかにわには…いなくてもいい
きこえたら…それでいい
ゆうじょうぱうぁ…で…さんかしたことになるぜ
…
…
…りょうかい
…らいじも…やりたいこと…やるといい
おれは…にぎやかしだ
りくえすと…たのしみにしてる
…
…
…りくえすとを…うけつけました
…ころんだ…けど…ないてないぜ
えらいだろ…
とろろだな…わかった
おまえもちゃんと…どっかでうたえよ
…
…ありす…
…ちゃんぷばくはつのかうんとだうん
…さいごに…でっけ…はなび…あげようぜ…
…
…
…りくえすとを…うけつけました
…なんでもいいんだぜ…さんきゅ
あとで…どうが…おくる
な…
おれがうたっても…いいかな
…
…
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― 回想・夜の中庭 ―
[振りほどかれず、握り返される手の分だけ。 たどたどしく同じだと返される想いの分だけ、じわじわ熱が上がる。 繰り返し悪態をつきながら、くしゃりと笑い。]
……ばーか。 迷惑なわけないだろ。嬉しいよ。
[空を仰ぐ視線につられて、見上げる。>>+139 桜の落ちる向こう、月が見えた。校庭の月を思い出して目を細める。 あれが誰の想いかは知らないままだけれど。通じ合って並んだ言葉は、伝えるのにどれだけの覚悟があったのだろう。 持ってく、という言葉にゆるく首を振った。>>+140]
……それじゃだめだろ。 ナルが持ってくなよ、俺のは重くて荷物になるから。
(166) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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俺はさ、ナルがこれから胸を張って歩けないような相手になりたくないんだ。 口にできなくて辛くて、困らせるような相手になりたくないんだよ。 好きだから……ごめん、こんなこと言っても、仕方ないのに。
[彼氏がいる、だなんて言えないだろうと。 自分のせいであんな煩わしい視線の対象に。好奇の目を向けられる対象にさせたくないから。彼が、趣味のことで人一倍周囲を気にしてるのがわかるから。余計に。
傍にいられない。だから、守ることも支えることも、きっと思うようにできない。 だから置いていこうとしてるのに、彼は。
なんで、大丈夫だと。 そんな頼もしそうに笑うのだろう。 一度零れだした想いは、ゆっくりゆっくり。 今度は切なさを伴う痛みと苦しさで溢れて、頬を伝う。]
(167) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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なーんだよ頼児、そんなに歌いたいのか?
[手を振る様子>>164に気がついて、こちらも緩く腕を上げた。]
ばっか、怖いこと言うんじゃないのッ 別に誰もこなくったって、やるぜ? 寮にいねーやつも、歌ってくれっからさ。
[手にしたままのスマートフォンを振る。 ブラックアウトした画面に映り込むのは、朝から晴れることのない曇り空。]
泣いてくれんじゃねーぞ!
[ひとつ、声を上げたのは。天への叫び]
(168) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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どんだけ、認めるのに時間かかったと思ってるんだよ。 叶わないと思ってたんだ、だから気づかずにいようと思ったんだ。嬉しいよ。今言わなきゃ後悔すると思ったよ。連絡したら思い出すじゃん。会いたくなるじゃん。今よりもっと好きになるじゃん。
……そしたらナルを、困らせる。
[離したくない、とは言えずに。 頼りたくない。足枷になりたくない。でも手を握る指先は、強くなるばかりで。こんな時まで頼るのが苦手で。 彼は優しいから。ばかだから。振りほどかれなかった今、自分からこの手を離さなければいけないと思うのに。*]
(169) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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―中庭― [外に出た途端にぽつ、と冷たい何かが額に当たったような気がする。色の優れない空を見上げて、降んのかな…と呟いた。]
た〜ま〜きぃ〜! おまた! つかおー、桜、花見ん時より開いてんじゃん。
[数日前まで蕾だらけだった桜を見上げて。 忙しそうに準備をしている環の傍で持ち出された機材を物珍しそうに眺めながら]
晴れろよー!
[雨雲に大きな声で呼びかける。]
(170) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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リーは、空に叫んだタイミングが環と被り、声をあげて笑った。
2014/04/01(Tue) 21時半頃
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[中庭に向かう途中、中央棟の倉庫からビニール紐も拝借していれば、震えるポケットの中のスマートフォン。 返信しそびれていた那由多宛てのメールを認め、これから向かう先に居るだろう環からのメールに小さく笑って。そして朔太郎からのメールに返事を書いて、再びポケットにしまう]
(171) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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─→中庭─
[そこには>>165準備をしているだろう環の姿。他に>>164頼児と先に走って行った樹央の姿もあるだろう。ブルーシートを肩に、畳まれたパイプ椅子を脇に抱えて桜の木の下へ向かう。 想像していたより本格的で(ラジカセとかパソコンで音楽流すくらいかと思っていた)びっくりしつつ。 >>168>>170空に向かって叫ぶ環と利一に笑いながら]
おい、雨、もし降ったら危ねぇだろ 咲きだした桜が幾らか雨避けになってくれっとは思うけど
さすがにテントまで借りてくる時間も余裕もねぇから、ブルーシートとビニール紐、パイプ椅子で代用すんぞ まァ杞憂で終わることを願おう
俺らは濡れてもいいけどなァ
[部屋にビニール紐を張って洗濯物を干す要領で、機材を雨粒から守ろうという心算。降らないといい。せめてみんなが中庭にいる間は]
(172) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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はっはー、気が合うなロンよ。
[空に叫んだ声は重なり>>170、その声の主を手を振って出迎えた。 機材は全て木の下に入れているからある程度の雨ならしのげるかもしれないが、コード類がひどく濡れてしまうのは故障の原因にも繋がる。]
本当にな。 もうちょい早く咲いてくれたら、皆で見られたんだろうけどな。
[空に掛かる桜の枝には、綻んだ花があちらこちらに。 まだ咲ききるには早い、年若い自らのよう。
立てかけたベースのストラップを肩にかけ、調弦を開始する。アンプ越しに控えめに、低音が流しながら問う。]
リクエストは決まったかー?
(173) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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おー、ありす。さっすが。 なんかこういう処置って逆に屋外ライブっぽくね? 俺も設置手伝う、何すればいい?
[流石は気が利く(利一内の)三大巨頭の1人だ。ちなみに残りの2人は成斗と利政だ。成斗がもういないから、代わりに手伝いの挙手をする。最後の最後で、ちょっとした気遣いの成長だ。]
環ぃ、一曲目何にすんの? 俺がトップバッターだと 速攻らいらちゃん飛んできそうな気もするから 他のやつに任せたいんだけど!
[歌うのは好きだけれど、自分の歌唱力がアレなこともわかっている。調弦の音にはライブが始まる前のような、そわそわ高揚した気持ちになった。]
(174) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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お、チャンプ様イケメンだな! さんきゅ、助かる!
[雨よけまでは考えていなかったが、大荷物でやってきたありす>>172にネックから手を離ししっかりと拝んだ。]
なあなあ、チャンプなに歌う? やっぱりあれ? you king of kings? しびー、かっけええええー
[ベースを下げたままに嬉々としてありすのリクエストはないのかと尋ねる。 口にしたのは彼のあだ名の元ネタである。]
(175) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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フィリップは、あ、you'reだったかなぁ とうろ覚え
2014/04/01(Tue) 22時頃
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じゃァりーちビニール紐向こうの木にくくって来て 俺ひっぱりながらこっちに引っかける
[手伝いを申し出てくれる>>174利一に、遠慮なく指示を出しながら。桜の木の下の機材よりも、配線されたコード類を庇うようにブルーシートを設置していく。 >>175手を動かしながら環に応えて]
一曲目はうまいやつ行ってくれよ、ミッキーかたまきからいじ? つかさくたろは? あのイケメンボイスまだ来てねぇよな
[ちらりと中庭を見回して]
俺様もりーちと似たり寄ったりだからなァ 俺はー、どーしよっかね、つかたまき古い歌知ってんだな……
俺様が人並みに歌える曲とかアソパソマソマーチくらいしかねーぞマジで
[ぼくの顔をお食べ系ヒーローの名前を出した]
(176) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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ジャニスは、環にyou'reだな、と頷いた
2014/04/01(Tue) 22時頃
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何だよ、そしたら俺も一曲くらい歌うかな! つーか雨降りそうだけどこれ大丈夫か?
[鳥塚の傍まで来ると速度を落とし、ぐるっと周囲を見回したあとで、空を見上げた。]
利一ー! ありすもー……って、ありす気ぃきくじゃん!
[続けて到着した2人にも、両手で大きく手を振った。]
(177) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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なんにすっかねー。 結構リクエスト貰ってっから、その中から演奏してもいいし……
[アンプにつなげたプレイヤーを弄りながら、利一>>174の声に首を傾げる。 リクエストは募ったものの、自らが何を歌うのかはまだ決めかねていた。]
でもな、俺が言いだしたし。 朔太郎には派手にやられちまったしー?
[ここは言い出した者が先陣となるのが道理だろう。「俺はうまきゃねーけどな」と、ありす>>176には返し]
いいよいいよ、アソパソマソ! となりのとろろがリクエストに入ってんだ、いけるいける。
[何も格好つける必要はないと、ピースサインを示して答えて]
(178) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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― 自室 ―
[顔を洗うついでに鏡を覗いたら、そこには思った以上に酷い顔があったか。 それでも表情だけは清々しいものに見えるけれども。
いつかの買った冷やすアイマスクがこんなとこで役に立つとは。 昨日から何度擦ったかわからない目元にあてながら、メールに気づけば順番に返信をして。]
(179) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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…
…ってんの…
…これ…
…れる…ってないよな…
…でも…えればそれでいいんだけど
もうすぐ…するからさ
…に…えるよ
お…になったからも…きたいし
…に…たらないよう…する
…
…やっぱり
え…
…った…は…きっと…れてるし
…が…えてたらな
…
…いりまっせぇ…ん…
なんだよ…の…ってやろうと…ったのに
…のくせにいいこと…いやがって
わかってるよ
でも…しいじゃん
ありがと
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[朔太郎へのメールには、ちょっとだけ口元を歪ませた。 朔太郎のくせに、ともう一度口の中で繰り返して。 博と同室だった彼に。退寮後も連絡取ってるか聞こうか迷い、その一文はうてないまま。
もう一通きていたメールに気づく。]
(180) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[プレイヤーの画面をフリックして、ふと手が止まったのは]
そんじゃ、そろそろ始めよか? 俺が一番乗りしちゃおっかね!
あ、アンプ近くうるせーから気をつけなね。
[ベースと同じく借りてきたマイクスタンドに近づき、数度音声チェックを行う。 その場に集まった皆がアンプから離れてしまえば、マイク前に一歩踏み出して]
んじゃッ 男・鳥塚環。 歌わせていただきますぜ!
[中庭に控えめに、それでも叫ぶよりは大きな声で響く音。プレイヤーの再生ボタンを押せば、一気に音が溢れ出す。]
(181) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[流れるのは、ベースをはじめたきっかけにもなったバンドの曲。繋がりを示す英単語のタイトルは、自らの名前ともまた、繋がり。
たとえ遥か遠く離ればなれになっても 想いは繋がっている。
それはこの寮内に、校内に、そしてその外へと。 歌声として届かなくとも、届けば良いと願った。 さほど上手くもない歌声と、数年かけて磨いたベースラインは、踊るように跳ねて]
(182) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[りょーかい、とありすに返事をしてやってきた頼児には大きく手を振って応え]
アソパソマソととろろ? しょっぱなからアニソン大会の流れってか? その2つなら俺でも歌えっけど! ありすちゃん、デュエットしちゃう?
[すぐに蹴られる位置にはいないありすへと小首傾げて]
リクエストって、他にどんなの来てんの?
[トップバッターは環になるのだろうか。一曲目が流れ出すのを雨よけを設置しながら待機の姿勢だ。]
(183) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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…
…ついしん…
ちょっと…った…その…
…に…えないんだけど…
…なんかやった…
ゆるさ
…
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[>>177頼児には大きく手を振り返して]
おう、イケメンボイス様いけいけー 雨降ったら危ねぇからなァ、野外だし一応気にかけねぇと
[設営を終えれば桜の木の下に寄り。>>178環の言葉に首を傾ける]
あー、そういやたまきエアベースのイメージだから歌ってる姿記憶にねぇかも ってとろろリクエストもすげぇな男子高校生 いや俺様も大概だけどそれを認めちゃうたまきもすげぇよ
じゃァ俺のリクエストはアソパソマソで
[子どもの頃から呆れるくらい聞きすぎた歌だ。多分それなら歌唱力は18+69(0..100)x1くらいなはず]
(184) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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…ついしん…
…だった
ゆるさないこともないけど
…も…のことやだとか…ってる…
ジャニスは、それだけは人並みに歌えるようだ
2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[アソパソマソにとろろと聞いて、思わず、睦井>>183と同じ感想を漏らしかけた。]
あぁ、そうだ環。 お前さ、野球部の応援歌分かっか?
[この曲……と、鳥塚にスマホで流して聞かせたのは、某ガテン系アイドルバンドが、10年以上前、海外バンドの曲を、リメイク、カヴァーしたもの。 リズムと歌詞を気に入った当時の部長が応援歌に歌い始め、いつの間にか部内に定着していた。
誰かがチャンスで打席に立つときや、試合の山場などには、「カンパイ○○! ○○! イェイ!!」と声援を送るのが、すっかり定番になっている。]
(185) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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……やだこれ、照れる めちゃ照れる
ああああもう皆歌えよ!めちゃくちゃ歌えな!!
[曲が終わって何故か、とてつもなく照れくさくて 火が出るかと錯覚するくらい、顔が赤くなる。 ステージよりも緊張していた。]
(186) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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他はな、那由多からとろろだろ、丞からは氷の星へ愛をこめてだろ、成斗はOpen Arms、宗介はSuper…なんたらかんたらなんたら。
[赤い顔のまま利一に答える。なかなかカオスだ。]
いいんじゃね?ロンとチャンプのアニソンデュエット。 やべー超滾んじゃんへへへ
[どうする?とアソパソマソリクエストを受注>>184し、二人を伺いながら]
(187) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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応援?んー、わかっかなー。
[野球部の応援>>185、と言われれば思いあたる曲は多数だ。頭にはクエスチョンマークが浮かぶ。 しかし頼児から向けられたスマートフォンから流れるそれに耳を傾けると、すぐに理解できた。]
あー、わかったわかった。 頼児これな?オッケー!
[確か軽音楽部の音源の中にあったはずだと、プレイヤーのフォルダを切り替えて探す。
農業に忙しそうなアイドルだと記憶しているが、たまに見る演奏シーンはなかなかにかっこいい。如何せん体力では負けそうであるが、ベースラインは追うことができるだろう。]
(188) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[そうして余興が始まるぎりぎりまで目元を冷やそうと。 どのくらい経ったか、唐突に寮内の放送がカチリとONになる微かな音が聞こえて。>>121]
――…ぅ、わ!? サク!!? 何やってんだ!?
[大音量の懐かしいナンバーに乗せる、DJ扮する3-8きってのイケメンボイス。 最初はぽかんとして聞き入っていたが。 じわじわ、じわじわ。駆け出したくなってきて。 弾む音と声に急かされるように、自室を飛び出した。*]
(189) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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― 自室 ― [ベッドのに倒れこみ、無言で顔を枕に押し付ける。 俯いていた為、彼がどんな顔をしていた>>137のかは見えていない。
「好きな奴」 そう言った時、頼児が思い浮かべたのは誰だろう。 そんなことを思うが、きっとあのメッセージを送った相手だろう。 分かっている。
背中にかけられた声>>138を無視してしまった。 どう思われたんだろう。 おかしいと思われてしまったかもしれない。 いつもと同じようにと思っていたのに、避けてしまった。 あのまま触れられていたら、想いを吐き出してしまいそうだった。]
(190) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[不意に部屋の扉を叩く音が聞こえた>>139。 もぞ、と反応するように動く。
呼ばれる名に返事をしようかと迷い、深呼吸をしてから扉を開けた。]
なんでもないよ。
……プリン。 昨日たまちゃんと一緒にプリンパーティしたんだけどさ。 残りのプリン、朝食べようかなって出して、そのままだったの思い出しただけだし。
[思いついた嘘を、言い訳として使う。]
(191) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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つーか、らいじも食べる? まだ残ってるし、幹央と一緒に食べてよ。
[冷蔵庫からプリンを2つ取り出して、頼児に押し付けた。 ずっと冷蔵庫に入れたままだったプリンは冷えている。
写真、ありがとね、ともう一度礼を言ってから扉を閉めた。 そのまま、また、ぼすっとベッドに倒れる。]
(192) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[設営をしていたアンプの近くから離れ。始まる環の曲。 終われば拍手をして、>>186何だか照れる環ににやりと口の端を吊り上げる]
いーじゃねーか格好いいぜぇ、たまき やっぱベース弾いてるときのお前は輝いてるよなァ
[>>183>>187利一と環の問いかけに応える]
いーぜデュエット俺様の音痴っつー汚名を返上してやろうじゃねぇか 今日の主役は環であると同時にりーちでもあるしなァ
[だがとろろは歌える気がしない。というか那由多リクエストかそうか3-Aそろってアニソン希望か、と小さく笑った。頼児が曲を示すのを横から見て]
(193) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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おー…環すっげ…、マジかっこいいじゃん…。 つかアソパソマソの音源持ってんのかよ。
[一曲目の演奏が終わって、顔を赤くする環に素直な感想が零れる。幅広いリクエストに答えていく気満々の環に笑って、次に歌うのは誰か、アソパソマソよりも先に頼児のリクエストした音源の方が先に見つかりそうだ。]
んじゃー、そん次入れて。 俺とありすが中庭の歴史に名を刻むから。
[農家系アイドルの曲を待ちながら設営を終えて桜の木の傍に座り込んだ。見上げると桜の花弁が落ちてくる。肩についた花弁を、ふ、と息で吹き飛ばした。]
(194) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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― 中庭 ―
――悪い、遅れた!
[すでに中庭には、ありすと利一の手によって、簡易野外フェス会場が設置されていたか。 走る途中見た窓ガラスに雨粒を見つけ、大浴場から数枚のタオルを拝借してたら遅くなってしまった。 持ってきたタオルを、ブルーシートからはみ出そうな機材にかけて。残りを濡れない場所に置いておく。 これ以上強くならなければ、これで大丈夫だろうと。]
おーすげ! タマキかっこいー!!
[>>186ちょうど歌い終わった環に拍手を。]
(195) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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なー! 照れんなよカッコ良かったぜ!
[>>186オープニングに相応しいクオリティを披露した鳥塚に拍手を送り、白辻に同意する。]
え、なに利一とありすデュエットすんの? それ大丈夫なのかよ。 せっかく咲いた花、散らすんじゃねーぞー!
[花見の時のことを思い出し、からかいを投げた。]
(196) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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まあな!俺超かっけースーパーベーシストだかんな!
[多方面から聞こえる賞賛の声は、気持ちがいいがやはり照れる。きっとゼロ距離で行われるやりとりだからなのだろう。]
今日の主役は皆だって。俺は単に?ベース弾きたいだけ?だし?
[ありす>>193の声には緩やかに首を振り、笑みを浮かべた。先陣を切りはしたものの、本番はきっとこれからだ。 利一>>へ頷いて、プレイヤーの曲を切り替える。アソマソパソは軽音楽部伝統の初心者用練習曲であることは、秘密にしておこう。]
んじゃ、次は頼児でいいかね? すぐ始まっから、準備できたら教えて!
[曲の始まりからして、カウントが入らない。頼児を伺いながら、プレイヤーに指を添え]
(197) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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爆発するからやめろ! イケメン声もこらッ!やめんか!
[頼児>>196とやってきた利政>>195を手で制しながらも、タオルを機材にかけてくれる様子に合掌し感謝を伝える。
ぽつり、また雨が落ちる。 泣くんじゃない、そう強く念じた。]
(198) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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[うだうだ、ぐだぐだとベッドに転がっていたが、息を吐いて起き上がる。
環からメールが来ていた。 朔太郎のDJも流れていた。
今日こそはイベントに参加しよう。 ここにいられるのは、もう残り少ないのだ。]
……。
[無言で宝物のカメラを手にする。 撮られた写真は2枚だけ。 操作して、フィルムを巻き取る。 フィルムに焼き付けた想いと共に。
想いを、思い出にする為に。]
(199) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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[窓の外、雨が降りそうな空。 念のためにとカメラを雨仕様にしていた為、中庭に出るのが遅れてしまった。]
悪ぃ!遅くなった!
[中庭に出たとき、誰が歌っていただろう。 カメラを向ける。]
(200) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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大丈夫だ中庭の歴史に名を刻むから
[>>196頼児の軽口には>>194利一の台詞で返しておいた。 >>195遅れて来た利政に片手を挙げて、濡れないところに置かれたタオルに視線を向けて、あんがと、と言っていれば、頼児のリクエスト曲のスタンバイが終わる頃だろう。 >>200そしてカメラを手にやって来た智明におう、と声を掛けて]
これから頼児が始まるところー
(201) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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よーっす利政! おせーよ!
[遅れてきた入江に気付くと、拍手をしたまま振り向いた。]
……ってか、俺が次なの?! 待てって何も準備してねーし!
[別に大した準備などいらないのだが、急に指名され、少し慌てて]
……よし、こいっ!
(202) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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[遅れてきた利政に手を振って、その手に持つタオルにはまた感心の声が零れる。ありす然り真に気の利く男たちは登場からして違うのだ。]
智明ー、今から頼児歌うー。 カメラ濡らさねーように気をつけろよー!
[歌っていないけれども反射的に智明にピースマークを向けて。自分のカメラはタオルを取りに行った際に部屋へ置いてきた。空を見上げる。このまま降らなければいい、その願いは届くのだろうか。]
(203) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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いーとこきたな、ちー!
[駆けてきた智明>>200に手を振り、プレイヤーに指をかけた。]
へへ、準備なんていらねーぜ? かっけー野球部根性見せてくれなッ
[頼児>>202の潔い覚悟の声に合わせ、再生ボタンを押す。 すぐに流れてくるのはコーラスとドラムの力強いキック。 男も合わせて、ベースのネックを持ち上げた。]
(204) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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楽器もひけて歌も上手いとか スーパーベーシストの名は伊達じゃねぇな!
[環とありすから向けられる感謝の視線には、ひらひらと手を振り。>>198>>201 利一とありすのデュエットと聞けば、耳栓の準備をするか録音の準備をするか一瞬真面目に迷ったのは秘密である。同じく遅刻してきた智明に、ホッとしながら。]
やっほー、遅刻した分合いの手は任せとけ! 次はライジの番?
[振り向いたライジにも手を振って。>>202 >>204音が流れてくれば、それが野球部の応援に使われていたものだと思い出す。]
(205) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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[曲が流れ始める直前、明智の姿を見つけた。 プリンを渡され、釈然としない間に部屋の扉を閉められてしまった時には、やはり何かあったのだろうかとの不安が過ぎったが、こうして見る限りでは、もう大丈夫そうな気がしていた。]
本業カメラマン、頼んだぞ!
[明智へ向け、一度、真っ直ぐにVサインを突き出してから、鳥塚のベースに合わせて爪先でリズムを取り出す。]
乾杯ファイト! ファイト! イェイッ!!
[今にも雨が降りそうな空へ向け、もう少しだけ堪えていろと叫びかけるように。 カンパイ、ファイト、と繰り返す。 歌い出すと同時に、スマホの録音ボタンを押したのだが、どのあたりまで録音されてくれるだろうか。]
(206) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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カンパイファイト! ファイト! イェイッ!! カンパイライジ! ライジ! イェイ!!
[頼児の声に合わせて、声援を送る。>>206 落ちてくる雨を、弾き飛ばすくらいに。声を上げて。]
(207) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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─ 4-Oの前でのこと ─
[開かない扉に、あまり深入りすべきものではないのだろうかと、踵を返そうとした矢先、カチリとノブの回る音がした。]
……智明。 なぁ……
[何かあったのか問おうとしたが、それより先に、プリンパーティーの話が出た。 食べ忘れただけにしては養子がおかしいと思ったが、プリンを2つ渡されて、両手が塞がったところで、扉を閉められてしまった。]
なー、智明ー。 もし何かあるんだったら、俺でよければ、話聞くからなー!
[そう、扉越しに声をかけ、その場を離れる。 貰ったプリンは、自室の冷蔵庫へ入れておいた。*]
(208) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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[頼児の後ろ姿>>206を眺めながら手を動かせば、 利政の合いの手が飛んでくる>>207。マイクには乗らなくても、中庭が華やいで。]
ファイトッ イエイ!
[真似して男も、参加した。 底抜けに明るい応援歌は、ベースを弾いていても元気が貰える。 間違って、誤摩化して、でも笑って。]
(209) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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おー! 雨なら装備は万全だぜ!
[利一>>204と環>>204へと手を振って、それぞれにカメラを向けた。]
昨日の断髪式に参加できなかった分、いっぱい写真撮るし! まかせろー!
[大声でそう宣言し、歌うという人物へカメラを向ける。]
(210) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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カンパイファイト! ファイト! イェイッ!! カンパイライジ! ライジ! イェイ!!
[利政の声と被る。野球部を応援に行った時の応援ソングだ、よく覚えている。本当にこの年は、惜しかったんだ。あれだけ必死に誰かを応援した、というのもはじめてのことで。]
なっつかし!あん時は燃えたーーー!!
[そう言って、大の字になって地面に転がって笑う。 頬に、ぽたりと空から雫が降ってくる。]
(211) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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ああ、応援歌か、これ 俺2年の頃くらいから運動部の応援行かなくなっちまったからなァ
こういうとき、それが悔やまれるなァ
[目を細めて頼児のステージを見守る。 合いの手を入れられる利政や環の姿に苦笑が零れる]
(212) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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|
って!違うし! 僕、カメラマンじゃなくて記者だから!
[これだけは訂正しなければ、と、頼児>>206に言い返す。 大丈夫だ、いつもと同じように笑えている。
カメラ越し、歌う頼児を見つめて。 何枚も写真を撮った。]
(213) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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|
[ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。 けれど、歌詞の通りに拳を握り]
突き進もう! 怖がらずに! 行くしかない!
[カンパイの合いの手に合わせ、幾度も拳を突き上げる。]
後悔 先に立たず!
[そして、周囲を強く煽るように腕を振り]
(214) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
|
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へへ、ロックだな頼児も。
[>>214前から見られないことが非常に残念でならないが、智明がシャッタ>>213を切るのが見えたから、必ず見せてもらおうと心うちで決め。 腕を振る、その力強い動作に負けないようにベースを弾いた。
この音は、今ここに居ない皆にも聞こえるだろうか。 ――否、聞こえると良い。]
(215) 2014/04/02(Wed) 00時頃
|
|
カンパイ朔太郎! 利一! イェイ!! カンパイ智明! 樹央! イェイ! カンパイありす! 利政! イェイ! カンパイ宗介! 博! イェイ! カンパイ那由多! 成斗! イェイ! カンパイ怜二! 環! イェイ! カンパイ丞ッ! 俺も! イェーーー!!
[後半は、完全にリズム無視の状態だったが、先に寮を離れた仲間達の名も、すべて言い切った。]
ファイト! イェーイッ!!
(216) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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[応援歌としては知らないが、同じ節回しがくり返される楽曲だ。 みんながやっているのを見ているうちに、見よう見まねで腕を振り上げる。 >>216そうして頼児が全員の名前を呼ぶのを聞けば、大きく笑って]
ファイト! イェーイッ!!
(217) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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[雨雲を見上げたまま、頬に落ちた雫を手の甲で擦って拭う。煽るように寮生達の名前を入れて強く歌う頼児に答えるように、拳を握って両手を空へと突きあげた。]
ファイト! イェーイッ!!
[合いの手を歌いきって、寝ころんだまま笑って。それから立ち上がる。]
(218) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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……ありす〜、次俺らの番。 環や頼児に負けてらんねー、 こいつらに聞かせてやんぞ、 一生忘れられない一曲ってやつをよ…。
[顔に落ちた雫は空から落ちた一滴だけ。にやりと不敵な笑みを浮かべるとマイクを手に取り上を見上げ]
サ〜〜ク〜〜、聞こえてるかー!? イケメンボイス、そっからコーラスしろよー!!
[そう呼びかけてから環にアソパソマソ〜、と曲の催促をする。]
(219) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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ファイトッ イエーイ!
[最後は無伴奏だ。 ベースから手を離し、両手を空へ広げた。 皆がそれぞれに手を伸ばす、その光景をしっかりと目に焼き付ける。]
すげーよ頼児、マジロックだった! お前歌って踊れる野球選手になれんぜ?
[そんな男からすれば最上級の褒め言葉で頼児を讃え]
(220) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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[環のベースが、智明がシャッターを切る音が、音楽に重なる。 利一の声に、負けじと張り上げる。音程なんてない、応援歌。大声を出すとスッと息が抜ける気持ちよさにすり抜ける。]
ありすも! ほら一緒に!
[苦笑を浮かべているありすも急かして、次のサビを待つ。>>212 頼児が拳を突き上げるのに合わせて、拳を突き上げ。腕を振った。>>214]
(221) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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ファイト! イェーイッ!!
[全員の名前が中庭に響く。ここにいる者も、もういない者も。>>216 歌い終わったそれに、拳を振り上げた手でそのまま大きく拍手をした。]
(222) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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驚けてめぇら俺様だって人並みに歌えるという事実に!!!!
[ぽたりと頬に落ちた雨粒を拭って、頼児に拍手を送った。 そして>>219マイクを持つ利一の隣に、同じくマイクを手に取ってスタンバる。集まった皆の顔を見まわすが、朔太郎の姿は未だ見えず。 ああ、そういえば>>128最初で最後の曲と言っていた。あれがこのイベントへの参加であり、前座であったのだろう。 ─────ここには来ないのか。 ─────でも聞こえているだろう。 視線を上げれば>>154自室だろう4階の窓から手を振る姿。軽く指をさして。聴けよ、と。届けよ、と。 男子高校生の選曲としてはどうかと思うが、いい歌だ。 お前に聞かせたいんだから。恋する兎への返事になればいい]
利一お前びっくりすんなよォ、俺様の美声に!
(223) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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おっしゃ、アソパソマソだな。 ……っとと、すぐ行けんぜ!
[利一>>219に促され、すぐに準備に入る。 この曲はクラッシュシンバル3つの音が開始の合図だ。 ありすの気合いの入った声>>223に期待の眼差しを送りながら、プレイヤーの再生ボタンを押した。
シャーン!シャーン!シャーン!となる、シンバル。 始まる軽快なミュージック。]
(224) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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[>>224軽快なシンバル。環のベースが入るから本来の歌よりもずっと大人っぽく、ロックに感じる。利一に笑いかけて、口を開いた。
─────歌は問う。何がお前のしあわせなのかと。 何をすればお前はよろこぶのかと。 分からないまま終わるのがいやだから、俺はお前と夜明けを見にゆく。
ヒーローとは。 怪獣と闘って地球を守ったりする見知らぬ誰かではなく。 恋に苦しむものの背中を押したり、 寂しいと感じている誰かの心に寄り添ったり、 真摯な恋を貶す相手を殴るほど怒ってくれたり、 皆で楽しいと思いながら過ごせる時間を提供してくれたり、 そういう繊細な優しさを携えるもののことを言うのだろう。
朔太郎。お前のことだよ。
時間は早くに過ぎ去るだろう。星だって消えるだろう。 取り戻せないものはこれからも幾らだって積もってゆく。
─────だから君は行くんだ、ほほえんで]
(225) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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いえーい!!
[残念な合いの手を入れながら、それでも音楽に合わせて写真を撮っていく。 歌ってる頼児だけではなく、皆にもカメラを向ける。 一枚一枚、写真を撮る度に思い出が増えていく。]
(226) 2014/04/02(Wed) 00時頃
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アリガトーーーっしたーーー!!
[歌いきると、合わせて叫んでくれた皆に感謝を込め、深く頭を下げた。 軽く息を弾ませながらマイクを置く頃には、雨粒のあとは、先程より大きくなっていた。]
よーし次、二人とも頼んだぞ!
……っぶ!!
[白辻の「人並み」宣言>>223には、思わず噴き出してしまったが。]
(227) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[懐かしいイントロが流れ出す。誰もがちびっこであった頃に一度は聞き、一度は口ずさんだことのある曲だ。なつかし、と小さく呟いて。 ベースが入ると子供っぽさが抜けて、ありすと顔を見合わせる。歌いだしの一音目は奇跡的に正しい音が出た。]
なにがきみ〜の〜し〜あわせ〜
[一小節目から新たな曲が生まれるかと思いきや、音を外さないありすに少し驚いたようにそちらを見上げて。 ありすの歌う表情に―――…悪ふざけをするのはやめて懸命にメロディを合わせていく。時折大きく音は外しても、全く違う曲になってしまわないように、ありすの声を追って。]
(228) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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― 回想・夜の中庭 ―
[拭う手が触れた瞬間、びくりと震える。>>+147 はっきりと迷いのない声を最後まで聞き。深く長く、息を吐き出した。]
……ばかだろ。ほんとに。 かっこよすぎだろ、ナルのくせに。
[でも、と更に振りほどく為の言い訳を重ねようとした時、繋いだ手を引き寄せられた。 近づく距離。目元に触れた熱に驚きで一瞬声も涙も止まる。]
――……っ、
[何か言おうとして開けた口を、そのまま閉じる。 悔しい。そんな顔でそんな言葉。>>+148 まるで意地を張って強がる自分の方が、ばかみたいじゃないかと。再び溢れ出す涙で、視界が歪む。いつの間にこんな涙腺が脆くなったのだろう。 睨むように眉間に皺を寄せて、ぐっと堪え。]
(229) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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ナルが、困らないなら。 当分でいいなら、持っててやる。 ……でももし、困ったら。 無理だと思ったら、いつでも離しなよ。
[昼間の公園の時のように、遠慮がちにその肩口に頭を寄せて。 繋いだ手は、強く握ったまま、呟いた。*]
(230) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[曲が終わり、最後に一枚撮ってから顔を上げた。 浮かべているのは、笑顔だ。
が、次に流れた曲に驚いた顔をして環>>224と、歌うというありす>>223をまじまじと見る。
それでもまたカメラを向けた。]
(231) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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………ありすが普通に歌ってる。
[衝撃の事実だ。>>223 普通に音程のあっている声に愕然とする。
アソパソマソだが。]
(232) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[原曲よりもいくらか音色を変えた音源に、二人の声が乗る>>225>>228。様子をみながら弦を弾いていたものの、杞憂だったと脇役に徹する。]
んーだよ。 超かっけーじゃん。
[弦を弾きながら、小さく呟いた。少し、悔しい。
参加できないと連絡が届いた朔太郎には、 この歌は届いているだろうか。 頼児の歌と同じく、真っ直ぐに伸びやかに、空へ伸びて行く歌声が。]
(233) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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い! け! みんなのゆっめ まーもるっためー!!!
[人並みに歌える曲は本当にこれだけしかないので、>>228利一の驚いたような視線に小さく笑いながら。 歌がうたなのだから、楽しく歌ってくれて構わなかったのに、真剣に追いかけてくれるのが嬉しくて。ああ、やっぱり利一がもてる理由がわかるなあ、と思いながら。 歌い終われば、隣の利一をぎゅっと両手で抱きしめる]
あんがとな、……卒業おめでと、りーち 最後まで楽しんで笑っててくれっとうれしいよ
[ぽんぽん、と背中を叩いたら手を離すだろう]
(234) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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トレイルは、ライジの濡れた頭にタオルを投げた
2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[どんなジャイ(ピー)ヴォイスが炸裂するのかと、じつのところ、いつでも耳を塞げるように構えていた。 だが意外にも普通……いや、上手かった。]
ありす……おまえ……!
[驚愕に、目を見開いたままで聞き入った。]
(235) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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ジャニスは、フィリップ(環)のベースに笑顔で礼を言う
2014/04/02(Wed) 00時半頃
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リーチまで普通に歌ってるし! かっこいいじゃん、歌えんじゃん!!
[>>228デュエットに途中から手拍子をつけて、やっぱり最後は大きな拍手を送る。 くしゃりと笑って、今はここに居ない面々の顔を思い浮かべる。 きっと、どこかで聞いている。朔太郎も、もう退寮してしまったみんなも。 そんな気がした。]
(236) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[写真の何が残念かと言えば、音は写真に写らないということだ。 ありすの意外な歌声に驚きながら、写真を撮る。 一緒に歌う利一と、ベースを弾く環。 絵になっている。]
(237) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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てめぇらほんとうにしつれいだな
[棒読みで>>232利政と>>235頼児を指差す]
種を明かせば幼稚園のとき朝昼と流れてて、更に毎年お遊戯会で歌うためにすっげぇ練習させられたからな!!!!
[地獄の猛特訓だった]
(238) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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……俺、 こんなに真面目に歌ったのはじめてかもしんね…。 しかもアソパソマソ。
[曲を歌い上げた後、マイクを握ったまま呆然として呟いた。 謎の達成感…、>>234 ありすから掛けられる声、触れるありすの温かさに雨だからやっぱ気温が低かったんだな、と今更ながらそんなことを思って]
―――…なんでお前、この曲だけ異様にうめーの。
[離れたありすの顔を見上げて、それがおかしくて笑って、それから眉を下げて顔を俯かせる。地面に雫が落ちる。]
…俺、この学校入ってよかったぁ…。
[何にも真面目に取り組めなかった。何にも興味を持てなくて。「外に出たら何か変わるかも。」そんな両親の奨めで選んだ学校だった。大きく変わることはできなかったけれど、少しずつ、少しずつ――…今もこうやって、]
(239) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[睦井の歌も、ちゃんとと言っては失礼かもしれないが、ちゃんと歌になっていた。 やるな正義の味方と内心で思いながら、入江に倣うように手拍子を始めた。
しかしこの歌、子ども向けでありながら、歌詞が深い。]
いやー、正直驚いた! これマジで記憶残るぞありす!
利一もスゲーうまかったじゃん!
[曲が終われば、彼らに、惜しみない拍手を送った。]
(240) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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おうおうロックなお二人さん、お疲れ!
[目の前で交わされる>>234やりとりに、余韻の残る低音をたなびかせながら笑みを向けた。 アンプの上に乗せていた自らのスマートフォンにも、その歌声はしっかりと残されている。 すでに退寮した皆に礼として送る心づもりではあったが、少しでも学生生活の余韻に浸りたいと、自ら考えてのこと。 ――それくらいは、準備した人間として許されるだろう、きっと。]
さーさー伝説の二人に続いて誰が歌う? 那由多リクエストの「となりのとろろ」って選択もあるぜー?
[弦を弾きながら、集った面々に向けてウインク。 メールで集まったリクエストにも、そうでない即興のリクエストにも。出来るだけ答えるつもりで]
(241) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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そだ、チャンプ! You’re king of kings、あとでやろーぜ!
今日の王様は朔太郎とロン!
[そんなリクエストも、付け加えた**]
(242) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[ありすのネタバレ>>238を聞いて、なるほどと納得した。
これがビデオ撮影だったら、お遊戯を撮影するような状態だったのかと思ってしまった。 しかし残念ながら動画では撮影していなかった。 勿体無かった、と素直に思う。]
(243) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[笑っていると嬉しいと言われたから。 顔を上げると一度だけ目元を大きく擦って笑って]
…っしゃ!次ー、環、次ー! 次誰歌う?
つか俺、なんか今のでコツ掴んだ気ぃする。 もう一曲歌う。誰か歌ったら次とろろな。
[この先はいつも通りに笑おうと思う。 最後まで友達と笑いあって、この学校を卒業しよう。
この後調子に乗ってもう一曲歌ったとろろは、 リクエストした那由多から苦情が来そうなくらいに 原曲殺しに音を外す結果になったしまったけれども。*]
(244) 2014/04/02(Wed) 00時半頃
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[>>239利一が見上げて笑ってくれて、でも眉が下がって。やがて俯くのを。そうして呟かれた言葉を。零れ落ちた雨粒を。目を細めて利一に囁く]
あァ、俺もこの学校入ってよかったわ
[そうして>>244顔を上げた利一が目を擦りながらも笑ってくれるので。とんとん、ともう一回背中を軽く叩いて、>>240頼児の声にはにやりと口の端を吊り上げた]
だから中庭に歴史刻むって言ったろォ おう、次は誰だー、俺様マジにこの歌以外はジャイ(ピー)だからみんなのリクエスト消化しようぜ、とろろでも、それ以外でも 色々来てるんだろ?
[>>242環からYou’re king of kingsの誘いが来れば、口の端を吊り上げながらジャイ(ピー)でもいいならな! と笑って次の相手にマイクを渡す*]
(245) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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[ぽたりと、空から落ちてきた雫に、汗に、いつの間にか濡れていて。 頬を伝って顎に落ちる感触に、目を細める。
みんな笑っている。
雨で落ちた桜の花びらを張りつけたまま、笑って野外フェスが終わるまでひたすら騒いだ。 今日去っていく二人が、最後まで笑って行けるように。*]
(246) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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成程、継続は力なりって本当だな。
[白辻のタネあかし>>238に、真顔で頷く。]
なーとろろもそこの二人でデュエットしちまえば? 今の調子で!
[あれこれ囃し立てながら、次は結局、誰が舞台に立つことになったろう。 合いの手を入れたり、笑ったり、そのうちまたマイクが回ってくれば、雨粒など気にせず歌いまくった。]
……あいつらにも聞こえてっかなー……。
[入江に渡されたタオルで、頬を伝う雨粒と汗を拭いながら、ここにはいない仲間達の顔を思い浮かべた。*]
(247) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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[写真を撮って、笑って。 元の歌は何だ?というレベルの利一>>244へは、体当たりするようにじゃれ付いた。 しかし、人が減ったと思う。 でかい二人がいなくなって、余計にそう思うのかもしれない。]
そういえば、僕、丞にドナルド肩車させて、その上に乗るっていう野望達成できなかったなー。 人間脚立。 残念。
[そんなことを呟いて笑う。
明日はまた人が減る。 自分もここから去る。 寂しいけれど、その時はこうして笑っていたい。**]
(248) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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─やがて時間は経って、深夜の校庭─
[深夜。スマートフォンのアラームをセットして起き出せば、雨は止んでいた。ひとつ息を吐いて。この時期、陽の昇る前の時間帯はまだ冷えるから、ストールを首に巻いて。校庭に向かう。 雨上がりの薄暗い世界は瑞々しく、重い色の雲間から時折星が覗けば、夜明けを、朝陽を見ることは出来そうだなとそんなことを思いながら。 寮の外に出て、朔太郎に連絡を入れる。風が吹いている]
(249) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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─ 4-M・夜 ─
なー樹央、プリン食わねー?
[夕食を済ませ、シャワーを浴びたあと、冷蔵庫からプリンを取り出し、そのひとつを締坂に差し出す。]
昼間に、智明からもらったんだけどさ。
[ほら遠慮なくと、ぽんと机の上にそれを置くと、自分は、プリンを食べつつスマホを弄りだした。 録音自体は、どうにかうまくいったようだが、メールで送るには容量が少々大きすぎるようだ。*]
(250) 2014/04/02(Wed) 01時頃
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