78 わかば荘の薔薇色の日常
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、フランク、クシャミ、ダン、トレイル、ヒュー、テッド、ススム、攻芸、ドナルド、ミナカタ、シーシャ、ヘクター、サミュエル、ジャニスの14名。
|
[永利にアイスの確認をしなかったが、まあいいか。 肉は食ったし、片付けは今を堪能してる奴らの仕事だと 立ち上がって室内へと戻る。 置きっぱなしの信也が拗ねているか、また泣いているか 寝てしまっているのかともかく足は二階へと]
(0) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時頃
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[それから、覚束無い足取りの徹津>>1:764の姿。
大丈夫か、
と、思わず、俺も心配しちまう足取り。 彼になら何が良いだろうかと、首を捻った。 ばしばし火花を散らすより、―――…然うだ。]
線香花火も、あるよう。
[今日は、この隣人に話し掛ける機会が、とんと多い。 二年間なにしてたんだッてくらいだ。 足元に転がってるパッケージ。線香花火も、混ざってんの。]
(1) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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― 談話室→廊下 ―
どっこい、しょお……。
[立ち上がって暫し、膝に手をつけたまま、暫し動けずにいる。 酔いが顔に出ない方でよかった。 きちんと注意して歩かなければ千鳥足になりそうだ。 みっともないのでそういう姿は基本的に他人に見せたくない。 擬態焼売を食べる時に置いた灰皿は、元々は自分の持ち物である。この機会に持って戻ることにした。テーブルに置きっぱなしだったドライヤーと電源タップも、脇に抱えた。 庭の様子にもう一度顔を向けてから、談話室を出て行った。]
(2) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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違うっ!
瑛士に対してできないことをエイにやろうとしたってことで……
[とっさに否定した。 掴んだ腕は放さないまま、瑛士の正面に立って。 浮かべた涙をもう片方の手でぬぐう]
そりゃ、瑛士が好みだからで…… なかせたくないし気まずくなりたくないから、 冗談ってことにしようと思ったのに、お前泣くし。
[客が誰かだとか、わかっていてからかっていることぐらい知ってる。 それでもあのときは高揚した気分を引きずっていたし気づいて誘いをかけてるのかと、そう思って。
けれど店からでた後、次の日に送ったメールで昨夜の話をスルーされたから。 店員としての態度だったから日常に持ち込みたくないのかと、そう思い]
(3) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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…ああ…う…で…く…として…わした…だったら
…にとったらお…のほうが…るだろう…
…でも…そうやってなくなら…にするぞ…
…
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[俺の花火がちょうど切れたタイミングで。 新しい光が弾ける。徹津の手元から、鮮やかに。]
……ライカ、
[進の陰に潜んでいるらしき徹津を呼ぶのは、 ポケットに突っ込んでた携帯取り出し カメラモード起動させてから。
ひっそり見ていた写真を撮る徹津の姿を思い出して なんとなく、この子の写真も撮っておきたいと。 残しておきたいと。 上等なカメラじゃないけど。
こっち向いてくれたタイミングで カシャッと上手く撮れただろうか。]
(4) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[週末の一日をなんとか晴れのまま持ちこたえた天気は、夜明け近くになって、とうとう雨に変わった。
サァサァと、音もなく降るのは針のような細い雨。
バーベキューの余韻を残す庭のハーブも、緑の屋根も、その日は一日中、何かを洗い流すような静かな雨に濡れている──。]
(#0) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[それぞれに違う店名の入った色違いのビニール袋を、 片手に提げて帰路を辿る。
黄色の袋には総合感冒薬。 白い袋にはヨーグルトと、エクレアと、 ぷにぷにの食感が好きなブラックタピオカレモンティー。
薬はもちろん、 これから風邪をひく予定の男への献上品。
──ただし、今夜渡してしまうと うっかり回復してしまうかもしれないので、 明日の朝以降、菌が回りきった頃にでも届けてやるつもり。
どうせ、南方の部屋には、常備薬など置いてあるまい。]
(5) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時頃
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大人二人入ったら、いっぱいになるやつなあ。
[芸>>1:766に向けるのは、二十三歳児、悪戯のもの。 その空気の中でも冷静な判断を下す姿も、中々なものだった。
当然、ビニールプールに成人用など無いのだ。
打ち上げ花火と、ライターを直に手渡して。]
全部で三つだなあ。 最後に一個、取っおいてくれりゃ良いよん。
[ほらほら上げて上げて、と、催促するスタイルで。 順番なんて関係ねくても、おおとりは、派手で在りたい。]
(6) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[青と赤と緑を交わして 打ち上げ花火促したり、BBQの残りを拾いに奔走したり。
遠く、近寄る、雨雲の気配に。 今は気付かない振りをして、精一杯、楽しんでやる**]
(7) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[こつんと軽くノックのあと208に侵入する。 遅いと声が飛んでくるのかと思っていたが 此処>>1:633にあるのは穏やかな寝顔]
寝てるがな。
[よほど疲れていたのか、具合が悪いのか、 魘されているようには見えないが額にそっと手を置いてみる。 わからん。
前髪をちょいちょいとどけて冷えペタを貼り付けておいた]
(8) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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は?やって、好み言うんも…冗談やったんやろ? え、違うん?
[俺にできないことを?『エイ』にしようと? 一体何しよう思うてんのこの人、じゃなくて]
……えっ? ……えっ?
[ちょっと待って。それは、つまり]
(9) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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― 104号室 ―
[手持ちの持ち物を全部床において、ポケットから鍵を探る。 ぽろ、とあやしげな手元が鍵を落とす。舌打ちをした。 拾い上げるのが、酷く億劫だった。 部屋に戻って間もなく。 時計の針はまだまだ夜の始まりの頃を指していたが、酔いが回っていたのもあって、着替えるのも諦めて、すぐに眠ってしまった。 おかげで南方の朝はひどく早かった。 外からは、雨音がしていた。]
(10) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[袋を持っていない方の手には 食べかけのガリガリ君が握られている。
涼し気な水色のそれを、時折齧って坂道を上る。]
(11) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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…若いっていいなあ…。
[楽しそうに花火に火をつけ歓声をあげる様子に 完全に若くないモードを醸し出しながら頬杖ついて しばらくその様子を眺めて。
よいしょと掛け声をあげながら腰を上げる。 徹津のカメラは傷付いてしまわないように 談話室へと持ち帰ってテーブルの上へと置いて。
すっかり遅くなってしまったぺペロンチーノに 手を合わせてから食べ始めた。]
…あれ?俺の酒…、 ちょっと、遊くんひどくない…?
[空になったグラス、 犯人探しの前に勝手に犯人を特定すると 仕方がないと冷蔵庫からビールを取り出してきて開ける。]
(12) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[元気な子供達だ、と一応成人している筈の花火組を 見る目はお父さんの様だと、子供どころか相手もいないのに 思ってしまう位には貫禄がある自覚があった。]
食い終わったら好きなだけ遊んどけ。
[何処で何の修行をしたか知らないが、 その成果がいつか何処かで発揮される事を楽しみに 攻太の分を焼き終わると花火組に行くように促して。]
まだ食べ足りない奴いるか?
[一応声を掛けてから片付けを始める。 希望者がいれば追加で焼いた後、洗い物を纏めて台所に運ぶ。 網の焦げ落としも力仕事だが、大きなオーブンやボウルやら 洗い物も多い職場勤めには慣れたものだった。]
(13) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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ほんまに…だって…やで…
…
…あかん…そないなことしたら…は
…
をつけっぱなしで…っていた…
…がわからず…を…る…
…ばかかよ…
…まだ…け…だ…
…だというのに…のわからない…に…きてしまった…
…りが…くなるというから…のせいもあったろう…
…もかぶらず…に…がってそのまま…っていたらしい…
…さむう…
…の…け…を…き…せた…
じっと…があたたまるのを…つ…
…になにか…っかかっているみたいに…げほげほと…が…まらず…のあたりが…む…
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─ 大人の事情でテイク2 ─
[袋を持っていない方の手には 食べかけのカリカリ君が握られている。
涼し気な水色のそれを、時折齧って坂道を上る。]
(14) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[蛇行しながら長く続く目的地への道の終わりに 季節外れの厚着姿が生け垣の外に立っているのを見つけ、 歩調を変えぬまま、遊は薄闇の下でぱちりと瞬きした。
ガリガ──もとい、 カリカリ君はもう棒だけになっている。]
(15) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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な、ビニールプールは、 ちょーーっっっとヤメテおいて良かったかもな。
[>>6 悪戯な表情に、ニッと笑い返し、 もし成人用ビニールプールが売ってたとしても 誰も買わないだろうなと、売っていない理由を察した。]
んじゃ、遠慮なく! どーんと一発やらせてもらうぜっ
[壇に焼いてもらった肉を頬に詰め込み、 手をフリフリする進に促されるまま腕まくりをする。
まるで花火師の気分で、真ん中に花火をセットする。]
(16) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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が…だってはっきりわかったのは…だけど…
…は…が…に…てるから…みだって…ったんだ…
…
…だけどな…はお…のこと…きたいと…えるぐらい…きだ…
…でもな…お…が…け…れられないってんなら…なかったことにしてやれる…
…までどおり…もなかったことに…してやれるから…
…だから…いたりするな…
…
|
[ケーキは幾つ減っていたか。 丁度いい、と1つ摘まんだものは1(1:OK 2:残念)で 生クリームはしっかりしている事だけを把握して良しとした。
外から聞こえる花火の音や話声、光に意識を向け、 片付けが終わると珍しくビールを手にウッドデッキに腰を降ろし、 その夜は遅くまでそこに座っていた。]
いないな。
[夜遅くなっても、火や賑やかさや火薬の臭いや音に逃げ出した 猫の姿は見えなかった**]
(17) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時半頃
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ば――――――… ッ
[最初の打ち上げと少し違う色で 打ち上げ花火が、噴き出した。
眩しいくらいの光で、 緑、黄、赤と鮮やかに、皆の顔が染まり。
そして、数十秒後、シュン、と花火が消えても、 今はまだ手持ちの花火が、周りで輝き、 完全な闇にはならない。]
ずっと消えなければいいのにな。
[無意識に、ぽそりと声が漏れた。]
(18) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時半頃
…ありがと…さんみたいなええ…にそんなん
…われて…めっちゃ…しい
…て…うたら…やな…
…は…しか…きになれへんねん
…しかもな…ここの…の…にす…きな…が
…おって
…
|
――花火空間――
[線香花火>>1、も、よいのだけれど。 それは後々のお楽しみ、というのもわかっているので。 普通の手持ちを楽しみたいという気持ちもあったから、とりあえずは首を横に振って断った。 そうして火をつければ、呼ばれた気がして、振り返る。]
(19) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[カシャ、と、携帯カメラ独特の、作られたシャッター音がした>>4。 はじめは何をされたかわかっていなくて、きょとんとして。 それから写真を撮られたのだと、理解した。]
(――そうだ、)
[撮られた事自体には、是も否も見せないが。 自分も撮らなければいけない、というのを、思い出した。 この花火の光景をカメラに収めようと思って、肩口を探して、なくて。 徹に預けたままだと思い出して、徹がすでに庭に出ていないことに、とうに火の消えた花火を持ったまま、視線を彷徨わせる。]
(20) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[あつい。
もう太陽は凶悪な光を発するのをやめたというのに、茹だるような暑さは相変わらずだ。
進から多めにもらった花火片手に、飲みかけの酒もう片手に、熱されたアスファルトの上を彷徨く]
あ、
[>>15いた。 坂道を悠々と上ってくる姿を見つけて、ふ、と息を吐く。 ガリガリとした食感が特徴的なシャーベットアイスの棒片手にしている男に、顰めっ面をしてみせて]
……どこ行ってたんだよ。
[ネズミ花火をつけようと思ったが、そもそも火を持ってなかった]
(21) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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…あ…
…だるさに…せて…うめいた…
…がおかしい…うしかなかった…
…り…すような…でないが…が…まであまり…まらないのでは…る…たちが…と…を…ける…まり…った…で…が…いて…いというのは…にどうだろう…
…くなら…にせよ…は…だ…に…い…ってしまったきりなので…は…で…っていく…があるなと…える…
…げぇほ…ぇほ…え…
…は…にない…はかったところで…が…わるわけでもないからだ…
ただ…き…け…が…がっているのもあいまって…があるという…はない…
…ん…ん…
…くしゃみをして…をかんだ…
|
[>>13壇に肉の礼をいい、焼いた余りがあるなら残飯係をする。
お言葉に甘え、今は花火を盛大に楽しみながら、 何も言わずに片付けを始めた壇の優しさに、 これが終わったら、せめて手伝いはしようと心の中で決めた。
まるで父の優しさに包まれている安心感と包容力。 俺もこんな男になりたい、と思わせてくれる1人であった。**]
(22) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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[ゆっくりと深呼吸して、藤堂をまっすぐ見つめた 『エイ』の時のように、口の端だけあげて]
それは、…徳仁さん、…じゃない 誰かまでは言えへんけど
[堪えて、堪えて。もう少しだけ堪えろ 必死に自分に言い聞かせながら、笑顔を保つ]
……ごめんな。…ありがとう
こんな、我儘な俺やけど…き、きらいに、 ならないでもらえると、助かるわ
[なかったことに、されるのは寂しいし辛いけど、受け入れられないと言っておきながら好きでいてなんて言えるはずがない
心の奥の奥にある本音に気づいてしまった今、うまく取り繕えるか解らないけど、今まで通り側にいることを赦してもらえるなら、それで――]
(23) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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─208号室─
[すう、と寝息を立てて寝たのなんてもういつ振りになるだろう。 ぎっちぎちに詰めたバイトは夕方から朝にかけてまで。 睡眠不足を何日も重ねて、耐えきれない体が欲するまま泥沼のように眠る。 また起きれば数日睡眠不足の日々。
ふわふわと海に浮かぶ魚の夢。
まさか寝顔を見られているとも知らずに(>>1:658) 猫のように丸まって眠る。]
……、ん?
[ふわふわ浮かぶなか、伸ばされる指先が 優しく触れるような感覚(>>8) それからなにか賑やかな、遠くの声、音。]
(24) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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[分厚い前髪が隠していてもわかる顰めっ面>>21。
指先で、木の棒をぷらぷらと振って]
コンビニと薬屋。
[と答えた。
声を張らなければハッキリと聞こえない距離でも 遊の声はいつもと同じため、ちゃんと聞こえているか怪しい。
止まらない歩みは、すぐにその距離を縮めるけれど。]
(25) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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―談話室― [食べ終えた皿を前にビールは2缶目に入っていた。 ぼんやりと頬杖つき、談話室から外の景色の方を見ていた。 眼鏡のレンズには鮮やかな花火の光がちかちかと、 けれどもその奥の瞳は何処か別のところを映していて。
洗いものに檀に片付けを促されても気付いていない様子で ビールの缶を傾ける。
いつもよりも、ペースが速いのかもしれなかった。 2缶目が空になる。]
(26) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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に…った…のせいか…に…のせいか…だるい…
…をかんで…を…めて…へ…り…んだ…ばったりと…の…に…れたまま…きひとつするのも…がっていたが…はすっかり…してきていた…
のそのそと…き…がり…かったので…け…をかぶったまま…に…る…
…の…から…くと…では…い…がふっている…
…についた…がひんやり…えた…
…めんどくせ…
…までの…を…ってため…をつく…
た…つ…ひさ
…きはいい…しだけ…をしぱしぱすれば…
…の…の…と…じ…
…の…
|
――瑛士……
[笑顔を、作る様子>>23に、眉を寄せた。 そんな顔をさせたかったわけじゃなくて]
いや、――お前が謝ることじゃない。 ごめんな。
嫌いにはならないけど……無理、するなよ。 今までどおり、が難しいなら、ちゃんと距離は考えるから。
[先ほどまでの視線の強さは、ゆるく瞳を閉じて隠す。 それからゆっくりと笑みを浮かべて、瑛士から手を離し――]
(27) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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薬屋?
[前半は聞こえなかったが、後半は聞こえた。>>25 単に休憩にでも行っていたのかと思っていたから、妙な行き先に、小首を傾いで]
……具合、悪いのか。
[なんて、相手の額に手を伸ばしてしまってから。 はたと我に返り、急に恥ずかしくなって持っていた酒を喉に送ることで誤魔化す。 酔いか恥か、顔が熱くなってうっとおしそうに風を送った]
(28) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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[不健康極まりない生活をしていたなんて知らないから 単なる風邪だと思っている]
眠いんなら寝とけ。
[花火の音、賑やかな声、人の気配はある。 しかし今信也に必要なのは、休息だろう]
(29) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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[伸ばされた手は、避けない。 肌に触れる前に手を引いたのでなければ、 かったるい道程を歩いて来て少しは上がっているはずの体温が それでも草芽よりは低い温度を指先に伝えるだろう。
草芽の一歩手前で足を止め、 質問>>28の答えを探す。]
……多分。
[メイビー。
今日より明日の方が悪いんじゃないかな。 なんて他人事のように呟く。
実際他人事なのだが。]
(30) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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|
[2缶目が空になるとその中身を覗いてから立ち上がった。]
……薫さん、ごめん。 …手伝うよ。
[そう言って後片付けの強制的徴収に加わろうとして、 >>20徹津が何かを探している様子に気付く。]
…カメラ? なら、こっち…。
[そう言って、テーブルに置いたカメラを指してやる。]
(31) 2014/06/30(Mon) 01時頃
|
が…みに…って…すのが…だろうか…
…が…まらないため…で…を…かした…
…く…の…で…さくしゃがみこんで…つ…
…え…っほ…うえ…っふ…げぇほ…げえぇほ
…しげな…の…ひゅ…と…を…う…があった…
…を…める…いて…をゆらすたび…がんがん…む…
…だぁるう…
…わず…に…してしまった…に…く…から…した…の…が…こえて…ち…がる…に…をそのまま…れて…るか…ないかも…った…に…ぜ…をせず…の…まで…っていき…を…もたれに…に…り…み…ちびちび…を…んだ…
…かいものを…んではなが…てきたので…をものぐさに…を…ばして…き…せた…
|
[…こんな時にまで無理をするなと心配してくれて。どこまで優しいんだろう]
ありがと。…せやな。俺のせいで徳仁さんが 誤解されたら困るしな
…まったく今まで通りになれるかは 俺もまだわからへんけど 絵は、見せて貰えたら嬉しいわ
めっちゃ好きやから…徳仁さんの、絵が
[腕の強さが緩んだのを切欠に、むしろ距離を詰めたけれど 望んだ接触は、与えられることはなくて]
『エイ』としてならお相手できるから ほな…また、明日
[それだけ言い残して部屋を出た。誰にも見られないように、こっそりと]
(32) 2014/06/30(Mon) 01時頃
|
|
……、ん…。
[外では花火、だろうか。 はしゃぐ声や光の反射が夜の空に少しだけ溶けていて。]
ねたく ない、ちゃ… ……、…………卵粥。
[ほんとは達久と話したい、同じ時間の中にいたい。 だから寝たくないなんて謂えるわけもなく。 ふるりと頭を小さく振った。]
(33) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
[片付けのためか、再び顔を出した徹>>31の言葉に、カメラの所在が知れる。 ゆらり立ち上がって、談話室に向かう。 花火が終わる前に、と思ったから、覚束ないながらもはたはたと当社比早足で、デッキへ。]
(34) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
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[ぬるい]
……マジで?
[元々体温が低い相手の額に触れても、よく分からなかったが。 他人事のような自己申告に>>30どこか焦りの感情が滲んだ声が出た。 事実他人事だとは、短い返答から汲み取れず、むしろ汲み取れたらエスパーだ。
暫し無言になったあと、花火をポケットに突っ込んで。 ポケットに先にいたふてぶてしい顔の猫のぬいぐるみが邪魔だったので、遊に押し付けてから。 相手の手首を掴み、わかば荘へと引っ張る]
……悪くならないように休んどけよ。バカじゃねーの。
[振り向かないで呟きながら。 急に不整脈を起こし始めた心臓の理由が分からず、眉を寄せようとしたが。 誰かに見つからないように早足で歩くことに専念しておいた]
(35) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
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|
[また何か撮るのだろうかと徹津の姿に瞳を細めて。 檀との片付けが一通り片付いたのなら 冷蔵庫からビールをもう一本取り出して、 人もまばらになった談話室から部屋へと戻る。
渡された花火は使わないままテーブルの上に残された。 誰かが遊んでくれるといいと思う。]
(36) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
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|
― 屋上 ―
……最悪や…
[定位置のベンチに座って、早速煙草を取り出そうとしたら。ない あのままテーブルの上に置き忘れてきてしまった。 せっかく永利が、買ってきてくれた大事な煙草なのに
さっきの今で戻るわけにもいかず、かといって自室に戻るのはまだ怖くて、ぼんやりと夜空を見上げる
花火の音も止んで。空は少し曇り始めていた 明日はまた雨が、降るのかもしれない]
…これで、良かったんやろか いや。…良かったんや
[言い聞かせるように繰り返す 外、という自制から、涙はまだ我慢できていた]
(37) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
[冷えぺたのことばかり考えて粥をキッチンに忘れてきた、 きっともう程よくぬるくなっているだろう]
眠いんなら、身体が睡眠を欲してるんだ。 このまま寝とけ?
[ぽん、と丸くなる背を軽く叩く。 それでも粥をというのなら、取りに行くつもりで]
(38) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
[103号室の前を通り過ぎて。 階段を上って、206号室の自分の部屋へ。 扉を開けようとして、奥の方で何か蠢く影を見た気がする。 そちらに顔を向けて、しばし屋上の扉を見つめて。
部屋の扉に掛けていた手を外すと奥へと向かう。 扉を開けた先の屋上に、人影。]
……瑛士くん。
[見送り、談話室に戻って来なかった住人の名前を呼ぶ。]
(39) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
を…する…
…は…のように…きかけの…の…を…って…の…を…していた…
…あ…
…を…して…きもち…は…ってきた…ような…になる…
こういう…は…も…に…いない…は…からとかいうし…
…だけ…
…ってあった…を…っ…りだし…を…げ…の…の…を…んだ…の…を…の…にのせ…か…する…
…かないと…になる…み…いた…から…け…せない…
|
[薄暗い中、名前を呼ぶ声がしてビクリとした 藤堂、じゃない。この声は]
……徹さん?
[意外な人物にびっくりして、思わず立ち上がる]
(40) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
[>>35疑われている。
でも、掠れた声やら空咳やら億劫そうな動きやらで 軽く風邪の症状が出始めているのに加えて、 自殺行為である大量飲酒までしていたのだから 南方の体調悪化はほぼ間違いない。]
マジで。
[ひとっつも怠そうな感じのしない頷きを返し、 ふとアイスの棒に目をやると 消えかけた薄い文字が目に入る。]
あ──、
[言いかけた言葉が、 押し付けられたふにゃっとした物体の柔らかさと 腕を引く強引な手に遮られた。]
(41) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
え
[なにか、思いがけない言葉が聞こえた。
こちらを向かずに発せられた声は はっきりとは聞き取れなかったけれど、 休んでおけとかなんとか言われたような。
あれ、何か──
勘違いしてる? ──と、やっと違和感を感じたけれど。
掴まれた手首から、 ひとの体温がじわりと染みこんで来て──]
───。
[咄嗟に振り払う失態を 見せないようにするのが精一杯だった。]
(42) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
ジャニスは、手を引かれるまま、無言で草芽の後をついてゆく。
2014/06/30(Mon) 01時半頃
げほ…けほ
…になった…が…らかまともになると…また…に…るような…のまま…しを…けていた…
…が…こえている…が…する…
…ち…がって…におちたままの…け…を…に…すと…に…かった…
…を…ってすっきりした…また…を…く…めて…を…う…
…は…らか…るくなってきている…に…っていた…の…を…むと…を…け…を…いに…に…た…がないから…すとか…そういう…は…にない…
…った…が…いせいか…ちゅんと…の…がした…
…のどかぁ…
…をくわえ…でしゃがみこみ…ぼんやりと…を…め…けた…い…わったら…り…は…そうと…める…
|
[頭に貼られた冷えぺたは冷たくて気持ちがいい。 背を撫でられれば、体は緊張するように少し硬直するけれど。]
……寝たら、お前…は
[部屋に、帰る、よな。 居てなんてくれない、だろう。 甘えていいと謂われて、すぐに甘えられる性格じゃない。]
………………。
[わかった、寝る と謂える素直さもなければ。 傍にいてくれ と我儘を貫けるほど子供でもない。 手だけ、少し伸ばしたのが些細な勇気。]
(43) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
…くん…
…
…いてていいよ…
…も…って…ないように…とくから…
|
[線香花火をするくらい、落ち着いた頃合いになったら、改めて花火の輪に混ざろう。 それまでは――片付けを、しようか。 踏み込む一歩は、今はそちらに向ける。小さい逃げだけれど、許されたい。 カメラとカメラバッグをウッドデッキのベンチに置いて、片付け班>>13>>31に合流した。
もう十分に素面のつもりだったのに、まだ足元がふらついて、一回すっ転んだのは見逃してほしい。 割れ物を持っている時でなくてよかったと思う。]
(44) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
を…ばして…
…の…に…れたなら…
…る…る…を…つ…
|
[今すぐこいつを殴って逃げたい。 と、物騒な感情の波を抑えつつ、歩いていたが]
……ん、
[>>42無言で着いてきていた男が、なにやら微妙な顔をしている気がして。 幾度か振り返り、疑問符を紡ごうとしては頭の中の葛藤に遮られて口には出ない。
階段を上って、一番奥の部屋まで有無を言わさず連行して。 屋上に視線を向けたが、当然行くことはなく。
さすがに部屋に乗り込むのは憚られたため、扉の前で手を離す]
……俺はお前が嫌いだ。
[ぼそり、呟いて]
(45) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
|
[線香花火は、1本だけやって。 あとはシャッターチャンスを探していた。 か細い火の、けれど力強く松葉を散らす瞬間を、狙って。 暗い夜と金の火花のコントラストの鮮やかな一枚が撮れたら、満足げに頷いて、立ち上がる。]
(46) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
い…だ…
…
…だから…しか…わないし…にお…も…にしなくていいんだけど…
…
|
[全身焼き肉臭くないだろうか。 火の番をしては居ないから平気だとは思うが]
うん?
[当然部屋に戻るつもりだ、 そして早起きだった分明日は寝る予定になっている]
なに。
[寝るまで握ってろということなのか? 風邪んときは心細いもんな。 なんて思いつつ伸ばされた手を掴む]
(47) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
|
[離れてくれない体温を 振り解くことも出来ないまま 気付けば自室の前まで連れて来られていて──]
…──、
[やっと解放された手首に なにやら汗ばんだ草芽の手の感触が残っている。
──ビニール袋を持った手で、そっと手首を撫でた。]
(48) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 02時頃
|
……。
[わざわざここまで連れて来て、 言う言葉がそれか>>45。
いつも通りの面白い草芽に 唇が勝手に人の悪い笑みを刻む。]
(49) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
|
[うっすら、美味しそうな匂いはしてるかもしれないが これといって気にならなかったのは 今は嗅覚よりも、自分の心音を聞く聴覚が 触れている触覚が、敏感すぎるほど過敏になっているからか。]
……、明日。
[フランクさんを捕まえることができたら。 怖いけれど話をしてみようと思う。 そう謂おうとして、謂えなかった。]
ま、た… 明日。
[一度ぐっと眉間にシワを寄せた。]
(50) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
あ…り…がと…
…いたり…いたりしたのに…
…きになるかもしれないとまで…って…
…それでも…えていいなんて…
…えぺたも…
…も…
…こうして…いでくれる…も…
お…
…お…や…すみ…
…むようになったが…げて…を…す…
|
[達久を睨むようにしてしまったのは恥ずかしかったからだ。 悪意ではない…、と伝わっている と、思いたい。
大人しく眠るつもりで、手を離した。 繋ぎっぱなしでいたら、それこそ絶対に寝られない気がするから**]
(51) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
|
…──おやすみ。
[草芽の黒い輪郭に流し目をくれて、 自室の重いドアを引き開けた。]
(52) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
|
明日?来るのか?
[部屋に起こしに来てくれるんだろうか。 きっと昼過ぎまで寝てしまっているだろうし それ自体は構わないのだが]
おー。
[それが、挨拶だとようやく気づいた。 野良猫がはじめて撫でさせてくれた時のような嬉しさ ふ、と笑ってしまう]
おやすみ、じゃーな。 ぬるくなったら冷えペタ自分で替えろよ。
[もう一度ぽんと叩いてから、離れた手をひらりと振った。 そのまま部屋をあとに、自室へと下っていった**]
(53) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
ヘクターは、睨まれてもあまり、気にならなくなってきた**
2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
─ 201号室 ─
[開けっ放しの窓から、 雨が降り出す前特有の、腥い風が流れて来る。
真っ暗な部屋の中で 消し忘れたノートパソコンの白い光が 白々とキーボードを照らしている。
今日は色んな意味で來夏が頑張っていたから ご褒美に渡そうと思って買って来たエクレアが 袋の中で生暖かくなってゆくのに すぐにそれを渡しに行こうとか、 冷蔵庫に入れようとかいう気になれない。]
(54) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
うん…
…
…はさ…
…くんが…っている…に
…のこと…てるし…に…けてるよ…
…
…どうしてかな…
…わかるんだよね…くんが…いてるの…
…
|
……雨、また降りそうだね。
[雨の前の匂い、湿度を含むそれを感じて。 のぼっていく煙草の煙の先、空を仰いだ。**]
(55) 2014/06/30(Mon) 03時頃
|
|
[やがて、踵を返して。 わけのわからない感情に支配された精神を取り戻そうと、全力を尽くす。
手の中でじんわりべたつくアイスの棒は、22にもなって当たり棒片手にコンビニはちょっと、とか。それ以前に、これを自分が持ってたらなんだか変態くさくないか、とか。 色んな意味でどうしようかと思ったが。
とりあえず一旦部屋に戻り、流しに置いておいた]
……。
[そうしてから、談話室に残る酒を求めて、階段を目指す。 表情は、フードを深く被ればほぼ見えなくなるから。
初めて、フードの便利さに感謝した**]
(56) 2014/06/30(Mon) 03時頃
|
|
[必要と思うことはすべて口に出している。 言わないのは、 言う必要がないと思っているからだ。
それ以上の──]
なにを……
[草芽は、知りたいと望んでいるのか。]
(57) 2014/06/30(Mon) 03時頃
|
|
――あれから――
[花火も、片付けも無事に終われば、カメラを肩に階段を登っていく。 ほとんど、深夜といって差し支えない時間。ふぁ、と何度も欠伸をしながら、堪えられない眠気を隠しもしないで廊下を行く。 ポケットから202の鍵を出して、開ける。その数秒の動作がとても億劫に思えた。
ベッドに身を投げて、そのまま眠ってしまおうと思っていたけれど、微かな高揚感にあと少し、とカメラの液晶を見る。 線香花火が、弾けている。]
(58) 2014/06/30(Mon) 03時半頃
|
|
[それでも、朝から買い出し、昼からはしゃいで、飲みつけない酒を飲んだ体は、眠りを強く欲していて。 電気もつけずにベッドに飛び込んだ結果、カメラ液晶の薄明かりだけでは覚醒は促されることなく。 暗がりの屋上のやり取りも、自分の戻る前に隣の部屋の前であった出来事も、知ることのないまま、いつしか深い、深い眠りに落ちる**]
(59) 2014/06/30(Mon) 03時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 03時半頃
ミナカタは、咳き込みながら室内に戻り、またぐったりとベッドに倒れている**
2014/06/30(Mon) 04時半頃
どうして…の…えは…も…っていないらしい…
…の…ということで…ちの…っぽさも…わるのだろうか
それにしては…は…や…の…しい…ちに…づくことができていなくて…し…ない…ちになる
…を…でてくる…の…もりにまた…が…んで…それからしばらくの…かに…かせてもらった…
こんなに…いたのは…した…だ…
…に…われたら…あの…くらい…いちゃうだろうなと…っていたけど…そうでないのに…けてくるのは…なんだろう
…かせたくない…って…ってもらったのに
…はどうして…あの…に…をつけたのだろう…
…わへんの…
…
さん…も…うてかっこええけど…
…の…が…もっとええね
…
|
…せやね…
[雨、という言葉と永利の視線につられて空を見上げる。もう星は全然見えなくて。この人が泣く時はいつなんだろう、とぼんやり考える その時はこうして、側にいてあげられたらいいなとも]
(60) 2014/06/30(Mon) 06時半頃
|
|
[煙草の火が消えたタイミングで、屋上を出た。永利はどうしたか。並んで戻るなら、視界の暗さを気遣うように手を伸ばしただろう。 掴まえてもらえただろうか 指先が触れただけで震えてした自分は、もういなかった
それぞれの部屋の前で分かれて自室に戻る。 悲しい気持ちはだいぶ減ったものの、目元の赤みや腫れぼったさはどうしようもない
とりあえずシャワーを浴びて、気合いを入れてから日向のところに行こうと風呂場へ行けば]
あれ?洗面器がない…
[風呂から上がって着替えてからは]
……布団がない…
[天露を看病する為に102号室に運んで、そのままだった]
(61) 2014/06/30(Mon) 06時半頃
|
|
− 102号室 −
[なんだかんだで結構遅い時間になってしまった。日向からのメールはなかったけど、怪我の上に飲酒もしていたら風呂は危ないだろうか。朝の方がいいのか、今からでもいいのか迷った挙句、部屋の扉を叩くことができずに隣の部屋に来てしまった
…見当たらへんなあ…
[電気を点けて探すわけにもいかないし。まあいっか、別に寒くないししもう面倒くさいと床に転がった。 ここなら、日向に呼ばれてもすぐ行けるし]
(62) 2014/06/30(Mon) 07時頃
|
されたら…るのは…のほうだろう…
…のことは…にしなくていい…
…ああ…きなときに…にくるといいよ…
…ありがとう…
…
…もうちょっとこう…なあ…
…やりようがあったろうに…に…いことしたな…
…
|
……談話室の片付けでも手伝うか。
[屋上はきっといる。 だからそちらに向かうことはできず]
っと、だいぶ片付いてるか。
[結構な時間がたっていたし、そうだろうなと思いながら。 一通り見て回って。
そしていくつかの見落としをかたづけた程度で部屋に戻り。 眠る気にはならずに、火をつけた煙草をくわえている**]
(63) 2014/06/30(Mon) 07時半頃
|
|
― 朝 ―
[だいぶ夜も更けてから煙草を消して眠ったことは覚えている。
102号室の扉が開いた音を聞いたような気もした。
夜の間に振り出した雨が、朝日を隠している中、ゆっくりとおきだして。 テーブルのうえに置かれたままの煙草をみる]
もっていってやるか。
[昨夜のままだった服を着替えて、煙草を手に取る。 207号室の前へとやってきて]
(64) 2014/06/30(Mon) 08時頃
|
|
[扉をノックするものの反応はない。 いつもドアが開けられるまで入ってこない瑛士の部屋には同じようにしているから、扉を開けることもできず。 しかたない、あとで渡すかと、まだポケットに煙草を入れたままにしている**]
(65) 2014/06/30(Mon) 08時頃
|
…
…へと…っていく…の…
…こえなくなってから…
…いでいた…に…そっと…を…し…けた…
…おかげで…が…くて…しの…れなかった…
|
[朝起きれば、雨のか細い音が小さく聞こえている。 昔から、何かイベントごとがあると雨が降っていたように思う。 運動会を中止にした回数、修学旅行は殆どが雨季。 五年前のあの日も、二年前のあの日も。 こんな風に細い雨が降っていた。
随分と睡眠をとったからだろう 身体は幾分楽になり、熱は収まったようだ。 咳も出ていなかったし、そもそも風邪ではなかったのだろう。 もう動いても怒られまいと、オレは布団から身を起こす。 まさか、替わりに風邪を引いているヤツがいるなんて知る由もない。
ぬるくなった冷えぺたを剥いで顔を洗う。 歯を磨いて、シャワーも浴びて、真っ黒に着替えて。 手には常温と化した桃味ゼリーを携えて。 ごつごつと鈍いエンジニアブーツが、階下へと降りていく。]
(66) 2014/06/30(Mon) 08時頃
|
|
─105号室─
……たっ …達久。
[105号室のドアの前。 昨夜、誤魔化した『明日』に返ってきた言葉を(>>53) 鵜呑みにして、起こしに来てしまった。
永利の時の様に、けれど控えめに足でノックする。 反応はあったんだかなかったんだか。 昨日は珍しい時間帯から仕事のようだったし オレとのこともあったしできっと疲れているだろう。 まだ眠るというようなら、或いは反応がないなら また後で来ようとだけ決めて。]
(67) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
|
あ…のな…
…さんと…その…
…して…く…る…たい…
…それはとても…いことだ…
つらくて…しいに…いない…
それでも…いきたい…から…
…お…の…に…いきたい…っちゃん…
…にぺたりと…を…える…
こんな…は…ましくて…いんだと…う…
…きな…が…いる…
…さんが…ずっと…きで…
…に…かれていて…
…の…にはずっと…かがいて…
…は…えてもいいと…ってくれる…
…しい…に…り…えるんだろう…
…が…いたって…が…たって…きっとそう…う…
…だって…そう…ってる…
…に…くて…ましい…
|
[自室に戻ると昼間から放置されていたケーキの箱がある。 やってしまった、これは食べれるんだろうか。 頭を抱えながら部屋の冷蔵庫に取りあえず入れる。 それから香ばしい匂いを落とすためにシャワーを浴び、 こっちもすっかり忘れていた新しいピアスホールをケアして ベッドにダイヴした。
色々あったことを反芻する前に、意識は沈む。
次に気がつくのは、扉を蹴る音が聞こえたとき。 どんなに疲れていても気配には敏感でそれは 眠りの浅い野良犬のよう]
(68) 2014/06/30(Mon) 09時頃
|
|
おう、はよー。
[本当に起こしにきた、それがまず一歩。 聞こえるフランクの名前にああ、と続けて返事をして
だからそのあとに続いた言葉はよく解らなかった。 好いとう?なのはフランクだろ。 間違えんじゃねーよ、寝ぼけてんのか。
寝ぼけているのは自分なのか?]
(69) 2014/06/30(Mon) 09時頃
|
|
[そんなこと男から言われるのは当然はじめてで、 これがもし女の子からなら笑って 俺は危険な男だからねーと軽くかわせた。 実際そう言うことも何回かあった、これでもな]
そりゃ、ありがとよ。
[信也がゲイなのは知っていて、ただその意識は フランクだけのものだと思い込んでいたから、 急にそんなこと言われても理解が追い付かない]
もっかいねるから、起こし来い。 入ってきていいし。
[フランクと話すならそれくらいの時間は確保できるはずだろう。 そうでなくてもまだよくわからん**]
(70) 2014/06/30(Mon) 09時頃
|
ぽつり…とした…
…についた…を…し…ぎゅっと…りこんだ…
…げない…ために…
…こえてないと…っていた…
…きないと…っていたから…
…それでも…しにしか…えずいたのに…
…
…
|
ぅおっ あっ、は、 は、よ ……っ!
[起きると思わなかったし、聞こえていると思っていなかったから ひっくり返って妙ちきりんな声が上がってしまった。
───『友達』としてだから。
そんな風に謂えなくなった場所。 オレンジ色の海を泳ぐ魚は、はくはくと唇を動かして。 まるきり動揺を隠せないまま、視線が漂う。]
やっ、あの、あ、うん。 えと… そ、の。
[きゅうと眉根が寄る。]
(71) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
……あと、で 来るっちゃ。
[ちゃんと話さなくちゃいけないだろう。 こんな曖昧で汚くて醜いオレを、受け入れてもらえるか判らない。 次こそ見捨てられてしまうかもしれない。
それでも、逃げちゃだめなんだと
逃げたくない、と、思うから。]
オレ、も。 ありがとう、……達久。
[『逃げたくない』なんて、きっと 数日前のオレなら、思いもしなかったのに。 小さく礼を告げてから、オレは談話室へと向かった。 起こしに来いという約束を、胸に*]
(72) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
─談話室─
[料理を全くしないオレは、珍しくキッチンに立っていた。 目当てのものがコンロに置き去りなのを見れば、再度くつくつと火にかけて冷めるのを待った。
この季節、何度も加熱されて放置された卵粥は…2 (1.少しすっぱい/2.軽い刺激臭/3.小さなカビが浮いてる) だったが、椀によそって全部食いきってやった。 誰かに食べられるのも嫌だし、捨てたくなかったから。 掬って口に入れて飲み込んでを、ゆっくりの時間をかけて繰り返した。
それから桃ゼリーを冷蔵庫にしまう。 本当は卵粥の後に食べるつもりだったが 拒食に等しいほどの小食のせいか、卵粥のテイストのせいか あるいは先ほどの達久との会話を思い出したせいか、胸がいっぱいな感じがして。 『Shin』と小さく主張したそれは、紙袋の隣へ。 道菅はどうやらミッションを達成してくれていたらしい(>>419) メモまで律儀に残っているが(>>420) シンプルは甘い方と、カレーの方、どっちを食べるんだろうかと 先に一つ減るのを待つことにした。]
(73) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
─ 201号室 ─
[背に固い扉の感触。
部屋に入った遊はすぐにその場を動かず 窓の外の漆黒を見詰めて 数秒ほどぼんやりとドアに体重を預けていた。
それからおもむろにキッチンに向かい、 ミネラルウォーターと調味料以外 めぼしいものの何も入っていない中型冷蔵庫に 買って来た要冷蔵の品を全部突っ込むと、 つけっ放しのノートパソコンの前に、義務的に腰をおろした。]
(74) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
[それからソファの隅に座り込んでいた。 ウッドデッキへ通過するためではなく、談話室にオレが居座っている。]
……、…。
[煙草の紫煙くすぶらせるあの人を待って。]
ふ …っ フランク、さん。 ちっと、時間… 貰うても、構わんと、でしょう…か?
[瓶底眼鏡の無精髭がやってきたなら 二年前、いや五年前から変わらない敬語交じりの口調で。 緊張したように途切れ途切れ、上ずったりしながら。 きゅうっと眉に皺を刻んで それでもちゃんとフランクを見上げて話しかけていた。
話しかけたのなんて、遥か彼方昔のよう。
珍しすぎるほどの、光景だった**]
(75) 2014/06/30(Mon) 10時頃
|
…それだけ…けたんなら…
…だよ…
…
うん…
…うよ…
…に…としちゃ…いから…
…しの…ってただけ…
…
|
…洗濯、 また見送ることになるのかな…。
…戻ろっか。
[宇佐美の相槌に次いで出たのは本当にどうでもいい世間話。 最後の紫煙を吐いてしゃがんだ姿勢で宇佐美を見上げ、 >>61差し出された手に手を伸ばして引き上げて貰って。]
……なんか、介護されてる気分だ。
[先導する宇佐美に冗談めかすようにそう笑うと 屋上を出て、それぞれの部屋の前まで一緒に歩く。]
……、
[平気か?とは訊かない。おやすみ、と宇佐美へ告げて。 彼が部屋に入るのを確認してから、自分も部屋へと入った。*]
(76) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
|
|
―朝・自室― [部屋の外から聞こえてきたノックの音に>>65 見つめていたパソコンから視線を上げた。 自分の部屋への来訪者ではない。 窓の外の雨音を確認しながら欠伸を噛み殺し。 部屋の扉を開けると隣の部屋の前に人の影、 眠たげに目を擦りながら赤い髪の来訪者に首を傾げ]
…瑛士くん、戻ってないよ。
[帰ってくる音はなかったと藤堂へと告げる。 宇佐美の部屋を仰ぐように視線を移し]
(77) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
|
|
……多分、外にも出てない。
[見張るような形になってしまったけれども、 宇佐美が部屋を出ていった後、 暫くベランダから出て行く姿がないかは眺めていた。
だから、わかば荘の中にはいるのだろうけれども。 どこにいるのかまではわからない。 自分の知りうる宇佐美の情報を藤堂に伝えた後、 じ、と、眼鏡の奥の瞳が藤堂を見つめ。]
(78) 2014/06/30(Mon) 11時頃
|
|
……徳仁、
[宇佐美と何かあったのか、訊くこともなく。 口にするのはいつもと同じ一方的な頼み事。]
俺さ…、 今から寝るから。
適当な時間に、起こしに来て…。
[藤堂から何か引きとめられないようなら、 いつもと同じような返答が戻ってきたのなら。 おやすみ、と瞳を眇めて部屋の扉を鍵をかけずに閉めた。**]
(79) 2014/06/30(Mon) 11時頃
|
|
[小説が、最終章以外 もうこれ以上いじるところのない状態に近づいた頃、 遊は短く嘆息して、片手でノートパソコンの天板を閉じた。
側面の排気口から熱風を吐き出し続けていたファンも しばらくして沈黙する。
空はいつの間にか白み、 針のような細い雨を降らせ始める──。]
(80) 2014/06/30(Mon) 11時半頃
|
|
[時計の針が指しているのは 他人の部屋を訪問するにはまだ非常識な時間。
昨夜から着っぱなしだったリネンシャツをハンガーに掛け タンクトップを黒に変えて 上から着心地のいい白い半袖パーカーを羽織る。
ローテーブルの横には、空になった泡盛の瓶が立っている。 その横に放ってあった黄色い袋と 冷蔵庫で冷やされたアロエヨーグルトを手に 遊はふらっと自室を出た。]
(81) 2014/06/30(Mon) 12時頃
|
|
[いつもの裸足、いつもの足取りで 誰もいない階段を下り、 104のナンバープレートが掲げられた扉の前で止まる。
コンコン──と、 無遠慮なノックが南方の部屋を襲った。]
(82) 2014/06/30(Mon) 12時頃
|
|
─前日の事─
[管理人として、バーベキューの面倒は最後まで見た。 片付けもせずにさっさと部屋に戻るお馴染みの面子に仕事をさせようにも、山篭りから帰って来た求道者の顔をした芸太がまだ肉を食っていて早々に片付けてしまうのも可哀想だったので、とっとと離脱した不届き者には後日他の仕事をあてがう事を決め、最後の打ち上げ花火を合図に、残った者達と後片付けをした。
達久から、信也の状態については聞けていただろうか。頑固に姿を表さない事を心配していた管理人に、誰かは情報をくれただろう。 だから風邪だと聞いても信也の部屋を訪れる事はせず、面倒を見てくれる他の者に任せた。]
(83) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[大の字でばったりうつ伏せに倒れていた南方の体が、驚きに、ぎくりと動いた。]
……?
[億劫そうに半身起こして、扉の方へ顔を向けた。 ちょうど寝入りばなの事だ。聞き間違いだろうか。 人が訪れるには非常識な時間だから、気のせい、または何か打つかったのかも、とも考えた。本当に誰か来たのなら緊急の事態という可能性も一応考えるも、「誰か死んだ」とか「誰か倒れた」とかそういう物騒なものしか想像は出来ない。]
(……急性アル中? いやいや、ないない……)
[人が来たのよりは、気のせいか何か打つかっただけ、というのが正解な気がした。 一応確認しようと、のろのろ起き上がって、スリッパを履いた。]
(84) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[ドアノブを掴む。 ドアを押し開けた。 南方は間中を壮絶な険相で出迎えた。 ドアを閉めた。 邪悪なものを見たゆえの、命可愛さ、保身からの行動であった。 間中を人間カウントをしていない南方にとっては、「人は来てない」で正解といえなくもなかった。]
(85) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[薫と翔平の合作ロシアンルーレットは、2
1.あたり 2.はずれ
を引き、微妙な表情で咀嚼した。]
(86) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[庭から火種が消え去り、一応の安全が確認出来ると、まだその場に人が残っていようとも早めに引き上げて自宅で眠る。
朝早く、墓地を見まわってから談話室に入ると、ここ二年、この時間には絶対にいなかった人の姿(>>75)がソファの上にあり、フランクは、眼鏡の奥のしょぼくれた目を丸くして信也を見下ろした。]
……おはよう。 珍しいな、こんな時間に。
[驚きながらも基本の挨拶を口にして、呼ばれるままに頷いてソファの上に──信也の隣に──二人分くらいの空間を開けて座った。]
……話ってなんだ。 急がないから、ゆっくり話せ。
[真っ直ぐに注がれる視線を、フランクもまた、真正面から受け止めた。]
(87) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[ドアの内側、金属音がある。 チェーンを閉めた状態で、再度ドアが開く。]
なんすか。 時間おかしくないすか。
[鼻のつまった掠れ声が、警戒も顕に訊いた。]
(88) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
─ 104号室前 ─
[静かな廊下で扉の向こうのに意識を向けていると、 聞き耳を立てずとも人の気配は感じ取れる。
ノックの直後にはしなかった微かな物音が 閉じた扉の方へ近づいて来て──]
(89) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
おは──
[ドアが開いたので、 好きのする笑み──のつもりの薄笑いを浮かべて、 南方より低い位置から見下ろすように顎を上げて 爽やかな朝の挨拶を言いかけた瞬間、ドアが閉じた。]
(90) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
…………
[片手をノックのために上げた半端な姿勢で 開きかけの唇を閉じる。]
(91) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[再度、ノックをしようと── 十回くらい叩いてやろうと少し手前に腕を引いた瞬間に またドアが薄く開いて>>88]
もう──
[隙間から見える男の顔を見て]
朝だし。 多分、必要だと思って
[黄色い袋を軽く掲げた。]
差し入れ。
(92) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
|
|
[たしかに朝だが……]
普段なら俺は寝てます。
[掲げられた黄色い袋をじっと見る。 どこの店舗のビニール袋であるのかは分かった。 多分近所の薬局のものだろう。]
えぇ……。 なに……?こえぇんだけど……。
[しかし変人がその中に何をいれているかの想像などしても無駄であるように思われた。 そもそも袋に騙されてはいけないのかもしれないし、何か突拍子もないものを買っているかもしれない。]
(93) 2014/06/30(Mon) 13時頃
|
|
[普段なら寝ているかもしれないが──]
今日は起きてた。
[知ってた。 と言いたげに、閉じた唇を横に引く。
鼻声の、掠れ声。]
風邪 悪化してる。
[指で己の喉をさして、また笑った。]
(94) 2014/06/30(Mon) 13時頃
|
あぁそうだ…
…を…ながら…の…く…を…う…
…には…に…していなければいけない…
…に…なんて…っていたろうか…
…わないので…らない…いなら…うのは…
…みぃ…
めんどくせ…
|
[チェーンが隔てる彼我の境。 南方の警戒心が形になったようなそれへ 小枝のような、節のある細い指が掛かる。
胸の高さから 腹の高さまで
すぅっとドアの縁を指で撫で下ろし、 金属チェーンを人差し指で、そっと撫でた。]
(95) 2014/06/30(Mon) 13時頃
|
|
[間中が薄笑いを浮かべている。]
お……おう。
[ドアの隙間から見える相手の表情は、知ってた、と言わんばかりだ。 ベランダに出たせいだろうか。]
……。
[小枝のような間中の指が、間中自身の喉を指している。 彼の笑いについてを、南方は「こいつ馬鹿にしてやがる」という捉え方をした。 そして調子が悪いと分かれば質問攻めになるのがすぐに想像出来たので]
してません。 寝起きだからです。
[と、面倒くさそうに嘘をついた。]
(96) 2014/06/30(Mon) 13時頃
|
まれない…に
…に…み…めるようになるわけではない…
|
してない?
なら──
[指が、チェーンを離れる。]
これからだ。
(97) 2014/06/30(Mon) 13時頃
|
|
飲んだほうがいいよ、薬。
[面倒くさそうな、 言葉──うそ── に、伏し目がちに笑って、再度掲げた袋を揺らした。]
(98) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
|
[嘘の直後、出掛かった咳を無理して堪えるべく、扉で顔を隠すようにして背け、盛大に咳払いをして、鼻をならした。 またドアの向こうへ視線を向けると、ドアの縁に指が添えられているのが見えた。 小枝のような間中の指は、胸の高さから、腹の高さまで、つつ、となぞるようにして下へ落ちて、チェーンに引っかかる。 チェーンを撫でている指を見下ろした。]
やめて下さい。
[ならこれからだという声に、嫌そうに返事をする。]
(99) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
にでも…なんて…ひくものだ…
だからこそ…や…を…す…に…た…れなさを…じる…
…の…を…ろうとしない…
…の…の…を…ねない…
…の…についてをきかない…
…が…に…られて…しいのかどうかを…ねない…
そういえば…つ…いた…
…さんは…と…ぎに…き…した…
…は…れた…という…なものだったが…
のように…うからだろうか…
…を…にするよりも…に…など…り…われてしまいそうで…はこうして…に…を…いている…
|
[目的の部屋ではなく、その隣の扉>>77が開く。
眠たげな徹の姿に瞳を細めて、告げられる言葉に、そうかと呟く。 隣の動きが音としてわかるから徹が告げてくるのは分からないことではなく。
瑛士が居ないと知れば、わずかにため息をこぼした]
ああ、わざわざすまない。 中にいるなら談話室とかみてみるよ。
[小さく頷いて、ありがとうとつげて。
ふといつもと違うように思える徹に、首をかしげる]
(100) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
|
[徹の声は、いつも耳に心地良い。 こんな時間に瑛士を訪ねていることに、なにも聞かれないことにほっとして]
ああ、わかった。
ーー徹、
[いつものように承諾して。 ふと、徹の名を呼び。
けれど、続く言葉はなにも浮かばずにゆるりと首を振って]
いや、何でもない。 またあとでな。
[呼びかけに止まった徹にすまないと告げて、扉が閉まるのを見守り。 階下へと降りていく**]
(101) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
|
[チェーンから滑り落ちた指の行方を、充血した目が追った。 そして、袋がガサ、と音をたてるのを耳が拾って、視線を持ち上げる。]
…………。
……。 …… それ薬?
(102) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
ミナカタは、ジャニスが持つ袋をじっとみている。
2014/06/30(Mon) 13時半頃
ミナカタは、ジャニスが持つ袋をじっとじっとみている。
2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
[頷く。
中身が見えづらい黄色の薄いビニール底に 長方形の箱の形が浮いている。
もう一つ、ヨーグルトも入っているから、 わかりにくいかもしれないが。]
(103) 2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
ミナカタは、ジャニスが持つ袋をめっちゃみている。
2014/06/30(Mon) 13時半頃
ジャニスは、ミナカタの視線にビニール袋が怯えている気がした。
2014/06/30(Mon) 13時半頃
|
……
[ついに、咳を堪えるという無茶は決壊して、いくらか咳き込んでから、諦めたように、一度ドアを閉める。 金属音があった。 黄色の袋のなかに箱が見えたし、それは願ってもない餌であったし、間中には昨日からの不調を分かられていた。 邪険にするのは、忍びなく思えた。 ドアを開けた。]
金はらうわ。 待っててもらっていい?
[南方は、ドアから手を離した。 ドアの重みで、やんわりと閉じるに任せる。 南方は、財布をとりに部屋に戻った。]
(104) 2014/06/30(Mon) 14時頃
|
|
[一度、扉が閉まる。
らしくもない落胆を感じた瞬間、 もう一度金属音があって]
……。
[金属線に遮られていない空間が、ひらかれた。]
(105) 2014/06/30(Mon) 14時頃
|
|
いらない。
[閉まってしまおうとするドアを手で押さえ、 背中に声を投げる。
外側に開いたドアの向こうに ドアが収まるべき枠がある。
それを越えていいのか、 迷って]
お金はいらない。
[もう一度言って、爪先を枠に乗せた。]
(106) 2014/06/30(Mon) 14時頃
|
|
――202――
[本日の徹津來夏の朝は、遅かった。 頭が重くて、時間に囚われないサボり魔大学生は、目が覚めてすぐに二度寝を決め込んだからだ。 話に聞く二日酔いというやつよりは、楽だと思えた。頭痛もないし吐き気もしない。夕方から飲んで、寝る頃にはほとんどアルコールが抜けていたのが幸いした。 単なる疲れと、飲み慣れないもののせい。ゆっくり、昨日よりは二時間は長く寝て、のそりと起きた。 日課をこなそうとして、外を見る。]
――あ、
[やってしまった。外には、霧のような雨。 傘を取り込むときにもまだ湿気っていた、タオルやらデニムパンツやらが、泣いていた。]
(107) 2014/06/30(Mon) 14時頃
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|
[濡れてしまったものは、仕方ない。 切ない悲しみを覚えつつ、取り込んだものをそのまま洗濯機に放り込んだ。 それからPCをつけて、メールを見て。浴びるシャワーの熱さが、心地よい。 さて、昨日考えたさまざまを、どの順番でこなそうか。 長めの髪を拭いて、なけなしのタオルを肩にかけたまま、本棚からアルバムを一冊手に取る**]
(108) 2014/06/30(Mon) 14時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 14時頃
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──…。
[片足踏み出しかけたまま、 ひとり歩きした思考の途中で、遊は一瞬、微妙な顔を見せた。]
(109) 2014/06/30(Mon) 14時頃
|
|
[間仕切りの向こうへ向かおうとして、カーテンに手をかけたところで]
なんで。 薬たけぇじゃん。
[間中の顔を振り返る。そこに特別表情が乗ってなかったとしても、枠に乗るつま先、ドアにかけた手。それらを見て、目を瞬く。 それから、呆れたようにひとつ息をつく。]
今日はなにがしてぇんだよ。 待ってて。
[どうせ対価に期待しているんだろうと思っての言葉だ。 しかし、あくまで、そこに相手を留めるような声しかかけない。 南方は、カーテンを半分あけて、向こう側へ行く。 後ろ手で、閉めた。 半分から見えたのは、きっと、床に敷かれた板や、カップが乗った作業台や、ベッドくらいだ。]
(110) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
|
[悪人でも、どうでも。 気にしない。
折角のチャンスなのでお邪魔することにした。
104号室の扉が閉まる。 黄色い袋を提げた珍獣を中に迎え入れて。]
(111) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
な…は…り…われている…
…れば…とは…はかけなかった…
…るのは…いの…えない…だけだ…
|
[目についたのは、部屋と玄関とを隔てるカーテン。
──こんなところにも境界線がある。]
(112) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
と…りとで…になったそれには…お…は…まで…という…で…してあるといってもいい…
|
[南方が通るために捲ったカーテンの隙間から 作業台のようなものと、その上のカップと、ベッドが見えた。
床に置かれた板は、隙間からではそうと認識できなかった。
ぱちりと目を瞬いて、 何も考えず後をついてゆく。]
(113) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
|
[何度も咳き込み、鼻をすすった。 部屋のなか、置いてあった財布を拾い上げる。 片付いた部屋であるから、探すという手間はない。]
(114) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
|
[南方が財布に手を伸ばした辺りで、 仕切りのためのカーテンが捲れて、白い姿が覗く。]
(115) 2014/06/30(Mon) 14時半頃
|
|
──絵だ
[玄関に戻るために南方が振り返るのと 気配に気付いて顔を上げるのと 陽光をカーテンで遮った部屋に、遊の声が響くのと。
どれが最初だっただろう。]
(116) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
[カーテンがひらいた音がした。 南方は財布を手に振り返って、真顔になったあと――諦めたように息をついて、眉根を寄せた。]
待ってろつったでしょ。
[犬や猫の粗相に対するような口ぶり。 躾をしなかった本人の責任でもある事をしっているような、落胆のような、見誤ったかのような、残念がる声。 部屋のなかは、今度は間中の目にも、はっきりうつるだろう。 ここは、片付いた部屋。いや、殺風景な作業場だ。 床板についているのは絵の具。部屋本来の床板でなく、その上に一枚被せてあるのは、絶対に汚れることがわかっているからだった。 壁に立てかけておいてあるのは、キャンバス。 とりあえず、一番前にきているのは、裸像だ。 絵から滲むものは、作者の想像や心という何かではない。 ただの努力と訓練の形跡。 カップが置かれた作業台にも、絵の具がこびりついている。 のこりは、生活必需品だけ。]
(117) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
[裸足が、絵の具のこびり付いた床板を踏んで、 大きなキャンバスの前で止まる。
光沢の足りない肌色は それがまだ乾ききっていないことを示している。]
──。
[表情を変えない遊の目が、じっと裸像に注がれる。]
(118) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
えない…が…された…への…
…は…はっきりと…を…した…
それでも…めの…も…に…く…たのは…をずっと…いしてこなかった…だろう…
|
薬。 いくら?
[絵を見ている間中へ、声をかけた。 怒り、というよりは、叱るに近く、責めるような声音になった。]
(119) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
[首を振る。 金はいらない──と。
苛立ちを含んだ詰るような声音の理由がわからない。 境界を越える前に感じた一瞬の罪悪感は、 現れた絵という新しい情報に上書きされた。]
(120) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
[遊の目はもう南方を見ない。
画布の上の描きこまれた裸像から なにかを読み取ろうとするように 自然体で絵と向き合っている。]
(121) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
─談話室─
……、…はよ。
[眼鏡の奥の瞳、毛先のうねった頭、隣に出来る空間(>>87) ばくばくと破裂してしまいそうな心臓は、ぬるく甘い痛みではなく。]
……き …昨日。 ばーべきゅ、出れんで… ごめん、なさ、い。
[隣に座っても尚、視線を受け止めるような態度のフランクさんに さすがにもう視線は向けられず、睨むエンジニアブーツ。 朝早かったからか、今は運よく談話室には誰もいない。 誰もいないせいで、声が響くようで。
こわい。 いたい。 にがい。
鼓動さえ、漏れ聞こえているんじゃないかと。]
(122) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
…の…を…ぎゅっと…る…
…が…たった…しでも…いでいた…
…の…を…い…す…
…な…
…
|
[間中が首を横に振る。 財布を作業台に放り、間中の持つ黄色の袋へ手を伸ばして、掴んだ。 表情や様子を確かめたくないせいで、間中の顔は見なかった。 いくら相手が見たところで、そこにあるのは、ただ、ただひたすらに技術を維持しようとしているがだけの、ただ上手なだけの、訓練のためだけの、絵にしがみついていたいがための絵なのだから、感想など、知る必要もない。 ただ、心の内で「あーあ」と嘆くばかりだ。 間中の手から袋が離れたなら、南方は、薬の箱を取り出して、流しへと近づいたろう。]
(123) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
[時間にして五分に満たない時間。
その後、 不思議そうに首を傾げ 握った袋に南方が触れたのを機に、 興味を失った体で南方を見上げた。]
これ、 楽しい?
[遊の手は、あっさりと袋を手放した。]
(124) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
|
ず、っと …フランクさんのこと、避けよって。 でも昨日は行こうと思とったとばってん。 風邪引いた、ぽくて、部屋に。
[いたんだと、何とか紡いでから。 徐々に眉根が寄せられていく。]
…っ、… …オレ。 フランクさん、のこと、…──好いとお、たい。
[管理人として、人として、ではないことは 声音や態度ですぐにわかるだろう。 じわじわと視界の輪郭があやふやになる。 目が熱くなる、感覚。 オレが泣き虫なことをフランクさんは、知っていただろうか。]
でも…、… 『好いとった』に、したい、ったい。
[自分勝手で、迷惑極まりのない、話。]
(125) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
|
あ?
[喧嘩を売っているのだろうか、といわんばかりの苛立ちの混ざる声だった。 普段は聞けば億劫がりながらも答える南方は、答えない。 答えたくない、或いは、答えられない質問でもあった。 袋を手に、中からがさがさと薬を取り出し、注意書きを読み、 残ったヨーグルトも取り出した。]
(126) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
こんなものしか…らなくなってしまっても…
それでも…
…を…くことが…しくないわけが…なかったからだ…
|
[絵のことはよくわからない。 練習用の絵なんて、そんなものかもしれない。
自分の中から産まれる世界を表現したくて書く小説とは、 違うのかもしれない。
そうは思っても、聞かずにいられなかった。]
──南方、上手だね
[他に、言う言葉がなかった。]
(127) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
|
[雨が降っている。 部屋の外も、中も。
ぱたぱた、落ちる雫はエンジニアブーツに弾かれて。 か細い音を立てている。
もう何を言葉にしていいのか、わからなかった。 オレにはきっと何を謂う資格も、ない。
痛みだけが心を支配していて。 本当に、本当に自分勝手な告白だ**]
(128) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
にだけ…ってきた…
…しい…というのは…いつでも…かに…ほんの…かな…だけ…ふっと…を…して…あっという…に…ち…えた…めるも…それは…に…れない…
…のこもった…い…とともにやって…る…しい…については…とんとご…だ…
…な…ちいさな…しいが…した…ちに…れるだけ…
それは…こんな…り…をする…しかなくなって…の…に…するのをやめた…でもあった…
…しくなり…しくなり…それでも…どうしようもなく…れられない…
ただひたすらに…ずっと…しくなければ…しがみつこうとは…わなかったかもしれない…
…やかに…の…っていった…しい…は…しくても…の…かないものに…わりつつあった…
だから…の…から…しい…と…かれて…めて…を…すことも…やろうと…えば…あっさりと…てしまうのかもしれないなと…しく…う…
…を…す…と…さないの…が…の…だ…
|
そりゃあな。
[食後に飲めと薬箱に書いてあったので、ヨーグルトのぺらぺらの蓋を開けながら、返事をする。]
教えてるから。
(129) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
あ
先生、なんだ。
[袋を移し替えてしまったから ヨーグルトにスプーンはついていない。]
(130) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
アロエ 喉にいいから。
冷やしておいたし。 美味しいよ。
[用法など気にしたことがないから ヨーグルトは 少し眠って起きた時に食べればいいと思っていた。
でも、食べたいなら今食べればいいとも思う。
角切りのアロエが 白い海にぷかぷか浮いている。]
(131) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
学校の先生じゃねえよ? 塾の先生。
[開けてしまって袋のなか、スプーンがないか探すも、無さそうなので、洗って仕舞ってあった部屋にあるものを使うことにする。]
(132) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
うん 平日に、わかば荘にいるときあるしね。
塾って、予備校的な?
[どっちにしろ、教え慣れている。 億劫がりながらもいつも返事をくれていた 理由の一端が見えた。]
(133) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
ジャニスは、ミナカタのベッドに勝手に腰掛けた。
2014/06/30(Mon) 16時頃
サミュエルは、シーシャの部屋に自分の布団があることにまだ気づいていない
2014/06/30(Mon) 16時頃
|
そうなん?
[咳をしながら相槌をうつ。 民間療法の類は一切信用しないし、アロエの栄養素についてはますます知らない。]
お気遣いどうも。
[さっさと薬を飲んでしまいたいので、食べ始めた。 美味しいよ、と言われたが]
おう。味とかよくわかんねえわ。
[鼻づまりの声で不満気に言う。]
(134) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
コンクールとか 出さないの。
[油絵の具の飛んだ床板を見ながら ぽつりと言う。
質問というより、独り言に近い 一言。]
(135) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
|
[もう手遅れになったのだから間中を追い返すことも、しない。 ベッドから音が聞こえた気がして振り返って、また前を向く。]
そう。美大行くためのとこな。 そういうつもりじゃなくて通ってんのも居るけど。
[ヨーグルトをいくらも掛からず食べ終えた。]
(136) 2014/06/30(Mon) 16時頃
|
…ほんの…し…まで…そうしていた…
…の…にもなっていた…
…はまだ…いや…すかどうかも…
…
…さないと…い…ってしまうつもりで…その…が…ない…
|
[間中の質問に答えず、薬を飲むために、コップに水を注いだ。 彼がぽつりと言った言葉は、ひとりごとに近い。 薬を飲んでしまう間、返事を考え続け――粉薬を飲み終え、出た返事は]
さあ?
[という、あまりにも、空っぽなもの。 忘れた、と返事をする間中のように、答えを知らないような。]
(137) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
─談話室─
[ぶつかるようだった信也の視線は、謝罪を口にした後、自分の靴を見るように逸れた。
しんとした談話室。 隣で俯く男の心音は聞こえない。 黒いフレームに囲まれた視界で、痛いほど握られた手が白くなっている。
だからフランクは、真っ直ぐに伸びた視線を、信也の顔から数ミリ外して、続く言葉を待った。]
(138) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
聞いてる。 バーベキューは強制参加じゃねーし、気にするな。
食いっぱぐれて残念だったな。 多分、誰かが肉取っておいてくれてると思うが。
[信也を直視せず、やんわりと視野に含めながら、謝る必要はないと言い聞かす。
バーベキューの事も。 今まで避けて来た事も。]
……ん?
[懺悔でもしているかのように、信也の声が一瞬詰まって───突然の告白(>>125)。]
…… ……ん?
[思わず聞き直した。]
(139) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[人として好き、という意味では──なさそうだ。
鈍い事に定評のあるフランクだが、ただならぬ様子の信也を前に、そんなのほほんとした判断を適用させるのは憚られた。]
…………あー……、その。 つまり、…………なんだ。
[煮え切らない。 まだ困惑している。
おっさんに、最近のオープンな同性愛の感覚は判りかねる。いやそもそも、同性愛的な意味ではないかもしれない。 なんか、そんな意味なような気がしているが、やっぱり違っていて、人として、男として尊敬していると言われているのかもしれない。]
…………。
[わからないから、ずらしていた視線を信也の目に向ける。]
(140) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[血色の悪い顔の中で、眼球の白がやけに目につく。 そこに、透明な雫が盛り上がって来て、フランクは焦った。]
……おい、泣くな。 過去にしたいって意味か?
[いや……それもなんかおかしいが……。]
(141) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[すきになってごめんと。
そう聞こえた。 消え入りそうな声で言って、涙を零す信也を見て。]
……………………。
(142) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[難しい顔で、ソファから立ち上がった。
そこにいろと一言言い置いて、冷蔵庫に近寄る。 中を見聞すると、Shinと書かれたゼリーが見つかった。]
……。
[無言で掴み出して、匙を添えて戻る。]
食え。
[匙とゼリーを一緒に、信也の手に握らせた。**]
(143) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
うん…──。
[出さない、 と言われなくて
ほっとした。]
(144) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[気を張っていたわけじゃないのに 気が抜けた。
慣性の法則に従って、背中からたおれる。
柔らかくて]
……眠い。
(145) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[また先送りにする。 コップを流しに放置して、粉薬のゴミを捨てた。]
……、
そこ。 寝るんだけど。
[スリッパが床を踏む。 ベッドに横になった間中の真ん前まできて、眉根を寄せて首を傾ぐ。うんと返事をした声や、今の間中の様子を思う。]
……。 なんでお前が――
[――ほっとしているんだ。 本当は、出さない―― いや、出すものが作れないと思っているのに。 相手の様子と、自分の胸中が、ちぐはぐに思え、息をつく。]
(146) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[スリッパが床を擦る音が近づいて来たので キャンバスから目を話して、 ベッドの前に立つスリッパを見た。
膝を上って 腰を過ぎて シャツの胸元を通って
顔に至る。]
寝れば
[寝る、と言うので 寝やすいように少し端に寄ってやった。]
(147) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
[眠い。と言って動かないなら、咳とともに、ため息を盛大に吐き出して]
間中サンさぁ……。
[と呆れ果てる。]
寝てねえの? 自分ちあるでしょ?
[そう言って、夏用掛け布団を引っ張って、投げつけておいた。 帰れと言えなかったのは、薬の恩のせいだ。 相手をするだけ、横になる時間が延長されると知っているので、渋々枕を掴む。]
(148) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
|
|
あるけど──
[あそこは、あまり眠れない。]
(149) 2014/06/30(Mon) 17時頃
|
|
はあぁ?
お前どんだけふてぶてしい……
[寝れば。という一言に対し、腹が立つのは通り越し、半笑いになる。やはりこれは人間ではないと確信する。 ベッドの端へ間中が寄った。 一応寝るスペースが無いわけではなくなった。 相手にする気力を失って、のろのろベッドに乗り、横になった。]
アラームかけるからな。 八時半にゃ出るんだから。
(150) 2014/06/30(Mon) 17時頃
|
|
[掛け布団が飛んで来た。>>148
薄い、やわらかい、布団の端を掴んで もぞもぞ動いて足先が出ないよう掛け直した。
寝ていいと言われた気がして目を瞑る。]
(151) 2014/06/30(Mon) 17時頃
|
|
[──仕事なんてやすめばいいのに。
思った言葉は、頭の中にだけ響いた。
寝相は悪くないから、 きっと南方の睡眠の邪魔はしないだろうと ベッドの端で膝を曲げて、すぅと眠りに落ちた。**]
(152) 2014/06/30(Mon) 17時頃
|
|
[あるけど――面倒臭いんだろう。 相手の言葉の先を、南方は勝手に補完した。]
犬猫のがよほど慎み深い……。
[舌打ちとともに枕だけ抱えて目を瞑った。 結局、習慣でいつもの時間には起きたものの、軽い眠りをとった後、薬の効果か、幾分体は楽に思えた。 アラームは、鳴る前に南方によって止められた。 確かに間中には途中で起こされることもない。 今も非常に大人しく、寝息を立てている。]
(153) 2014/06/30(Mon) 17時頃
|
|
[間中の寝顔を顰めた顔で眺めおろす。 作業台の上に、鍵を置いた。 引き出しから一枚の紙の切れっ端と、太い油性マーカーを取り出し、殴り書く。 南方の字は読みやすいと生徒からも評判が良く、殴り書きであっても、書き置きは、非常に読みやすい仕上がりとなった。
『絶対に鍵と窓を閉めて出るように。 帰宅は九時過ぎになります。 間中さんの部屋に鍵を取りにいきますので、 必ず待機していること。 南方』
内容は、このとおりである。]
(154) 2014/06/30(Mon) 17時半頃
|
|
― 104号室 ―
[書き置きの上に鍵を乗せ、熱中症で死なれても困るので換気口と窓だけは開いていることをしっかりと確認する。 鍵は訳あって今も一本しか家に残っていないため、持たない。 これで間中がうっかり捕まらなかった場合はまた家に戻れないのだが……]
…………。
[安らかに寝息を立てているので、諦めた。 南方は、104号室を、出て行った。**]
(155) 2014/06/30(Mon) 17時半頃
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…がって…ほどぶつけた…に…れる…の…にそれほど…くはなかったけど…まさか…に…きされるとは…わなくてびっくりした
…てて…って…をさすってくる…が…だか…くて…そんなに…だということも…めて…った…かったし…いていたから…を…としたのに…づかなかった…も…い…
…
…ぷっ…えらい…の…れ…やね…
…
…うてくれたら…して…り…むくらいはしますよ…
…
…ほんま…ありがとうございました
…さんがいてくれて…かった…おやすみなさい…
…
…
…ほんま…めてくれて…かったわ
…さすが…さんや…で…しい
…
…ちゃんと…まで…りできるんかなあ
…
…いつ…なかったことになるんやろ
…
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― 翌朝/102号室 ―
[結局、床や寝具とは関係なくほとんど眠れなかった。雨とはいえだいぶ明るくなった室内に布団の形跡はない 今からまた部屋に戻ったり捜索するには、眠くて動きたくない。
空室とはいえ勝手に使ってはいけないということは重々承知してるけど。わかば荘内であってそうじゃないような不思議な感覚。 秘密基地と言う言葉がぴったりな空間はけっこう居心地が良かった。
部屋の端で丸まるように横になって、漸く目を閉じる。 今日は大学は行かないし、雨で洗濯もできないし時間を気にする必要もない。
日向からメールはあっただろうか。 瞼が重くて今は携帯を開くことができない。 戻らなかったことを心配されてたらどうしよう。まだ目元が腫れぼったい気がするけど、泣いたとばれるだろうか。
日向にはともかく徳仁にこの顔は見せたくない。 優しい徳仁のことだから、また責任を感じてしまうかもしれない。 彼からのごめん、はもう、聞きたくなかった]*
(156) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[迫る暗雲 明日の天気予報 火薬の匂い 子供知らずで。
23歳の夏、今年も一回きりの夏。 夜空に舞い上がる、芸>>18の放った花火を見上げた。 ひゅるるる、 飛び上がる火花のおとが心地よい。 夜を照らす色彩を、見上げて、眩しくて目を眇めた。 下に、上に、忙しねー音と火の花。]
たーまやー!!!
[ッてな! 近所迷惑考えずに、大声、手のメガホン。 ぽつんと漏らした呟きも、耳が、拾っちまって。]
消えちまうから、……綺麗なんだよう。 終わるものこそ恋しけれー。 ッてねん。
[小説の一節みたく、口にしてみたが 間中のように上手くは響かない。誤魔化すみたく、笑う。]
(157) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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――こんなもん、か、
[空いていたアルバムに、幾つかの写真を選別して移した。 青いもの、緑のもの、透明のもの、――夏色の、もの。 同じ写真のデータを、SDカードに入れ。 アルバムの裏表紙に、貼り付けた。 その一冊と、もう一冊。二冊のアルバムを用意して、ぼんやりと窓から外を見ている**]
(158) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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――暗い夜から、朝へ――
[まだ夏も始まっていないというのに。 打ち上がった花火が夜に溶けてなくなった瞬間に 終わったんだ、と思った。
明るかった場が解散すると、急激に夜は暗くなった。 片付けには出来る範疇で手を貸したが、 要領よく動ける面々の傍では邪魔になるだけかと しれっとするっとその場を離れて部屋に戻り。
ベッドに横になった途端に、意識は途切れた。*]
(159) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[はしゃいでる俺達の向こう側で、檀が音頭を取って 片付けを始めてくれている。 その姿を、声や視界で知ってしまって でも、優しさに甘えて、遊ぶのを止めなかった俺が子供。
―――父親みてえだなって何処かで。 甘えてる。]
檀さーん! 有難うございますよう! 花火の後始末ぐれーは、ほんと、俺がやりますんでねん!
[檀>>13にお返し、大声、手のメガホン。 日本酒一杯引っ掛けたにしちゃあ大騒ぎの俺は 同じ顔をしてると思ってた、日向の顔見て、酔がふと醒めた。]
(160) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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…む…い…はっちゃけ…ぎたかあ…
…よん…は…に…るであります…
…
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[今朝のはじまりは細やかな雨が落ちる音から。 天気予報も窓の外を確かめるまでもなく、雨。
悪い夢を見ていたのか またじわりと汗を吸ってシャツが湿っていたし、 喉もからからに乾いている。
思い出せない夢。 きっと思い出さない方が良い夢。
―…緩く頭を振って、シーツに包まり転がったまま のたのたとした指先で携帯のモニタを弄って。]
(161) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 20時半頃
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― 朝/1F廊下 ―
[2階から降りてきたタイミングでは、遊の姿は見えず。 廊下に人影は見えなかった。
自室前を通り過ぎ、談話室へと向かう途中。 102号室をちらりと見るけれど、そこにいるかどうかもわからないから扉を開くことはしない]
……?
[談話室から聞こえる声にゆるりと瞬き。 談話室前で立ち止まればどうやら、フランクを避けていた信也が話しかけている様子。 ――なにがあったかは知らないけれど、2年、ギクシャクしていたのを知っているから邪魔をする気にはなれなくて。
あの場には瑛士もいないだろうと思う。 それなら、誰かのところにでもいったのだろうかとおもい。 さて、どうするかな、と考えた*]
(162) 2014/06/30(Mon) 20時半頃
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―朝・自室― [>>101名前を呼ばれて扉を閉めかけた手を止めて。 名前を呼んだくせに、謝る藤堂の姿に笑う。]
…なんだ、それ。
[いつもなら、そこで途切れる会話。 けれども今日は じゃあ、と言葉を続け]
(163) 2014/06/30(Mon) 20時半頃
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…ん、じゃ… 考えといて…?
…俺の名前を呼んだ理由…、
それで、 俺を起こした時に、教えて。
[どうしてそんなことを言う気になったのか、 屋上で宇佐美が泣く姿を見たからなのか、 彼の部屋の前で待つ藤堂の姿を見たからなのか。]
…おやすみ。
[扉を閉ざして、布団に入る前にぬるくなってしまったビールの残りを全て煽った。揺れる視界、倒れるように眠りにつくのはいつものことだ。**]
(164) 2014/06/30(Mon) 20時半頃
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トレイルは、ジャニスに話の続きを促した。
2014/06/30(Mon) 20時半頃
トレイルは、ミナカタに話の続きを促した。
2014/06/30(Mon) 20時半頃
トレイルは、サミュエルに話の続きを促した。
2014/06/30(Mon) 20時半頃
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[ヴィーーーン、ヴィーーーン、ヴィーー]
うっわ!? …ああ…びびった……
[握りしめていた携帯が耳元にすべりおちていたらしい。頭まで直にバイブレーションが響いて一瞬で覚醒した]
…あ、翔平さんからやん
[いつも通り、返信を打つ間に着くわ、の精神でそのまま隣に向かう。飛び起きたせいか、ほとんど寝ていない割に目は覚めていたし、眠りに落ちた瞬間の懸念は吹っ飛んでいた。
誰かに見られたかもしれないけど、俺からは誰も見えなかった気がする]
翔平さーん、俺ですよー
[コンコン、いつものノックで直立待機]
(165) 2014/06/30(Mon) 20時半頃
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[返事は待たずに携帯は放り出してしまって、 ずるずるとシーツに埋まって怠惰なひとときを。
まどろみに沈んだ時間を破ってくれたのは、 いつものノックと、いつもの声。 鍵はかけていないが、いつもの通り扉を開けに出る。]
……おはよーさん。 頭洗って、煙臭ぇの… 洗ってない犬みたいな臭いすんの。
[焼き肉と煙とちょっと酒の匂い、花火の匂い、 昨晩の残り香がしみついた髪をかしかし掻いて。
ついでに宇佐美の髪にまた顔を寄せて匂いを確かめる。]
(166) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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― 101号室 ―
おはようさん。ごめんな昨日、… ね、寝落ちしてもーてん
[確かに何だか、複雑な臭いがする気がする。自分はシャワーもハミガキも済ませたけど、そういえば寝起きだった
条件反射のようにこちらの髪を嗅いでくる日向に、ああいつもの朝がきた、なんて妙にほっとした]
(167) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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[出迎えられさえすれば、ほいほいと部屋に入っていく。そこから先はいつもの手順で。 晴れていたらシーツの洗濯交換もしてあげたいけどそれって過干渉だろうか。 どうにも日向相手だとお世話したい精神がむくむくと]
そいや昨日あれから花火したん? しもたわー見たかったなぁ
[水で湿らせてシャンプータイムは話すことも可能なので。いつ寝たことにしようかなあなんて考えながら、見た目の割に柔らかい髪をわしゃわしゃ掌全体でかき回していく。 今日はツノを立ててみようかな]
(168) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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…よく寝たにしちゃ、
[髪に寄せた顔、離れ際、宇佐美の目元を見つめた。 重そうな瞼は薄っすら赤くて、まるで…――
思った事をまるごと吐くほどは、子供じゃない。 かわりに親指の腹で宇佐美の目尻を撫でようと。 ほっと気を緩めているなら、その隙を狙って。
いつもの朝と、少しだけ違う玄関先でのやりとりの後は やっぱりいつもの朝と変わらず風呂場向かって。]
……ちょっと今日は寒いな。雨のせいかね。
[昨日と同じように、甘えられるだけ甘えて、 宇佐美の手に全部委ねて洗ってもらうつもりで。 適当に服を脱ぎ、宇佐美を手招く。]
(169) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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を…るちょっと…
…ん…
…を…ましたのが…いつもの…であったのは…で…を…して…った…ついでに…を…める…
…をひとつ…ふたつして…きなければ…と…いながら…ごろ…と…りをうった…
のろのろ…を…こした…に…が…かに…れて…なんだっけ…と…う…
…が…がる…の…えた…が…の…い…へ…れていた…
…からず…し…を…かめ…それが…の…だとわかって…てて…を…っ…める…そういえば…が…ていった…と…い…して…そこで…がしゃんとした…
…が…っているように…えたため…わるい…と…るのは…める…こうは…きに…る…うのだが…なんとなく…から…れるのには…があった…ちついでに…の…として…しをお…いしたのは…く…
…
…そういや…いつも…とかなんとか…
…のような…を…て…うな…をしてなさそうだと…れる…
…のことが…える…らしではないが…
…をつけるのが…になって…がしまったままの…い…で…え…ち…を…えた…
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……にし茶??
[1度体験すれば段取りや手際は良くなるが、今日は若干どころでなく寝不足なので。ぼんやりしていたら奇妙な単語が聞こえた。前半部分を聞きのがしたのか。
小首を傾げるとそのまま目尻を撫でられて、あ、と思い出す。今の自分の、ひどい顔。あえてノーコメントを貫こう。ぎくりとしたのには気づかれたかもしれない]
寒い?俺はそうでもないけど…んー 傷んだりとかするん?
[包帯が濡れないように、冷えないようにするにはどうしたらいいかなー足湯?なんて考えながら、前回と同じくして、と言われたことを従順にこなして]
(170) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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[ベースを扱う細い指先は、自分の手を握って白く(>>138) 対照的に黒ばかりに包んだ身。
はらはらと雨は降るけれど 言葉は何とか、搾り出せた。]
肉、は… 食えるかちょっと、わからん、ったい。 最近あんま、食べれん、くて。
[気遣ってくれただろう言葉にも(>>139)返すことは出来た、けれど。 聞き直される声に、一度だけ体は硬直して。]
(171) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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オレ… ゲイ…、なん。
[緊張しているのに、するりと言葉は抜け落ちる。 昨日口にしたのと全く同じ言葉なのに。
フランクさんに、嫌われやしないだろうか。 そればかりがぐるぐるとめぐる。
達久に思ったことと、似ていて違う。]
五年前から、ずっと。 …フランクさん の、こと すき だっ た──
[過去形にして、呟く。]
(172) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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[差し出されたのは、中途半端に冷えたゼリー(>>143) とたん、オレンジ色を思い出して。 部屋に降る雨は少し強くなった。
握ったゼリーを開ければ、瑞々しい透明。 うっすらと色のついたそれは、桃の匂いがふわりとして。 口に一口掬えば、程なく解けて消えていく。
ごめんなさい、ごめんなさい。 こんなことを話して。 勝手に好きになって。 勝手に過去にして。
特殊な性癖の話も、突然の告白も きっとあの頃と同じように、嫌な顔せず聞いてくれている。
でも、今傍にいたいと思うのは。
こんな風に浸透していく、ような。]
(173) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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ごめ、なさい。 …でも、も、平気ったい。
も、逃げんし… 避けん、から。
[暫くはギクシャクとは、してしまうだろうけど。]
あと…、別にそれがあるけんじゃ、ないとっちゃけど。 来月か、再来月か…そのくらいには、出てこう…思うとる。 貯金もあるし、たぶん生きてける…、はずたいね。
ここの人らは『家族』なん、やろ?
オレは『家族』を、そげんふうに 見たくないと、や。
[管理人から聞いたのか、なんとなく察していたのか。 ここに住むのは『血の繋がらない家族』だという認識があったから。 だからきっと、ずっと、あの紫陽花を睨んでいた。 『家族団欒』が出来ない、オレ自身に。]
(174) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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[浴室はほかほかしていて、一旦引っ込んだはずの眠気が少しずつ戻ってきていた。頭から背中、その他手が届く―手を届けても、差支えないところにも泡を乗せて]
…どや。でか翔平ケーキの完成や
[先ほどの暗い声を払しょくするように明るく言い放ち、ほないただきまーすなんて掛け声の後、シャワーですべて流していく]
(175) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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…に…しては…であるため…にきちんとした…なりで…する…といった…は…ない…
…から…が…れた…を…り…して…った…
…をする…のせいか…い…
…くの…で…った…をつけた…
…と…をかけられ…めに…した…に…をする…
…ん…おはよ…
…え…
…いや…で…やられんだわ…
…はは…うっせ…なんだって…
…なんのかんのと…のお…で…は…にでも…になっている…
それさえ…しなければ…あとはどうという…もない…
…は…しんどそうだという…だけ…めて…え…ればいい…
…は…まだ…が…まる…のがらんとした…を…く…し…めた…
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せやけん、からくさ。
[半分だけ食べたゼリー。 片手に持って、ソファを立ち上がる。 ずっとこんな雰囲気でいれば、入ってこれるものも入って来れない(>>162)]
もう少しだけ、オレんこつ。 よろしくお願いします、っちゃ。
お世話に、なり、ます。
[へこ、と頭を下げた。 なるべく笑って、深く深く頭を下げた。 雨はまだ部屋に降っていたけど、きっともう、大丈夫。
一方的に告白をして、一方的に過去にして。 一方的に出て行くと告げて。 迷惑な野郎だけれど、出て行くまで。 『管理人』と『208号にいる家族の一人』として。 どうかよろしく、と告げて談話室を出た*]
(176) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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─105号前─
[廊下を歩く。 片手には半分食べた桃ゼリー、片手には匙。 随分と不思議な格好だ。
そういえば、自分の部屋に運ばれっぱなしの宇佐美の布団(?)があった。 早く返さないと、今日は雨が降ってるから寒いかもしれない。 冷蔵庫の中にチョコが残っているのかも見忘れた。
ぐるぐる、考えことを途切れないようにしていたけれど 結局足は階段の下。 朝、もう一度起こしに来いと謂われた場所へ。 謂われたからじゃない。
ただ、会いたくて。
暫く迷って、控えめに。 エンジニアブーツが扉をこつりと、鳴らす。]
(177) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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…なんや、不味そうなケーキやな。
[どや、て言われても!なんて笑ったら、 もこもこ背負っていた温かな泡が少し崩れて流れ落ちる。
残さず食えよと笑ったまま言った声、 シャワーの水音に吸い込まれて消えて。 全部洗い流してもらう頃にはすっかりすっきり。
宇佐美に先に出てもらってから 手早く髭を沿って顔を洗ったら、入浴完了。 今日もドライヤーまでしてもらうつもり満々だ。]
(178) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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[わかば荘をでていくと、信也>>174がいうのが聞こえた。 その言葉に驚いて、中に入る足がとまる。
わかば荘の中でごたごたしたくない、というのは。 出て行ってしまえば、問題なくなるのか、とも思い]
……信也、でていっちまうのか?
[談話室から出てきた相手>>176に、ほんとに、と問いかける。 それで信也が楽になるというのなら引き止めることはできないけれど。
どうなのだろう、と視線を向けた。 105号室前をうろうろしている様子を見やり]
(179) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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─ 104号室 ─
[夢の中、いつの間にか遊は故郷の果樹園に立ち この果樹園では初めて収穫される品種の桃に手を伸ばす。
視界に入る自分の手はまだちいさくて 桃は手に余る大きさだ。
細かくて柔らかい針のような毛に覆われた桃は 太陽を浴びて仄かにぬくい。
父親に、いつものより甘くい匂いがするぞと言われ、 鼻を近づける。 ──と、 淡いクリーム色と薄紅の果実から、油絵の具の匂いがした。]
(180) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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…っと、うど。
[声がかかって、はっと顔を上げる(>>179) 昨夜と今と泣き腫らした顔は、酷いものだったろう。 最近は普段も酷い顔色をしているので、あまりわからなかったかもしれない。]
あ… お、う。 まあ、すぐには無理とやけど…そのうち…。
[逃げるわけじゃなく、きちんと線を引く為に。 そんな勝手な気持ちでだけれど、ずっと考えていたことだった。 こんな風に、心配してくれる藤堂にも もしかしたら、性的な目を向けてしまっていたかもしれないのだ。 それは、嫌だから。]
新しいとこ見つけるん、億劫っちゃけどね。
[いつも皺の寄る眉間は、ハの字に下がった。]
(181) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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[すぅ、と息を吸って もう一度、匂いを嗅ぐ。
やっぱり感じるのは油の匂い。]
──……。
[視覚と嗅覚から入り込む情報の落差が 夢の円滑な進行を妨げ、 そういえばこれは夢だった──、と気付いた瞬間 遊は目を覚ました。]
(182) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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……。
[横たわる遊の眉が、若干中央に寄っている。 悪臭──ではない。 不思議と落ち着く匂いだ。
しかし甘いと思って嗅いだ違和感が 目覚めた今でも強く残っている。]
(183) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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…もなくても…りにしてるで…は…
…も…うた…り…せ…やし
…
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[ないたというのが一目でわかる信也>>181に、近づく]
そっか…… 俺、信也がこっからでてくとか、考えたこともなかった。
[入居したときからずっといるから、信也とわかば荘はセットみたいなものだ。 ないた原因は知らないから、信也が考えていることはわからないけれど]
ここみたいに居心地のいいところ、ないだろうし。 決めたんなら、手伝えることがあったら手伝うけど。
信也がいなくなると寂しいな。
[信也がつんけんしてても、なんだかんだ会話はしていたほうだから。 それがなくなるのかと思えば、寂しさはやはり覚える]
(184) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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−−んー…、ね、…む……
[日向に言われて、タオルとドライヤーを構えて前と同じ位置に待機していたけれど。 その数分間の間に、頭は船を漕いでいる]**
(185) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 22時半頃
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[前髪が、ぱさと目にかかる。 藤堂の髪色とは違う赤色の瞳が、宙を彷徨って。]
長いこと、居ったもんね。 一応今居る中で、一番古参とよ、これでも。
[その後すぐに藤堂が来て、入れ替わって立ち代って。 新しくはいる人も、出ていった人も多く見てきた。 今度はオレが、出て行く番。]
…居心地、よかったけん …長く、居り過ぎたったい。
[離れたくなかった、その気持ちは今や違う形になりつつあるから。]
なんが寂しいね、死ぬんじゃなかとよ。 藤堂が寂しがったら、オレが寂しがれんばい。
[返す言葉は、最近のものというよりは まるで昔に戻っていくように、少し穏やかな態度で。]
(186) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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それに…まだ…るっちゃ…
…そんなすぐ…ていかされんよ…くぞ…
…そんな…を…して…
…てく…には…なんかしてもらおうかいね…
…なら…をしてくれるんだろう…
…な…を…て…く…を…げた…
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――101号室――
………ぁーあ、寝落ちてる。
[浴室を出てみると、宇佐美はすっかり夢の底。 ちりちりと髪を摘んでみても目覚める様子は無く、 腰にタオルだけ巻いて玄関先へとぺたりと向かい。
狭く開けた扉から、助けを求める。 今の俺の足と腕じゃあの子をベッドに運べもしない。]
なぁー…誰か、助けて。
[非力って、嫌だな。 怪我なんか早く治っちまえばいいのにと思う。 堂々と甘えられなくのはちょっと寂しいけど。
濡れた髪から滴った水が 溜息落とした口元を過ぎ顎先まで伝って、落ちた。]
(187) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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――廊下――
[外を見ていても、雨は止みそうになく。 よく乾いた傘をベッドの端から拾い上げて、外に出ようと。 カメラの入っていないバッグは軽い。大きさの割りに、財布とスマホしか入っていないから。 その隙間にアルバム二冊詰め、朝兼昼飯求めて、談話室かコンビニか、というところで。]
……?
[下に降りれば、101が、開いている。 か細い助けて>>187が聞こえて、足を止めた。]
(188) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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信也がでてっちまったら、俺が最古参…ってか。
[やれやれと肩をすくめ。 長く居すぎた、というのは、わからないでもない。
住人が入れ替わることなんてたくさん見てきたけど。 それをずっと一緒に見ていた相手がいなくなる寂しさはまた別で]
まあ、それはそうだけどさ。 信也も寂しいなら無理しないでいいのに。
――でも決めたんならしかたないか。
[懐かしくすら感じる穏やかな様子に、小さく笑みをかえし]
(189) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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…まあ…まだいる…に…べばいいか…
…あと…に…しに…くのもありだな…
…
…ん…
ドナルドは、シーシャを見ながらどんな絵にするか考えている。
2014/06/30(Mon) 23時頃
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[嗅ぎ慣れない匂いのする寝台でゆっくり身体を起こす。 短い時間だが、よく眠れた。
ここには自分を追い立てるものが何もない。
窓を見た。 カーテンは閉じていて、部屋は薄暗い。]
時計……
[アラームを掛けると言っていた>>150から まだ八時半前だと思ったら そんな時間はとっくに過ぎていて、 部屋のどこにも、主の気配がしなかった。]
(190) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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サミュエルは、ドナルドが伊勢海老を釣り上げる夢を見ている
2014/06/30(Mon) 23時頃
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そう、ならいね。
[肩を竦める様子を眺める。 長く一緒に、入れ替わる家族たちを見てきた。 今度は見送られることになるんだろう。 そしたら、藤堂が出ていく時は見送りにきてやろうか、なんて。]
……やっぱ、寂しがっといて。 オレが寂しがるとか、ガラじゃなかったい。
[オレが寂しがらなくてもいいように。 返される笑みに、こくりと頷く。 いつになるかはわからないけれど、出て行くことは、決まっていたから。
同じ場所に住む『家族』を好きになるなら。 尚のこと。]
(191) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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――― 203号室の朝 ―――
[さあさあ さあさあ 降り注ぐ小雨の音で目が覚めた。 毛布代わりに抱き締めてたバスタオルが皺くちゃで 目覚めの感覚は、そこそこ、最悪。
スマホで時刻を確認すると、まだ、朝方ッて時刻。 午後からバイトの予定がありますよん、て スケジュールランプが点灯してる。思わず、眉を顰めた。
昨夜の余韻と、何か、夢を見ていた気がする。 眉間を寄せたまま左右に頭を振って、ベッドを抜け出た。]
(192) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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にかぁ…それもありっちゃんね…
…みたいに…んで…いで…
…
…やめいよ…それこそこっぱずかしい…
…
シーシャは、ドナルドの顔を見て恥ずかしげに視線をそらした。
2014/06/30(Mon) 23時頃
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[主の不在をいいことに もう一度寝てしまおうかと思ったけれど、 午後からバイトだったのを思い出した。 ベッドの上でもそもそと布団を畳んで立ち上がる。
──改めて、部屋を見渡す。]
──。
[ものがないわけでもないし 整然としすぎている──ということもない。
だけどここは、生活の基盤というより 単なる作業場のような感じがする。
学生時代、時々遊びに入った美術準備室が近いだろうか。]
(193) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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[廊下の先に、徹津発見。 ちょいちょいと手招きをしてみるものの、 彼に宇佐美を運ぶ腕力あるかどうかは不明だ。]
……ライカ、腕に自信はあるかね。
[半開きの扉から廊下を覗く、 髪からひたひた水滴らせた半裸の俺。 無駄にゲームのフラグポイントの老人かっていう 芝居がかった声音にて呼びかけてみる。
怪訝そうにされたらちょっと慌てる心積りで。]
(194) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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[カーテンを勢い良く、両手を添えて開く。
しゃ、と小気味良い音をたててみたけど 窓の向こう側はどんより曇り空。 細い線、雨だ。]
うええ………
[テレビ台の横、ストームグラスを確認したら 綺麗に綺麗に二枚も羽根を作ってやんの。今日の雨は長そうだ。 いやでもまだ信じたくなくて、窓を開ける。
さあさあ、降ってっけど、構わずベランダに躍り出た。 昨日の、夏の残骸でも残ってねーかな、て庭先覗き込む。 誰も居ないわけなのですが。]
また雨かよう。 止め止め、止めやい。
[だらん、と、柵に、上半身をもたれ掛からせて。]
(195) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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− 早朝 −
[いつもと変わらぬ目覚めに、あれ位の酒は大丈夫だったかと 欠伸をしながら窓辺の小皿に視線を向けた。 用意しておいたおやつはしっかり残っていて。]
全然まっしぐらじゃないな。
[永遠に会えないんじゃないかと悩みつつ、 小皿の片付けとケーキの行く末を確認しようと 談話室へ向かったが]
先客か……。
[いつも静かなこの時間に人気のする談話室の前で立ち止まる。 天露の声に、そう言えば昨夜いなかったから その事についてだろうか、なんて考えていたら。]
(196) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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そのうち俺も出て行くかもしれないし。 そんときは誰がいるんだろうなあ……
[誰もがずっとここにいるわけじゃないとわかってはいたけれど。 出て行く可能性を改めて考えたくはない。
見送ってばかりかと考え、まさかのお見送りにきてくれるとかまでは思い至らず]
信也はどっちかっていうと、しれっと去って行って後で泣くパターンと見た。
[ガラじゃないという信也に、嘘つけとばかりに突っ込む。 まあ出て行く意思が固そうなのだけははっきりとわかって]
(197) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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…いで…い…もっていってやるよ…
…
…ここのやつらなら…き…ってくれるだろ…
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……前は、それなりに。
[とは言え成長が止まるのも早くて、このわかば荘の中でも小さい部類に入る自分が、体格のいい翔平>>194より腕っぷしが強いかと言われれば、Noだ。 内容によるだろうが、怪我人が困ることなどいくらでもあるだろう。 怪訝な顔をしはしたが、それで嫌がるというわけではなく、一歩、一歩、呼ばれるまま。]
(198) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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……?
[手にした小皿を取り落とし掛けた。 思いつめた様な『好き』と言う告白>>125が聞こえて 聞こえてしまった事にうろたえる。 盗み聞きしたつもりはないが、これ以上は聞いてはいけないと 判断すると小皿を持って足音を忍ばせ玄関から庭へと逃げた。]
……たまたま聞こえた、たまたまだ。
[動揺する自分を落ち着かせるように何度も繰り返し、 大きな身体を隠す様に庭の隅に座り込む。 仕方なく土の上に直接小皿を置いて、猫を待つと言う 時間潰しをする事に。]
(199) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 23時頃
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誰かおってくれるし、誰か見送ってくれらい。 でもオレと藤堂居らんなったら、永利が起きれんくなりそうっちゃん。
[オレが出て行って、藤堂も出て行って。 その永利だっていつかは。 繰り返していくんだろう、この『家』がある限り。]
せからしか。 泣かんわい、ばかちんが。
[突っ込まれて、むすと口を軽く尖らせた。 まるでお見通しだ、その通りである。 寂しくなるのが嫌だから。]
(200) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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[自信があるなら頼んでみようと深く頷き… …この仕草もちょっと厳かに賢者の爺さんぽく… じりじりと近づいてくる徹津のために広く扉を開く。]
……宇佐美、寝ちゃって。 ちゃんと眠れるとこ…運びてぇの。
[下手なごっこ遊び的な演技を放棄したのは、 片手伸ばせば相手の肩掴める程度まで近付いてから。
ついでに、手伝って?と浅く首を傾いで見せた。]
(201) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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[いや──あそこはもっと、 筆だの絵の具だのが散乱していて汚かったな。
ちょっと違うな、と首を傾げて 目的もなく視線を巡らせていたら、 作業台の上の、でかでかと書かれたメモ>>154を発見した。
置いてある鍵を手に、文字に視線を走らせる。]
九時──
[大丈夫、バイトは終わってる。]
(202) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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が…むんじゃなくて…お…が…むとやろ…
…
…せやんね…
…でも…しい…れの…で…しい…は…しい…
…
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[>>157 消えてしまうから、綺麗。]
たしかになぁ。
[進の言葉に、自ら無意識でつぶやいていた言葉に気づく。
俺は寂しがりやかっつーな、と内心ツッコミを入れつつ 照れ隠しのように頭を掻いた。
後に続いた詩的な言葉は、 情緒のないお祭り男にはピンと来なかったが、 言いたいことは伝わった。]
それでも、ずっと祭りだと俺は嬉しい!
[大人になりきれない子供の笑顔で、笑い返す。]
(203) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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―自室― [じめじめとした暑さに一度意識が浮上した。 なんだか…とても、 とてもどうでもいい夢を見ていた気がする。 欠伸を噛み殺す、眠い。まだ寝足りない。 ぼさぼさの髪を緩く掻きながら畳を這って、 ベランダに続く窓を開けた。]
―――…、
[湿気は変わらず、けれども雨音と風が心地よい。 うつらうつらと舟を漕ぎながら涼んで。]
(204) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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てるてる坊主の歌とかあったかねい………
[あめあめふれふれかあさんが――― 以外のフレーズが脳裏を過ぎらず、庭先眺めて悪戦苦闘。 口にすれば雨が上がるッて寸法でもねーから 完全無欠に自己満足。 あるいは暇潰し。]
……… んあ?
[だあらだら、ベランダの柵に懐いてたら 庭先に顔を出した背中、あのでかい背中は正しく檀>>199で。 何か手にしているような だが そこまでは 見えない。 見えないものだから、よいせ、と身を乗り出して―――]
(205) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[朝、檀が猫に餌をやっているだなんて知りもせず(>>199) 聞かれていたことも知らなかった。
聞かれていないと思っていたからこそ 素直に、口から滑り落ちたのだろう。
すきという曖昧な感情の小石が 誰かに動揺の波紋を描いているだなんて。]
(206) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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檀さん 何してんですか―――――…い!!!
[まさか よこや 猫待ちとは知る由もない。 猫も逃げる大声。 手のメガホンで、雨降る庭先の隅、座り込む背中に声を掛ける。]
(207) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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まー、そうだよな。
ああ……徹、たしかに。 いやでもあいつも一応成人だし、大丈夫なんじゃ……
[しかし今日も起こす約束をしていれば、徹がほんとに一人でおきれるのかとか不安になる。 いつまでもずっとここに生活していられるわけではないのはわかっている。 けれど9年もいればついうっかり忘れてしまうものだった]
泣きたいときは泣けばいいんじゃね。
[くす、とおかしげに笑う。 信也の方言で怒られてもそれほど怖くはない]
(208) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[猫を探す事にしたものの、先程聞いてしまった単語が耳に残る。
管理人に宛てた言葉。
自分の知っている範囲では管理人も天露も男だったはず。 昨日とは打って変わった梅雨らしい空に構う事無く 自分の思考も茂みに埋まっていった。]
好き…か。
[口にして、とても大切な言葉だと改めて思わせる。]
(209) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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…も…むとも…
…まあ…ならつくってやれんこともない…
…
…ま…うかどうかはそのときにならんとな…
…
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っと、そういえば信也起こすの、今日もだったな……
[話の流れで、ふと時計を確認するように視線がさまよう。
なんだかんだで結構時間がたった気がしたがさて]
(210) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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ススムは、シーシャの声も、僅かに聞こえたような気がした。
2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[殴り書きなのに妙に読みやすい。
細いペンを探したが、作業台の上になかったので 勝手に引き出しを開けた。]
(211) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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…だけど…ってる…
…もし…に…わなかったら…
…の…で…っててくれてもいいです…
…はあいています…
…はここに…
…
…そうだ…は…が…き…
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寝――てんの。
[なんで、が口をつきそうになって、止まる。 住民間の交流に疎すぎるほど疎いので、宇佐美瑛士イコールお手伝いに繋がらない。 色々事情もあるのだろうと、濡れ鼠>>201の詮索はしないが。]
……おれ一人で、瑛士一人抱き上げるとかは、ちょい不安、なんだけど。
[誰か呼んでこようか、と暗に。 しかしお呼び出し性能もあまり高くない勇者だった。]
(212) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[普段喋るよりよほど雄弁で、 主語も目的語も行方不明にならない丁寧な口調。
殴り書きのメモの隅に 鉛筆の細い字で、流れるように書き記した。
書き終わった鉛筆は、 返信があると主張するように作業台に転がした。]
(213) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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う…はただみんなに…んで…しくて…
…もしかして…だったのか…ならやめるよ…ごめんな…だからさ…だから…わないでくれよ…
…の…いところ…すから…なあ…が…
…
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……よし起きた。なんて目覚めの悪い夢だ。
―朝、自室にて―
[薄い布団を跳ね飛ばして、起きた。 外から雨の音がして、どうやら今日は暑くはならなそうだと安堵する。
安堵ついでに、そのまま布団に突っ伏してちょっとうとうとして。 今度は、蜂蜜持った檀と子猫の大群がナイフとフォークを持って襲ってくるという夢を見て、飛び起きた]
……変な電波受信した。
[夢のシンクロニシティ]
(214) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[部屋の隅に片付けられた他のキャンバスも気になったが 慣れないものに勝手に手を触れて散らかすと 片付けが面倒だと思って見るのをやめた。
部屋を出る前に、 見慣れない一階のベランダからの景色を見ようと カーテンを捲って窓を開け、身を乗り出して外を見た。]
まだ降ってる。
[濡れて仕事に行くわけにはいかないので 傘がいるなと思った。]
(215) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[思わぬことを言われたので、考えようと思って そのまま二度寝をしていたようだった。 ブーツが扉を蹴る音>>177それから話し声。
意識は覚醒し、寝返りを打った。眠い。 窓の外は雨模様の朝、仕事は詰まっていないが ええとなんだっけか? ぼんやりとしている頭を起こそうとして、 ベッドから起き上がり大きな伸びを一つ]
(216) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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― 祭りの後 ―
[終わってしまった後の静けさも、 共有してくれる人がいるとあまり気にならず 進と一緒に火種の後始末。
自宅に戻る前に通りかかった談話室で、 ケーキの針山を見た。>>1:435]
…壇さんが作った…んじゃねーよな。どうみても。
[だがしかし、不格好であれ何であれ、 ケーキなことには変わりない、だろう。たぶん。
試しに1つ口に頬張ってみた。 1 1:味は普通にうまかった。もう一つつまみ、軽い足取りで自室に戻った。 2:微妙すぎる味に、眉間にしわを寄せ、ヨロヨロと自室に戻った。
そのまま自室で、幸せな夢が見れただろう。]
(217) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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成人しようがせまいが。 朝苦手な人は、起きれんもんよ?
[いつだって傍にいる、いつだって手を伸ばせる。 だから気付かないこともある。 何度でも『こうやって』起こしに来れるわけじゃない。 それは、血の繋がらない家族という、他人、だから。]
…る、さいちゃ。
[泣きたいときに、泣けばいい。 そう謂われて、すでにまた泣きそうになってしまった。 笑う藤堂を軽く睨み。]
阿呆め、オレは起きとおっちゃ。 ぼけるには些か、早かよ? 永利起こしにいくっちゃろ、いっとおあげ。
[手にはゼリー、なので手は振らない。 永利を起こした時のあれそれで、恥ずかしいから二度とやらないと決めている。]
(218) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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…風呂、先に出て……そのまま。
[脱衣所は寝心地が悪かろうという説明を足し。 もっともな不安を訴える徹津の腕を見つめた目を 廊下の端から端へと滑らせた。 もう一人誰か…と。]
…悪ぃな、引き止めて。出かけるとこ?
[助っ人を探しつつも、徹津の頭に湿った手を乗せて。 嫌がられなければそのまま少しぽんぽんと。]
(219) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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したら…しいのんにして…
…
…しみにしとうっちゃ…
…にしても…いいだろうか…なんて…
…を…こしに…くだろう…の…に…いた…
シーシャは、ジャニスはお酒とか詳しいんだろうかとぼんやり。
2014/06/30(Mon) 23時半頃
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苦手の克服とか、この年になったら厳しいよな……
[ふ、とため息をつき。 「いつもどおり」がいつまで続けられるかなんてわかったもんじゃない。 こうやって離れて行くこともあるわけだし]
……いうな、言った後で気づいたから。
[うっかり名前を間違えたことを指摘されて憮然とする。 だからまあ、泣きそうになってにらむ信也については指摘しないでおいた]
んじゃ、徹起こしてくるわ。
[まあこれ以上やぶへびにならないように手を上げて階段をあがって行く]
(220) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[言われた通り窓を閉めて、そこにもしっかり鍵を掛けた。 玄関と部屋を隔てる間仕切りをくぐる前、 もう一度裸像の描かれたキャンバスを、振り返って見た。
絵は、なんのイマジネーションも掻き立てられない ただの習作のようであるが、 改めてよく見れば、白の中にも幾重もの色が重なっていて それがリアルな立体感を感じさせているのだとわかった。
よく描き込まれている。 自分なら、一枚の習作にこうも手を掛けられない。
好き──なんだな。
ぼんやりと、そう思った。]
(221) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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― 206号室 ―
[いつまでも今のままでいられるわけもないということを嫌でも理解して。 それならこうやって起こしにくるのも、また、いつかは終わりが来るのだろう。
扉をノックしながら考え]
徹ー。
[何時ものように数を数えて。 途中で返事があれば、あれ、と驚いて。 そうでなければいつものように部屋にはいる]
(222) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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……ふうん。
[怪我をしている翔平が風呂の介助を必要としているのは、わかる。 けれど介助者もそのまま風呂に入ったほうが良いというところまでは、想像力が少し足りない。 結局納得しきらない反応になってしまった。 撫でられる>>219のは避けない。昔から、され慣れている。]
ん、徹と、檀さん、会いに行く。 でも、その前になんか飯、と思って。
[コンビニへの買い出しなら、勇者は今一番役に立てる。]
(223) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[寝た。 泥沼に沈むかのように、めちゃくちゃ寝た。
なんせ、まともに徹夜で修行だったのだから。
>>207 夢の中で、 隣に住んでいる進の大声を聞いた気がする。]
まつ…り、だ…ぁ。
[むにゃむにゃと、返事をした。 自分に向けられた言葉でないにもかかわらず。
夢の中では、まだ祭り。
ベッドの上でゴロゴロと動きまわり、 今にも落っこちそうな体勢で。]
(224) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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……達久、起きたと?
[中から伸びのする声が聞こえた(>>216) 入っていいものか、それとも。 片手に食べかけのゼリー、片手に匙。
いつもなら、今までなら。 開けてくれるのを、ただ待っていたけれど。]
よ、かったら 開けてくれん、ちゃろか…?
[声は弱いが、そう呟く。]
(225) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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─ 104号室前 ─
[閉じたドアに鍵を掛けて、鍵をポケットにしまう。 談話室に顔は出さず、階段に向かう。
自室で着替えて出掛ける準備をするためだ。
來夏はもう起きているだろうか。 昨日渡し損ねたエクレアを部屋に持って行こうか。]
(226) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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[>>207道菅が檀に呼びかける声が聞こえる。 適切なツッコミだと思う。 そう、そんなにはちみつをかけちゃいけない、 進くんはかける量を間違えちゃいけない。 夢と現実がもうごちゃごちゃになっていた。
>>222約束通りに来た律儀な男に部屋の中から 返事はなかった。窓を開けて行き倒れたように 畳の上で二度寝する姿が部屋の中にある。]
(227) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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ぁ……薫ちゃんに会ったら、 助けてって、伝えて。
[勇者の言葉にヒントを得て、新たなクエストを依頼。 宇佐美を難なく抱き上げられそうな檀の腕を思い出し。 名案だと思わねぇ?て、徹津の顔を覗きこんで、笑う。
そしてもうひとつ大切なクエストを発生させる。]
それと…、俺、唐揚げ食いたい。
[…クエストというか、 ちゃっかりお使いまで頼むのだった。]
(228) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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|
[茂みの向こうを見つめてぼんやり過去を思い出していたから 油断していた。]
うおっっ!?
[背後から飛んで来た大声>>207に、 判りやすいほど肩を大きく跳ねさせて錆付いたロボットの様に ギギギと言う擬音を背中に浮かべて振り返る。]
おはよう。花火ではしゃいでたが、随分早いな。
[無難な言葉を探して絞り出す。 土の上にはミルクと猫のおやつの入った小皿二つ。 見られまいと不自然な体勢で手を挙げた。]
(229) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
…
…っこちた…と…うるさい…の…び…で…
…に…が…めた…
…てぇええええええ…
|
[信也へと、管理人の男がどう返事をしたかは後に追記するとして──。 (>>176)信也が出て行くと、フランクはウッドデッキに出て、サァサァと落ちて来る針のような雨を見上げて、烟草を一本吸った。**]
(230) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
― 206号室 ―
[やはり返事はない。 何時ものこととはいえ、ひねれば開くドアに、無防備だな、と思う。
奥へと入って行けば畳のうえに行き倒れが見える]
いや、せめて布団で寝てろよ。
[聞こえてるかどうかはわからないがついつっこみをいれて。 徹の傍らにちかより、畳のうえにひざをつく。
眠っているその顔を見下ろし。 教えてと言われたことをそのまま口にするのはいくらなんでもひどいだろうから、うまく言い換えられるように言葉をこねくり回している。
とはいえ寝顔を眺めているわけにも行かず]
徹、ほれ、もう昼近いぞ。
[肩に触れてゆすってみる]
(231) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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んあ。
[名前を呼ばれてそういえば信也が来るのだと思い出す]
入っていーぞ。
[寝起き感丸出しの顔だが、まあいいだろう。 久しぶりに夢も見ないほどの二度寝だったから まだやや頭はぼんやりしているところ]
(232) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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|
――わかった。
[自分よりは、瑛士を抱き上げられそうだ。そうだ、じゃない。抱き上げられる。翔平の笑顔に、そうだろうなと思う。 ちょうどそのタイミングか、該当の人物に思い切り呼びかける、声>>207。]
……いる、のかな。
[そこにいるようなら、声を掛けてから行こう。ついでに、自分も用があることを伝えたい。]
唐揚げ、了解。
[非力な勇者は、別ミッションの発動に全力を注ぐことに決めた。]
(233) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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|
ありがとな。ライカ。
[勇者よ、そなたなら出来る…―― みたいな達観した眼差しを心掛けた目つきで 徹津が行くならその背を見送ろう。
そろそろ俺はまず服を着た方が良いと気付くのは、 くしっ…とクシャミひとつ零してから。
雨の日、少しだけやっぱり、肌寒い。*]
(234) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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|
イテェ!!!!!
いや、痛くない!!!!! こんなところで負ける俺じゃねぇ!!!!!
[1人で喚きながら、あまりの痛さにわめきまわる。 どうやら、スイカ割りの体勢で腕を振って落っこちて、 手首を軽くヤラカシタ。
ヒリヒリ、する。]
いや、痛くないぞ!!!! 断じて、痛くない!!!!
[悔しくて、どうすればいいのか分らなくて、 とりあえず家を飛び出す。
何も考えずに走った。 行くあてもなく、わかば荘をジタバタ――――]
(235) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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─105号─
……、……。
[片手にしていた匙を、一度口に咥えて左手でドアノブをまわす。 ガチャリと小さく音がすれば、寝起きの顔を見つけ出して(>>232) 一歩部屋に入ってから、咥えていた匙を左手に戻した。]
お前… しゃんと、寝れたん?
[それとももっと後にしたほうがよかっただろうか。]
………あ、の。
[今朝の話はどこまで覚えているだろう。 むしろ何を、どう、話せばいいだろう。]
(236) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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――庭へ――
檀さん、
[軋みながら振り向いている檀さんに、その横から声をかける形になった。 その手に小皿があっても、昨日から猫を気にしていたのは知っているので、気にしない。 三毛猫を探しているのだと、すぐわかる。]
ビス、よぶ?
[呼べるかどうかは運次第。]
(237) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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―206号室― [二度寝は至福。 けれども堪能しきる前に肩を揺さぶられる。 愚図るように小さく唸って、寝がえりを打つ、痛い。 布団のやわらかな感触がない、薄く目を開けて。]
―――…、…徳仁?
[ぼやけた視界の向こう側に、人影。 裸眼だと表情は見えない、起き抜けの意識で 判別できるのは声とぼんやりした人影の髪の色でだ。]
……、…まだ眠い、 ごめん。 窓…閉めて、畳…濡れる。
[自分が開けた窓を指して、 行き倒れた姿は布団へと這っていく。 すぐに起き上がるつもりはないという無意識下の意志表示で。]
(238) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
[遊が目を覚ましたのは、 天露が管理人への告解を行った時間よりはずっと後で、 104号室の窓から庭を覗いた時には、 巨躯を縮こまらせる檀>>199はもう庭から消えていたし、 道菅の大声>>207も、響いた時にはまだ夢の中だった。
昼にほど近い、遅い時間。 たまたま誰ともすれ違わずに二階まで来て、 自室までぺたぺたと、冷たい床を踏んで歩いた。]
(239) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
[人が増えた>>237事に、 自分でも昨夜とは打って変わって挙動不審と 判るほどあたふたしたが。]
……ビス?
[もう一度徹津から出た菓子の名前に、 漸く猫の名前だと気付いた。
視線をあちこちに彷徨わせた挙句。]
頼む。
[小皿二つ差し出した。]
(240) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
……なんで食べかけで歩いてんだ?
[部屋に入ってきた信也>>236を見て真っ先に気になるのはそこ。
もう一度ベッドの上でぐ、と伸びると窓をもう一度見る]
寝すぎてよくわかんねー。 今何時だ?
[とりあえず顔を洗う、いや迎える前に洗うべきだったか。 信也がいるのも気にせず、というよりほっといて洗面台へ。 昨日つるつるだったヒゲが少し伸びている、嬉しい。 くああとあくびを繰り返しながら冷水で顔を洗うと 少しは意識がはっきりしてきた]
そんで、なんだっけか。
…………あー。
(241) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
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― 206号室 ―
起こしにきたが、無理そうだなあ……
[おきれるときはすんなりおきる徹の様子>>238に苦笑をこぼす。 開けっ放しの窓を気にする様子に、窓ガラスに手を伸ばして。 きちんと閉めてから振り返れば、布団へと這いよる姿が]
――ん、まだもう少しあとのほうが良さそうだな。
まあ、昼飯が終るころぐらいに来るよ、それまで寝とけ。
[布団に寝転ぶのに手をかして、布団の上へと寝転ぶ様子を見やり。 掛け布団かタオルケットか、上にかけるものを探して。 徹へとかけてからぽん、と頭を撫でた]
(242) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
[何かを抱えて、何処かぼんやりとしている檀>>229の姿。 聞こえなかっただろうかと――――… す、と、再度、息を吸い上げたところ。
近所迷惑第二弾!
が、放たれる前に、庭先から声が返った。 ベランダから、俺はひらひらと手を振るのであります。]
そんなところで何してんですかねん。 雨、降ってんでしょお。 いや、何か目え冴えて。
[何時もは正午辺りで階段を降りる時分だもんで 項を軽く、決まり悪げに引っ掻き、笑う。 手元のものをそうしてしげしげ目を凝らすわけだが。]
(243) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
[ミルクとか小皿とか、二階の俺にゃあ見えんわけだ。 だが、油の切れたぜんまい仕掛けの、檀さん。
怪しい………
なんて具合は、覚えちまうわけだ。 そして、見下ろす庭先、二人目の姿。 徹津>>237]
ビス?
[時折、庭先や空き部屋に迷い込んでる三毛猫。 名前を知らないもんだから、拾った声に、首を傾いだ。]
(244) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
|
ん、
[頼まれて>>240、傘を一旦、畳む。大きい物を掲げて怯えさせないが、鉄則。 小皿が差し出されたのは、そこに置いておいてと、不要を伝え。]
ビス。いる?
[姿勢を可能な限り低くして、庭をぐるりと。 探し人――もとい、猫、は 1.茂みの奥に身を潜めていた/2.デッキのベンチ下で雨宿りをしていた/3.見つからなかった 1]
(245) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
フランクは、烟草をくゆらせ、庭の隅っこで何かしてる薫を眺めている。
2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
[>>242窓を閉める音に伝えたありがとうという言葉は 噛み殺した欠伸で届けられたか、どうか。 人肌の抜けた布団に戻るとひんやり心地よい。 小さな重みを感じてケットが掛けられたのだとわかる、 部屋を再び離れるような藤堂の声と、頭に触れる手に 引き止めるようにケットから抜け出した手を伸ばして]
……いいよ。 そんなに…掛からない。
[目は閉ざしたまま、起き抜けの掠れた声で告げ]
…それとも、 まだ… 考えれてない…?
[言葉が指したのは朝、藤堂へと言い残した言葉。 薄らと目を開ける。 頭に手を置く藤堂の表情は、やはりわからなかった。]
(246) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
|
[徹津に小皿を差し出す前、進から至極当然の質問>>243が 飛んで来て、良い返答が無いか考えていた。 攻太なら、修行だと言い切って納得されそうだが、 修行に来たわけではない。]
いや、あ、うん…猫が、 猫が雨に濡れていたら可哀想だと思ってな。
[上から進、背後から徹津と逃げ場がないまま諦めて 小皿を徹津に差し出して付け足しにはなるが 正直な部分を白状した。]
(247) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
|
――自室・101号室――
[ごちゃごちゃ賑やかな部屋から服を探り出して、 適当に寛いだ格好になるよう着衣を。
脱衣所に戻ってみるが宇佐美はまだ夢の中。 ちりちり…髪を摘んで、撫でてみても夢は醒めず。 せめて悪くない夢が見られるよう 隣に座って枕代わりに足を貸してやろうかと。
寝心地、そんな良くはないだろうけど。]
………変な感じ、
[この家…わかば荘で、誰かの睡眠に寄り添う事は、 これまでの月日の中にはなかった。
宇佐美の寝顔につられたように、くあ…と欠伸。*]
(248) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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|
見っけ。 ――さむい?
[問いかけながら、居場所の真上に傘をかざす。雨を防いで、茂みを出やすくする。 庭隅の茂みに、しゃがみ込む。こいこい、と軽く手招くと、のっそり顔を出した。]
ん、よく来た。 尻尾大丈夫か。昨日、痛かったろ。 腹減ってるか? 檀さんが何か、用意してんだって。
[手招いた猫は、するりと膝の上、そのまま肩に。 縦にかかえ抱いて、背を撫でる。 相手の返事もないのに話しかけ続けるのは、普段を知る二人に、猫相手ならよく喋る――と思われても仕方がない。]
(249) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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……半分しか、食えんかった、ちゃ。
[上手い言い訳も思いつかず。 半分剥がした『shin』と書かれたゼリーの蓋が揺れる。]
昼、ぐらいやろうね。
[時計の場所を知っているわけでもない。 なんとなくの体感で話したが、正確な時間まではわからない。 随分長く、フランクさんと喋っていたのだろう。
ほったらかされて、部屋の入り口に立ち尽くしたまま。 あくびの声だけを耳にして。]
話……して、きたっちゃん。 …朝のこと ……覚えとお、の?
[不安げに、声が揺れる。]
(250) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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― 206号室 ―
[伸びてきた手>>246が腕に触れて。 半分眠っているように見える徹に苦笑をこぼす]
いいや、考えはしたけど、な。 口にしないほうがいいことってあるだろ。
そんなことを考えてただけだ。
[同じような立場になり、 けれど徹に対してはもっとひどいことをしていたかもしれないという後悔だとか。 そんなものは今更すぎる。
なかったかのように過ごしているのだから。 徹から、何か言われるのなら受け止めないといけないだろうが、 こちらから蒸し返すことではないと、思い直した]
(251) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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わ、判った。
[随分頼もしく見える徹津の指示>>245に小皿を置いて 膝を抱える様に腰を降ろして息を顰めているが。]
しーっ。
[上から聞こえる声>>244に人差し指で静かにと合図を送った。]
(252) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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[庭先の茂みに、徹津が話しかけている。 応える声は―――… 人間の声じゃあない。
柵に、前のめりに身体を出しただけの俺は 展開の読める二次元なんかじゃねー 展開の読めない三次元に、好奇心をむくむく募らせた。 欹てた耳が、檀>>247の声を、拾うわけだ。]
猫? 猫が居るのん、あ、三毛猫ですかい。 確かに、そこに居ちゃあ濡れちまうかもー…
[だの、庭先に声を落としながらも、ああまだるっこしい! 身を翻して、俺は、自室を飛び出した。]
(253) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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いた。
[そのまま、抱いて檀さんの元へ。 しゃがんで、と小声で言えば、その通りにしてもらえるだろうか。そうっと、おやつの入った皿の近くに、ビスケットを降ろす。 食べるか、逃げるか、ふんふんと鼻鳴らし臭いを嗅いでいるよう。]
会えて喜んだりすると、驚くから。 ちいさくなって、そのまま。
[これだけ人の近くまでやってくるくせに警戒心が強いので、触れるようになるには、少し時間がかかる。 食事中に手を出すのはご法度だし、見ているのが一番だ。]
それと。 翔平が、呼んでる。腕に自信はあるか、って。
おれは、ちょっと無理、だったから。
[そして、任務完了と言わんばかりに立ち上がる。]
(254) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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――― 庭先の、茂み近く ―――
[慌ただしく、靴先汚れたスニーカーに足通して 学校でもねーから、廊下を、階段を、玄関を、走る。 檀と徹津が覗き込んでる茂みの近くで、足を弛めて。]
お、おお、ほんとに居た……… 名前。 ビスって言うの、知らなかったよん。
[そして、隣人の口数の多さには、瞬きも重ねた。 普段そうそう見掛けることのない姿。それこそ、住人相手でも。 三毛猫も、逃げずに徹津の顔を見上げている。]
徹津くん、慣れてんだねえ。
(255) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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[タオルで顔をふきながら戻る。 信也が座る場所はベッドか、床しかないがどうしたものか。 仕事用のデスクの、仕事用のイスを引っ張ってきて事なきを得る]
フランクんとこ行ってきたんだ?
[覚えてはいる、そしてこれは、答えを求められているのか? わからん]
お前、俺とどうにかなりたいってこと?
[考えてもわからんので、ダイレクトに聞いた]
(256) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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[しい、って口を噤めの合図。 ベランダから離れる際にも見えていたから 二人の傍に駆け寄る際と、掛ける声は幾分小声。
何故もなにも、俺は猫の扱いを心得ちゃいない。 人間相手の心得すらいまだにまともでも、ねーのだ。]
おー、……… 静かに静かに。
[出来ますよん。 と、唇の前、片手を重ねた。]
(257) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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ビスケット。
[名前を訂正する>>255が、単語一つしか言わないので伝わらないか。 慣れてんだねえ、にも、頷くだけ。]
友達だから。
[そして勇者は、庭に猫連れ出しただけで、次のクエストに向かう。]
(258) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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い、ぅ……っ
[>>239変な声出た。 談話室へ向かおうと扉を開けたとき、ぺたぺたと平和そうな足音を立てながら歩いている人物がいる。 困った事案だ。ってか、遊だ。
昨日のことで何か言われても怖いし、言われないのもそれはそれで怖い。 メンドクサイ思考回路は、よし逃げようと結論を出して恐怖をずるずると長引かせることを選択する。
ぐ、と手に力を込めて、扉を閉めようと脳みそは四肢に指示を出す。 出したはずだ。従おうとしたはずだ]
お、はよ……
[それなのに、口は怯えながら勝手に言葉を紡いでいた]
(259) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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…なんだ、それ?
[>>251藤堂の言葉に、笑みが零れる。 あの日、はぐらかされた後に浮かんだものと同じ類いの。 笑いながら藤堂に触れていた手が離れて、 未だ覚醒しきらない瞳を覆うように手の甲を置く。]
…考えたんなら、 言ってみなよ。
……言えよ。
名前…呼んだんだから、 ちゃんと、話せ…。
[覆った指の隙間から藤堂を覗いて、 浮かべていた笑みも何時の間にか消えていた。]
(260) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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(何この可愛い生き物。)
[徹津に忠告>>254をされなければ、それこそ野太い声のまま 手を出してただろう。 ふんふんと鼻を鳴らして小皿を窺う様子に何故か手をわきわき させながら見ていたが。]
日向が? 判った。
[日向の名が出ると自分でもスイッチが切り替わったような 声が出た。 目の前に待ちに待った猫がいるのに、天秤にも掛けずに 立ち上がる。]
(261) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[顔を拭きながら返ってくる姿。 ただ棒立ちで見つめていたが、椅子を引っ張り出してくれた(>>256) 座るのと、持っていたゼリーを机の上に置かせてもらう。]
行って、きた。
[身勝手な告白をしに。 そこまで告げるべきなのか判らず、口篭る。 達久を見れば疑問符の浮かぶ顔。 何を考えているのだろうかと、思って]
へ、あっ…。
[どストレートど直球な剛速球の豆鉄砲を食らった気分だ。 オレが鳩なら、たぶん死んでいただろう。]
(262) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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おれも、あとで行くから。
[自分の用件はとても短く伝える。どこに行くかも明確にしないそれを人は普通約束と呼ばないのだが、これで充分だろうと思っていた。人間相手の言葉足らずは治りそうもない。
さて、勇者が唐揚げの任につくためには、坂を下らなければならない。 傘を再びこの手にして、およそ10分。その間に、自分も何を食べるか決めよう。]
(263) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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っと…
…すべきか…んで…
…どのくらいか…し…の…ゆっくりと…いた…
…か…なうなら…
…どうに…か…なり…たい…
…こいつは…じゃないだろうに…
…わかってていて…にした…
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進、ちょっと日向に呼ばれたから行って来るが。 猫見届けてくれ。
[勿論待ちに待った猫はじっと見ていたい。 だがそれはそれ、と降りて来た進に、 自分より扱いが上手そうだとビスケットを託す事にして 日向を探す為に室内へと戻って行く。]
(264) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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おはよう
[204号室──芸の部屋の前辺りに差し掛かったところで 自室の隣の部屋の扉が開いた。
立ち止まらず、表情を変えず、言葉を返す。]
──…
[そのまま202号室の前まで来て、足を止めた。 前髪が邪魔で、草芽の表情は見えない。]
(265) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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後で店のスイーツ好きなの奢ってやる。
[進に報酬を耳打ちしてから、三毛猫を見た事を自慢するのも 含めて室内へ入るが、入ってから談話室での事を思い出す。 話声が無ければ大丈夫そうだと踏んで。]
おーい、日向? 何処だ?
[呼ばれたのは良いが、場所を聞いていなかった。 三毛猫ではないが呼んだら鳴いてくれるだろうかと。]
(266) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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さんからは…げていた…
…られたくない…してほしくない…
…のことなんてわからなくていいからと…
…からも…げたけれど…
…ってほしい…け…れてほしい…
…のことをわかってほしいのにと…だった…
…すきになる…て…うたのに
…しくしたんは…ったい…
…れない…
…こそ…られてしまうんだろう…か…
|
……すまない…
[徹>>260の笑みが消えて、小さくつぶやく。 こんな風に後押しさせるのも、たいがいだなと、ため息をこぼし]
悪かった。 変にごまかしたりして、お前にちゃんと向き合ってなかったな、って。
もっとちゃんと、答えないといけないのにごまかして逃げたから。
[布団の傍らに座り込んでぽつぽつと言葉を口にする。
結局のところ居心地のいい関係が壊れるのが嫌で逃げただけだ。 それが相手にどんな感情を与えるのかも考えずに。
似たような立場になってようやくわかったからこその後悔]
(267) 2014/07/01(Tue) 01時頃
|
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徹の気持ちはうれしかったけれど。 そういう風に見てないなら、見てないってきちんというべきだった。
今更すぎるけど――俺、お前のことは大事な友人だと思ってる。
[今更だけど、と、自嘲を浮かべて。 徹を見つめた**]
(268) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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― 昼休みの予備校前 ―
あぁふあ……
[大きな欠伸をして、ぱくんと口を閉じた。 湿った空気を吸い込んだ。 けんけん、と乾いた咳がそれに応じる。 コンクリで出来た手すりに肘を置き、頬杖をついた。 片手には煙草がある。 予備校の入っているビルの一階、外に設置された階段の脇、灰皿とベンチが置かれた喫煙用の空間には、白衣を着たままの南方と、その後方に浪人生が三人いて、お喋りをしていた。]
……。
[――ビニール傘をさした大学生が通り過ぎる。傘も持たず忙しく道を行く仕事中であるらしいスーツの人。花柄の傘をさす買い物袋を下げたおばさん。 しっかり雨除けをされた場所から、小雨に降られ続けている通りを眺めている。べつに面白いわけではない。 頬をのせていた手で、こめかみを揉む。 昼食は買ったおにぎり二つで、それが微妙にもたれている。 薬を飲んで、一服中だ。 考える事はただひとつ。とてつもなく横になりたい。**]
(269) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[ひたり、毛先からまた一滴。 落ちた水は握った左手の甲を濡らした。
ほんの一瞬だけうつらうつらとしていたが、 呼ばれると意識はきちんと浮上する。
よく眠っている宇佐美の耳に手を宛てて、 起こしてしまわないよう注意深く。 まだ遠い声に、控えめに鳴いて応える。]
………薫ちゃん、部屋。開いてる。
[勇者はクエスト1を達成したんだなぁー…と 心の中でファンファーレを鳴らしておこうかって こっそり笑みを浮かべながら。]
(270) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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ビスケットのビス。
[徹津>>258から聞き届けた名前の由来。 聞いてしまえば納得のゆくもので、だからこそ、可愛い。 重なる頷きに、経験不足の俺は、それでも感覚で拾う。 言葉少なの相手に慣れてんの。 俺は口数が多いから。]
……… 友達、そかあ。 可愛い友達だねん。
[軽く膝を折り曲げて、小皿にありつく三毛猫を眺めた。 はくはく はくはく 小さな口に、吸い込まれてゆく。]
(271) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[>>265怯えた声に返って来たのは、常と変らない――何も変わらない抑揚だった。 昨日の言葉は相手にとって何も変わらない程度の事柄だったのだなと自己完結すれば、安堵と同時に無性に寂しくなって。
隠された表情は、どこか脱力したような複雑な色を示すが 観測されない現象はない物と同じだ]
――?
[と。 不意に止まった平和な足音を怪訝に思い、遊の顔を見上げる。 こちらを見ている姿に、なぜだか少しぎくりとした]
……なんだよ。
[なんか言えよ]
(272) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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手──
[自分の掌を見せて、 同じように手を出せと促す。]
(273) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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ほいほい。 俺に、お任せ下されよう。 行ってらっしゃい。
[日向の名前を、二人の会話に拾い上げて、目を眇めた。 戦友のピンチならば尚のこと――…見届けなければなるまい。 檀の背中に、手を振って、勇者徹津の背中にも手を振んの。
見世番は俺に任せて、と、言葉を重ねて。]
くひ。 スイーツ、リクエスト利きますか。
[上機嫌に咽喉だけ震わせて、笑う。 リクエスト選出 候補 プリン。 シンプルなものでも、蜂蜜でも、焦がしカラメルも良い。 報酬希望 返事は小声で、内緒話みてーに。]
(274) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[さあさあ さあさあ 小雨が降る。 傘を忘れたなッて今更ながらの感慨。 でも、目の前の頼まれ事の方が、優先度が高かった。]
ビケ……… じゃねー、ビスなあ。
[膝抱えて、真剣におやつにありつく三毛猫を眺めた。
口許にカスが付いてやんの。
邪魔しないで、食べ終わるまでその場で、猫の番**]
(275) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[聞き覚えのある声>>270に 視線を向けると本人の部屋からだった。]
日向? 入るぞ。
[鍵は空いているようだが、一応声を掛けて扉を開けて。]
力仕事がいると聞いたんだが。 それより猫、見たぞ。
[こんな早朝から、まさかラック作りだろうかなんて 馬鹿な考えが浮かび、それを打ち消す為と、 先程の運命の出会いの興奮を忘れない内に伝えながら 室内を見渡した。]
(276) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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で、何がどうしてこうなった? …取り敢えず風邪引くから髪拭いて服着ろ。
[室内にいるのは濡れ鼠の日向とドライヤーとタオルを持った 宇佐美の2人。 朝から何があったと首を傾げてみるが、まずは濡れ鼠を 何とかすべきかとタオルを取ると日向に渡す。]
(277) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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どうにかって、具体的に。 あーいや。
[AVの内容を思い出して首を振った、 ゲイではない以前の問題だった。 すべてを説明しなければならないと思うと気が重い、 そういうのも含めて今迄オコトワリをしてきたはずだったし]
お前にっていうか性的欲求をまず持ってない、 これからそれが浮かぶ可能性もわからん。 突っ込みたいなんて言うならお断りだ。
(278) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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それに。
俺の本職はちょっと厄介でな。 お前を最優先することはできねえ。
呼び出されたら昨日みたいに出て行くし、 下手すりゃ帰ってこない。
[とは言っても最近は随分平和だが]
あとは、お前が逃げても俺は追いかけない。 そんな奴ずっと好きで居られんのか?
(279) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[自室の扉を完全に閉めることも開けることもなく。 盾のように、ぴったりと自分の半身に付けたまま。
じっとじっと睨むようにしている様は、他者へ惜しげもなく向ける人懐っこさはなく。 どちらかというと人間不信の動物の顔をしているが、どちらも嫌われたくないのベクトルが正負違うだけだ]
手……?
[短い単語>>273 こちらへ見せられる掌に、何がしたいのか理解しようとして失敗して。 不可解なままに、それでも恐る恐る手を向ける]
(280) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[歯をくいしばりながら、ズンズン進み 漸く冷静になってきた頭で外を見ると、 サァサァと雨。
昨日のバーベキューや、火薬の匂いを キレイに洗い流していた。
昨日、雨が降らなくて本当に良かった。 日頃の行いが良いからだろう。 きっとそうだ、と決めつけた。
用もないのに家を飛び出し、 また家に戻るのも癪なので談話室へと移動する。]
(281) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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ん……ぁー…三毛猫、触れた?
[足音が近付いて、扉が軋んで開く音。 玄関傍の脱衣所からはよく聞こえる物音と声に、 抑えた笑いを含んだ軽口を返す。
部屋は相変わらず今日もごちゃごちゃと賑やかだ。 統一感を一切合切欠いた玩具や本やその他諸々。
…こっちこっち、と手を揺らして見せる脱衣所も、 賑々しく様々な物が配置されている。 俺と、眠る宇佐美はそれらに紛れて床の上。]
風呂手伝って貰って、出たとこで、 宇佐美…寝ちゃってさ。 ちゃんと眠れるとこ…、連れてかねぇと…って。
[渡されたタオルの下から檀を見上げる。]
(282) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[扉から恐る恐る差し出された手を いつもと変わらぬ温度で、握る。
握って、手前に引いた。
部屋の中から引っ張り出すように──。]
(283) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[握った手を離さず、 反対の手を、草芽の前髪に伸ばす。
逃げられなければ、前髪を額で押さえて 覗くライトブラウンを、間近から見下ろした。]
(284) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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優しくしたら好意を持つ、そりゃ普通のことだ。 誰だって自分に優しい人間が好きだろ。
[そんなで惚れてたら荘のなかで大変なことになってる。 実際もうあれこれと、関係は絡まっているのかもしれないが その辺りはあずかり知らぬところ]
そんで、好かれて嬉しくないってことはない。 ただなー、俺が誰かとどうこうするのを考えたことがな。 まるで無かったな。
[それを今から考えろということなのもわかっては、いる]
(285) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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見て。
[気持ちを伝えるのに、言葉はいらない。 そんなことを言うのは、 物書きとしてどうかと思われるかもしれない。
けれど実際、 視線から、態度から、読み取れるものは多い。]
(286) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[>>267ようやく貰えた1年半越しの返答に口許が緩く弧を描く。 そっか、と返す言葉は少し震えて、少し熱くて。 覆っていた手の甲を外すとぼやけた視界の先にある人影、 見えない距離の筈なのに、藤堂の表情が見える気がした。**]
―――――……、
(287) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[達久が面倒そうな表情をしている、気がして。 それでも突っぱねず、見捨てずに話してくれた言葉をきく。
性的欲求を持っていない、のは オレに対してなのかすべてに対してなのか。 浮かぶ可能性なんてそれこそ もともと無いに等しいと、オレは思っていて。 突っ込みたいか突っ込まれたいかは たぶんオレが突っ込む側には回れないと、思う。
仕事のことは、デザイン関係じゃなかったんだろうか。 最優先に出来ない、帰ってこない。
後に続く言葉を聞いて。]
(288) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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|
[疑問系で終わる言葉に、仄暗く赤い瞳を向ける。 睨むような目に、なってしまう。]
逃げ出す、かも、しれん。 そげん強くないんは、知っとろうもん?
でも、逃げた ない、から。
(だからフランクさんと、話してきた、のに。)
[ぎゅうと眉間に皺が寄る。 泣きたくないのに、視界が滲むから。]
(289) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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未来の、先のことなんか判らん。 そげんこつ考えて、どうにかなるようやったら 好きになんか、ならんっちゃ。
優しいだけで、好きになるんやったら 藤堂とか、宇佐美とか、もっと優しいんはいっぱい居る。
理由とか、理屈とか
そげん、ことで、どうにかなるなら
(男なんて、愛せるわけがない)
(ゲイになんて、なっていない)
(290) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[そして勇者は、しばらく後、凱旋の帰路についていた。 小雨降る降る坂道を、上る。]
……ふぁ、
[のんきに欠伸なんかしつつ、だ。 しっかり寝たはずなのにこの体たらく。焼鯖弁当片手に、一歩がゆったり、重くなる。]
――……、
[いけない。 わかば荘への道のりを、少し急いだ。]
(291) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[部屋は住人を表すとは良く言ったもので、 色々なものが見える日向の部屋>>282は 何にでも楽しんで関わろうとする性格のように思えた。]
……触れてない。 徹津はしっかり抱えていたがな。
[自慢しようとしたが、猫に付いては何故か日向の方が 一歩先の様な気がして、三毛猫代わりに 水気の残る髪をわしゃわしゃと掻き回す。]
進が見ていてくれるはずだから、早く終わらせて見に行くぞ。
[猫についてはライバルだが、折角徹津が与えてくれた機会。 日向も進も一緒に見てみたい。]
(292) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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|
― 談話室 ―
[昼にも関わらず、静かな談話室。 今日は誰もソファで寝ていなかった。
昨日の賑わいの差なのか、それとも… 最近はずっとソファで寝てたやつがいたことを思い出し、そのせいかやけに静かに感じる。]
…。
[そういえばアイスと、シュークリームがあったはずだと冷蔵庫を開けると、文字が、見えた。
『おつかれさま、攻太』
山盛りの肉と、海老に、野菜。 こんもりとラップにくるまれていた。]
(293) 2014/07/01(Tue) 02時頃
|
|
…、誰の字、だ?
[送り主の書かれていない張り紙。 皿を取り出し、数秒、瞼を瞬き。
マジマジと見つめ、プッと一人、笑いがこみ上げた。]
皆、まじ優しいのな。
[送り主は地道に探すとしよう。 ちゃんと礼をいいたい。
ひとまず、ありがと、と心の中で礼を。]
(294) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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は…が…すき…と…
…に…たなかろうが…
…を…に…なかろうが…
…どこかへ…って…ってこなかろうが…
…は…この…ちを…にしたくない…
…
…お…に…のこと…すきに…なってほしいと…よ
…
…
…
|
そして冷凍庫にはいろんな味のアイスが残っていた。 その中に、大きなパフェ型のアイスが1つ。]
これは…早いもの勝ち…か?
[まあ、これだけ残っているのなら、 後で皆で食べるのも良いかもしれない。
大きなパフェは…ジャンケン大会か?
少し悩んで、また肉を食べたら考えようと冷凍庫を閉じた。肉だけ別の皿に移し、レンジでチン。
そういえば、いつの間にか心穏やかで、 腕の痛みも消えていた。]
いただき、ます!
(295) 2014/07/01(Tue) 02時頃
|
|
宇佐美、疲れているのか?
[昨夜彼はそれ程はしゃいでいただろうか。 記憶が曖昧のまま、それでもここで寝て 調子が良くなるとは思えない。]
判った。 宇佐美の部屋、空いてるのか?
[防犯意識が欠如しているグループとしっかりしているグループに 分かれる中、彼はどうなのだろう。]
おい、宇佐美、寝るならベッドで寝ろよ? 掴めるか?
[ゆっくり休ませようと言う優しさとは別に、 宇佐美に声を掛けるとおんぶで部屋まで連れて行こうと**]
(296) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 02時頃
|
[安穏と雨の暗さに満たされた室内は、厚着の服と同じように自分の身を守る。 いつでも逃げ出せるように、見られたくないものを見せないようにとしていた殻は >>283なんの躊躇いもなく握られ引かれた手によって乱暴に壊された]
え、なん……ちょ、まって、ひっ、
[>>284混乱している間に、前髪を押さえられて。 間近で色素の薄い瞳を見下ろされ、小さく息を呑んだ。
久しぶりに明るい視界に、手を振り払って逃げ出したくて。 それなのに、ぐりぐりと色鉛筆で下手くそに塗りつぶされたように、何やら極彩色の感情に押し流されそうで。 わーっと叫びたいような、落ち着かない安堵に硬直する]
――、
[>>286端的な要求に、何をと訊こうとしたが。 はく、と口が動いただけ]
(297) 2014/07/01(Tue) 02時頃
|
|
[ただ、いま、と普段の二割増でゆっくりした帰還の挨拶。 賢者の老人の出迎えはなかった。が、101の方面から、人の気配はする。 ふら、と101を、改めて覗き込む。]
(298) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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|
[それ、でも。 久しぶりに知りたいと思った相手が、示してくれるものがそれしかないのならば、とも思うが]
じ、じゃあ、 ――見せろよ。
[でもだって少しくらい、と。 世界が自分に甘くなって欲しいと、欲してみる。
色素の薄い瞳の視線は、落ち着かなく彷徨って 堪えきれずに床に落ちた]
(299) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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せやけん…から…くさ…
…お…に…しくされると…い…んでしまうかもしれんと…
…ってくれたり…してくれたり…
…ったり…いかけてきてくれたり…
…かれて…しくないわけじゃないんも…わかるっちゃ…
…でも…もし…それ…を…えれんなら…
…えようとも…わんなら…
…に…しくせん…とって…
…は…じゃ…ない…っ
…
…
|
[ライカ…あいつ…やりよる。 あの無愛想でふてぶてしい三毛猫を抱くとは。
丁寧にドライヤーをかけてもらうのとは違う 髪を拭いてくれる檀の手の雑さに滲んだ笑みは タオルの陰に隠れて密かに。]
進、……猫と仲良くなってるといいな。 猫居たら、家出とか考えねぇかも……だし。
[昨夜の花火中の会話の断片。極端な解釈で。
檀に抱き上げられる宇佐美の頭、 足から離れきる前にそろりとまた少し撫でて。]
すげ……なぁ、薫ちゃん、俺も背負える?
[―…なんて会話は続けつつ、ふたりの後についていく。 結局、髪は湿ったままで。**]
(300) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[重たい、重たい言葉を吐き出した自覚がある。 きっと普通の恋ならば、もっと軽い思いでいれたのだろう。
ぱたぱたと堪えていた雨が降る。 外では雨が降っている。
逃げ出しそうになる身体に力を入れて。 睨みつけるようにして、達久を見上げている**]
(301) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[ちょうど猫の件で感心したタイミング。
宇佐美を背負った檀に伴われ…てはいないか、 勝手に後を着いて部屋を出ようとしたところで 帰還した徹津の顔が見えた。]
ぁー…おかえり。姫奪還ミッション、順調。
[姫、すなわちそれは宇佐美で。 宇佐美を運ぶ檀は、王子様…?
そして賢者ぶる俺は 無事に戻った勇者の頭を撫ぜた。*]
(302) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[草芽の唇が動く。>>297 何かを言おうとして言葉にならなかったのか。
>>299見せろ、と訴える相手の目を もう一度、自分に向けるように顔を寄せて繰り返す。]
見て。
俺は── 眠い時は眠いって言うし 面白くなければ、笑わない。
いちいち自分のこと、全部言おうと思わないから 目を瞑ったままだと、俺のことはわからない。
心配なら── 心配、したいなら──。 自分の目で、見なよ。
(303) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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そりゃー努力してみるつーか。 嫌いだったらこんな構ってねぇしな。
[種類の違う好きなのだろう、性愛はまだ浮かばない。 これから欲情する可能性もあるのかどうか。
正直に言うと庭の猫よりは一歩近いぐらいに思っていた、から]
絶対報われるなんて約束はしねーし。
[その前にこちらが見限られて距離を取るかもしれない。 それでもいいのなら、頭の片隅に置いておくことは可能。 ――恋の落ち方なんて知らないけど]
(304) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[心配されるようなことは、 今のところ、小説の進み具合ぐらいしかないけれど。]
(305) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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サミュエルは、部屋に鍵は…かかってない……(寝言)
2014/07/01(Tue) 02時半頃
サミュエルは、シーシャの部屋にかけ布団2枚と洗面器が…むにゃむにゃ
2014/07/01(Tue) 02時半頃
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順調、
[それはよかった。功を奏した。 薄靄がかかるようなとろんとした視線が、撫ぜる手>>302に誘われるように上を向き、いつものように高くにある目を、見返す。 二人が瑛士連れて上に向かうのなら、自分も昼を自室で食べるなりなんなりしたほうがいいかもしれない。一階に今は居場所がなさそうだ。 袋を分けてもらった唐揚げを翔平に押しつけて、上に向かおうと。]
(306) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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[一番の特別はもう埋まってしまっている、 それ以外では、特別は作らないようにしてきたのに そうしろと言うような視線]
俺に変われって、言ってんのか。
[それで惚れたんじゃないのか、 他にも俺よりも優しいやつなんて一杯いるだろう。
変わってやっぱり違うと言われたら目も当てられないのに?]
は。 ……やっぱ、わかんねーよ。 お前の好きな俺って、どんなだ。
[俺は俺以外には、壊されたくは無いのだ**]
(307) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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サミュエルは、翔平さん薫さんよろしく…ぐぅ**
2014/07/01(Tue) 02時半頃
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[>>303落ちて彷徨う淡褐色は、再びの要求に困って弱り切ったような感情を滲ませて、それでもおずおずと上げられる。 顔が近くて、ちょっと息が詰まって死にそうだ。
たん、たん、と並べられる言葉たちを一個一個なんとか拾い上げて。 こちらの甘えを否定されたように思い、いつものように不貞腐れようとして、できなくて]
ぅ……。
[喉の奥から変な声が漏れた。 それでも逃げ出すことはなく、ただ乱れた呼吸と乱れた鼓動が沈黙の隙間を埋める]
(308) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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が、
[やがて、たっぷりの空白を置いてから]
がんばる……
[出された結論は、やはり自分に甘かったが 多分な譲歩は自分なりにあった。
そのへんで許してはくれないかと、殊勝な態度で 色々と心臓に悪いこの体勢をなんとかしてはくれないかと、ゆるく顔を逸らす]
(309) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 02時半頃
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――二階――
[階段を上った先では、麻央と遊さんが何やら話しているよう、で。 瑛士奪還ミッションには、それよりも手前の部屋までしか使わないけれど、自分の部屋に戻るには、その横を通っていかなければならない。 どうしたものかと、ゆるく瞬きしながら様子を見ている。]
(310) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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[近く見詰める、切れ上がった一重の眼は それでも、斬りつけるような鋭さは持たない。
草芽の淡い色の虹彩がどんな表情を湛えるか 逃げることを許さず見ていたが]
──…
[頑張る、と 頼りなく答えるのを聞けば 僅かにその表情は笑み、掴んでいた手を離した。]
(311) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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髪、切れば。
[握っていた掌に 草芽の体温が残る。
距離はもう元通り。 引こうと思えば、いつでも新たな境界線を引ける位置。]
邪魔でしょ。 あと
そういえば、お揃い。
[白いパーカーのフードを摘んで、 そこについた、猫の耳のような飾りを見せた。]
(312) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[フードを被ることがないから その飾りは日の目を見ることはない──が、 もし、日向を見つけたら被るつもりでいる。
猫っぽいと言う日向の前で 猫の真似でもしてふざけてみようと思ったのだ。]
(313) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[一歩、扉から離れ]
──あ、來夏。
[廊下の途中に立っている來夏に気付いて、名を呼んだ。]
(314) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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ジャニスは、テッドをちょいちょいと手招きする。
2014/07/01(Tue) 03時頃
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[招かれるまま、一歩。話し中じゃあないのかという思いがあるから、向かう脚はとても重い。 片目を空いた手でくし、と擦りつつ、それでもまだ手招かれればゆっくりそちらへ向かおう。]
(315) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[笑みも、向けられる切れ長の眼差しも、今日は嫌みを感じなかった。 変わったのはさて、自分の見方か相手の心境か。
先日見た、庭に寝そべる柔らかな微笑の欠片のようなものを見出だして。 心臓がひとつ、大きく跳ねた。
なんだこれ]
…お、おう……。
[す、と離れた手。 途端に、現実的な距離が戻ってきて。 空いた猫型の穴を埋めるように、捕まれていた前髪を弄った]
(316) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[>>312そういえば、なんて。 抑揚の変わらないままに、話題を変える姿。
猫耳に見える三角の布を摘まむ姿に、ぷす、と小さな笑いを溢した。
胸に広がる温いものの正体の解明は、もう少し先送りして]
お、テツ。おはよ…もう昼か?
[廊下にいる弟分の姿に、少しばかり明るくしていいのか否か悩んだような微妙な声色で挨拶しておいた]
(317) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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昼……かも、
[起きたのもそれほど早くはなかったし、写真のデータを整理したり、外に出たりもしていたから、それくらいかもしれない。 麻央の複雑な色をした声音を聞き分けることも出来ずに、おはよう、と返す声は、眠たげに蕩ける。]
(318) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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テッドは、呼ばれた理由探して、遊を見る。
2014/07/01(Tue) 03時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 04時頃
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[まさか、本当に猫と似たように思われているなんて(>>304) 努力してみる、なんて聞けば嬉しく思ってしまう。]
約束なんかて、いらんったい。 オレだって、約束なんか、出来ん。
[ずっと一人の人間を愛し続けることが出来るかどうかなんて。 永遠なんてない。 フランクさんへの気持ちが、過去形に変わってしまうように。 ずっと達久を好きでいられるかどうかなんて、判らない。]
それでも、好きでい続けようとは、思っとおよ。
[──もう既に恋に落ちているから]
(319) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
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[埋まってしまっている一番のことも、生い立ちも、何をしているのかも、知らない。 一緒に、この『家』に住んでいたけれど。 血の繋がらない家族、ご近所、それでも結局は他人だから。]
お前は、変わるんがこわいと? オレは、お前のおかげで、変わった思うとるよ。 変えられるなら、変えたい、思う。
[どうしようもなく漂っていただけの海に オレンジ色のネオンが差したのは、達久のおかげ。 だから達久の瞳に映る色が、オレの色に変えられたらいいのにと。 瞳から落ちる雫もそのままに。 見上げて、逸らさない。]
詳しく説明せいったって、出来んったい。 目の前に、おろうもん。 オレが好きな、お前っちゃ。
[言葉に出来るものなら、いくらでもしてやろう。 出来ないから、恋なんだ**]
(320) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
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…
…うん…ありがとう…
…お…のこと…として…に…ってる…
…
…きになってくれてありがとうな…
…
…お…が…も…わないからって…えててごめんな…
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[諦められないのはわからなくもない。 だから諦めてくれとかいったことはいわず。 今までどおりが辛いなら、新しい距離を見つけてでも友人関係は続けたくもある。
徹の気がすむまで、傍にいる**]
(321) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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猫と仲良くか…それは羨ましいな。
[寝癖より酷い髪の乾かし方をしながら、今頃独り占めしている 彼を羨ましいとは思うものの、1つ気になる単語に。]
家出? 進は家出計画でも立てているのか?
[1人暮らしで家出とはこれいかに。 引っ越しでもするのだろうか、それとも青春の衝動とか そんなものだろうか。 悩んでも口にした者しか真実は知らない。]
あまり心配させる様な事だけはするなと言っておけ。
[日向の声から青春の一コマ的な方向性では無さそうなので 忠告だけを。]
(322) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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お前を背負うのか?
[宇佐美を背負うと日向から妙な事を尋ねられた>>300 歩きながらうーんと唸り声を上げて。]
階段を昇るのは大丈夫だが、降るのは大変そうだ。 追加料金がいるな。
[出来ない事は無いが、と 日向の体格から一応真面目に返しておいた。]
(323) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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お、徹津、もう良いのか?
[顔を覗かせた徹津>>298に、猫の件でもう一度礼を言おうかと 思ったが、宇佐美を背負った後で、手を挙げる事も出来ず。]
猫は進が見てくれている。 ありがとうな。
[結局言葉だけになり、姫奪還>>302ってなんだ?と首を 傾げる事が増えた。 先に上に行こうとする徹津を追う様な形で上がって行くが、 途中で背中の宇佐美の寝言が聞こえて。]
天露の部屋に布団と洗面器?なんだそりゃ? 取りに行けって事か?
[本人の宇佐美の部屋なら兎も角、他人の部屋はどうだろう、と 日向と顔を見合わせてどうする?と**]
(324) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 07時半頃
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─ 202号室前 ─
[草芽が遊の前で笑うのは珍しい。
>>317空気が漏れたような音と 口許の緩む様子に、遊の口許に刻む笑みもごく僅かに深まる。
來夏が重い足取りで近づいて来れば ちゃんと隣に来るまで手招きを続け 眠たげな顔を見て]
眠い?
[と尋いた。]
(325) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[理由を探すような視線に気付くと]
ちょっと待ってて
[と言い置いて、 一度自室に入り、冷えたエクレアを持って戻って来た。]
昨日 買って来た。
──、
お土産。
[理由もなにも言わず 來夏にエクレアを差し出して、 聞かれれば昨日手伝い頑張っていたからだと教える。]
(326) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[草芽も食べたがるようなら
じゃあ、今度買って来る。
と言って、 フードの上から草芽の頭を撫でようと手を伸ばす。]
(327) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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と、バイト──
[そろそろ出ないと遅刻する、と気付いて 眠そうな來夏の額辺りも一度撫でてから 二人に背を向け、201号室の扉の向こうに消えた。]
(328) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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─ 201号室 ─
[南向きの、カーテン開け放しの窓から 灰色の空が見えている。
雨の日の自然光で満たされた室内は 暗くはないのに、光よりも影を身近に感じる。
光沢のある黒いローデスクの上で 閉じた薄い機械が沈黙している。 機械に心はないのに もう時間はないぞ──と急かすような、 無言の圧力ばかりを感じる。**]
(329) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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ジャニスは、財布と透明の傘と携帯を持ち、バイトに出掛けた。**
2014/07/01(Tue) 08時半頃
ダンは、101号室迄ならおんぶしてやろうかと日向にこっそり聞いてみた**
2014/07/01(Tue) 08時半頃
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……ぅ…あ、れ…ここは……?誰や……? …薫さん?? あれ?翔平さんは……?
[目が覚めた時。101号室にいたはずの俺は、2階の廊下にいた。見慣れた後姿は檀で、俺は檀の背中にしがみついていて 少しずつ状況が飲み込めてきた]
わああああ!すんません!おろ、降ろしたって 翔平さんもごめん、俺いつの間に寝たん? ドライヤーは?……あれ?來夏?おはようさん
[日向の部屋で彼を待ってて、そこで寝てしまって。 代わりに檀が運んでくれた、までは察することはできた。徹津までいるのは何故だか解らない]
(330) 2014/07/01(Tue) 11時頃
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[檀の背中から降りた後、思い出したように「おはようさん」と挨拶して、それから改めでここまで連れてきてくれた礼を言う]
ほんま、ありがとうございます しんどかったでしょ? もうここで大丈夫なんで
[それから日向を見やる。どうみてもまだ半乾きの髪で、天露に続いてまた半端な介護で終わったことに落ち込みを隠せない]
ほんま……本当に、ごめんなさい 來夏も。ごめんな
[理由や経緯は解らないが、偶然居合わせたわけでもなさそうな徹津にも謝罪して。視線は208と206の扉へ
さっき、けっこうな大声を出してしまった。まだ具合が悪いかもしれない天露や、永利の眠りを邪魔していないといいのだけど]*
(331) 2014/07/01(Tue) 11時半頃
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− 208号室前 −
[日向たちがいなくなった後。 俺は天露の部屋の前で軽く途方に暮れていた
ノックをしても返事はない。まだ寝ているのか、どこか出かけているのか。思い切ってドアノブを回したら鍵は間いているようなので、入ることはできるけど
……やっぱり、入ることはできなかった。 昨日のあれこれを考えると布団はここにある可能性が高い。勝手に持ち去っても何も言われてないだろうとは思う
でもだめだ。怖い。 その先に何かあっても、なくても怖い。
ポリシーとか常識とは別の。 一種のトラウマだ。これはどうしようもない]**
(332) 2014/07/01(Tue) 12時頃
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…さん
…おはようさん
…
…はどう…
もう…ししたら…かけるから
…か…ってきて…しいもんあったら…うて
ところで…の…そこにある…
…までに…りに…くんで…のいい…
…ちょうだい…
…
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− 自室 −
[それから再び部屋に戻って。コーヒーメーカーをセットしてから窓をあけ、いつもの儀式。これをしないとどうにも、頭が動かない
部屋をぐるりと見回す。本棚とベッドとオーディオ、TV、クッションソファやガラステーブル。部屋の大きさに見合った生活家電が一通り揃っている。
快適だけど、俺には寂しい、つまらない部屋だなあとまだ少しぼんやりした頭で思う。ほとんどが黒で統一されているから暗く見えるのか。それとも何の個性もないからか。両方かもしれない。
わかば荘内では屋上や談話室、もしくは誰かの部屋で過ごす事の方が多い気がする。ここへの来訪者も少ない
102号室にいる間に藤堂がここへ来たとも、ましてや隣の部屋で起きている事など夢にも思わず。当分止みそうにない雨と紫煙を眺める 天露が間違えた煙草の、最後の1本だ]*
(333) 2014/07/01(Tue) 13時半頃
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[話はどこまで進んだか、一段落ついた頃。 震えていた携帯に手を伸ばせば、宇佐美からのメールだった。 普段メールで連絡を取り合うことは珍しい。 あいつもそんなにメールするタイプでもないし オレに至ってはメールどころか、というところだ。
ペタペタとスマホを睨み付けること1分。 今回は大分早く返せた方だ**]
(334) 2014/07/01(Tue) 13時半頃
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…き…って…
…には…い…せないものなんだな…
…
…なんか…
やっと…ちゃんと…れた…がする…
…
…
…おはようさん
…
…だいじようぶ…
…わか…ふとんもありがとう…
…までにはかえすがえす
…
…
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…徳仁、
[諦めきれないと掴んだ手は藤堂からゆっくり離れて、 気が済むまで付き合ってくれるらしい様子の男に こちらの甘えは何処まで赦されるのか。
ぐ、と藤堂へと顔を近付ける。 友達として自然な距離を越えて、 相手の呼吸が聞こえる程の… 裸眼でも藤堂の表情が鮮明に見える、その近くまで。**]
(335) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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なんだ、寝不足か?寝起きか? 二度寝でもしてくるか。
[>>318眠そうな声に重い足取りを見て、相手が今日も大学に行かない前提の質問をして。 いつものように彼の頭を撫でようと手を伸ばす。
遊が一旦自室に入るのを視線が追って。 徹津の頭を撫でながら、意識は部屋に消えた人物へ。
>>326やがてエクレアを理由も言わずに徹津に渡す姿に、だからなんか言えよって、何度目かの思考]
(336) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[視線を向けてたせいか、それとも他に思うところがあったのか]
ぅ、わ
[>>327フードの上から手を置かれ、頭へ軽い重圧がかかる。 思わず驚きの声が零れ、手の下でぎゅっと緊張した。
それでも、じわじわと広がるのは正負で言えば間違いなく正の感情で。 ずっとそうしていたいような、逃げ出したいような時間はほんの数秒。
>>328黒いフードから手を離した後、何気ない調子で徹津の頭を撫でる姿に眉を寄せた]
…あ、のさ。
[背を向け、立ち去ろうとする姿に思わず手を伸ばして。 我儘と質問と訴えと感情と。 言いたいことが多すぎて、言えないことが多すぎて、少しの空白]
(337) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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……俺もエクレア食いたかった。
[結果、一番伝えなくていいことを口走ってしまった]
(338) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[残された後、暫しほけっとして。 先程あったことの情報量の多さに、処理が追い付かず。
ふと、徹津の方を見ると、おもむろにまた頭を撫でた。 額の方を重点的に]
…返せ。
[表情なり言葉なりで疑問を呈されれば、短く言って。 自分でもよくわかってない顔でぐりぐりと撫で回すのを続行する。
それから、そうだ俺は腹が減ってるんだよと思い出し。 ぽんぽんと意味不明なことをしてしまった謝罪の代わりに徹津の頭を最後の一撫でして、談話室に足を向けることとした]
(339) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[予想外に早い返信と、内容に口の端が緩む。夜までに、つまり今すぐでなくていいという事は伝わったようだ。 いくつか誤字はあっても、何となく元気を感じるメール。良かった]
あー腹減ったなあ… 麻央さん達今日バイトあるんかな?
[ほっとしたせいか急に空腹を意識しだして腹をさする。 本人がどう思っているかは分からなが、住人が仕事をしている姿を見るのが好きだった。檀の勤め先にも、バイト先への差し入れを買いに行ったことがある。 店内で会えたことはないけれど。
…そうだ。あの時食べたんだ。チーズケーキ]
(340) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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サミュエルは、…206号室、だ。どうやらまだ寝ぼけているらしい**
2014/07/01(Tue) 15時半頃
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[壬浪商店街に入って一本目の脇道を入ると 昭和の時代から変わらない古い家屋と 最近出来たばかりの 和モダンなデザイナーズマンションが同居する、 ノスタルジィな雰囲気の裏通りに出る。
常連からても爺と呼ばれ親しまれている 白髪の柔和な店主が営む狩生堂古書店は、 そんな新古入り混じる不思議な通りの一角に ひっそりと隠れるように建っていた。]
(341) 2014/07/01(Tue) 16時半頃
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─ 狩生堂 ─
[木枠にガラスを嵌め込んだ古い引き戸を開けると 最初に目に入るのは 男性の腰ほどの高さの木製の台。 てっぺんに赤い座布団が敷いてあって、 その上に、真っ青な目をした白い老猫が 身体を丸めて眠っている。]
──。
[台とほぼ同じ高さのカウンターが 台と隣接するように店内へと伸びていて、 レジの奥に、本を読み耽る店番の青年──遊がいた。]
(342) 2014/07/01(Tue) 16時半頃
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[遊は、店にいる時間のほとんどを カウンターで本を読んで過ごす。
客が入って来た時だけ顔を上げ、 ちらりと客の顔を確認するとまた本に視線を戻す。
いらっしゃいませの一言もない。
──が、 洋書や専門書を多く取り扱う狩生堂の客の多くは 美術系の学生やまだ若いデザイナーであるためか、 その無愛想さが、逆に気を遣わなくてよいと、 評判はそこまで悪くなかった。]
(343) 2014/07/01(Tue) 16時半頃
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――姫奪還作戦――
何も、してない。
[強いて言えば檀さんを呼んできたけれど、それを提案したのも翔平だ。 自分は呼ばれた割に力不足であったと、瑛士を連れることには特に貢献できていないから、謝られても>>331首を振るだけ。 むしろ突然の大声で、軽く眠気が晴れたので、感謝したいのはこちらの方*]
(344) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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――二階廊下――
[眠い、と尋ねられて>>325、緩慢に頷きつつ。]
……平気。大丈夫、寝た、から。
[口は素直ではなかった。けれど、実際二度寝済みなので、そうそう寝てもいられない。 話し中なのに呼ばれた理由を探していたら、自室の扉の前で、待たされる。 隣の部屋だ。遊さんはすぐに行って、戻って。手には冷たいもの>>326。]
(345) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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……、 ありがと。
[お土産の理由は聞かなかった。自分もいくらかそうであるように、遊さんには遊さん独特の理由があると思っている。 買われたお土産を拒否したところでそれがなくなるわけでもないのだし、こちらも何も言わず受け取った。 多くの言葉を必要としない、このやり取りが気安い。 だから、隣で麻央がやきもきしているなんて思わず。]
(346) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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[額に、遊さんの手が触れて。その人はまた部屋に行ってしまった。 エクレアを食べたかったと言う麻央>>338に袋ごと渡そうとしたが、今度があるというのでやめた。これは自分のものだ。 "次回"は遠慮するものでないと、瑛士>>1:457も言っていた。]
(347) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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[麻央に撫でられるのはいつもの事だ。それ自体に何かを思うわけでもないが、むしろこんなに大人しく撫でられることに対して疑問が沸いた。 何かあったろうかと様子伺いしていたのに気づかれたか、返せ、と短く>>339。]
……何を。
[何か借りたり、取ったりした記憶はない。 忘れているとしたらまずいが、そういった風でもなかった。 結局答え知る前に、最後のぽんぽんがあった。]
(348) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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そうだ、麻央。 楽しみにしてる。
[自分の部屋に入る前、麻央の方を振り返って、それだけ言った。 急かさないけれど、忘れない。知りたい、から。 麻央の思う、綺麗なもの>>1:578。]
(349) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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――202――
[部屋に入って鍵をかけて、テーブルに弁当を置いてベッドダイブ。 眠りはしないが、ごろり寝返り打って天井を見上げた。
眠気の理由は、わかっている。疲れが回復しきっていないのもゼロではないが、それ以上に。]
(350) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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[ベッドから起き上がって、買ってきた弁当を食べ始めた。 魚の身の奥の方の、脂と塩気の少ないところを選り分け、食べ終えたらまた庭に置いておくつもりだ。 今日はいいおやつを食べたからもしかしたらいらないかもしれない、と思ったのは、選り分けてしまってからだ。
これを食べたら写真を見せに行こう。 そう思って、エクレアを大口あけてかぶりついた**]
(351) 2014/07/01(Tue) 17時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 17時頃
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− 回想/2階廊下 −
−…そか。ならええねん
[徹津は何もしていないらしい。ということはたまたま出くわしたのだろうか。コンビニ袋が見えたので、買い物帰りかもと言葉通りに受け止める。
いつもならそこで、頭を撫でようと手を伸ばすのに今日はできなかった。 徹津を気遣う余裕が、なかった]**
(352) 2014/07/01(Tue) 17時半頃
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――二階へ――
[眠る宇佐美を背負う檀と、 その先を進み階段を上っていく徹津から 遅れること数歩分の最後尾。
階段に差し掛かった所で一息ついてから、 一段ずつをしっかり踏みしめて上る。
その日常的な運動に苦労していると言うより ちょっとばかり怖いからってのが本音。 上手く受け身も取れないだろう状態で 転がり落ちたら今度こそ死ぬだろうなって。
―…ひやり。
事故以来、二階へ行く機会がとんと減ったのは そんな消極的な理由あって。]
(353) 2014/07/01(Tue) 18時半頃
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[階段のふもとまでは続けていた、 家出とか青春とか猫の話も一旦休題。
古い建物、薄い壁。その向こうに細かい雨音。 進は雨の中で猫と遊んでるんだろうか…と ふと気になったりはしたけれど。
…俺が207号室の前に着く頃には、 眠り姫は目覚めてしまっていた。]
……おはよーさん…今日、二回目な。 いつ寝たか覚えてねぇの…
……ぁー…じゃ、覚えてないのな…
[宇佐美の慌てぶりにちょっと笑って、 あきらかに嘘とわかるような意味深発言。 なんせ、もっともらしい口振りは作っても、 それを吐く唇は完全に笑ってる形だった。]
(354) 2014/07/01(Tue) 18時半頃
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んー……下り、料金割増…?
[さて階下へ戻ろうかって段で。 檀がくれた耳打ちに目を瞬かせる事、三度。
あっさり宇佐美を運んだ檀の背中、 彼が大丈夫だど言うなら大丈夫なんだろうと 信じてしまえる広さを感じて。
檀の背後へ回ると、彼の肩に手をかけ。]
(355) 2014/07/01(Tue) 18時半頃
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[両腕、檀の身体にまわして。
おぶさるために伸し掛かると言うより 背後から抱き竦めるような格好で、しばし停止。]
……なんて そこまでは甘えらんねぇの。 さすがの俺も。
[後ろから顔を寄せる檀の耳裏へと 冗談めかした笑いと一緒に吐息をかけ、 抱いていた腕を解いた。**]
(356) 2014/07/01(Tue) 18時半頃
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…覚えてないて…何を!?
えっ、なんなん? 俺なんかしたん? あとはドライヤーだけやったやんな? ……ちょお、何笑うてんの翔平さんー!
[つい先ほど大声を出してしまった、と思ったことも忘れてまた声を上げてしまった。なんだっけ、ニセ海老?…違うそれは夢の話だ。でか翔平ケーキ? と続ける俺を翔平さんは楽しそうに笑って見ている]
(357) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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─早朝 談話室>>171>>172>>173─
[甘い物にはストレスを和らげる効果があるらしい。]
……そうか。
[ゲイ──だと告白する信也に、フランクはそれ以上何も言わず、頷いてその手がゼリーを掬い、口に運ぶのを見た。 どんな辛い告白でも、甘い物でも食べながらの『ついで』なら、少しは気分が落ち着くだろうと考えた。]
────……五年は長いな。
[気付かなくて悪かった。 そうと口にはしないが、長年の気付いてやれなかった鈍感を後悔するように、フランクは数秒目を閉じた。]
(358) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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[>>174平気の意味も、理由も、追求はしない。 どんな理由であろうとも、五年間隠し通した秘密を打ち明けてくれる勇気を評価し、尊重したかった。]
……おう。 俺は今までも、これからも、変わらない。 いつも通りここに居て、いつも通り、お前らが暴れて建物ぶっ壊さねーように見てるから。
[お前も、無理して変わる必要はないんだ。]
……────、 来月でも再来月でも 好きなだけ居て好きな時に出てけばいい。
何だよ家族って。俺は管理人で、住んでる奴らを管理するのが仕事だ。そういう──色恋とかは、住人同士の問題だろうが。
[家族だと、思っている。『彼女』と出会い、いつからか、そんな風に思うようになっていた。 今は、まるで、そんな情はないと突き放すように言って、窓から──窓の外のハーブから──目を逸らした。]
(359) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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──おい
[>>176頭をさげて、今にも談話室を出て行こうとする信也に、今度は窓の外に視線を移したフランクの声が掛かる。]
ゲイって、俺はあんまり詳しくないけど──ただ、女より男が好きってだけだろ。別に──それがどうしたって話だよ。
男が女を好きになって振られるのと、男が男を好きになって振られるのと、何の違いがある。 まぁ……両思いになるのは、女を好きになるよりはちっと、ハードル高いかもしれねーけどな……。
例えば、俺は……。俺はもう、ずっと昔に、大事な奴を見つけちまって、そいつ以上に誰かを好きになる事は、このアパートがある内は絶対にない。ないし、俺がここを管理してる内は、ここは絶対なくならない。 だから、もし、お前が女でも、俺がお前に応えてやれる事は何もなかったし、そいつに会う前にお前に会ってたら、俺はお前に惚れてたかもしれねーよ。
つまり…………、んー……、……あーもう
[口数の少ない、今でも決して社交的とは言い難いこの男は、引き止めた信也を立たせたまま言葉を探し探しそこまで言って、面倒になったのか、頭をがしがし掻いて大きな溜息をついた。]
(360) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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いいか、ここはアイドルの寄宿舎じゃねえぞ。 恋愛禁止なんて謳っちゃいねえ。
出てくも残るもお前の自由だ。 何が大事か自分で考えて、お前の一番納得出来る形で決着つけろ。
以上!
(361) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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[一方的に言い切ると、やっと満足したように背凭れへ寄り掛かり、腕組みをして出て行く信也を見送った。
信也の姿が見えなくなると、もう一度頭をがしがしやって、両膝を手のひらでバンと叩くと、烟草を吸いにウッドデッキへ出て行った。**]
(362) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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[涙をこぼす相手を見るのが痛い。 今までの放置を考えればそれぐらい粛々と受け入れろと言うものだが。 どこか痛むような、それを見せないように、真面目な顔で徹をみつめて] そっか……
[吹っ切るきっかけにはなっただろうかと、涙を止まるまで傍にいるつもりで。 大丈夫だというのにはゆく首を振った。 泣き笑いのようになっている徹に、小さく笑みを返し]
(363) 2014/07/01(Tue) 19時頃
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…うん…
…なんだ…
…
…まれれば…づけを…むことはない…
…を…る…は…までと…わらぬもので…づけ…つで…わりそうもない…
…いつ…れあってもおかしくない…そんな…で…かに…って…
…くそ…しそうだな…
…が…されたのがそんなに…しいか…
…おう…めてだよ…されんのなんて…
…めてが…か…って…だから…うなよ…
…
おう…
…が…したって…はお…を…
…を…れない…
…だからもうちょっと…ってろ…
…がそっちに…くまで…だろうが…そこで…をずっと…ててくれよ…
…しないよ…
…むようにさせてくれるようだったから…
…の…い…が…までにない…い…で…を…えて…
いつも…しでしかわからない…の…を…
…なかったこと…にしてからは
あまり…い…つめないようにしていた…を…
じっくりと…が…むまで…で…つめ…
…
…はさ…
…としても…
お…のこと…とても…に…ってるよ…
…
だから…
…だよ…
…
…ありがとう…
…
…ん…
…めた…
…るね…
…もう…だよ…
…
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――一階へ――
[退屈な外にもう出る気はないから、バッグから財布も出してしまって、空いた隙間にカードケースを放り込む。 一階と二階、どちらから行くか迷って、先に一階から回ることにした。 普段なら上の用事を先に済ませるのだけど、今日は手元に解して選り分けた鯖を持ってしまったので。]
(364) 2014/07/01(Tue) 20時頃
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[ただ、足取りは一回206前で止まった。 訪ねるつもりでいるので、様子をうかがうように。 いつもなら聞こうとしない生活音を耳で探そうとして――見つけ切れなくて、やっぱり一階へ降りてしまった。 もしかしたら、下に居るかもしれないとも、思って。]
(365) 2014/07/01(Tue) 20時半頃
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――庭へ――
[途中一階で誰かとすれ違っても、足を止めることはなく。 小雨降り続く中、玄関を通って庭に出る。ちらりと談話室に視線は向けるが、向けただけ。 傘を持たないできてしまったが、気にしない。 進はまだいたろうか、慣れた相手には進んで甘えてくるが、慣れない相手には顔も見せない気まぐれ猫だから、もういないか。]
ビス、
[小さく呼びかける。 片手にはいつも餌皿に使う缶詰の空缶、with焼魚。]
(366) 2014/07/01(Tue) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 20時半頃
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[>>349主語のない言葉に、ちょっと首を傾いでから。 思い当り、ああと頷いて親指を立てておいた。
しかし、綺麗なものってなんだろう。というか、なにをあいつは気に入るだろう。 あいつも芸術家気質だからなあ。
小首を傾ぎつつ、談話室へ足を運ぶ。 芸がまだいれば、軽く挨拶をしてから冷蔵庫を開けて。 昨日のシュークリームとチーズとハムをそのまま食べながら、今日の予定を考える]
(367) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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…こちらこそ…だ…
…よろしくな…
…
…ありがとう…な…
…じられた…に…つぶやきを…して…
…から…て…った
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― 2階廊下 ―
[廊下に出たときには來夏はすでに下へと降りた様子で。
207号室の扉の音は聞こえていたから、瑛士はそこにいるだろうかと視線を向ける。
いままで"なかったこと"にしていたことは解決したけれど。 瑛士との"なかったこと"は、まだ時間がかかりそうだと思う。
それでも、一度口にしたのだからなんでもない振りをするつもりで]
……忘れ物、届けてやるか。
[すぐ隣の扉の前へと、移動した]
(368) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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― 現在/自室 ―
[しっかり身体を温めてから、髪も念入りに乾かした。間中や天露にああ言った以上、俺が風邪を引くわけにはいかない。 届いたばかりのTシャツにスキニー、念のためにギンガムチェックの長袖シャツを羽織って。再びコーヒーと煙草を摂りながらタブレットで通販手続きをして、ついでに"泣いて腫れた目の対処法"を検索]
…なるほど、冷やしてあっためる、と 途中で擦っちゃあかんのかー
[もしかしたらこの先また、泣く事が増えるかもしれない。 その時うまく隠せるように勉強しておこう]
っと、そうだ。兄貴にメールせな
[早速氷水で冷やしたタオルを目元に充てて、そのままメーラーを起動する]
(369) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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…だよ
…
…しぶり…にしてる…いた…
…ありがと…ぴったりやったで
…ごめんな
こっちで…きな…ができた…ながら…だよ
ばれないうちは…にしておこうかと…った
でももう…んなった…はただ…を…きになっただけや
それってそんなにあかん…なの…
…さんは…さんと…うし…ももう…やよ
この…に…れなくてもいい
…りも…らない…もいらんて…さんちに…えて
もうなかったことにして…れたから…も…いらんよって
…なら…った…は…すからって…
…まで…り…には…かけないように…をつけるしええ…で…るから
どうかこの…いは…して…して…お…いします
…ごめんな…ばっか…うて
…もでけへん…ええ…にもなれへんで
…ごめん
…
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─早朝 ウッドデッキ─
[>>199雨音を聞きながらハーブの繁みを見詰め、烟草を吸って心を落ち着ける為に庭に出たら、わざわざ玄関から回って来たらしい薫が、隅でこそこそ何かをやっていた。]
(もしかしてさっきの聞いてたか……?)
[談話室を通らずに、わざわざ玄関から回るのは珍しく、聞かれたかもしれないと思うも、聞いたのが薫であれば誰かに言いふらしたりもすまいと、心配するのをやめる。]
(それにしても何やってんだあいつは……)
[でかい男がちっちゃくなっている姿は、遠くから見ると正直面白い。 フランクには絶対に懐かないふてぶてしい面構えの三毛猫を手懐けようとしているとは、この段階では思いもしない。]
(370) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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[入居してから、今まで、一番変わっていないのが薫であるように思う。 入ってすぐ、見た目に反して作る菓子は甘く、見た目も繊細で可愛らしいというギャップに驚いたが、それでも、他の住人の誰より落ち着きがあって、裏表のない誠実な男だという印象に変化はない。
三十路も曲がり角を過ぎて、女っ気一つない事が気掛かりの種だったが、もうそろそろ、薫にも気になる女の一人や二人いるだろうと、勝手な想像を巡らせて煙を吐き出した。]
(371) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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(進もある意味変わらんな……)
[二階のベランダから降って来た大声に顔を上げて、上からでは見えにくいウッドデッキの屋根の下で小さく溜息をつく。 引き篭もりのゲームオタク。 入居当時から、あいつはああだった。]
(でもやっぱ、あいつも変わったな──)
[ココ数日、外に出る頻度が増えた。──とか、そういう事じゃなくて。初めて会った時の進は、ちょっと、他の人間とは次元が違う所──主に二次元的な意味で──から、遠巻きにこっちを見ているような、謎の距離感を感じていたから。]
(372) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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[それが昨日は、肉を焼いたり、酒の輪に加わったり──率先して、人と関わろうとしていたように見えたし、何より、花火を振り回して、翔平と顔突き合わせて笑い合ってる様子は、歳相応の、いや──歳以上に子供っぽくて、今まで抑えていたエネルギーが一気に表に湧きだして来たようにも見えた。]
(進はこれからどんどん良くなるな。世の中の全部が全部気に入らなくて、誰も信じられないって顔してた徹が、今じゃ誰よりまるくなったみたいに。 そのうち進も、誰かの心を救ってやったりすんのかね──)
(373) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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[>>237座りっぱなしの薫の元に、來夏が近づいて行って、何か話し掛けている。 気になって見ていたら、どこに潜んでいたのか、斑の毛並みの猫が繁みから姿を現した。 離れた所からでも、ふてぶてしい顔つきと太めの身体つきで、近くの墓に住み着いて時々わかば荘の住人に餌をたかっている猫だという事がわかる。
猫が來夏の膝から肩へ、当たり前のように飛び乗るのを見て、フランクはぽかんと目を丸くし、うっかり烟草の灰をウッドデッキに落としてしまった。]
(なんだよ猫……。どういう基準だよ……。昔は女にしか懐かない現金な奴だと思ってたが……。ついにお前も男に宗旨変えしたか?)
(374) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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(來夏は猫に好かれるのか。根が素直──なのかな。いや、それじゃ薫が好かれない理由がねえか。んー……?)
[來夏が猫を抱いていた時間は短いが、ぐにゃぐにゃした身体の動物を当たり前に抱き上げて移動して行く姿は、なんだか頼もしい。
三年前、それまでの人生を、良い事も悪い事も含めて全部吐き出して、一緒に溜まっていた感情まで吐き出すようにわんわん泣いていた來夏とは別人のようだ。]
(そういやあん時、俺は話をただ聞いて、頷いてただけだが──、まぁ、話を聞くだけで人は楽になるって言うしな。俺が直接何かして変わった──ってのは、今いる中じゃ、來夏だけかもしんねぇな……。)
[だからか、フランクは、來夏が慕ってくれるからという以上に、來夏の事を気に掛けている。]
(まだまだ、あいつも堅さが取りきれてねーが、それも少しずつ、変わって来てる。)
(375) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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[フランクの視線が、ハーブの繁みを向く。]
(俺もお前も幸せもんだな? 親兄弟より近くで、こんなキラキラした奴らの成長を見る事が出来るんだからさ──)
(376) 2014/07/01(Tue) 21時頃
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フランクは、旨そうに烟草を吸い終えると、ひっそりと管理人室に引っ込んだ。
2014/07/01(Tue) 21時半頃
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[今は昼休みの時間だけど、仕事中はメールを見ない人だから返信があるとしたら夜だろうか]
…言ってもーたわ……
[さっそくじわりと目元が緩んで、慌ててタオルで押さえた。早まったかな、とも思う。でも言いたかった 誰かに。大事な人に、本人に言えないのなら、せめて]
(377) 2014/07/01(Tue) 21時半頃
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― 207号室前 ―
[扉の前で少しばかり立ち止まったまま。
それからゆっくりとノックする。 何時ものように3回]
瑛士、いるか?
[声をかけて、扉が開くのを待った。
ポケットから、瑛士が忘れていった煙草を取り出し。 扉が開けば変わらぬ笑顔を見せて]
昨日の忘れ物だ、ほら。
(378) 2014/07/01(Tue) 21時半頃
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はっ!? …お、おるけどちょお待って!
[ものすごいタイミングで徳仁の声が聞こえて、今日何度目かの大声をあげてしまった 心臓に悪すぎる。 昨日が珍しい日なら今日はびっくりデーか
慌てて鏡で目元をチェックした。だいぶ時間もたったし、大丈夫だろうと確認してから扉を開ける]
お、おはようさん…ああ、わざわざ 持ってきてくれたん、だ?ありがとう
[差し出されたのは、部屋に置き忘れてきた煙草だった。出かけるついでに行くつもりだったのに
差し出された箱を、慎重に受け取った うっかり指が徳仁に、触れないように]
(379) 2014/07/01(Tue) 21時半頃
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[中から聞こえてきた大声に、驚いたように瞬く。 タイミングが悪かっただろうかと首をひねって。
なにやらどたばた感が伝わってくるが、気にしてもしかたない]
おはよう、っていうにはもう昼だけどなー。 ああ、これは屋上に行くついでだし。
どういたしまして。
[出迎えた瑛士の目元がいつもと違う気もしたが、 それは口に出すことはなく。
触らないようにと気をつけている様子に、瑛士の髪へと伸ばしかけた手は下がって]
(380) 2014/07/01(Tue) 21時半頃
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…せ、せやね。俺もこれから昼飯食いに出よう 思うてて…
屋上?これから行くん?
[確か外はまだ雨が降っている。 こんな天気の時に何のようだろう?と首を傾げる
いつも通りに見える徳仁に負けないように、"いつも通り"の顔を作ろうとすればするほど、緊張でぎこちない風になってしまう気がする "顔が赤くならない方法"は、まだ検索していなかった]
(381) 2014/07/01(Tue) 21時半頃
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[いつもどおりを心がけてはいるが天気のことがすっぽ抜ける程度には何時も通りではないらしい。 首をかしげる様子に、そういえば雨が降っていたかと思い]
……雨をながめにいこうかと。
[苦しいいいわけを、気紛れだと言い張るようにごくごく普通の口調で答えた。 緊張している様子は、やはり昨日の今日だから、そう簡単に"なかったこと"にはならないかと思い]
外に食べにいくのか、雨だし気をつけて行けよ。
[ぽん、と肩をたたいて、それじゃ、と離れようとする。 いつもどおりと思えば余計ぎこちなくなりそうで、 それだと瑛士に負担をかけそうだと思い。
いっそ雨にぬれて頭を冷やすか、と思う。 徹のように振舞うにはまだまだらしい]
(382) 2014/07/01(Tue) 22時頃
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…はあ…そっか……
[それなら部屋からでも談話室からでも見られると思うのだけど。絵の仕事の参考にでもするのだろうか。 その割に傘を持っていないのに気づいて]
…待って!これ、使うて。俺のはちゃんとあるから 今日冷えるし、徳仁さんこそ気つけてや
[ぽんと肩を叩かれても、震えはしなかった。むしろ元気が湧いた気がして、玄関先の傘を差し出す 今、徳仁に風邪を引かれたら困る。天露を看病した時よりずっとテンパってしまいそうだ]
(383) 2014/07/01(Tue) 22時頃
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─ 狩生堂 ─
──… ──… ──…
──…?
──…あ、 いらっしゃいませ。 買い取り希望ですか?
[雨のせいか、曜日のせいか、 店を訪れる人の数はいつも以上に少ない。
夕方近くになって、 一人の女性客が段ボール一箱分の写真集を抱え 細腕をぷるぷるさせながら無言でレジ前に立っていた。]
(384) 2014/07/01(Tue) 22時頃
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[遊がこの日
いらっしゃいませ、と ありがとうございました、を
口にしたのはこれが三度目で 同時にこれが最後となった──かもしれない。]
(385) 2014/07/01(Tue) 22時頃
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[屋上へ行くとか、ただの口実で実際に行くつもりはなかっただとか。 心配して傘を貸してくれる瑛士に言えるわけもなく]
あー、いくら他にあるっていっても。 返したものを受け取ったりする手間がな。
[髪をかいて悩む。 心配してくれているのはわかるからむげに断るのも難しく。
次の口実にもなりそうだとか、そんなことも脳裏によぎって]
ま、せっかく瑛士が心配してくれてるわけだし。 ありがたく借りとくか。
[差し出された傘を受け取る。 煙草のときと同じように、その手が触れ合うことはなく]
瑛士こそ、外行くなら、風邪引かないようにな。
(386) 2014/07/01(Tue) 22時頃
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|
[差し出した傘を、素直に受け取ってもらえてほっとした。当然口実だなんて気づくはずもなく。もし濡れた時のためにタオルまで渡そうかと考えて …さすがにそれは止めておいた]
そのまま屋上に置いててもええよ 止んだらこっちで回収するし
(俺は雨の中でも普通に傘差して屋上行くし)
[最後の一言はまだ内緒なことなので飲み込んで。これが次に会う口実になるなんてことまで考えが及ばず、ちょうどええわ、くらいに返した
風邪ひかないように、の言葉には笑顔で応えて]
い、…や、なんでもない すぐには帰らんから、もし何か買うてきて 欲しいもんがあったらメールして
[言いかけた言葉を飲み込んで、ほな、と手を振った]
(387) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 22時半頃
|
さすがに放置するのはな。 まあ、ありがたく借りとく。
[屋上放置には肩をすくめるだけでどうするとは応えず。 ありがとうと笑みを向けて]
ああ……じゃあ何か思いついたらメールするわ。
[何か言いかけた様子にじっと視線を向けるものの。 続いた言葉に了解と頷き。
借りた傘を持った手を軽く挙げて屋上へと向かう]
(388) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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―→談話室――
[二階廊下での時間を過ごした後は、 自分の足でまた階段踏みしめゆっくりと階下へ。
自室へ戻ろうかとも思ったが、 雨の庭を眺めながら唐揚げ食べようかと。 しばし部屋に置き去った 勇者・徹津が与えてくれた唐揚げを取ってから談話室へ。
昼過ぎ、まだまだ晴れる気配のない雨空。
窓外眺めつつ入った談話室には誰か居ただろうか。]
(389) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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誰や、って俺だ。
[背中で魘されていたのか、寝惚けていたのか。 誰だと言われ>>330、真面目に答えるとどうやら目が覚めたらしい。 背中で慌てている宇佐美に待て待てと声を掛け。]
今降ろすから騒ぐな騒ぐな。 寝てないのか?
[風呂上りも待てない位疲れていたのだろうか。 心当たりの無い自分には寝不足だとは判っても、 原因までは判らない。]
(390) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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|
[此方はまだ出かける準備ができていなかったので、徳仁が実際に屋上に向かうかどうかは確認せずに扉を閉める]
…あ、あんなんで大丈夫やったかな…
[心臓はばくばくするし、緊張もしたけど。顔が見られて、いつも通りとまではいかないまでもちゃんと話せて良かった。
元から好意はあったんだから、ベタベタしすぎたり甘えすぎなければばれないかもしれない、なんて前向きに考えて
それから、支度を整えて部屋を出た 屋上の方はあえて見ないようにした
観たら、自分も行きたくなってしまうから]
(391) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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おはようございます。
[律儀に朝の挨拶をする宇佐美に、軽く頭を下げて 顔色を窺いながら]
まだ早いからもう少し寝ておけ。 それより先に着替えといた方が良い。 悪いな、傘も挿さずに外にいたから俺濡れてた。
[本降りでは無いが、シャツや髪を湿らせる位は冷たくて 宇佐美に風邪を引かせてしまうかもと少し焦る。]
この距離でしんどいわけ無いだろう? どっちかと言うとお前の方がしんどそうだ。
[そう見えても向こうが理由を言うまでは こちらから深入りする事は無い。]
(392) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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……おやすみ。
[徹津や日向に謝る様子>>331や日向との会話>>354>>357を じっと聞きながら、一通り終わるとある意味場違いな言葉を 口にして階段へと脚を向けた。]
(393) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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……うーん?
[財布を見てみて、唸る。 さて、いつの間にこんなに中身が減ったのだろう。衝動買いや買い食いが多い性分なので何に使ったのかもわからない。正直掏られても気が付かなと思う。 これじゃあ徹津に約束した綺麗なものが、いや待てよ、あれならいけるかなと考えていた時
>>389から揚げの匂いがした]
うまそうな匂いする。
[入ってきた日向に、ゆるく手を挙げて挨拶]
(394) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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― 回想/2階廊下 ―
や、寝てない言うか…今寝たっていうか もうばっちり目ぇ覚めたんで。大丈夫すよ これから風呂入るつもりやったし つか薫さんこそ気いつけてくださいよー ぶっ倒れても俺らじゃ運べへんで
[もともと日向の風呂の介助の際に多少水が撥ねたり寝汗をかいていたので、檀からの被害がいかほどかは解らず]
…しんどく、なんてないすよ 俺はいつも通り、元気っす。ちょお寝ぼけたけど あざっす…ええと、おやすみさん
[最後の言葉にだけ、少しぎくしゃくしたかもしれないが、深入りしようとせず心配の目だけ向けてくれる檀に感謝した おやすみの挨拶は、檀がこれから眠るのだろうと解釈して。丁寧な人だなあという感想で]
(395) 2014/07/01(Tue) 22時半頃
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― 屋上 ―
[身から出たさびというかなんというか。 雨の屋上へと足を踏み入れる。
借りた傘を差して、瑛士に返したのとは違う、自分の煙草を取り出して火をつける。
フェンスがぬれているのも気にせずに寄りかかって、深く煙を吸い込んだ]
[ひとつ決着をつけて、いままでよりよくなりそうな徹との関係にはほっとしたけれど。
どうにも瑛士が緊張している様子に、やはり余計なことをするもんじゃなかったな、とため息をこぼす。 いつもどおりにしようとしているのは見えているから、好きな人がいるといっているのに時間を使わせるのもな、と思う]
――
[雨に打たれて消えていく煙を眺めて]
(396) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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まず料金を決めないといけないな。
[学生の様な会話を聞いた後、負けじと口にはしてみたものの どうにも硬いと苦笑しつつ、肩に手を掛けられると>>355 乗るか?と腰を屈もうとしていつまでも背に乗らない様子に こちらも動きを止めた。]
(397) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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―自室― [ぽたり、と畳に水滴が落ちる。ぽたり、とまた。 藤堂が部屋を出ていった後、 いつもより長めのシャワーを終えて。 肩にタオルをひっかける程度で髪もろくに拭かないまま ベランダ側の窓を開けて紫煙を外へと吐きだしていた。
部屋ではできるだけ煙草を吸わないようにしている。 吸う本数が増えないようにする為なのだが、 今はわざわざ外へと吸いに行く気分にもなれなかった。]
(398) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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― わかば荘→『small world』 ―
[談話室にまだ日向や草芽はいただろうか。いたら簡単な挨拶と、これからバイト先に向かう旨を告げて玄関を出る。
途中、何度か屋上を振り返ったが傘をさす徳仁の姿は見えただろうか]
…んー。海老アボカドサンドとコーヒーで
[ほぼ8割定番の注文をして、喫煙席に向かう 残りの2割は草芽や道菅が接客をしていた時限定の 『いつものやつ』
迷惑な客は百も承知だ。毎回何が出ても笑顔で消化している。 残念ながら今はシフト外なのか偶然か、2人の姿はこちらから見えず、店内をぼんやり眺めながらも黙々と食事を済ませて一服して立ち上がる 次は間中のバイト先へ]
(399) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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|
[肉を食べ終えて、そのままテーブルに肘をついて、 雨の降る庭に視線を移すと、 間中が雨の中を楽しそうにしていた姿を思い出す。
そういえば、修行で頭がいっぱいで、 雨の中が楽しいだとか、 そういう感情を探し忘れていた。
ためにし今、庭に出ててみようかなんて、 ぼんやりと考えているところに >>367 草芽が姿を見せた。
シュークリームとチーズとハム。 チーズとハムはともかく、 シュークリームの組み合わせは口にあうんだろうか。]
(400) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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|
病人と怪我人の特権だぞ。甘えられるのは。
[暫しの時間の後、離れる日向>>356に返す言葉は 一般的なもの。 そして、もう一言。]
それでこそ男だな。
[そこまで甘えてはいられない、男らしい発言だと頷いて 離れる彼を見送った。]
(401) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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ドナルドは、サミュエルが、坂道を下りていくのみている。
2014/07/01(Tue) 23時頃
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…昨日干しとけばよかったんだよなあ…、 失敗したな…。
[止まない雨に溜息を零しながらこれからの予定を考える。 メールチェックをして檀からの依頼のに対しての 会社からの返答があるかを確認して、仕事して。 夕飯は談話室で食べることにするとして一服して それが終わったら……仕事。 趣味は仕事、と言えてしまう性質は昔からだけれども 流石に引き籠りが過ぎるかと平井の言葉も思い出して己を省みる。]
…なんか、趣味見つけるかな。 趣味…趣味…、…って、なんだ…? …料理とか…? あ、翔平くんのケーキ…まだ残ってるかな…。
[バーベキューの時に食べそびれた日向のケーキを思い出す。 食べる人食べる人、美味しい時とも不味い時とも異なる 特殊な表情を浮かべていたのはなんだったのだろう。 夕飯時には冷蔵庫の中を覗こう、と思う。]
(402) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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― 談話室 ―
お、攻太やん。お帰り 冷蔵庫のやつ残さず食うた?
[日向や草芽の他に、何だかすごく久しぶりに見る顔があってよ、と手を上げる。貴重な同年代で同期だ
もし食べきれなかったのなら、悪くなる前に今夜自分が消化しようかと思って(ただし海老だけ)一応声をかける]
(403) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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[女性客が訪れる前の、平和──もとい、暇な店内。
遊がいる間、ても爺はあまり姿を見せない。 白猫のみぃも、遊に懐いている。 今は餌のカリカリを食べ終えて睡眠中だ。
邪魔する者のいない店内で、遊の読書は捗っている。]
(404) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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[>>394 財布を見ながら一人で唸る姿に、 声をかけようかと、口を開き、]
金、ねぇ―――
[―――の?
と続けるつもりが、 うまそうな匂いに遮られ、]
あ、うまそう。
[>>389 そのまま肉に気を取られた。 今しがた、食べたばかりであるというのに。
続いて顔を見せた日向にも、手を振った。]
(405) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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─ 狩生堂 ─
まいど。そこのお兄さん イラスト関係の本てどの辺?
[普通の本屋の方が最近のものが見つかるかもしれないが、単純に絵についても知りたくなって今日の探索先を間中の勤め先に決めた
何やら読書中のようなので、返事は期待していない こんなんで万引きとか大丈夫なのかな、とは思うがそれは俺の心配することじゃないし]
(406) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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サミュエルは、ジャニスが無視したらお兄さんを游さんに言い換えてもう一度繰り返し
2014/07/01(Tue) 23時頃
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─ 狩生堂 ─
…── …── …──
…──あ、
…──宇佐美
[まいど──から四拍ほど遅れて 遊は顔を上げた。
夢から引き戻されたような顔で、意外な客の顔を見る。]
(407) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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ジャニスは、サミュエルの顔を、凝っと見て──
2014/07/01(Tue) 23時頃
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――庭――
[雨が髪と背中を濡らしていく。 冷たくて気持ちいい、と同時に、あまり濡れてはならないな、と思い直して、小さくため息をついた。 談話室に、いつの間にか人影が増えている。]
……桃地さん、
[さっきはいた人影は、もうない。 管理人室だろうか。追うような用事もないのだけれど、少し寂しさを覚えた。]
(408) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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[日向が戻った後は自分も出勤の準備の為に まずは風呂でもと、部屋に戻り掛けたところではたと気が付き またも傘を差さずに愛らしいビスケットの元へと向かう。]
進、まだビスケットはいるか!?
[駆け出しそうになったが、徹津の忠告を思い出し、 堪えて抜き足差し足で進と三毛猫の様子を窺う。
出勤前の暫しの時間未知との遭遇を味わっていた。]
(409) 2014/07/01(Tue) 23時頃
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…お忙しいとこすんません
[どう考えてもこの態度の店員に対する客の言葉じゃないけれど。間中の集中を邪魔してしまったことや、返事があったことの方にこちらも困惑してしまう
どこ、と教えてもらえば素直にそのコーナーへ。答えてもらえなければ適当に、目についたタイトルをかたっぱしから手に取ろうかと]
(410) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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あ、肉、もしかして瑛士が?
[>>403 冷蔵庫のやつ、とはきっと肉のことだろう。 こんもりと盛られていた肉。]
今、全部食った! 超うまかった。さんきゅ!!
[年上ばかりの、わかば荘で唯一の同学年。 基本的に年上は「さん」づけで呼ぶため、 気軽に名前を呼べる宇佐美はありがたい存在だった。]
(411) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 23時半頃
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まさか残しておいて貰えると思ってなくてさ まじ嬉しかった。
[宇佐美にはそんなつもりはないだろうが、 サプライズされたような心地で。 今度宇佐美には何かお礼を買おう、と思いついたところで 中国(?)土産の招き猫型パンダがあることを思い出した。
後で持って行ってやろう。 迷惑だろうとか、そういうことは考えていない。 これっぽっちも。]
(412) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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[遊が読んでいたのは 病沢エリの著書──人間不全。
その昔、作者がわかば荘に住んでいたことを 遊は知らない。]
イラストなら──
[かなり後半の頁に栞を挟み 立ち上がって店の左奥の棚を指指した。]
そこ。
[ただ、そことは別に、 最近のイラストレーターが参加している 雑誌のバックナンバーを扱ったコーナーが 今教えた場所から三つ隣の棚にある。]
(413) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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― 回想/談話室 ―
…そっかー全部食ったか。 [そういえば昨日、まだBBQの最中に芸は帰ってきた。じゃあ皆との食事も、もしかしたら花火も楽しめたかもしれない]
フランクさんから皆へのご馳走なんやし当然やろ また今度俺とも飲もうなー
[…ということは、海老は入れなくても良かったかもしれない。ざんね…いや良かった。喜んでもらえて 本当に良かった。
じゃあまた、大学でと笑顔で言い残して手を振る]
(414) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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[藤堂のイラストを探しに来たと知らない遊は 一般的なイラスト教本のある棚を教えたが、 宇佐美が気紛れに他の棚にも目を向ければ 平置きされ並べられた雑誌の表紙のひとつに 藤堂のイラストが用いられているのを 見つけることが出来るかもしれない。]
(415) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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─ 狩生堂 ─
お、ありがとさん
[そこ、と言われた棚に素直に向かう。一口にイラスト、と言っても画集からマニュアル本まで色々あって…これはけっこう長い闘いになるかもしれない]
(416) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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プリンは、今日の方が良いか? それとも他の日が良いか?
[進の傍に寄るとこれまた小声で報酬>>274の受け渡しの 予定を尋ねる。 昨日は騒いで色々食べたから もう少し後が良いと言う事もあるだろう。 リクエストはプリンなら何でも良い様だが、 店の品揃えを挙げながら、より細かい注文の確認を聞きつつ 目は猫から離れなかった。]
(417) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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檀さん、
[体格に似合わない忍び足でこちらに向かい来る>>409のに、ビスケットは愛されているなと思った。 きっと近いうちに、檀さんも好かれると思う。]
ん……どう、だろ。食べたあとはあるから、いた、とは思うんだけど。 ちょっと見つからない。
[いないものは見つけられない。食事を終えて散歩に出かけたのかもしれないし、それほど深追いする気はなかったけれど、いないのは少し残念だった。 進が居ればどうしたか聞けただろうか。]
(418) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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せっかくなので…はじめてのお…かき…な…を…に…って…ぱらぱらとめくってみたもののこれじゃない…で…すぐに…に…した
…に…が…を…きたいわけじゃない…
ただもう…し…この…に…しくなったら…の…を…た…に…もっとうまい…ができるようになれないかと
…も…じないわけではないのだ
…ているとふわ…と…ちがあったかくなったり…はっとしたり…
どの…についても…のような…じゃなくて…どいから…が…ちる…くらいの…かな…があって…
ただそれを…どう…にすれば…わるのかが…らなくて…き…というごく…な…で…わってしまう
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[>>414 「そっかー」という言葉に、 微量に残念臭が混じっているような気もしないでもないが、勘違いだろう。きっと。]
そういえば全然飲まなかったわ…。 今度、飲もうぜ!飲もうぜ!
[今、気がついた。 酒、飲んで、ない。 肉と花火に夢中すぎた。 軽〜くショック。
宇佐美を見送りながら、招き猫型パンダにプラスして、酒、という文字を心に刻んだ。]
(419) 2014/07/01(Tue) 23時半頃
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[びっくりするほどない>>405の意味で、こっくり頷いて。 >>399簡単な挨拶をする宇佐美へ、ひらと手を振る]
あ。もしいまsmall world行っても俺は明日シフトだからいないぞー。
[なんて、いつもバイト先に来てくれている常連さんが出かける様子に、人懐っこく声をかけて。 ハムを火を通さないまま、もぐもぐしておく。
シュークリームとハムとチーズ。食い合わせは正直微妙だが、ぶっちゃけ摘まめれば何でもいい]
お、また飲むの? 俺も混ぜろよー。
[>>419酒の話をしている二人へ、軽く反応を返す。 酒癖は大変悪い方であるし、強くもないのだが飲むのは好きだ。 だが、付き合わされる方は気の毒だ]
(420) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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[庭の方から声がして、ベランダから見下ろしてみると 住人の何人かが固まって何かをしているよう。]
……なんだろ?
[先程、寝ぼけている時も庭に人がいたような気がする。 手入れに適した天気ではないし何かを見つけてもしたのだろうか。 道菅のように上から呼びかける積極性はなく、 けれどど住人達の仲のいい様子は微笑ましいので 煙草が吸い終わるまで、ぼんやりと庭の景色を眺めていた。]
(421) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 00時頃
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宇佐美、絵でも始めるの?
[奥へ向かう宇佐美を 物珍しげに遊の視線が追う。
そうなら── 南方にでも教われば、上達が早そうだ。
藤堂の仕事も小耳に挟んだことはあるが、 教えるなら南方の方が慣れているだろう。
静かな店内のこと。 張り上げずとも声は届くか。]
(422) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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[『簡単に稼げる!ワンポイントイラスト講座』という本を取ってから、先ほど談話室で交わした草芽との会話を思い出す。
バイトは明日、という言葉に、じゃあ明日も行くかもと返して。飲もうという言葉にも勿論、と軽い返事をしたけれど
実家からの仕送りは、今後期待できない。悟―元恋人から、大学を卒業するまでに定期的に届くと約束されている分不相応な金には一切手をつけていないが、こちらも有って無いような金だ
金銭感覚はそこそこだけど、これから一生独りで生きていくことを考えたら、今のうちからちゃんと貯金をしておかないといけない]
……
[今更自分が絵で食っていけるようになるわけもなし。 まったく無用の本を再び本棚に戻す]
(423) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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― 屋上 ―
[傘にあたる雨音を聞きながら。 雨にけぶる町並みを眺めている。
絵の仕事で食べて往けるようになる前は、あの町並みの中でバイトをしていたなと思い返す。 イラストの描き方、といったような趣旨の本に数人の絵師と一緒に載ったりだとかして。 それからだんだんと依頼がくるようになり。
季刊誌の表紙をかざることもある。 基本的なのは風景画だったり、花などの絵だったり。
たまに、ラノベと呼ばれる本の挿絵も描いている。 小説の挿絵の場合はまた少し筆が違っていて。
いまこうやってぼんやりしてられるのはここ最近で一番大きな仕事。 絵本が売り出されたからだ。
絵本作家が文しかかけないからと、絵をたのまれて。 それが結構人気がでたおかげである]
(424) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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[借りた傘をたたんで片手に持ち、部屋へと戻る**]
(425) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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[なぁお、と低めの鳴き声が聞こえる。 視線を低めて探していたせいで、いない、と言ったその猫が、墓側の塀を越えてすたんと降りてくる。]
……いた。
[ほら、と缶を近くに置いておく。食べても食べなくても構わない程度のつもりだが、しきりに匂いを嗅いでいるのは、伺える。]
(426) 2014/07/02(Wed) 00時頃
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えっ?……ああ、絵すか? …ちょっとは、描けるようなれたらとは 思うけど。俺絵心ないしめっちゃ下手なんで
[南方が美術関係の仕事、というのはまだ知らないので意図が解らず、声を掛けられた時に手にしていた本が、丁度そういう内容だったからかなと思う]
…こんだけたくさん本があるってことは そんだけ絵で食っていきたい人がいるんよね
ええなあ…
[それは絵に限らず。自分の手で何かを生み出す人。仕事にプライドや生きがいを持っている人全員に向けての賛辞だった。
例えば徳仁だったり、檀だったり、永利や平井もだし目の前の間中もだ。まだ学生でも徹津や芸は自分の指針を持っていて、詳しくは知らないが南方も天露も、やりたい事、情熱を向けられるものがあるのは解る。 日向も道菅も麻央も、当然フランクも]
(427) 2014/07/02(Wed) 00時半頃
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檀さん、は、――仕事?
[そして、訪ねようと思っていた男が改めて目の前にいて、しかも出かけるらしき様子なのに、失敗したなと唇を湿す。]
時間、取れそうだったら、欲しいんだ、けど。 ある、かな。
[ほぼニート状態の自分と、人の仕事のサイクルとを同じに見てはいられない。 きちんとアポを取っておいたほうがよさそうだと、予定を尋ねる。]
(428) 2014/07/02(Wed) 00時半頃
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[おやつ食べ終えた猫が、早速、徹津の足元に擦り寄ってる。 黙って傍で猫番してる俺より 餌をくれて安心も与えてくれる徹津の方が良いよな、て 視線で追い掛けた。 正直、羨ましい。]
……… お帰りい?
[勇者のご帰還に、俺は猫の代わりに声を掛けた。]
(429) 2014/07/02(Wed) 00時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 00時半頃
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――談話室――
[降り続く雨がしずかにしずかに世界に満ちて。 窓の外に、霧雨煙る明るい白さの中に緑の影。 そこに混じって人影もぽつんぽつんと。
談話室。比較的静かな室内。 草芽や芸が晩酌の相談か何かしているようで、 このふたりのサシ飲み眺めたらおもしろそうだな… とかなんとか思いつつ。
ソファに転がって行儀悪く唐揚げを食べる事に。
テレビは沈黙させたまま。 雨音だけを聴いて。]
(430) 2014/07/02(Wed) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 01時頃
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[それから、抜き足差し足、忍び足の檀の声が届く。 無骨な手が織り成す繊細なお菓子と同じで 掛けられる声は律儀で、三毛猫に与える声は、優しい。
膝抱えて、小雨の簾の、向こう側。 顎を退いて見上げてみれば、前髪濡らした露が跳ねた。]
―――…此処に居ますよう。
[俺が、なのか、三毛猫が、なのか。 口にしてみるとその境界が曖昧だった。 何となく弱ってしまって、誤魔化すように、くひ、と笑った。]
そーしましたらー… 明日、お店寄っても良いですかねん。 お手製プリンが食べたいであります。
[人差し指を唇に当てて、子供の悪戯、秘密の約束。 勝手に明日の約束取り付けて、猫の番、ミッションコンプリート。]
(431) 2014/07/02(Wed) 01時頃
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[そうして、今は、二人の会話を邪魔しねんよに。
雨吸って重たくなったスラックス伸ばして どんより曇った雨雲見上げて、二人に背を向けた。 談話室の屋根に向かう途中。
ポケットに忍ばせっぱなしの端末が、鳴る。]
……… うおん。
[雨のなか 犬が一匹 鳴いた。 画面の中に映し出された短い一文に、眦が弛む。]
(432) 2014/07/02(Wed) 01時頃
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|
[檀さんから仕事のスケジュールを、聞けたなら。 とりあえず今はこれ以上引き止めるべきではないと、その話はここでおしまい。 背中向けて談話室に入っていく進を、追いかける。]
――風邪、
[引く、と。雨に濡れそぼった進に、手を触れ、ようとして。 自分もタオルすら持っていないのに気づいた。]
(433) 2014/07/02(Wed) 01時半頃
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…
…
…の…
…して…めよ…
…いや…も…じゃ…よん…
…
…
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[談話室に入るのは、ほんの少しの躊躇いがあった。 けれど進をこのままにもしておけなくて、追いかけていく。自分も濡れているけど、お構いなし。]
タオル、持ってくる。
[それまでは、寒いようならブランケットで凌いでもらおうか。 何処にあるかは知らないが、探せば見つかるんじゃないかな*]
(434) 2014/07/02(Wed) 02時頃
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[眺めていた庭の住人達がばらけていく。 結局何を見ていたのかはわからなかったが、 皆姿勢を低くしていたから猫だったのかもしれない。 そう思っていたら、猫ではなく犬の鳴き声が聞こえて。>>432 たまに道菅の部屋の前を通る時にも聞こえている気がする。 また負けたのかな…なんてあたりをつけていたことを 思い出して緩く口許が弧を描いた。
傘もさしていない姿で談話室へ戻ろうとする 道菅と徹津の姿に、ベランダから声を掛ける。]
こら、こら、濡れ鼠達…
そのまま談話室入ってったら、 また管理人さんの溜息増えるよ…?
[もうとっくに火の消えた煙草を携帯灰皿にしまい]
(435) 2014/07/02(Wed) 02時頃
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……タオル、持っていくよ。
[その言葉は>>434徹津の言葉と被ったかもしれないけれど。 そのまま放ってもおけなくて、言い残して部屋の中へ入る。 洗面所からバスタオルを2枚取り出すと、 室内に水たまりができる前にと談話室へと向かった。**]
(436) 2014/07/02(Wed) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 02時頃
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[髪が湿る程度の自分がタオルを取りに行く方がいいに違いないと、言い出したけれど。 先に中にいた徹>>435が動いた。――確かに、濡れてない人が行くべきには、違いなくて。任せることにしてしまった。 足が止まった理由には"管理人さんの溜息増えるよ"が少なからず含まれていたりも、するが。]
――、
[少しでも乾きやすいように、濡れてしまった髪を解く。 迅速に動いてくれた徹のおかげで、ブランケットは使わずに済みそうだ。]
(437) 2014/07/02(Wed) 02時半頃
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|
[帰ってきた徹>>436からバスタオルを受け取って、雨を拭く。 空気を含んで乾いたタオルは、暖かく思える。思うより濡れていたようで、思わずバッグを心配した。 大丈夫、こっちまで濡れては、いない。]
あの。 写真、持ってきたから。見せたい。
[徹にとっては仕事の話になってしまう。いい顔をされないようなら控えるつもりで、様子をうかがった**]
(438) 2014/07/02(Wed) 02時半頃
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|
― 夜:予備校 ―
[今日の最後の講評では、手厳しさに生徒が泣く事もなく、講師のうち誰かの逆鱗に触れるという事もなく、説教が長くなりすぎる事もなかった。 評価と対峙する生徒の緊張がいつもどおりあるだけで、一触即発の空気による別の意味での緊張感というものが無かったのは、南方にとって大変有り難いことだった。]
(長引かなくて良かった……)
[どうしても終わらずに延長となることは少なくない。 20時38分。今日は順調に、絵の具で汚れたつなぎを着た生徒達が帰り支度をしている。 ――あと少し。無事に帰れそうだ。**]
(439) 2014/07/02(Wed) 02時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 02時半頃
…
…
…である…
…の…を…つ…
…のとこで…げ…ってる
あの…どうなったのか…えろよ…
…の…
…をうつすとかって…の…
…
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 02時半頃
|
[>>420 草芽のこくりと頷く様子は、 >>405途中で消えた言葉の返事だろう。]
…ないのか。
[シュークリームとハムとチーズ。
この微妙なラインナップは 財布の中身が危機であるが故の、 腹に収まればなんでもいいとか そういうあれだろうか。]
まあ、本気で危機的状況なら 言ってくれて良いんで。
[行き倒れられると、困る。]
(440) 2014/07/02(Wed) 03時頃
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|
酒、買ってくるわ。 草芽さんも飲もうぜ!!!
[人が増えれば増える程、お祭り好きは熱くなる。 酒癖の悪さなど、気にならず。 ニッと笑って、素直に喜ぶ。]
日向さんも、一緒にどう?
[>>430 転がっている日向も誘ってみた。 それとも酒飲んで、傷が痛んだりするんだろうか。]
(441) 2014/07/02(Wed) 03時頃
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|
─105号室─
[暫く睨みつけるようにしていた視線は、ふと剥がれ落ちる。 ぱたぱた降っていた雨は、外の天気と同じように まだ止む気配はみせていなかった。]
…―――ご、めん。
[きゅっと握る、自分の白い指先。 繋いでくれた温もりが、今はどこか遠くさえ思えた。 それもこれも。]
すきっちゃけど、押し付けて、いいもんじゃないったいね。
[こんな、達久の気持ちを無理やり捻じ曲げてしまうよう。 そんなのはきっと、間違ってるから。]
(442) 2014/07/02(Wed) 06時半頃
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オレ、来月か再来月…出てくことに、したったい。 すぐに…居らんく、なるっちゃ。 せやから、迷惑、かけん、から。
[なるべく笑って、わらった、つもりで。 椅子から立ち上がって。]
看病、ありがとう。 粥もゼリーも、おい、しかったったい。 冷えぺたも、ありが…、と
あと、謂い忘れ、と…っ …たん。
いつ …やか、肩ぶつけて… … すま ん
[くちゃくちゃになりそうな顔は、見えていなければいい。 扉の方へと足を向けた。]
(443) 2014/07/02(Wed) 06時半頃
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…
…でも…に…せ…んっ…くれ…て
…あ…り…が…っ…と…う
…
…
…
|
─ 狩生堂 ─
へぇ……
……見たい。
[>>427下手と聞いて俄然興味を湧かす。
謙遜か 画伯レベルか。
後者なら面白いな──、と。]
(444) 2014/07/02(Wed) 07時頃
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─コンビニまでの道─
あ、もしもし。 お前今日、昼からシフトっちゃろ? こないだ早う返してくれたお礼に、代わるわ。 構わんよ、寝不足なだけやったとって。 たまには彼女と外でもメシ食い行きんしゃい。
[スマホを取り出して、慣れない動作で電話をかける スマホに入ったデータは必要最低限。 その中から、あの日30分早く返してくれたヤツへと(>>1:22)電話をかけた。
208号室に、帰れる気がしなかった。 宇佐美に布団を返す約束をどうしようかと思いながら。 また傘も差さないで、バイト先への道を歩く。
徒歩10分の距離。
くるくると、フランクさんの言葉が頭を巡る。]
(445) 2014/07/02(Wed) 07時頃
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|
[壁際以外は目線の高さ以下で揃えられた本棚。 店内の見通しは悪くない。
どこに何があるか完全に覚えているわけではないし 宇佐美が手にした本のタイトルが見えるほどの超視力もないが 教えたのは教本関係のコーナーで、 そこから動かず眺めているところを見ると 間違ってはいなかったかと思ったのだが──]
やるんじゃないなら、 隣の隣。
──そう、そこ。 その棚は、画集とか置いてる。
デザイン系の雑誌のバックナンバーは、もう一つ隣。
(446) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
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[絵で稼ぎたいと思っている人──]
──うん
[南方は──]
いるね
[絵で稼いで──いる。]
(447) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
|
|
──。
[羨む宇佐美の声>>427に遊は沈黙し 代わりにみぃがクァァッと大きな欠伸をした。]
(448) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
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− 猫と人間と −
[猫を待ち侘びていた背中を管理人にも見られていた事など 気付かずに、再び舞い戻った場所には進も徹津の姿もあった。 既に食事は終わっており、食べる姿も可愛いだろうと 少し残念に思ったが、何より徹津に擦り寄る姿に。]
(その脚が欲しい。)
[その時だけは一瞬真剣に思っていた。]
同僚達が夢中になるはずだ。
[自分の中では間近になった距離で見る三毛猫は ふてぶてしさとか全く無い…と思うが撫で廻したい衝動に 駆られるが、子供に泣かれた時の事を思い出して 伸ばし掛けた手をしっかり握り我慢、我慢。]
(449) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
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明日か? 明日は日勤だから夕方前ならいるぞ。
[進の報酬の話>>431に、スケジュールを告げると 徹津>>428にも。]
ああ、夜には戻るからそれでも良いか?
[徹津から時間を聞かれるのは珍しいから 今でも良かったが、出勤までの時間を考えると少々難しい。
今夜の時間を空ける事を約束して。]
何か土産はいるか?
[色々の礼。聞けたならぎりぎりまで三毛猫を見つめて 支度を整えて仕事へと**]
(450) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 07時半頃
かった…ちゃ…
…でも…く…える…い…い…
…も…に…しかけてしまいたかった…
…に…わらなくていいと…すような…
…きなだけいてもいい…きに…て…けばいい…
…き…すように…じゃないと…げられて
…はどこかから…らされた…
その…に…が…らないことに…しんで…しんで…
いま…むのはほんの…しだけ…
…とさえ…ってもらえないんだと…そんな…しみに…れるだけ…
び…める…は…の…を…ていた…
…に…をすることはない…
…らしい…も…になるのは…だけ…
それだけで…どうした…って…なのだと…
…なら…として…に…れたかも…れない…
…えただけでよかったのに…にいられるだけでいいのに
…すき…と…う…は…たらしく…を…める…
…んで…やがて…としてもいられなくなる…
…いなんてものは…をも…むような…
…り…げられる…え…も…
たとえば…もし…たら…れば…
それでもこんな…に…をくれる…さんだからこそ…
きっと…は…きになっていたんだろうと…
どこか…に…を…いた…
|
みんな、優しすぎるとって。
[フランクさんが、きっと一番優しいんだろう。 だからその人の『わかば荘』には、優しい人が集まってくる。
嘘でも少し、嬉しかった。
「そいつに会う前にお前に会ってたら、 俺はお前に惚れてたかもしれねーよ。」
優しさが、嬉しくて、つらかった。 もっと前に聞いていたら、泣いて、喚いて、いたかもしれない。 だったら今からでも、オレを好きになってと。
捻じ曲げてしまうような言葉を、吐いたかもしれない。
達久に、してしまったように。]
(451) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
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い…の…
…が…で…どうすれば…できるのか…
…のように…って…
…わからない…
…すいとおよ…
…すきになって…
…ごめんなさい…
…
…
…
|
─コンビニ─
おーつかれさん。 あ、ちょっとメールだけさせてもろてよか? 打ったら表出る。
[泣いた顔は見られないように前髪を垂らした。 気付いても踏み込んでくるような関係性を コンビニの同僚と築き上げることはなかった。
バックヤードでスマートフォンに手を添える。
言葉を捜して、文字を選んで。 一通送り終えてから。 いつもと変わらないように、コンビニで働く姿がある。 眉根に皺を、ずっと寄せて**]
(452) 2014/07/02(Wed) 08時頃
|
…
…おはようさん
…
…はいった
…までもどれんごめん
…は…っていいけん
…ふとんもつてて
…
…
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− 狩生堂 −
……
[絵が下手、と申告すれば見たい>>444と言われて、むぅと口を尖らせたあとリュックからメモ帳を取り出してペンを滑らせる]
『(、ン、) ←遊さんの顔』
……どうです?
[一旦カウンターに近づいて、メモ用紙を差し出した]
(453) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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[差し出されたメモの絵を見て]
はは
[乾いた笑いが漏れた。]
(454) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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[何とも微妙な絵だった。
上手くもなく、 画伯と言うほどエキセントリックでもなく。]
……うん
[何がうんか。
とりあえず話を変えた。>>446]
(455) 2014/07/02(Wed) 08時頃
|
|
……言うた通りでしょ
[再びむぅ、とした顔を見せるが別に不快ではなく。そもそも何の話かと思えばつまり目的と棚が合っていないと言うことらしく>>446 一瞬の物思いを振り切って再び教えてもらった棚に向かう。落書きはそのままカウンターに置いて来た]
おお、ー……へえー…あ、
[思わず漏れた声で、間中の誘導が正しかったことが伝わるだろうか。そこでようやく、探していた雑誌のコーナーが目に止まって1冊ずつ確認していく]
(456) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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[座布団の上で寝直したみぃは 宇佐美の動く物音を聞き取ってか、 時々ぴくりと耳を動かす。
宇佐美が帰るまで読書は置いておいて 遊はみぃのそういった動きを、 考えこむような眼差しでじっと見ていた。
そして── 宇佐美が目的のものを手にしたかしないかに関わらず 店を出る宇佐美にこう尋ねた。]
絵本は好き?
(457) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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[嫌いと言われなければ]
じゃあ──その箱の中の絵本 どれでも一冊好きなのを持ってっていいよ。
[カウンターの裏の、 客からは見えない位置に置いてある段ボール箱の中の 新しいものも古いものも混ざって積まれている絵本を指して]
俺の奢り。
[と、薄く笑った。]
(458) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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[その箱の中身は、先日本を売りに来た客が 金にならなくていいから処分してくれと置いて行ったもので ほとんど全部、あまり有名でない作家の絵本だった。
今日ここに来て最初の仕事が この中から売れそうな本を分けることだった。
一冊一冊目を通しながら、これを持って来た客が なぜこんなに沢山の絵本を集めたのか。 そしてなぜ突然不要になったのか。
想像するのは楽しかった。
今箱の中に残っているのは 日焼けが酷かったり 逆に新しすぎたりして売れそうにないものばかり。
だから奢りと言っても、元々タダなのだけれど。]
(459) 2014/07/02(Wed) 08時頃
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絵本?好きすよ。…え、ほんまにええの? そんなにその絵が気に入ったん?
[1冊だけ、まだ持っていなかった徳仁の絵が掲載された季刊誌のバックナンバーが見つかってそれを抱えて再びカウンターに戻る まさか、似顔絵の礼だろうか]
へえー…あ、これ。これが欲しい …うん、じゃあこれもろてもええです?
[絵本は昔から好きだった。文章は飛ばして絵だけを見ることもあるくらいには
さっさと表紙とタイトルだけ見ながら何冊か過ぎて、ある1冊で手が止まった。これ、すごくいい。好きだ]
(460) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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……。
[>>460勘違いも甚だしいが 狐面を貼り付けたような微妙な表情で聞き流した。]
(461) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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[ダンボール箱にも店内にも、まだまだたくさん本があったけど今はその1冊で満足だった。元々手にしてした雑誌と共に会計を済ませる]
ありがと、遊さん。じゃ、お先に …あ、ちゃんと傘差して帰ってきてな?
[他に客もいないしいいか、と気さくな挨拶を済ませて店を出る]
(462) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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んー……ゃー…酒はあんま飲めねぇの。昨日は特別。 …、でも…つまみは何作ってくれんの?
[不意に向けられた誘い(>>441)への 自制しつつも抱えた欲には従順な返答。 美味いものがあるなら、それは食いたい。
酒の肴になるような簡単なものなら。 自分で作るとやっぱり楽しいだろうかって 台所へ目を向けてはみたものの。
昨日はやたら広く感じた台所を思い出すと竦んで、 あそこにまた立とうかって考えは 綺麗さっぱり消え失せた。**]
(463) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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[宇佐美が選んだ雑誌の会計を済ませ、 絵本と一緒に雨の日用のビニールの手提げ袋に入れてやる。]
…──
[本を受け取った宇佐美に 声を掛けようとして、やめた。]
(464) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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[自分の絵について、はなんだか無視された気がするけど気にしない。 早速店先で改めて本のタイトルと出版社を確認する。 新品をもう1冊買うためだ。古書では作家に利益が生まれない]
お、メール
[確認後、鞄に本をしまうと携帯の新着ランプが点滅していた]
(465) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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だからなあ。 変われって言われてさっさと出来てりゃ お前だってこんなに拗らせてねーだろ? それは人に言われてどうこう、っー話と違う。
[変わるのが怖い、怖くない、それ以前の問題。 強制的に歪められれば歪なまま脆いものになる。 だからこそ落とされるか馴れるかしなければ 恋になんて使う脳の容量は持っていないというのに]
(466) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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[やりたいことは自分で見つければいい。
苦しくても好きなことを模索するか 出来ることを一生懸命こなすか。
どちらも間違いではない。 選ぶのは自分だ。]
ありがとうございました。
[本日二度目のありがとうございます。 みぃがまた欠伸をした。]
(467) 2014/07/02(Wed) 08時半頃
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[優しくしたのが俺だから好き。 まるでぴんとこないのは、フランクとのを見ているからか。 他と何が違ったのか、 例えば藤堂ならもう少し上手くやりそうだと思うのに]
だから、好かれてんのは嬉しいし そういうきっかけで興味を持ってく事もあるだろーが。 俺にその期待を押し付けられても根っこがゆがんじまう。
[天然と養殖では味が違うように、 せめてハウス栽培くらいにしてくれないと]
(468) 2014/07/02(Wed) 09時頃
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[七時に店を閉め、書架を軽く整理して店を出た。 帰り際、ても爺が手土産をくれた。 あんこの代わりに桃の入った水まんじゅうらしい。
ただのバイトの身に余るほど、ても爺は気に掛けてくれる。 昔小説家を目指していたから、若いころの自分と被るそうだ。
本当に今月いっぱいでやめてしまうのかい──?
そう問われて、多分──と、曖昧な返事をした。]
(469) 2014/07/02(Wed) 09時頃
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……は。
[好きだと言うその口で忘れてと続ける。 なぜ、]
お前は切り替えて進みたいのかもしれんけど、 生憎とそんなにお前だけに都合よくできてねーんだよ。
[世話を焼くのは楽しいし、話せるのは嬉しいし。 それ以上は考えると、今しがた返したばかりで。 矛盾しまくる言動に今は振り回されて追い付けない]
(470) 2014/07/02(Wed) 09時頃
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[雨はまだ降り続いている。 細い細い針のような、柔らかい雨。
傘を打つ雨音さえ優しい。
帰り道、コンビニに寄ってエクレアを買った。 ついでにのど飴も。
坂道を上る遊の手に、二つの袋が揺れている。 一つには大判の写真集が入っているから、少し重い。*]
(471) 2014/07/02(Wed) 09時頃
|
|
そーか。出てくのか。
[引き留めた方がいいのだろうか? そんな考えが浮かぶ前に眉は寄って苦い顔]
なんでも自己完結させてたら、誰も変わんねーよ。 何でそう、結論を急ぐんだ。
フランクには五年もかかってんのに、俺には一日だけか。
[好きに成れるかもしれないのに、 それすら捨てて出て行きそうな背中に思わず苛立つ**]
(472) 2014/07/02(Wed) 09時頃
|
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─ 夜 わかば荘 ─
[宇佐美の忠告のおかげで 遊は珍しくちょっとも濡れずにわかば荘に帰って来た。
途中、傘を閉じたくなったけれど 宇佐美の言葉>>462を思い出してやめたから やっぱり今日わかば荘の廊下が濡れずに済んだのは 宇佐美の功労と言って差し支えない。]
ただいま
[玄関でスニーカーを脱いで、誰にともなく言う。]
(473) 2014/07/02(Wed) 09時頃
|
|
[談話室を覗いて壁に掛けられた時計を見る。 針はまだ、八時ちょっと過ぎを示していた。
スマホを取り出して着信を確認する。 メールが一通届いていた。
中を確認して、無言でしまう。]
(474) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
|
|
…いっそ誰かに頼もうかな…
[誰、で浮かぶのは1人だけど。いやいや甘えてはいけない。天露の言葉は俺への信頼の証なのだし、自分で行かないと。 もう1通はPCアドレスだった。…ドメイン名にいやな予感がする。 恐る恐るメールを開く]
『久しぶりだね瑛士。元気にしてた?』
[驚きのあまり携帯を落とし…いや、放り投げてしまった。屋根の下に落ちたのが幸いだ。 ゆっくりと拾い上げて、震える手でもう一度画面を覗く。
発信者は悟だった。 兄貴の親友で、俺の元恋人で、全ての元凶の]
(475) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
|
|
― 帰り道 ―
[白衣は洗濯するために持ち帰ることに決める。 帰り支度をして予備校を出た。 わかば荘が普段よりずっと遠く感じる。 19時頃から「これはやばい」と気付き始め、最後は殆ど見栄っぱりの意地だけで平然を装い続けたが、さすがに明日の仕事は代わってもらう事に決めた。 代わりに今週末の休みは消えた。]
(476) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
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|
[知らない番号からの着信はなかった。 南方に緊急事態は起きなかったのだろう。
メモに連絡先を残したから、何かあったら携帯に──]
……
[そこまで考えて、重大なことに気がついた。]
(477) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
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──。
[玄関に取って返して南方の靴を確認する。
ない。 まだ帰って来ていない。
多分。]
(478) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
|
|
[オーケーオーケー。 何も問題ない。
九時になる前にもう一度お邪魔してメモを処分しよう。]
(479) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
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|
[談話室には何人くらい人がいただろうか。
草芽がその場にいれば、 買って来たばかりのエクレアを取り出し 來夏に渡した時と同じようにお土産、と言って渡す。
他にも人がいれば、いくらか言葉を交わして グラスに氷と水を入れて、喉を潤した。
重い写真集の入った袋は、そのまま自室に持ち帰る。]
(480) 2014/07/02(Wed) 09時半頃
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|
─ 201号室 ─
[扉を開けると、真っ暗な部屋がそこにあった。 閉じたままのパソコンが死んだように沈黙を続けている。]
──……。
[引き寄せられるように近づいて蓋を開ける。
電源を入れると、低い駆動音が空気を震わせ やがて画面に灯った白い光が、 薄ぼんやりと部屋を照らし出した。]
(481) 2014/07/02(Wed) 10時頃
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|
[手提げ袋を部屋の中央に放り出して、 デスクの前のクッションにストンと腰を落とす。
手が勝手にマウスを操作し、 書きかけのテキストを起動させていた。]
(482) 2014/07/02(Wed) 10時頃
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ジャニスは、九時を過ぎても、そこでぼうっと画面を見つめ続けている。
2014/07/02(Wed) 10時頃
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― わかば荘玄関 ―
[――坂道の忌々しいことときたら。 やっとわかば荘が見えた。 朦朧としながら歩いてきたが、事故にあわなくて良かった。 いっそタクシーでも捕まえてしまえ、とも思ったのだが、見つけられないまま道半分まで歩いてしまったため諦めた。 携帯で時刻を確認する。21時35分。ポケットを探る、その動作だけでずきんと痛む頭に辟易とした。大凡いつも通りの時間だ。 建物に入る前に水滴をたっぷりつけた透明の傘を閉じ、傘の先で床材をつついて水を落とす。
わかば荘の玄関から入り、廊下を進んだ。 104号室の前で歩を止め、ドアノブに触れた。 しっかり施錠されていると確認する。]
(483) 2014/07/02(Wed) 10時頃
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|
― 夜:わかば荘廊下 ―
[104号室を通り過ぎ、廊下を進む。突き当りを曲がり――]
はー……
[熱っぽいため息を吐いてから、気合を入れて、階段の一段目に足を乗せた。 頭をゆらゆらさせて階段をのぼりきり、二階の廊下の先を見て]
(あのやろう端っこになんて住みやがって)
[頭のなかで八つ当たりをして、とぼとぼ廊下を歩いた。]
(484) 2014/07/02(Wed) 10時頃
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― 夜:201号室前 ―
[2度、扉を叩いた。]
(485) 2014/07/02(Wed) 10時頃
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[談話室の真上の ウッドデッキに出て来た人の話し声の聞こえる この部屋の位置が気に入っている。
階段からは少し遠いけれど、二階の屋上も近くて 外の気配が間近に感じられるのがいい。
まさかそんな所でクレームが発生しているとは思わず 鍵の閉じていない部屋で、増えない文字を睨んでいる。]
(486) 2014/07/02(Wed) 10時半頃
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[扉を叩く音がして、小さく肩が跳ねた。 半分放心していた。]
……あいてる。
[辛うじて外に聞こえるくらいの声を、扉に放る。]
(487) 2014/07/02(Wed) 10時半頃
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[中から、あいてる、と声がきこえた。 取りに来いという意味だと判断し、ドアノブに手をおいて、開く。 一度も入ったことのない201号室の中が見えた。]
まーなーかーさーん、鍵ぃ……。
[疲れた声で中へ声をかけるが、多分間中は立ち上がる気がないと判断して、そのまま中へ進んだ。 見えたのは、壁を這う書籍の詰まった本棚だ。]
(488) 2014/07/02(Wed) 10時半頃
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[無垢材のフローリングは 遊が入居する前に201号室に住んでいた人が改装したのを 特に変える必要もないからそのまま使っている。
部屋に満ちるのは本の匂いではなく 開け放たれた窓から入る雨の匂い。
真っ暗な部屋の、四角い白い光を背負って 入って来た南方を座ったままの遊の横顔が出迎えた。]
(489) 2014/07/02(Wed) 10時半頃
|
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[なぜ電気をつけないのか。 四角い無機質な光だけが、室内をうすぼんやりと照らしている。 現代の妖怪は機械も使うらしい。 じゃあ灯りも使用してみては如何だろうと思う。狐火以外で。 殆ど恐る恐る奥へと進んできたのだが、白々としたモニターからの光を背負った間中の横顔が不気味に浮かび上がる。息を呑んだ。]
間中サン……夜っすよ……
[外から微かな雨音と湿ったにおいが届いている。 ぞくりと背中に冷気を感じる。単に熱があるだけともいう。]
(490) 2014/07/02(Wed) 11時頃
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|
[いつも、誰にでも 無造作に放るように掛けていたお帰りの言葉はない。
心ここにあらずの表情で 凝っと、南方の顔を見上げていた遊の目が 重い足取と息遣いに気付いて、ようやく瞬きをした。]
……南方、具合悪い?
(491) 2014/07/02(Wed) 11時頃
|
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?
[言われた意味がわからない、という顔。
夜。 それがどうしたのだろう。]
(492) 2014/07/02(Wed) 11時頃
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ジャニスは、本を読まないのに電気をつける必要を感じない。
2014/07/02(Wed) 11時頃
サミュエルは、ジャニスに次はもっと大きな紙に似顔絵を描いてあげようと決めた**
2014/07/02(Wed) 11時頃
|
いや……お前も具合悪いんじゃねえの……。
[心ここにあらずの表情で、瞬き一つしないで南方を見上げていた間中の顔を不安げに見つめ返す――というよりは不気味で怖かったので目が逸らせないでいた。 やっと細い目が上下に目蓋を動かしたので、内心ほっとしながら、此方の具合に関しての質問は流した。 夜、と指摘しても意味が分かっていないところをみると、いつもこうなのだろう。]
……。 目ぇ悪くしますよ。
[他人の生活様式だ。 自分も好きにやっている。 改めろという気はない。 深い溜息をついて、「これはこういうもの」として理解する。]
(493) 2014/07/02(Wed) 11時頃
|
|
[緩やかに、首を横に振る。 体調は悪くない。]
目は、両方1.5だけど
──あ そこ
[南方が部屋の中に歩いて来るなら、 足元に気をつけろという意味で 写真集が落ちている辺りを指で示す。
本が落ちているから気をつけて、 までは口にしなかったが。]
(494) 2014/07/02(Wed) 11時頃
|
|
[間中が緩やかに首を振っている。]
そうかい。 うつんなかったんなら良いけど――
……これで何故それが維持出来るのか不思議だねえ。
[体の丈夫さが人間とは違うのだろうと無理やり雑な納得をしてそれ以上何を言うのも止めた。 間中が暗い中を指で指し示したのは、その時だ。]
は?
[指摘は南方の朦朧とした頭には一秒遅く、お約束通りに躓いて大いに慌てることとなった。]
うわうわ、なんか蹴った! わるい。
[声が自然大きくなって、咳をする。 転びかけついでに、疲れた体の力がぬけて、床に膝をつく。 本を拾い上げ、大丈夫だろうかと、暗いなか目を凝らした。 大判の写真集だ。]
(495) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
|
|
つまみ、作って?俺が? ……作るのか。
[>>463 つまみを「作る」と言われて、きょとんとした。
買うという選択しか考えていなかったが、 作るという選択もあったのだ。]
豆腐を、切るとか? イカを炙る、とか?
[それは作るカテゴリに入るのか謎だが。 料理に対する想像力の足りない男には、それが限界だった。]
(496) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
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|
日向さん――…
[―――作ってよ。
と言おうかと思ったが、 日向の料理の腕というものはよく知らない。
だいたい誘っておいて作らせるってどうよ。と思い直し、]
何食べたい?
[と言葉を変えた。]
(497) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
|
|
――……
[床にそのまま座りこみ、本の様子を確かめる。 本の背から紙が外れるとか、表紙に皺がよるとか紙が折れるいう事もなく、見たところ何ともなさそうで、心底ほっとした。 部屋の壁を這う本棚に、これから入る一冊なのだろうか? あの本棚にはどういった本が詰まっているのかは、暗くてよく分からない。]
(498) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
|
|
風邪、あんまり引けなくて
[小さい頃から実家の果樹園の手伝いをしていたから 見た目よりも基礎体力がある。
寝不足続きで濡れても風邪をひかないのは きっとそのせいだろう。
自力で患えないから、お裾分けに預かろうと思ったが──]
あ
[注意した瞬間、南方が体勢を崩した。 鈍い音も、小さく聞こえた。
ハードカバーの写真集は 角が当たれば相当痛いだろう。]
(499) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
|
|
大丈夫?
[──足。
咳き込み、その場に膝を突いた南方に 見当違いの心配をして立ち上がると、 傍らに寄って姿勢を低くし、背中を撫でた。]
(500) 2014/07/02(Wed) 11時半頃
|
|
見たとこ大丈夫だと思うけど。ごめん。
[と言って、近づいてきた間中に本を手渡そうと差し出した。 ドライヤーを落とした時よろしく、相手の心配が自分の足の事とは最初分からない。 背を撫でる手の意味を考えて、やっと心配されたと気づいて]
え?ああいや平気だよ。
[と、短く大丈夫だと伝えた。 ちなみ足の指を握るように丸めているのは痛かったからだ。]
(501) 2014/07/02(Wed) 12時頃
|
|
──それ、 今日入荷したから、來夏にあげようと思って。
[南方が見ているのは、 本日最後の女性客が売りに来た本の中にあった、 來夏が好きな写真家の写真集で、 さほど有名ではないせいか、扱っていない書店も多いので プレゼントしようと思って買い取って来た。
聞かれたわけでもないのに、 しげしげと本を確かめる様子を見て、何となく口にした。]
(502) 2014/07/02(Wed) 12時頃
|
ジャニスは、本を受け取って、少し離れた位置に置き直す。
2014/07/02(Wed) 12時頃
|
うわあ……あげるやつ。 それは悪いことをしました。
[間中に本を受け取ってもらいつつ、足をさすりつつ反省する。 もう踏んづけそうなものはないか、床を見た。 次いで、流れで本棚を見上げる。]
(503) 2014/07/02(Wed) 12時頃
|
が…を…くから…くから…っている…
…と…が…の…にいる…よりも…に…そうにうつるのは…のせいだろうか…の…から…かなかったせいだろうか…
さっきの…ここにあらずといった…が…が…に…っているせいだろうか…
…によってきた…をみるに…そろそろ…いつもどおりに…えないでもないのだが…
のなかには…らしき…のものから…まで…だ…
…い…なので…と…いろいろある…で…る…
…が…や…で…しってる…と…えるのは…に…てくるようなものか…になった…か…の…に…いてある…で…たまたま…たことがあるものくらいか…
…
…
|
……いや、中古。
俺のバイト先、古本屋さんだから。
[──気にしないで。]
それより
[南方の、背中に触れた手が少し──]
熱い。
(504) 2014/07/02(Wed) 12時頃
|
|
[入荷。 その言葉で、間中さんて何やってる人なの、と尋ねようとしたところで、本人から答えを得る。]
……へえ。 知らんかった。
[こんなことも、今の今まで、聞いたことがなかった。 本棚へ向いていた視線を間中に戻し、]
知ってる。 鍵もらったら、退散してやるから安心しな。
(505) 2014/07/02(Wed) 12時半頃
|
|
……────。
[──退散してやるから
その言葉に、唇を閉ざす。]
(506) 2014/07/02(Wed) 12時半頃
|
|
[間中は黙っている。]
――あ。そうそ……咳はだいぶ楽だったかもしれん。 薬どうもね。助かった。
[かすれた鼻声で礼をいう。 所詮は市販薬。十分役立ったほうだろうと思う。 授業終了間際に熱は上がりきり、その実38度か39度まで上がったのだろうが、計らないので正確なところは知らない。 ただ「これは相当ダメだ」という自覚があっただけ。]
明日休みにしてきた、から。治すよ。
[そういえば風邪をひいたら部屋に来いと言われていたなと思い出して――まだ間中が唇を閉ざしているのが気になって、冗談として、小さく笑ってみせながら]
先生すんなら今だな。やんねえけど。
(507) 2014/07/02(Wed) 12時半頃
|
な…が…をついて…たなと…う…
…となく…のせいかもしれないが…
みょうに…っているように…えたのだ…
…の…の…が…
|
[背中を撫でていた手は止まって、 今は、そこに重みが乗っているだけの状態。
南方が口にするのは、 薬への礼と、明日の予定と、冗談と。]
南方って──
[舌が勝手に動き出そうとして 喉元で堪えている感覚。]
(508) 2014/07/02(Wed) 12時半頃
|
|
──────────。
[その癖 正解へと繋がる鍵を、開くためのキーワードが見つからない。]
(509) 2014/07/02(Wed) 13時頃
|
|
[結局──]
…──先生は、本は読む?
[どうでもいいことを口にして、また緩く背を撫でた。]
(510) 2014/07/02(Wed) 13時頃
|
|
あぁ?
[南方は、名前を呼ばれて相槌がわりに聞き返す。 けれど、間中はなにも言わなかった。]
…………。
[間中さんさあ……とはよく言うが、されてみると意外と気になるなと思う。 言葉を待ってみたが、続きはなかなか出てこない。 やっとでてきた質問と、再開した背を撫でる動作。 間中が控えめに背に手の分の重みをかけるのは、慣れてくるとだんだんと心地がいい。眠たくなりそうな感触だった。]
(511) 2014/07/02(Wed) 13時頃
|
|
読む人は読むだろ。そりゃ。 俺も嫌いじゃないけど――
[その時間があったら、描きたいなと思う。]
本好きなんだ?
[質問と、部屋の中の様子から、聞き返した。]
(512) 2014/07/02(Wed) 13時頃
|
|
― 夜/自室 ―
[屋上から戻った後は、部屋の入り口に傘をおいて。
部屋においてあったパンをかじった後、一眠りしていた。
目が覚めれば、外はすでに暗く]
……昼寝のつもりが、寝すぎた。
[ぽつりとつぶやき。 欠をこぼして、部屋の明りをつける。
とりあえずシャワーでもあびるかと風呂へと向かった]
(513) 2014/07/02(Wed) 13時頃
|
|
嫌いじゃないけど── 読まないか。
[そんな時間があれば、絵を描くのかも知れない。]
──好きだよ。 読むのも、書くのも。
[読むのが好きだから、書きたいと思った。]
(514) 2014/07/02(Wed) 13時頃
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[それほど時間をかけることなくぬれた髪を拭きながら風呂場からでて。
ある程度水滴が取れればTシャツのうえに黒いシャツを羽織って、ジーンズに足を突っ込む]
……なんか、食べるか。
[時間的に談話室で食べるよりコンビニにでも買いに行くほうが早いかと思い。
扉のところに立てかけてある傘をみて、瑛士はどうしているかと考える。 一瞬食事の誘いでも、と――]
んー……
[悩みながら、借りた傘を片手に廊下を歩く。 談話室にいる人たちから声をかけられたら、メシ買いにいってくると返して]
(515) 2014/07/02(Wed) 13時半頃
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[わかば荘の玄関を開ければやむことのない雨がまだ降っている。
靴を突っかけて、傘を差したところで、離れた場所にいる人影に気づき]
……瑛士か?
[暗いからはっきりとは見えないけれど。 なんとなくそう問いかける]
(516) 2014/07/02(Wed) 13時半頃
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あんまりな。 読んだとしても間中サン程は読まねえわ。
[見た目の情報たけだ。間中がどれほど本を読むのかなんて知らないが。 南方の部屋の本棚にあったのは、参考書や技法書や何かの資料や画集なんかがつまっているばかりだ。]
……。
[書くのも、と聞こえて、黙った。 また知らないことを知らされる。 目を丸くしている。]
書くの? ……小説かなんか?
(517) 2014/07/02(Wed) 13時半頃
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…徳仁さん?
[現金なもので。今まで誰か住人が出入りした時はサッと隠れたりしていたのに、徳仁のような声がしたら自分からひょっこり――けっこうな時間立ち尽くしていたのでだいぶ冷えた――足を一歩、踏み出した]
…どっか、行くん?
[会えたのは嬉しいけれど、すれ違いかあという残念な気持ちで尋ねた。大した用事でなければ、このまま付いて行こうかと]
(518) 2014/07/02(Wed) 13時半頃
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おう、なんか食べものでも買いに行くかと思ってな。
[長いこと立ち尽くしていたとはわからないが、立ち止まっていた様にみえた瑛士を見やり。 近づいてくる相手にこちらからも近づき]
お前は帰ってきたところ、みたいだが。 飯は食った?
[メールするかどうかで悩んでいたから、目の前にいるのなら聞いてしまえと。 どこかに食べに行くか、と思う]
(519) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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──…
[書くの?
──と、聞かれたことに、また口を噤む。]
(520) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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[知らないのが意外だった。
遊が小説を書いていることは、 わかば荘の中では、 比較的誰もが知っている事実だと思っていた。
談話室のソファをよく寝床にしているから 聞かれることは少なくなかった。
でも──そういえば、 南方に訊かれたことはなかった、と思い出す。]
(521) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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そか。…メールくれたら買うてきたのに
飯?まだやよ。…忘れとった コンビニ?スーパー? 夜やし雨やし、俺もついてっていい?
[夜も雨も、全然言い訳にならない事はこのさいどうでも良かった。一緒にいたい、ことさえ伝われば]
(522) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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書くよ。
[結局、ぽつりとそう答えた。]
(523) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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……。
[相手が黙る。 今度は南方も、黙った。]
(524) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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は…わかば…に…んでいる…のことを…
…どれほども…らない…
…を…わせる…があって…が…まって…て…が…る…
…らしい…
…という…にすら…と…ない…
いや…を…ている…りではその…を…ってもいいのかもしれないが…それは…が…ってはじめてだ…
…に…える…
その…は…わりのない…が…うことではない…
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まあ、ちょっとは出歩かないとだしな。
[ついでに頼む、というのはありかもしれないが。 それでも、つかいっぱしりにするようであまりやりたくはない]
食べるの忘れるとか……
[わずかにため息をつき。 ついてきたがる様子に、一瞬驚くものの、かまわないと頷き]
んー、どうせ二人で行くなら、美味いものでもくいに行くか?
[どうする?と問いかける。 居酒屋とかになるかもしれないが、と美味いものを出す店を脳裏でピックアップしながら]
(525) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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に…て…って…り…みは…って…を…く…
…づきあいをする…が…いのが…しいが…
…の…と…きな…いとは…だろう…
…は…
もし…が…そのまま…ったままならば…もしかすると…そのまま…も…かずに…ったろうか…
それとも…のわきかけた…として…
…しに…ねてみたろうか…
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[ぽつりと返った返事に返すのは、]
それ読めないの?
(526) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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[つい最近も、そんな事を言ってコンビニに買い出しに行ってくれた人がいたっけ、と思いだしたらはは、と笑いが零れた]
何や、徹さんといい。お散歩ブームなん?
[その後のため息に、やはり邪魔なんやろか、また置いていかれるのかなと不安になっていたら、買い出しの予定が外食になって]
ええの?行きたい。どこ?どこでもええよ
[もうすっかりご機嫌な笑顔になって。そうだこういうのが"いつも通り"だったなあって。何だか時計の針が少しだけ巻き戻ったようで、嬉しかった]
(527) 2014/07/02(Wed) 14時頃
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わなかった…
この…に…て…めて…した…や…は
…の…を…に…した…
…では…じられなかったものが…じられ…
…えなかった…から…が…えた…がした…
あの…で…しい…に…ってしまえば…
それは…にだが…われる…がした…
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いや、ただ単に徹も俺も引きこもりがちってなだけだろう。
[くすっと笑って首を振った。 不安そうにしてる瑛士>>527が、あっというまに笑顔になるのを見て]
んー、時間も時間だしな。 まともな飯屋じゃなくて居酒屋になりそうだが、いいか? [喜ぶ様子が可愛いなと、口元を緩めて、瑛士の背中をぽんとたたいて。
あまり知られてはいないけれど、美味しい料理と酒を出す居酒屋で。 今はやりの個室もあるところだ。
商店街の一角にあるから、遠いというほどでもなく。 しゃべりながら歩くうちにたどり着くだろう]
(528) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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──、読める。
[どうってことない一言が、一瞬詰まりそうになった。 声にする前、南方の背に触れていた手に、僅かな力が籠もる。
それは、重みとして、南方にも伝わったかもしれない。]
(529) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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居酒屋?ええよ。ちょうどな、… 飲みたい気分やってんけど、1人やと暴走 しそうで。困っててん
[暴走とはつまり自棄酒なのだけど。あまりいい思い出ではないので言葉を濁して]
せやから嬉しい。徳仁さんが誘うてくれて
[ほないこ、と背中をぽんとたたき返して歩き始める。この町のことは徳仁の方がずっとよく知っているので、基本的に外食先はお任せだ]
(530) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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―昼過ぎ・談話室―
わ、びっしょぬれ…、 ほら、 早く拭いて。
[濡れ鼠1号の道菅の頭へとばさりとバスタオルを覆い被せた。 自分より背の高い黒髪をわさわさと乱暴に拭ってやる。 柔軟剤は、使っています。 何の拘りがあるわけでもない、 薬局の特売で安かったからそれを選んでいるだけだけれども。]
(531) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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…ほら、來夏ちゃんも。
[濡れ鼠2号にもタオルを渡す。 濡れた自分よりもバッグを気にする姿に、 まさか中にカメラが入っているのではと一瞬心配したけれども。]
ん…? ああ、写真…?
[徹津の言葉に昨日の話かと小さく頷き。]
うん…見せて。 …ここで見てもいい?
[全部見るなら時間が掛かるかもしれない、そう先に断ってから]
…じゃあ、 まずは、髪…乾かそう?
[まだ濡れたままの徹津の髪へとバスタオルを誘導した。*]
(532) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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―夕刻・談話室― [その後何時間か談話室で時間を過ごして。 徹津はまだ傍にいただろうか、 外へ向かう人の気配に談話室の扉の方へと視線を上げて]
…徳仁、出かけ?
[>>515出ていく姿に声を掛ける。 メシ、と戻ってくる言葉に時計を見る。 確かにそろそろ夕食の頃合いで]
…そっか。 ん…、 いってらっしゃい。
[昨日までと何も変わらない声音で、 小さく手を振り藤堂の姿を見送った。**]
(533) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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飲んで暴走する瑛士とか、想像つかんな……
[瑛士>>530とはたいてい楽しく飲める酒であるからして、首をひねり。 それはよかったと笑みを返して夜の道を歩く]
― 居酒屋・へっぽこ ―
[店の名前に突っ込んだ覚えはあるが、明確な答えは店主からはもらえなかった。 ごく普通の居酒屋ではあるが、名前のせいで料理や酒が勘違いされやすい。
まあだからこそ、常連しかほぼ来ないような店ではある]
ばんわー。おやっさん、個室いける?
[個室は二つしかないからあいてるか聞いてみる。 無理ならカウンターでも言いかと思えばあいているとのこと。
傘を入り口の傘たてに突っ込んで、瑛士とともに掘りごたつ式の個室へと入った]
(534) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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[背を撫でている手に、重みを感じた。 背に乗った手の理由も、何なのかと思っても、訊かなかった。 嫌なら止めさせたが、決してそうではなかったし。 そうしたいなら、していてくれたらいいと、「まってて」という言葉だけで放ったらかしにされた104号室の扉のように、ただ、任せるばかり。]
……ん? やなら、無理にとは言う気はないけど
[そうしてまた、見えない線をひきかける。]
読めるなら――
(535) 2014/07/02(Wed) 14時半頃
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……大人の階段上った瞬間やったわ…
[徳仁が連れていってくれた居酒屋は商店街の中にあって、いつものようなしょーもない話をしていたらあっと言う間に到着して]
えらい、可愛らしい名前やね
[意味としてはどうかと思うけど響きに対しての感想を漏らしたのは、徳仁が連れて行ってくれる店に外れがないから。料理も酒も、美味いのだろうなと
個室を指定してくれたのにはお?と目を瞠る。 普段はカウンターとかテーブルが多いので。何だかこそばゆい感じがするけど、嬉しい 掘りごたつ式なのも、長く立ちっぱなしで疲れていた足に優しくて助かった]
うわー何にしよかな。めっちゃ腹減ってきた ここのおすすめって何なん? まずは徳仁さん俺の分まで適当になんか頼んでや 甘くないのやったら何でもええから
(536) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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[嫌とかいいとかでなく、ただ──]
長いよ
[とだけ、告げる。
200頁を超える長編だから、 すぐには読み終わらないだろうと。]
(537) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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[でも──]
読んで
[欲しい。]
(538) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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小説なんでしょ? しょうがないじゃんそこは。
[絵という生活のいち部分が暴かれて、対価が欲しくなったのも、理由の一つだ。 うすらと冷たく感じていた床板も、尻の温度で温まってしまったように思う。]
(539) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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[読んでと言われ、熱でぼんやりとした表情の、目元と口元に、緩く笑いの気配がにじむ。]
よっしゃ。 借りてける?
(540) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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南方、具合は?
[境界を踏み越えてプライベートに踏み入った。 厳重に隠されていたライフワークを覗いた。
対価を支払うのは道理だ。]
(541) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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いったいどんな酔い方したんだか。
[やれやれと肩をすくめ] 響きが面白くて入ってみたらあたりの店だった、ってやつだな。
[テーブルを挟んで向かい合って掘りごたつに足を突っ込み。 注文を任されて悩む]
おう、好きなもの頼め。 ここのは料理も美味しいからなんでもいけるぞ。
酒は厳選辛口吉乃川でいいか?
[料理は豚肉味噌まきと、手羽先と刺身盛り合わせにだしまきといったのを適当に頼み。 個室の扉を閉めて店員が立ち去るのを見送った]
(542) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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めっちゃ悪い。
[自分の敷地を蹂躙していった変な他人に、南方はさも当然のように返事をする。]
(543) 2014/07/02(Wed) 15時頃
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[>>543ですよね。]
──まだ、プリントアウトしてなくて
[そもそも、最終章が完成していない。
今から印刷したら軽く一時間は掛かりそうで]
──
[どうしよう──と 四角い光を見ながら、悩む。]
(544) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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[悪い──の加減を確かめようと 南方を見下ろして]
──…。
[>>540笑っているような表情に、目を瞬いた。]
(545) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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…… あぁ……それ。
[既に何らか、紙の媒体にあるような気になっていて、南方はノートパソコンを見遣って、頷いた。]
……。 それここで読んでったらだめなやつ?
[悩む間中に尋ねる。]
――なんか間中サン鍵返してくんないし。
(546) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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――談話室――
[徹がこの場で話すのでも構わないというので、このまま談話室で。 けれどまずは髪、と促され>>532、借りたタオルでわしわしと拭った。 やわらかくて、あたたかい。 体制整ったなら、二冊のアルバムのうちの片方を、開く。他、その場にいる誰が見に来ても気にしない。徹もここでいいと言ったくらいだから、わかっているだろうと。]
(547) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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これ、で、いい?
[中身は、昨日のものにも似た水滴の写真や、ガラスや、植物のもの。それから、空と、水。 濃い緑の葉に純白の花を咲かせた名も知らない植物や、欠けて丸みすら帯びた透き通るガラス片。 濡れた雨模様のアスファルト、ミルククラウン、金魚、街路樹の葉のシルエット、切子のグラスを接写したもの。 麦藁帽子と虹のかかる空、夏の夕日、星空、それから、昨夜に撮った線香花火。 変わった構図で言うならば、黒い風鈴を真下から撮った曲線が画面の半分を占めるもの、とか。 アルバムにはプリントされた写真が所狭しと詰められている。 涼しげ、と言われて思いついたもの、夏の様相のものを、思いつく限り、見つけた限りに、入れてきた。]
(548) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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――そして:夕刻――
[枚数も多かったし、もし希望があれば他の写真も上から持ってくる、なんてしていたから、写真を広げる時間は長かった。 それが終わっても、檀さんが帰るまで談話室で待つつもりで、部屋の隅に小さく陣取った。 人疲れ、のような。息苦しさにも似たものを感じて、ウッドデッキ側でガラス戸に凭れ小雨をぼんやりと見ている。 声がするまで、人の気配>>515には気づけない。]
なる……、
[ひと、が続くより前に、その気配はもう行ってしまった。 徹の振れた指先>>533にゆるく視線を向けてから、ガラスに額を押し付けるようにして離し、静かに目を伏せた*]
(549) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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テッドは、ジャニスの新作はどうなったろうかと、とりとめなく思う。
2014/07/02(Wed) 15時半頃
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ええね。ちょい寒いけど俺はひやで 徳仁さんが選ぶもんは何でも美味いから ついお任せしたくなるんよ
[多くも少なくもないメニューを眺めながら徳仁の注文を聞いて、次は何にしようかなあなんてのんきに構えていたのだけど
個室の扉が閉まった途端、急に周りの声が遠くなって静かな空間に、何を話せばいいか解らなくなってしまう ある程度食事が進むまでは軽めの話題がいいかなと考えて] …今日な、游さんのバイト先に行ってきてんけど
[ごそ、とリュックの中からビニール袋を取り出す。雨でも濡れずに済んでいて良かった]
これ。…この絵、徳仁さんの?
[差し出したのは雑誌の1ページ。これに似たようなラフを部屋で見せて貰った覚えがあった。着色前だったし少し前のことなので、自信はない
こうして面と向かって、完成された絵を本人のものか確認するのはこれが初めてだった]
(550) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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|
[頭を振って、だめじゃないと示す。]
いいけど
あ、
[鍵。 渡し渋った──つもりはないのだが。 渋った──のかもしれない。
そして忘れていた。]
ごめん、鍵
[ポケットの中を探って]
あれ──…
(551) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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ミナカタは、ジャニスに見下ろされて、ノートパソコンを向いていた視線を持ち上げた。
2014/07/02(Wed) 15時半頃
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[ハーフパンツのポケットも探って、 腰ポケットにも手を突っ込んで、 もう一度パーカーのポケットに両手を入れて、鍵を探す。]
……ない
[ポケットから出した両手を、 ひら、と南方の前で振った。]
(552) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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[そのまま少し、溜めて。] …────なんちゃって。
[薄く笑って、 指の間に見えないように挟んでおいた鍵を 掌に乗せて南方へと差し出した。]
(553) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 15時半頃
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………………………。
おいまさか失くしてないだろうな間中サン。
[あれ、といって鍵を探す間中へ向けた顔が強張った。 口元がひくつく。]
お……
ばっかお前、 もっかいよく探……はああああああああ?
(554) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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|
ない、じゃね、げっほ、げえぇほ、げほっ、ん゛ん゛!
[叱りつけようとするも、それは咳で遮られた。 そして、なんちゃってと言って、おどけながら出てきた鍵に、南方はひどく脱力する。]
間中さんさあああああああああああああ。
(555) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
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|
信頼してくれるのは嬉しいが、俺だって外れるときはあるぞ。
[吉乃川は両方ひやで頼み。 扉が閉まった後、メニューを傍らによけて。
瑛士が持ち出してきた雑誌に見覚えがあった]
遊のバイト先、ってなんか本屋だとかきいたなあ。
[正しくは古本屋であるが、そのあたりは曖昧で]
(556) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
[開かれたページには、己の絵が載っている。 商業誌に載せるために描いた絵は、まあまあの出来だとはおもっているが]
あー、うん。 そういやそれの下書き、瑛士はみたことあったか。 そうだよ、俺の。
[言いふらすつもりはないけれど、聞かれて答えない、というほどこだわっているわけでもなく。 すんなりと頷いてみせる。 ペンネームは「藤紫」。 ふじむらさき、のつもりだったが、担当の陰謀により、ふじゆかり、と女っぽく読めなくもない振り仮名をつけられたせいで、口に出す回数が減り。 今では自分からペンネームを口にしない悪癖になっている]
(557) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
うわっちょっと、ごめん
[まさかそんなに驚くとは思っていなくて (叱られるとはもっと思っていない) げほげほ咳き込む様子に焦って背中を擦る。
そうして咳が落ち着くと、 まだ上下する肩甲骨辺りを撫でながら]
南方──サン、さ 歳一緒なんだから、呼び捨てでいいよ。
[全然関係ないことを、言った。]
(558) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
─コンビニ─
……なん、こんなときに限って。
[客は疎らどころか殆ど来やしない。 間中がエクレアを買っていったののレジをしたか。 働こうにも客が来なければ品出しはすぐに終わるし、掃除も手がかかることはない。]
……、……。
[だから、部屋を逃げるように出たときの 達久の言葉がずっと、ぐるぐると回っている。]
(559) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
[きっと、追いかけてほしかったんだろう。
泣いて喚いて逃げ出したときのように。 クローゼットに閉じ籠った時のように。 優しく追いかけてきてくれると。
好きなのはオレからで。 達久は、]
────っ、 。
[決して、嫌いだとは謂わなかったのに。 興味を持つこともあるかもしれないと、謂ってくれたのに。
背を向けたのは、オレ……?]
(560) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
…
…ひ…さ…
…えを…いて…しまった…
…する…を…っ…き…して…
…
…
|
[どうせ誰も来ないのだ、泣いたって何も謂われないだろう。 しゃくりあげそうになる嗚咽だけはなんとか噛み殺して 一通だけ、メールをおくった。 正しく変換できるように、時間はたっぷりとかけて。
まだ、届く、だろうか**]
(561) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
が…されそうで
…の…ちが…まれたのか…
それとも…をするうちに…し…が…って…たのか…
…しそうな…を…じていた…が…
…し…くなった…がした…
|
[鍵を間中の手のひらからつまんで拾い上げる。]
…………。 ……………。
…………。
[あぐらをかいて受け取った鍵を指の先でつまんで、この野郎と思いながら、背を撫でられている。咳が落ち着いたころに、]
絵のモデルな。 あいつ友達なんだけど、鍵持たせてあんだよね。 携帯であんま捕まんねえから。 今これ一本なんだわ。
(562) 2014/07/02(Wed) 16時頃
|
|
[あっさり認めてくれたことにはほっとしたけど、やっぱりいい気分じゃなかった 下書きを見せて貰って、これがどんな仕事で何に載るのかとか訊かない自分も悪いけど]
……えらい、可愛らしい名前やね
[名前を確認して、自分から言いださなかった理由に何となく察しが付くと先ほどとまったく同じ感想を漏らして]
…ごめ……ちょ、……かんにん…あっははッ…
[どうしても堪え切れなくて、笑ってしまった。 だってこの顔で。いや絵の雰囲気にはぴったりだし、雅でいい名前だと思うけど。ゆかりって]
え、…ええやん。俺は好きやで
[酒が運ばれてくるまでの間、涙が出るほど笑ってしまった。道理で気づかないわけだと]
(563) 2014/07/02(Wed) 16時頃
|
…っ…ん…
…また…してくれるかなんてわからないけど…
…ちゃんと…が…したい…
|
[正面から見なくてもその心境が窺い知れる 皺の寄った眉間を見下ろして、 南方の口から語られるスペアキーの所在に]
へぇ──…
[軽く頷きかけて]
同棲?
[あれ、一緒に住んでたのかと、尋ねる。]
(564) 2014/07/02(Wed) 16時頃
|
|
可愛い言うな。 ほんっとに、あの担当はろくなことをしない……
[長い付き合いの編集担当について愚痴をこぼし。 可愛いといった挙句に笑い転げる瑛士を憮然と見る。
けどまあ、笑っている間は楽しそうだからいいかとため息をこぼして]
おー、ありがとな。 そういってくれるなら救われる。
[好きだという言葉に、ゆるりと笑みを浮かべ。 どんな好きであっても。言われればやはり嬉しい。 笑い転げている客がいても動じない店員が酒と料理を運んできて]
ま、食べるか。
[赤くなった理由はわからないけれど、 店員のタイミングのせいだろうかと思い。 ほら、と割り箸を渡してやる]
(565) 2014/07/02(Wed) 16時頃
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いや? あいつがバイト代ほしい時にだけ来るんでね。 そん時狙って描く感じ。
[スペアキーの所在に関しても、また、相手に任せたきり、放ったらかしであるらしい。]
(566) 2014/07/02(Wed) 16時頃
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あ?
[そして呼び方の話になる。 南方はまずは呼ばれたから聞き返すも――]
あぁ。
[言われて初めて「そんな事が気になるのか」位のものだった。]
あんま気にしてなかったけど。
[そうしろと言われるなら、それでも別段構わないらしく]
間中? 遊?
(567) 2014/07/02(Wed) 16時頃
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……それ いつ完成するの。
[モデルの確保手段に問題がありすぎる ──ような。
永遠に完成しない気がして、密かに心配になる。]
(568) 2014/07/02(Wed) 16時頃
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[ひとしきり笑って、はーと息をついてから徳仁を見れば当然面白くないという顔をしていて]
ごめんな。…何で教えてくれへんのやろって ちょお、いじけとったから。なんやそうかあて 安心してしもて
[別に信頼されてないとかそういうんじゃなかったことに安心したのもあった。確かにこの名前を、自分から言うのは躊躇われる]
ほな、ゆかりちゃんに乾杯しよか
[割りばしを受け取ってからそういって、目線にグラスを合わせてぐい、と一飲みした。あー美味い、としみじみした声が出る やっぱり、酒を飲むならこうでなくては]
(569) 2014/07/02(Wed) 16時頃
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さあ……あいつがパチでスればスるほど早いんじゃねえかな。 そんなに時間かけて作る絵でもねえし――
[本当に習作であるせいか、相手が友達であるせいか、または金欠を知ってか、間中の心配も他所に、南方は楽観的にかまえているようだった。]
(570) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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教えたくないなら絵自体見せないっての。 [好かれているのはわかっていたが、まさかペンネームひとつで一喜一憂するほどだとは。 ふざけた乾杯をする瑛士にじと目を向けるものの。 楽しそうな様子に笑みを返す]
その名で呼ぶな……まあ、楽しそうだからいいけど。
[教えたときにからかわれるのはいつものことで。 瑛士のからかいかたなぞ可愛いものだ。
吉乃川のグラスを持ち上げて乾杯をかわして] ん、美味しいな。 でもこれ、燗にするともっと旨くなる……が、いまは季節が微妙だなあ。
[雨のせいで肌寒が、燗酒を飲みたいほどかというと、と。 まあ冷でも美味しい酒なのは間違いではなく。
手羽先は、名古屋のよりは辛味がきついと思う]
(571) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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そ。 じゃあ、その人明日一文無しになるといいね。
[物書きにとって、敬称──それも、 どこか必要以上に余所余所しい音──は、 意外と気になるところで、 南方に呼ばれるたびに、ずっと違和感を感じていた。
こんな小さな引っかかりは、 知られたところで他にもっと気にすることがあるだろうと 突っ込まれかねないので言わなかったけれど。
なぜか今、言葉は思いの外するっと飛び出して来た。]
──遊?
[二択を迫られ、自分が呼びやすい方を答える。]
(572) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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な。 丁度休みだし。
[文無しを望まれているモデルに対して、冗談として、笑い話として受け取って、頷く。 面白い絵には、ならないはずだけれどと自嘲したのをその中に混ぜた。]
遊ね。
[分かった、と頷く。 南方が名前で呼ぶのは、歳が離れていて、その上中身がアホだと確信している攻太位で、誰に対しても余所余所しさはこの調子だ。 そこをずっと気にされていたことは知らない。]
(573) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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…せやね。ごめん
[からかいすぎたかなと反省して、でも徳仁も笑っているのでまあいっかと。結構歳が離れているので、あまり軽口をたたきすぎても駄目だと思う反面 そういうのを許されている、のが嬉しくもあり]
そうなんや。 店で燗頼むとたまに大はずれするからなあ… でもこのひやは、丁度ええ感じやし今度は 燗にしてみよ
[冷たければいいものでも、熱ければいいものでもない。ひやの方が失敗が少ないので、初めての店ではそうしていた。 この店なら、ちゃんとした燗が飲めそうだ
それからしばらくは、運ばれてくる料理を堪能して、グラスが空になれば、次は何を飲もうかなあと迷って。自分の限界は把握している。徳仁ほどは強くないので、つられて飲みすぎないようにペースを保ちつつ]
…今日、な。めでたい知らせがあってん
[あらかた腹も膨れて、冷えるし締めはお茶漬けにしよ、と注文して。ゆっくり深呼吸してから、そう切り出した]
(574) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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[素直に謝る様子にいや、いいよ。と肩をすくめ。 軽口かわすのが楽しいから、笑みを浮かべて酒を飲む]
ここの店はちゃんと酒をみて出してるから。 なに頼んでも大丈夫。
[店主が酒好きで酒にこだわりがあるのを知っている。 同じような酒好きがあつまる店なので下手な酒などでてくるはずもない。
料理の皿や酒があくたびに注文を繰り返し。 何回目かの酒のおかわりをしたけれど、やはり酔うまでは行かず]
めでたい知らせ?
[同じように締めにするかと、残った酒を飲み干しながら問い返す]
(575) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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[きっと呼び方も一つの境界線なのだ。
南方に呼ばれる時は、 他の人から呼ばれるのより強い線引を感じ取っていた。
それはそれで構わなかったが 不自然な“音”が排除されると、やっぱり少し落ち着いた。
うん、と頷いて]
今、読める?
[熱がありそうな高い体温を気にしている。 背中から首裏に手の位置を移し、 直接触れるとやはり相当に熱くなっていた。
それでも早く目を通して欲しい気持ちがある。]
(576) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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[首裏に、手が乗る。]
……冷え性?
[急に質問をした。 手の温度が気持ちよかった。]
ん。
[読めるかを尋ねられて、――鍵も返ってきたが、尻ポケットにそれを仕舞って、頷いた。]
(577) 2014/07/02(Wed) 16時半頃
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そ。……んーどっから話せばええんかな…
[徳仁からもお墨付を頂いたし、実際飲んでみてこの店はいけると思ったので。2杯目は同じものを燗で頼んだ
食事と、酒と、徳仁との会話で心身共にだいぶほこほこ温まって、顔もうっすら赤くなってきた。 今なら、多少泣きそうになっても酒のせいと誤魔化せるだろう]
全部、済んだ話ではあるんけど…… 聞いたら"なかったこと"になんてでけへえんよ …それでも、聞いてくれる?
[テーブルに肘をついて、徳仁の瞳をじっと見つめた。この顔をよく覚えておこうと思う
嫌悪や軽蔑で歪む前に]
(578) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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…そんなたいそうなものはないな…
…をみてて…の…をくっつけて…しただけだ…
…それを…が…み…えてな…
…したけどそっちのが…いとかいって…り…わなかったんだあいつ…
…
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うん? お前から話したい事があるっていうのは珍しいし。 "なかったこと"にしたりしないから、言いたいことがあるなら聞くぞ?
[話す内容は見当もつかないが、瑛士にとっては予防線を張らないといけないのかと首をかしげ。 心配しなくていいと笑って返した。
血色のよくなった瑛士を見ながら、大丈夫と頷き]
どうせ時間はあるし。 ゆっくり付き合ってやるよ。
[だから気にせずしゃべれ、と。 お茶漬けと一緒に置かれたお茶を瑛士の傍へと寄せながら促す]
(579) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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……心があったかいから。
[手の温度を言われているのはすぐわかった。 よく、冷たいと言われるから。
子供の頃はそうでもなかった。 昔より身体を動かさなくなったせいかもしれない。]
ありがとう
[読めるか尋かれて読めると答えたはずなのに いつの間にか、読んで貰う立場になっていた。
短い感謝はその現れ。]
(580) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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…ありがと 誰にも言っちゃあかんし、言わんとこ思うてた ことやから…ちょお、緊張するな
[それでも徳仁には聞いてほしかった。全部知った上で好きになってもらいたいと思うのはやはり子供だからだろうか
勧められたお茶を一口含んで、あんな、と口を開く]
(581) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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よくいう。
[一笑に付した。]
……俺が読みたいつった。
[体調のせいで礼を言われたと思ったのか、居心地悪さを感じてか、そう返答してから]
読んでる間書けないけどいい?
(582) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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いや、他の人らは違うと思うけどな……
[普通はきちんと本人の意向が通るはずだ。 やれやれとは思うものの、好きだと言われればまあいいか、という気にはなる。
笑みを浮かべて指についたたれをなめとる仕草に瞳を細め。 余計なことがしたくなるからそのときはごまかすように料理を口へと運んで]
(583) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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うん、いい
[一人でも──]
どうせ書けない。
[とは言っても、 ここまで熱があると無理をさせるのは憚られる。
ここにはリラックス出来るソファもないし、 布団は普段クローゼットにしまわれていて、 滅多に日の目を見ない。
段々と温まる掌を南方の首筋に当てたまま、 良い方法はないかと考えた。]
(584) 2014/07/02(Wed) 17時頃
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やて…うたやろ…に…き…うた…がな
…の…で…さん…うねんけど
…
…の…やったし…へんよう…ぃつけてんけど
…だけ…のかからん…でその…してもうて
…
…もう…るやろ…そこで…が…に…て…
…られなくないとこ…られて…てん
…
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……
[間中のどうせ書けない、との一言に、首裏に手を当てられたままの姿勢で、その表情を伺おうとする。行き詰まった時の感覚を思う。]
大変だな。
[と、同情らしき一言だけかけた。 体調に関しては諦めたのか、首にあたる手の温度が、徐々にぬるくなってくると、小さく堪えるような咳をしてから、ノートパソコンの傍へ這って寄った。間中の手は、自然離れる形になるだろう。]
読んでもいいのは?
[画面に表示されているものがそうであるとか、事情は全くしらない。 だから、間中を見上げるようにして、振り返った。]
(585) 2014/07/02(Wed) 17時半頃
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…さんも…ってるやろけど…じゃそれなりに…のある…やし…お…い…の…き…いもあったから…まあさっくり…うと…が…って…を…てそこで…しくしといてくれれば…なかったこと…にしましょうと
…うちの…にも…はあるから…は…うて…
…は…も…えんかった…
…さんが…こうなったらしゃ…ないね…てあっさり…のいうこと…いたんが…ひたすら…で
…
…もう…えないだろうけど…は…にでも…しいし…かれるから…じゃなくても…でしょ…
…なら…もっといい…が…つかるよ…
…で…して…めて…には…と…るな…でもその…とか…や…うんがこっちで…んようしろ…われて…
…は…さん…やったら…が…やから
…われた…り…しゅう…ええ…にしとったんやけど
あん…で…さんに…うまでは…な
…
…そんなやから…さんから…われたことも…
…け…れるわけにはいかんくて…でも
…
…なあ…
…を…の…わりにしよう…うた…うたやん…
…もし…やったら…ほんまにそうしてたん…
…いうんはそんな…なもんなん…
…
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──……。
[同情の言葉に、僅かに目を伏せる。
好きなものを書いていて、 表現に苦心して書けなくなったのとは違う。 より良い場面を模索して行き詰まっているのとも違う。
どう──したいのかも わからない。
爽やかな、未来へ繋がる決意でも書けばいいのかもしれない。 けれどそれは、拒否反応が強い。 自分の中の感性が、そんな陳腐な結末を許容してくれない。]
(586) 2014/07/02(Wed) 17時半頃
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今開いてるやつ。
[本人が読むと言っているのだから その意思に任せよう。]
待って、冒頭に戻す。
[振り返る南方の視線に招かれるように隣に進み、 開きっぱなしにしていたテキストエディターの スクロールバーのノブ一番上まで移動させた。
頁を捲るタイプではない。 ただひたすら、下にスクロールして読み進めるだけだ。]
(587) 2014/07/02(Wed) 17時半頃
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[丁度開いてあった事から、書きかけなのかな、と想像する。 出来ているとか、いないとかはまだ聞いていない。 最後まで読み進めれば、どうせ分かることだから、わざわざ聞く必要もない。]
ん。
[間中が冒頭を表示させるというのへ、鼻声の相槌をかえした。 枝のような指が、ノートパソコンの灯りに照らされている。 慣れた様子で機械をいじっているのが、どことなく新鮮だ。]
(588) 2014/07/02(Wed) 18時頃
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ミナカタは、ジャニスの操作が終わり次第、小説に目をとおしはじめる。
2014/07/02(Wed) 18時頃
さんな…ほんまは…のことが…きやったんて
…に…を…すと…までの…が…れてしまうから
…わり…に…を…
…
…な…おめでたい…やろ
…のあほさ…がほんま…になるわ…
…
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[今──どんな風に、発熱と戦っているのか 興味がないわけではない。
きっと座っているのも辛い。 だろうに、さっさと寝ると言って部屋に戻らず 付き合ってくれているのが少し嬉しい。
けれど──南方が読み始めたのがわかると 遊の目は冷めたように、 感情をなくして機械の光を見下ろした。]
(589) 2014/07/02(Wed) 18時頃
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[すぐに踵を返し、 キッチンでミネラルウォーターをグラスについで戻って来て]
薬 あれば。
[グラスをローデスクに置くと、南方の隣の床に直に座った。]
(590) 2014/07/02(Wed) 18時頃
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[間中が準備を済ませたのが分かると、這って、ノートパソコンの正面に座った。暗い部屋は、奇妙な空間だとずっと思っていたが、だんだん慣れてきた。]
……
[タイトル未定のその作品は地方の酪農家の青年を主人公としているらしかった。 主人公は感情の起伏の激しいわかりやすい性格をしている。]
……けほ
[スクロールのため、「↓」キーを押したあたりで、まっすぐ座っているのがしんどくなった南方は、だらしなく、黒いローテーブルに頬杖をついて、斜めになりはじめた。]
(591) 2014/07/02(Wed) 18時頃
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……?
[水を持って隣に座った間中に、最初、意味がわからずいたが]
あー。薬は鞄……。
[そう言って、ずぼらに床に手をついて、手をのばそうとする。 届かない。]
(592) 2014/07/02(Wed) 18時頃
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ジャニスは、ミナカタの手に鞄を手渡し、様子を見ている。**
2014/07/02(Wed) 18時半頃
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[鞄をとって貰ったら、畳んだ白衣が邪魔だったので取り出し、その下にあった薬の箱を発見する。 用意して貰った水で粉薬を飲み込んだ。 次いで、ごみを捨てる場所を探し、部屋の主に助けを視線で求めて発見次第、そこに捨てた。]
ありがとう。
[と、一言親切へ礼を言って、続きを読み始めた。]
(593) 2014/07/02(Wed) 18時半頃
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|
[間中の対応に、なるほどこいつにも良心のようなものがあるんだなと思う。 ここまで悪化すれば遠慮して貰えるらしいという基準を知った。]
………
[スクロールバーの短さと位置を確認する。 隣に座っている間中へ]
時間かかるよ。
[と、かすれた声が一言断る。 読書を始めた勝手な客は置いて、部屋の外でもどこでも行き、好きにしていればいい。 南方は酪農家の青年の周りで起きる事件のほうへ集中しようとする。]
(594) 2014/07/02(Wed) 18時半頃
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――昼から夜へ。談話室――
[開かれた窓から入り込む風が生温くて気怠げで、 ますますソファに沈み込んでしまう。
雨に濡れた進と徹津を出迎えるのは、 お母さんみたくタオルを手に降りてきた永利。 永利が傍を通ったとき、柔軟剤の甘い匂いがした。
ふあふあタオル、ちょっと羨ましい。
さて、それからどのくらい談話室に居座ったか。 雨を降らせ続ける雲は夕焼けに染まる事もなく しとしと静かに夜に沈んだ。*]
(595) 2014/07/02(Wed) 19時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 19時半頃
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― 居酒屋 へっぽこ ―
[少し落ち着いてから、リュックからタオルを取り出して擦らないように擦らないようにと気をつけながら顔や腕に落ちた涙なら何やらを拭う]
いっぱい、嘘ついてごめんな でももうこれからは、嘘つかんようにしたい 徳仁さんにも…わかば荘の皆にも
[それでもまだ徳仁の顔を見ることはできなかった。このことを知ってどう思うのかという恐怖と、過去の経験を知られた恥ずかしさとで]*
(596) 2014/07/02(Wed) 20時頃
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――夜、浅い時間。談話室――
……ピザ食いたい。
[仕事やアルバイトに出掛けた面々は ばらばらと帰宅しているようだし、 逆に雨の中を出かけていく人もちらほらと。
談話室のソファでごろごろと過ごす間、 顔を合わせれば挨拶はしたけれど。
経過する時間のだいたいを、 徹津と永利が写真を見る様子や窓の外を眺めて ぼんやりとしたまま過ごしたように思う。
唐突にワガママ言い始めたのは、 本格的に外が暗くなった頃。]
(597) 2014/07/02(Wed) 20時頃
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…それはどう…えても…の…が…いだろ…
…いいわけはしないけどな…それでも…は…の…だという…を…てからしか…ばないぞ…
…
…
ってほどじゃないだろ…
…いたくないことなんてみんな…かしら…ってて…しゃべらないだけで…
…
…なあ…
…はそんな…の…で…お…のこと…いになったりはしないから…
…だからそんなに…がらなくていい…
…
…
…とりあえず…その…は…ってやりたいが…
…それをすると…も…の…も…りそうだからやめておくけど…
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[ぽんぽんと瑛士の髪を撫でてから、手を離して]
俺はそれを聞いても変わらないし。 お前がいやじゃないならこれからも、傍にいるから。
[だから安心しとけ、と笑って。 お茶を口に運ぶ。
とりあえず、こういう過去のある瑛士の好きなやつって誰だ、とかいう思考は置いといて。 瑛士が落ち着くのを待つ]
(598) 2014/07/02(Wed) 20時頃
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…うん…ってるよ…さんは…さんとは…う
…は…あん…の…さんが…ほんまに…のために…その…えて…ぃ…うてくれたんがようわかって
…
…
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[急に物騒な事を言いだす徳仁に少し驚く]
…あかん。そんなんしたら大事な徳仁さんの手が 痛くなるやん ――俺はもうええねん。お蔭で未練も木端微塵やで
[言ってからちゃう、"徳仁さんの大事な手"が正解やったなあなんて考えるほどには、落ち着いて涙も止まった]
ほんま?…良かった…それだけが、怖かってん
[再度嫌わないし側にいてくれると言われて、笑顔まで取戻してお茶を飲み干す ようやく胸のつかえが取れたつもりでいたけど、その時の俺は徳仁に、もう一つ嘘をついていることをすっかり忘れていた]
(599) 2014/07/02(Wed) 20時頃
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サミュエルは、ドナルドの選ぶ一夜限りの相手ってどんな人やろか…
2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[頬杖をついたまま、南方は物語を読み続けた。 律儀を自称する南方は、読み飛ばすこともなく、急ぐわけでもなく、熱でぼんやりとした顔を、四角いモニターに向けている。 途中寒いと言って、持ち帰った白衣を羽織り、油絵具の臭いを部屋の主に謝った。 長いと間中が言ったとおりで、時間は、相応にかかった。 喉が乾いて、水をちまちまと飲み続けていたので、グラスの中身はいつの間にか空になっていた。]
(600) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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そりゃ。好きな相手だからなあ……
[気を使うのは当然だというように頷き。 顔をあげた瑛士に笑みが戻っているのを見て、ほっとした。
未練がなくなったという瑛士>>589にそれはよかった、と思い]
んな怖がることないだろうに。
[やれやれと肩をすくめて。 じっと瑛士を見る。
しかし今更なんてきこうかと悩んでいるから、うっかり口にした言葉は意識していない]
(601) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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――― 昼の、ウッドデッキ ―――
[さあさあ さあさあ 降り注ぐ小雨が髪を濡らす。 何処が濡れてんだか最早境界線が分からない。 濡れ鼠の肩が、シャツが、紺地を深くしていた。
スマートフォンの画面にも水滴が点いて 時間経過 消える画面 三次元に引き摺り出される。 ―――此処は、談話室の陰。徹津も一緒の、濡れ鼠。]
ん。
["風邪"二文字と、伸ばされた手。 理解が追い付かねーのは、隣人と過ごした時間の、足りなさで。 驚いて、理解して、雨を弾く目蓋が何度も開閉繰り返す。]
馬鹿は風邪引かないのでありますー、ッてか 徹津くんのが濡れて、んじゃ、 て、
(602) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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読み慣れてないと、二時間くらい──
…──いや、もっと、掛かるかな。
[読み始める直前におおよその所要時間を告げて、 クッションを使っていなければクッションを押し付ける。
読み易い言い回しや表現を使用した大衆小説だから 引っ掛かるところはない──だろう、きっと。]
(603) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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|
[間中に告げられたおおよその所要時間どおりになった。 南方がぽつりと、白く光る四角に視線を向けたまま尋ねたのは、小説の中の青年が、台風の後、濡れた牧草地に一人佇み、雲間から射し込む朝日浴びて――……というシーンに差し掛かってからだった。]
――……これ、何かに出すの?
[物語に、ではなく、別の意味でのどんでん返しがあったなら、もしかしてその第一声にはならなかったかもしれないなと、言ってから思った。 それを尋ねるもっと前の段階から感じていた印象は、最後までずっとそこにあった。 南方の絵画を見て「コンクールに出さないのか」と間中が尋ねたのは、これが要因ではないかと感じてしまうような印象が。]
(604) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[駆けて行こうとする背中>>434
二次元にどっぷり浸かってる俺の脳味噌が 動き出した三次元を理解しようと、瞬く。 ぱちぱち。]
徹津くんと話せてるじゃん。 俺。
[携帯端末ごと、唇に手を充てて、滲んだのは喜色だ。 更にそこに降って湧く声、永利>>435のもの。 大人の優しさが具現化したような、タオル、の単語。 言葉で重なるタオルが、擽たくて、無意識にこめかみを掻く。]
徹津くんも、永利さんも、さー…… んもー…
[痒くもねーのに掻き毟る、照れ隠しの露呈。]
(605) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[樹の幹をキューブ状に削りだしたものに 針を付けただけの時計が、パソコンの少し奥に置いてある。
南方が帰った時点で九時半を過ぎていた時計は、 今はもう十時半を回ろうとしている。
>>591怠そうに姿勢を崩すのは身体が辛い証拠だろう。 >>593ゴミは手で受け取って部屋の隅の屑籠に捨てた。]
──
[ありがとう──。 南方に言われるのは何度目だろう。 数えるほどか、初めてのような気がする。
無理をさせているこんな時に言われるなんて。]
(606) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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|
……あ、…
[『好きな相手』という言葉に、そうだった。わかば荘内に他に好きな人がいる、と言ってしまったことを思い出す。 よくよく考えれば自分も、永利を代わりにしてしまっていたのだ。知らなかったとはいえあんな最悪な変態と一瞬でも重ねてしまったことに心から申し訳なく思う]
…お茶漬け、冷めてしもうたな
[ここからがまた難しい。どうしたものかと考えて、とりあえず時間稼ぎにたいして食べたくもない茶碗を手元に寄せる。自分のついた嘘についてテンパっていて、徳仁の言葉の主語には思い至れず]
(607) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[時間が掛かると言われて、 この状態の客人を放置して行けるほど 遊はまだ人間離れしていない。
言葉なく頷いて、大人しくしている。
少しして、雨の匂いに混じって油の匂いが鼻を掠め 床の上の畳まれた白衣に目をやった。 手を伸ばして引き寄せ、鼻を寄せる。
染み付いた油の匂い。 飛んだ絵の具。 夢の一幕を思い出す。
すぐに戻したけれど、 夢の終わりに見た故郷の風景が、淡く印象を残した。]
(608) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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|
[せっかく笑顔になったのに、またテンションが下がった瑛士>>607を見やり。 さっきの口にした言葉を思い返して、余計なことをいってしまったと悔やむ]
冷めたら美味しくないかもしれないから、作り直してもらうか?
[瑛士がわかば荘で気にしてる相手は誰だろう。 徹のことは気にかけていたようにも見えるけれど、親しいのは翔平だとも思えるわけで。 まあ誰が相手であっても、断られたうえにテンション下がる様子を見れば己惚たりはできないわけで]
瑛士の好きなやつが誰かは知らんが、 あそこに住んでるやつらならきっと大丈夫だろ。
[打ち明けても、と見当違いに励ました]
(609) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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|
[―――…うおん、と>>435 犬の鳴き真似のように鳴くのは、驚愕や、深夜帯の不測事態。 部屋が近けりゃ近いほど、聞かせる頻度が高いもの。
テレビ画面の、LOSE画面は、今も昨日も見ていない。]
お、お気遣い頂きい、有難うございます?
[濡れ鼠は、受け取るタオルに、礼を言う。 好き勝手するのにゃ慣れてるが、こういう気遣いに 触れるのはとんと慣れていない。 子供、だった。
―――…わしゃわしゃ、濡れそぼった髪を拭いちまう。]
(610) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[途中で座っているのに飽いて、 ベランダから外を見たり床の袋を片付けたり。
それも飽きると、南方のすぐ後ろで横になった。
寒い>>600と訴えるのを聞くと 大きめのカーディガンと夏布団を取り出し掛けてやる。 空になったグラスに水を注ぎ足し、 ミネラルウォーターのボトルを隣に置いた。]
(611) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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――少し戻って:昼――
[馬鹿は風邪引かない、と進は言うけれど、自分は進が馬鹿かどうかを判断する材料を持たないし、そんなもの自分が判断していいものだとも思えなかった。だから、]
駄目。
[自分を構いもせずに、タオルが持ってこられたら、自分も進>>610の髪を肩を拭こうとしただろう。]
(612) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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[そうして、タオルの隙間から窺い知る世界。
管理人>>372が、生暖かいような、優しいような 形容し難い視線を、此方に向けていた。 部屋に篭もりきりで、外に出るのはバイトの時だけ。 イベントはベランダから覗き見る、それが初年度。 年上のゲーム仲間が出来て、バイトの後輩とも絡んで ちょいちょい顔を出すようになった一年目、そして、今年。
亀の足並みながら、二次元から三次元に、前向け倣え。]
………、 うっひっひ。
[しかし、まあ、管理人の細やかな機微まで察せる俺でもねー。 照れ臭い心地を覚えるに留めて、笑っちまう。]
(613) 2014/07/02(Wed) 20時半頃
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や、大丈夫やよ。冷ましてしもたんは俺のせいやし 食べる食べる…美味いよ。大丈夫
[ここで永利と言うわけにはいかない。素直に謝って、…謝って、]
……あの、な。…もひとつ謝ることがあったわ その、好きな人について、なんやけど …それも、嘘やねん。や、全部と違うて…
[ああやっぱり。違う誰かだと思っている。あんな話をした後に、言っていいものかどうか、どう伝えるといいのかと考えて]
打ち明け、は、したかな……今
[酔いはとっくに醒めていて。もう少しアルコールが回っていたらもっとさらっと言えたのかもしれないけれど、しどろもどろに赤くなりながら今、と徳仁の顔を、じっと見つめる]
(614) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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[結果だけ見りゃあ小雨の中、一頻りはしゃいだ顛末。 頬や剥き出しの腕にタオルを滑らせて、檀>>450に、視線。 傍の三毛猫は、檀を如何、認識することに変えたのか 逃げ出さずに傍に居て、くりくり、目を丸めてんの。]
今日は、夜までバイトがあんですよう。 …ひーるーまーッて忙しいもんですか。
[店に顔を出したことは、一度の経験も無かった。 なのにすらすらスケジュールを調整出来ちまう、不思議。]
早起き出来たら、朝から道菅隊員、突撃しますよん!
[行ってらっしゃい!
その背中を見送ってから、時計確認、出勤時間間近! 俺がなんとかまんなら赤いランプが点滅してるところだ。]
(615) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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[それからまた、南方の後ろから 南方とその向こうの白を重ねて見える位置で横になり いつの間にかうとうとしていた。
この部屋で、パソコンを開いたまま 自然な眠気が訪れるのは久しぶりだった。
恐らくは、南方が羽織った白衣の匂いと 朝、部屋にいることを許してくれた 人の気配があったからだろう。
声は、眠りかけていた意識を唐突に現実に引き戻す>>604]
──…
……今月、新人賞の締め切りがある。 それに……応募する。
[少し眠そうな声が、起き上がる気配と共に答える。]
(616) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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――― タオルと葛藤>>612 ―――
[徹津の手が、タオル被った俺の視界に迫る。 確かに俺の比じゃあないが 濡れ鼠ッて意味じゃあ同条件、だのに、髪を拭いて貰ってる。
躊躇うみたく視線を彷徨わせて んでも、結局、手を助ける為に、屈んでしまった。]
ありがとねん。
[タオルの隙間から窺い見る顔に。 ひっそり ひっそり 小声に 謝意を籠めた*]
(617) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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……え?
[しどろもどろに告げられた言葉に、驚いて声をあげる。
瑛士の赤い顔をまじまじと見つめて。 好きな人がいると告げたときの瑛士の言葉を思い返し]
えー、と。 ……つまり、瑛士は、俺が好き、だと?
[いや断られたのに?とかは思う。 さっき聞いた打ち明け話がトラウマというか縛りになっていてなにか幸せになっちゃいけないとか言う思い込みでもしていたのだろうかとまで考え。 しかしまだ信じられないように、幾度か瞬きを繰り返しじっと瑛士を見つめた]
(618) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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…みやすく…に…そうな…の…った…から…なんとなく…のよさを…じた…その…をそのまま…うのは…られた…
それは…から…または…が…われてきたからだろうか…
…み…めやすい…いは…かの…で…きやすい…が…べ…されて…は…まっている…
…しかしたら…これで…の…の…であるのかもしれないが…その…の…など…の…るところではない…
つまらないとかをいう…も…こらなかった…
つまらない…という…に…になっているだけだろうか…
こういうものは…こういうものとして…あるような…もして…
…が…いているとか…というものには…がある…
だから…それを…いて…かやろうとしているのなら…それでもいいのだろうと…える…
…をさせない…を…した…
…やお…に…して…を…いたいと…えるほど…しもの…きでもない…
…をしようとしても…の…は…めない…
…いのだから…
ここに…があるとしたら…だろう…
…に…いつくのは…て…が…を…んだ…の…であること…
それ…は…なところ…からなかった…
…はここからどうする…なのだろう…
…までお…の…を…めるのだろうか…
…なにがしたいんだろう…
|
…そう、やね…… ちょおごめん、今あんま、見んといて [驚いてる。そりゃあそうだろう。俺だって驚いてる 無事に意図が伝わったと解ったら、徳仁までこちらを凝視してきて思わずタオルで顔を隠した 今なら恥ずかしさでしねるんじゃないだろうか]
(619) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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のように…を…るだけになるもっと…から…われ…けていた…を…う…
…した…と…をとった…が…の…で…くに…んでいた…
せめて…に…なければよかった…
…の…が…れている…と…える…があればよかった…
けれど…ただ…した…
ぐうの…も…なかった…
その…の…の…がいいだけの…が…の…に…と…り…ける…をもった…を…する…しさという…の…で…ひどく…つまらなく…ちっぽけで…ありがちに…えることが…あまりにも…で…に…えた…
そして…それを…うのは…その…が…ではなかった…
|
―談話室― [思い思いに談話室で過ごす住人達にそれぞれ声を掛けようとはせず、徹津の髪が拭われるのを待ってからアルバムを開いた。 わざわざプリントアウトしてくれたのかそれとも元々打ち出して持っていたものか、どちらにしてもカメラの画面を覗くより見やすくてありがたい。
並ぶ写真はどれもこれからの季節を思わせるモチーフのものばかりで、昨日の会話から選んで持ってきてくれたのだということがわかった。]
…ありがとね。
[そのことに感謝を告げると、徹津の姿をちらりと見下ろす。あまり感想を口にする性質ではないしきっと全て見終えるのには時間が掛かるだろうけれどもその間徹津は時間を持て余したりしないか、少し気になって。]
(620) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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…着替えとか、 行ってもいいからね?
[自由に席を外しても構わないのだと言外に伝えてからアルバムのページを捲る。雨の日、晴れの日、空の写真、地面にとても近いもの、草木の写真、どれも涼しげなのに、どれもこの近所で撮られているものの筈なのに、1枚1枚が全く違う世界だ。
幾つかページを捲って、それからページを捲り戻してアルバムから1枚写真を取り出すと、その写真を掲げて見上げるように長く眺めた。昼と夜の青が混じり合った星の写真。
じっと見つめて、眼鏡を指先で上げて裸眼でも見る。]
(621) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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ここに…はなさそうだと…じた…に…いてでも…をこねてでも…これからの…の…い…を…えても…を…げても…その…を…み…す…を…て…ち…かわなくては…き…を…けることが…ない…がして…ち…かうのをやめた…
だから…の…として…を…る…を…じない…
…として…じている…
もう…にとっての…は…わっていた…
もう…するには…を…わい…ぎたと…じている…
それでも…がこの…で…しいと…をしめてしまった…が…に…すのは…しかった…
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――― 昼から夜に、談話室抜けて外に ―――
[生乾きの身体で談話室に上がる。 ソファで唐揚げ食ってる日向隊員、一見て二見て、確認。
メールでその存在が此処に居ることを知っていたので するするするるッと、出陣前に、立ち寄る。]
ひーとーくーちー。
[あ、と開ける口。我が儘は挨拶みてーなもん。 柔軟剤利いたタオルを羨まれるのと、理由は似ていた。 くれよ、くれよと、餌を強請るひよこ口。]
俺の帰還を心して待ちたまえよう、日向隊員。 されば事の顛末を教えてやらんでもねーよん。
[――――…クリア出来てないけど。]
(622) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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[餌を貰えようが貰えまいが、ひよこの出陣は迫る。
戦友に一頻り構い、タオルを頭に、談話室を飛び出した。 着替える時間を考慮すればもう時間はぎりぎりだ。 アウトに片足突っ込むか突っ込まないかは、瞬発力で勝負。
駆け上がる階段。 シャツからシャツに、スラックスからチノパン。 着替えて、傘を手に、わかば荘を飛び出した。 行って来ますはそういえば言い忘れて。]
(623) 2014/07/02(Wed) 21時頃
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[タオルに隠れるのが可愛い、とかそういう感想はおいとけ自分、と脳裏で一人突っ込みをするぐらいには混乱している。 瑛士が好きなのが俺だとして。 ここ三日ほどの急展開には驚くばかりだが、今目の前にいる瑛士は現実だ]
――という、ことは、だ。
[立ち上がって瑛士の隣へと近寄る。 テーブルを挟んだままでもよかっただろうけれど、近づきたかった]
……恋人に、なってくれるか?
[瑛士の傍に座り、タオルで隠された顔を覗き込む]
(624) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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…動こう、
[ピザ屋のサイト探して弄っていた携帯端末、ポケットへ。 電話一本でやすやすお届けされるピザを食べても 今はあまり美味いと感じないかも…ってな気分で。]
ぁー……料理、覚えようかな。
[しっかり怪我が治ったら。 ホットケーキとか、焼いてみたい。丸くてふあふあの。
でも今は、まず外へ。 そんな思考遷移を経て、わかば荘を離れて、 ビニル傘と財布を手に雨の夜へと一歩踏み出す。*]
(625) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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――少し戻って昼―― [>>612>>617道菅が徹津に拭かれている、 道菅も徹津の身長に合わせて屈んでいる。 その光景がどこか微笑ましい。 いつもなら少し離れて眺めているだけだけれど、 そのタオルは俺のだし。]
…礼を言う前に、拭く。
[>>610少し屈んだ道菅の姿に手を伸ばして、 徹津と2人掛かりで拭いてやった。 拭われ終わった濡れ鼠は談話室を飛び出していく>>623]
あー…、っと… …えっと…、俺のタオル…?
[…後で返してもらえば、いいか。]
(626) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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――写真を見て――
大丈夫。
[濡れたことを気にして着替える>>621くらいなら、はじめから傘を持って出る。 気にした方がいい、と言われるなら困ったように目を泳がせて、誤魔化した。 捲られていくページ、自分も覗き込めば撮った時のことを、その瞬間を思い出すから、どんなに遅く捲られても、退屈はしない。 時々、逆に徹が退屈していないか心配はしていた。]
(627) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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[少し眠そうな声が、返事をしたのが聞こえた。 じっと読んでいたから、眠っていた事にも気づかなかった。 起こしたらしいと知って、可哀想な事をしたかなと感じる。 尻の横へ手をついて、背中の方へ顔を向けた。 新人賞という事はつまり、小説家になりたい、小説を書き続けたいという事として捉える。 本が好きだから、書くのだと言っていたのも、同時に思う。]
これ、最後は?
(628) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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裏、カード入ってるから。昨日のも。 好きに、して。
[そういう間にも、抜かれた一枚の写真。 藍色のグラデーション。風景写真はあまり撮らないが、どうしても綺麗だと思う空があれば、その感動を残したくて、撮る。 撮り慣れていないモチーフのそれを気に入られるのは、共感もありつつとてもこそばゆかった。]
(629) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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[観られるのが恥ずかしすぎてすぐに顔を背けてしまったから、徳仁の顔も赤くなったのは見逃してしまった。酔っても全然顔に出ないので滅多にない機会だったのに
でも、自分はそうだと言っても徳仁の方は解らないしどうなんだろう、と考えていたら、急に気配が近づいて…BARで聞いたような、あの声で問いかけられて]
…うん…俺、で良ければ…喜んで
[タオルを少しだけずらして、一応ちゃんと、顔を見てから返事をして。その後はまた見んといて、と蹲る]
(630) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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ああ…そうか…
…
…やっと…めて…いになれたんや…
…
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――コンビニエンスストア――
[……意を決して外へ出たが。 目的地・坂下のコンビニ。近い。近すぎる。
雨塗れの坂道は冒険に適していた気もするし、 ファンファンファファーン…と入店迎える自動ドアの音は 目的達成を祝ってくれるファンファーレにも思えて ちょっとくらいはテンションは上がったが。
全体的には、しょーもないな俺!って肩落として買い物。]
(631) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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[この状態で断られたらさすがに泣くかもしれないとかちらりと思う。 そんな心配も無用だったことはすぐにわかったけれど。
恥ずかしそうに蹲る瑛士>>630の答えに。 心底嬉しそうな笑みを浮かべた]
ありがとう、瑛士。
[ぎゅ、と抱きしめて]
(632) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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-談話室にて、昼-
んにゃ、まだ生きれる。
[>>44芸の気遣いの言葉に、基準の些かずれた返答を返して。 暫く有り合わせのものプラス他人のものをモグモグしつつ、何やら考え事をしていたが。 やがて、庭から人が入ってきたのをきっかけに立ち上がる]
散歩してくる。
[ついでに芸と日向に、なにか欲しいものあるか、なんて訪ねて。 まだ降り続ける雨の中、薄っぺらなレインコートを着て無作為な生き方そのものの足取りで]
(633) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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最後は、
…────……最後は、多分、泣くんだ。
自然の厳しさと思い知って、 それでも感じる圧倒的な美しさに涙を流して、 歩き出す。 ──…未来、に向かって。
[波長の短い白光が南方の顔に陰を作る。 目の前の男が今どんな顔をしているかが見えない。
書いていない結末は、大分前から頭の中にはある。 そうあるべきと思われる筋が、漠然と。 決して映像として、実感を伴って広がる世界ではないそれを 自分の中から、出したくないのだ──。
語る声音は、珍しく重い。]
(634) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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[良かった、まだ"無かったこと"になっていなかった。 全部話して、それでも気持ちを受け取ってもらえたことが嬉しくて、嬉しくて、嬉しい]
俺の方こそ…ありがと ほんま…ありがとう…
(635) 2014/07/02(Wed) 21時半頃
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…も…き…さんが…き
…ずっと…におってもらえたら…しい
…
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[コンビニ。カゴに酒を何本か突っ込む。 俺が飲むためではなく、酒盛りしたそうだった芸の分。
昼間の談話室での会話(>>496)の中で、 だし巻き卵が食べたいって伝えておいたから 最強の男にふさわしい最強のだし巻き作ってくれてると 俺は呑気に信じているよ。]
――回想・昼間の談話室――
……作るの。攻太が。だし巻き卵。
[日頃の自炊を放棄している俺の料理の腕など 談話室で飯にあやかっている頻度を見れば おのずと知れているだろう。
呼ばれた先にあった沈黙は気になったものの、 食べたいものを素直に伝えた。 大根おろしがあれば更に言うことナシ!*]
(636) 2014/07/02(Wed) 22時頃
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[どれくらいそうしていただろう。これがどちらかの自室だったらいつまでもこうしていたかったけど、さすがにそういうわけにもいかず]
…あの、さ…これからどうしたらええん? その、わかば荘で
[徳仁が離そうとしないうちはされるがままにして、直近一番不安なことをぽつりと漏らす]
(637) 2014/07/02(Wed) 22時頃
|
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―夕刻・談話室― [外が暗くなっている。 仕事、の筈だったのに何時の間にか仕事とは違う頭で見ていた気もする。座り続けて少し体も凝った、長いこと見ていたようだ。]
…來夏ちゃん、カードありがとね。 後で部屋戻って、確認する。
[夕食かなと呟いて、 外へ出ていく藤堂を見送ったのはそのすぐ後のこと。]
…ごめん、疲れた? ……と、翔平くんがいない…?
[ピザ、と声が聞こえたような気もしたけれど。]
(638) 2014/07/02(Wed) 22時頃
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――再びコンビニでの買い物――
[何種類かの酒をカゴに落とすと、重量に左腕が泣く。 安全運転と重い荷運びこそが生業だというのに この体たらくは由々しき事態だと溜息吐いて。
ふ…と視線を向けるのは飲料水の棚。 透明なペットボトルのラベルに描かれた揺らぐ水面、 そこに映っているのは商品ロゴの青い文字だが。
頭の中に、しんと静かな弛みない水溜りを描き。 取り出した携帯電話の画面をタップする。]
(639) 2014/07/02(Wed) 22時頃
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に…が…えていないとは…らなかったけれど…その…は…ひどく…そうな…げな…をしていた…
|
……。
[最後はどうするのかを聞いた。 間中の声音は、珍しく、重い。]
(640) 2014/07/02(Wed) 22時頃
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…られた…は…い…していた…を…るみたいに…かだった…ちのめされて…として…し…く…を…えた…を…えば…その…には…そう…ていれば…そんなふうに…えなくもなかった…
…は…の…びとして…しっくりとして…いるのだろう…
|
[同じタイミングで同じことを考えている瑛士>>637の問いかけに、少し悩む。
――ちらり、と徹の顔が頭によぎるが。 しかし下手に隠したらきっとどちらも傷つけて最悪な結果を招きそうな予感もして]
恋人になったことを隠すつもりはない、けど。 瑛士が言いたくないなら、それを尊重する。
[不安そうな瑛士に安心させるように笑みを向け。 二人暮しとかは、またゆっくり考えればいいと今は口に出さない]
(641) 2014/07/02(Wed) 22時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 22時頃
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……。
[その重い声に、質問をした。]
遊は、泣いたことねえんだっけ。 そういうので。
(642) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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──、
[忘れたと言ったはずなのに。 物書きとして、足りないものを指摘されたように感じた。]
…──ない。
[しかし今、嘘をついてもしょうがない。 目を伏せて、白い光から表情を隠すように俯いた。]
(643) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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――大丈、夫
[疲れたか問う>>638のを、否定する。 が、不安と、照れと、驚きと。色々な感情の動きも混じって、少し疲れては、いた。 徹に限らず人と言葉交わすのは苦手で、顔を突き合わせるのが何時間か。 退屈していない。していないが、柳茶はほんのりと、暗く。]
――外、行ったかな。
[ピザ、は夕食を求めた言葉だろうけど、いないと言うなら。 姿を探すようにウッドデッキ側に向かい、そのまま端に居座った。]
(644) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
どう──…
[顔を上げて、表情の見えない男へ問う声は 不安げに揺れる。
期待は持てない。 書いた自分が良いと思えないものを 読者が良いと思うはずがない。
それでも縋るように、尋く。
賞を──取れるかどうか。]
(645) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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俺は…自慢やないけど隠し事は得意やし、ここの人たちやったら知られても平気かもなあとは…え、ていうか隠さなくてええの?
[徳仁はわかば荘の中では古参だ。他の住人についても俺よりずっと詳しいだろうし、その徳仁が隠さなくていいと言うなら]
…今度はなんも、悪い事してへんのやし −−隠さなくてええなら、嬉しいな
[表向きは普通にしていて、こっそり付き合う、というシチュエーションも悪くはないと思う。経験がなければ 毎回窓を閉め切って、鍵のある部屋でしか会えないとか、決まった時間にしか会えないとかいうのはもう疲れた]
(646) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
――― 遡る昼・談話室 ―――
[膝を屈めて、徹津隊員に頭拭いて頂いております、一時。 ふわふわ 柔軟剤の利いた タオルの景色。 隙間から覗くことが叶う、永利さんの表情。 管理人さんと何処か似通ったいろを、何となく、感じた。]
ううう、おおおん、ふ、拭きま、ふぎぎ。
[二人掛がり、贅沢な手>>626を受け止めた。 俺の頭はより角度を下に下に、重力に従って下がる。 ぼっさぼさの生乾き頭。 頭も、似たようなもん。
だからッてわけでもねーけど、返しそびれたタオル、頭ン上。]
(647) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
[買ったのは、酒と、水と、食べ物を少し。
菓子棚に陳列される駄菓子を見つめたりもしたが、 檀が口に押し込んでくれたシュークリームの味とか 一緒に作ったクリームの味を思い出すと 他の甘いものに記憶を上書きされると勿体無く思えて。 手を出さなかった。
レジにて精算を担当してくれたアルバイトくんに、]
―…信也くん…今日は居ない日?
[昨夜からずっと姿を見ていなかったご近所さんを探して レジ奥へと視線を投げたりもしつつ、買い物無事に完了。]
(648) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
[あまりに、しれっと、忘れたというものだから。 平然と投げ捨てられるような事に聞こえて「ない」と同じ括りとして捉えていた。]
……ちょっと別の話になるけどさ。
今朝俺にコンクールがどうのって聞いたじゃん。 俺は、たぶん、 ほんとは、少なくとも今は―― 出せねえわ。
[白状した。]
……
いつ諦めようって思うか、分かんないよな、 ああいうの。
(649) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
― 昼・談話室 ―
…だし巻き卵。
[>>636それなら、なんとかなるだろうか。 出汁の作り方は、知らなかったが、 卵焼くだけなら、なんとか。たぶん。
いや―――、]
俺は、やる!! 任せろ。
[これも修行だ。 そう思えば、何だってやれる気がする。]
(650) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
[隠したいと思うのはただの保身だ。 隠さないでつく傷と、隠したことによってつく傷。 どちらも同じようなものかもしれないが、拗れそうなのは隠したときのほうだと、そう思うから]
付き合い始めました、って宣言する必要はないだろうけど。 聞かれてごまかす必要もないし。
二人で出かけたりとかしたらどうせばれる。
[ばれる程度にはデートに出かけたりだとかはしたい。 ……部屋に遊びに行くのは、まあ隣への配慮が必要だとしても。
徹とのことを言うべきか黙っておくべきか。 少しばかり悩んではいるが。 いまの幸せそうなところにそんな悩みを押し付ける必要もないと思った]
(651) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
|
[いい加減、居酒屋の中だと主張する周囲のざわめきを無視しきれなくなったからしぶしぶ腕を放し]
そろそろ帰るか?
[どうする?とたずねる。 瑛士を抱きしめて甘やかしたいところではあるがだからといってホテルに連れ込むのもな、と。 とりあえず大人としての理性を働かせている]
(652) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
|
…だってせっかく…いなれたんやし…
…に…でいちゃいちゃしたいとは…わへんけど…もしそないな…になった…に…やなくてちゃんと…が…きなんは…さんや…いたいなって
…
|
[やはり、他人のことなど考えてもわからない。 思考することを諦めて部屋着に着替えると、 短いオレンジ色をかき混ぜながら部屋を出た。
――とても腹が減っているからまずはエネルギーを]
…………よ。
[談話室には誰が居るか軽く挨拶してキッチンスペースへ、 冷蔵庫にあるものを集めて遅い昼食というか夕食の支度]
(653) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
[どの口がいう。 そう思って、開きかけた口が、とじかける。 ――できれば、言いたくない。 他人の域を踏み越えるようで、ひどく、抵抗がある。]
妥協とか要領だけで作ったやつで挑むと、 当たり前だから、それこそ泣けもしねえの。 ……
だからどうしろって言う気はないよ。
[こらえきれず、線を引き直す。]
……描きたくもないものを、描くのって 意外と麻痺するんだけど―― やめちまおうと思った時に、やらなきゃ良かったとしか ほんとに思わなかったからさ。
(654) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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|
――とうに日も暮れた頃――
[タクさんが入ってくれば>>653、ガラスに貼り付けていた顔引き上げて目も開け、頷きだけ返す。]
――、
[それから、ふっと笑った。]
(655) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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|
――― 『small world』 ―――
[日常は常に忙しなく過ぎてくもんだ。
俺をリアルに引き摺りだす最たるリアル。 いらっしゃいませ、有難うございました、の繰り返し。 水出して珈琲出してサンドイッチ出して水出して エンドレスに続く作業工程、針が夜を指し示す。 雨が止まない所為か、夜にもなれば客は疎ら。 お陰様で片付けは早めに済んだが、濡れた床で悪戦苦闘。]
雨止まないしくそうお疲れ様でしたあ。
[悪態吐いて、外。 さあさあ、降り注ぐ雨。 濡れてた髪は必然的に乾いたけど、タオルが恋しい。 部屋のベッドで寛いでる永利さんの。 洗って返さねーと。]
(656) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
[その勢いで、キッチンへ向かおうかとも思ったが そもそも肝心の酒を手に入れていない。 そっちが優先かと、>>633 散歩に出かけた草芽の後に続き、外へ出る。
傘をささないで行こうか一瞬迷い、傘をさした。
楽しかったかは別にして、 先日雨の中修行してきたばかりだ。 今回はやめておこう。
ジメっとした空気の中、せめて パラパラと傘に落ちる音を楽しむことにする。]
(657) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
ん…そうだな…
…つく…ない…かれたらほんとうの…を…えばいい…
…
|
……夕飯、作るかな…。
[檀や平井ばかりに任せてもおけないそろそろ三十路、とはいっても何を作ればいいのかと思案していると>>653平井が入ってきてさくさくと夕食の支度を始めてしまう。]
…タクさん、 俺も手伝う。
[作る、ではなく手伝う、になってしまう辺りがだめかもしれない。自立しなきゃなあ…、そんな呟きを零しながら夕食の手伝いにキッチンへと入った。]
(658) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
― スーパー ―
[酒の好みを聞き忘れたことに気づいたが、些細な問題。 日本酒に梅酒、ビールとチューハイを数本ずつ。 適当に談話室の冷蔵庫へ入れておけば 誰かが飲むだろう。
バーベキューで肉を焼いてくれた壇や、 おいしい飯を作ってくれる人への礼も兼ねて、 まとめ買い。
あとは卵を1パック。 調味料は、きっとキッチンにあるだろう。 きっと、なんとかなるはずだ。]
(659) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 23時頃
|
そっかー…せやな とりあえず普通にしとけばええんかな?
一緒に出かけてもらえんの?嬉しいなー 俺デートらしいデートしたことないわ
[思えばどこかに行く時は兄貴と一緒だった。カモフラージュに崇士を使おうなんて言われて疑問に思うことはなかったけど、結局俺の方がおまけだったのか]
ん? …せやね。そろそろ出ようか あ、ちゃんと割り勘やからな そこは譲らへんよ
[徳仁の腕が緩んで、そうだここは個室じゃなくて居酒屋だった、と思い出して急に恥ずかしさが蘇る。
もうちょっと甘えてもみたいところだけど。禁欲中は飢えて渇いてしんどいこともあったのに、不思議と今は落ち着いていて。でも徳仁はどうなんだろう?
さすがにあんな話をした後では言い出し辛く、とりあえずお会計をして店を出ようかと]
(660) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
[ざっと居る人数を見て、どれぐらい作ろうかの計算。 それからテツの笑顔>>655が目に入る。 珍しくて硬くなっていた心がふっと緩んだ気がした]
テツも食うか?
[鶏肉と根菜をぶつ切りにして鍋に、軽く炒めてから 水を張って出汁を適当に。落し蓋で煮込む。 手伝いを申し出た永利>>658には、焼き物を任そうか]
えーと、生姜をみじぎりにして醤油と漬けダレを作る。 それに魚の切り身をぶちこんで、焼く。OK?
[そう難しくない作業だ、大丈夫だろう。 その間にちゃっちゃと米を研いで炊飯器へ]
(661) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
どうとか―― ……
[聞いてどうするのだろうと、思う。 自分は審査員でもない。素人以下の人間だ。 モニターへ視線を向け直す。 ラストシーンを見なおした。]
――……
[小さく、いう]
(662) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
けれど…その…まった…は…からなくはなかった…
…の…は…どうだったろう…
めちゃめちゃ…なものを…た…に…
そうだな…きそうにはなった…はあるよ…
|
──…あぁ、
[吐息に滲む落胆。
コンクールには出さない、つまり 画家という道を断念──あるいは保留するという意味の。]
南方は
[──諦めたくないんだ。
当たり前のことだ。 好きでなければ描き続けられない。 あんなに緻密に、あんなに執拗に。]
(663) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
[その言葉は途切れて宙ぶらりんのまま 続く南方の言葉に埋もれる。
泣けもしない──と。]
……
[わかっている。 書き始めてすぐに気付いた。 これは自分が表現したいものとは違うと。
それでも賞を取るために、続けた。 今年中にデビュー出来なければ帰って来いと言われている。]
どうすればいいと思う。
[引き直されたライン上に上がり込み 答えをねだる。]
(664) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
[諦めたくない。 来年の今頃もここにいて、 ここで生まれる言葉を綴っていたい。]
デビュー出来なかったら 来年 俺は ここにいない。
いられない。
だから──
(665) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
|
そうそう、普通にしてればいいよ。 俺はこれもデートだと思ってるけどな。
[くす、と笑う。 デートらしいことしたことないのなら、あれこれ連れ出してやるかと考え]
んー、まあ、言い出したら聞かないのはわかってるが。 たまには奢らせてくれよ?
[なあと、頼み込むように瑛士を見る。
思い出したように恥ずかしがる様子に、手を出さないようにするのが大変だとは思うが表には出さない。 ただ、軽く額に口付けてから立ち上がり]
それじゃあ、帰るか。
[伝票を持って瑛士の手を引きながら会計に向かう。 お金を支払うときに瑛士がほかの事に気をとられていたら全額払うが、割り勘にこだわるのなら素直に半分出してもらって。 手はつないだまま、歩き出す]
(666) 2014/07/02(Wed) 23時頃
|
親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 23時頃
|
あれば食べ――る、けど。
[笑ったのは、徹とのやり取りと約束が、嬉しかったから。 今談話室に来たばかりのタクさん>>661には伝わらないことをわかっていて、それでも口元は珍しく素直だった。]
檀さん、待ってるから。そっち、優先、かも。
[檀さんも食事をしないで帰ってくるなら、或いは二人ともここでご相伴に預かる可能性もあったけれど。 そうでないなら、残り物を後で食べることになるかと。]
(667) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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そっかーこれもデートかー いやあ、デートってええもんやなあ
[感慨に耽っていたらまた額にキスされて、おいおいお兄さんそこちゃうやん、とは、まだ言えず]
んー…あ、そや。俺『rou-jin』辞めたんやった じゃあ初デート記念にご馳走になろうかな?
[その代り、次のバイト先が決まったら俺からご馳走するからと約束して。辞めた理由は言わずとも伝わるだろう。
さりげなく繋がれた手がそのままな事には何も言わず、雨で良かった。暗くて目立たないしとご機嫌で店を出た]
(668) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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うん? 薫がなんかするのか?
[よくわからないが機嫌がとてもいい。 草芽が居ないからだろうか。 不在時に何があったか、なんてさっぱりわからん。
食べるものがあっても、無くても。 いつも通り自分の分と、少しだけ多めに作るだけだ。 先日の買いだして買ったままの卵を忘れていたので、 これで作るのは超手抜き茶碗蒸しのようなもの。 たくさん作って冷蔵庫に入れておけば誰か食うだろう]
(669) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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約束、してる。
[もう一冊のアルバムと、カードケース。 用件はだいたい徹と同じだが、仕事関係ではないプライベートなことだ。 ――そういえば、と別件を思い立つ。後で提案してみよう。]
残り物、あれば食べる。おれの分数えなくても、いい。
(670) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[どうにも脳内が可愛いという文字で埋め尽くされそうである。 それはただの莫迦だと思うから表面上は取り繕って、感慨深げな瑛士に笑みを向け]
あ、辞めたのか。そうか、よかった。
[BARを辞めたことを聞いてほっとする。 辞めてくれとは言いづらいが、続けてほしいバイトではなかったし]
ああ、次のバイトが決まったらな。
[そのときは奢られよう、と笑うけれど。 そんなに料金が課からない店をえらんでおこうとひそかに思う。
傘を持つ手とは反対の手をつないだまま]
(671) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[猫との一時は名残惜しいと見つめていたら、 想いが通じたのか丸い目がこちらを見ていて>>615 思わず伸ばし掛けた手をかなりの労力を使って腰に戻す。]
午後はおしゃべり好きの母親達や学校帰り、もしくは 塾に行く前の学生、仕事帰りの戦士達と何かと 客の出入りが多い。
午前の方が人は少ないし、出来たてが多いぞ。
[早起き出来たらと言う微妙に頼り無い返答に 午後から来ると希望のものが無いかも知れないと暗に伝えて 未練を振り切る様に仕事へと向かった。]
(672) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[落胆。吐息の意味は確かめなくてもすぐにわかった。 >>663 >>664 >>665]
……
[酷な事を聞くように思う。 引き直されたラインに、間中は容易に踏み込んだ。 いつの間にか、できれば、可能なら、自分の二の舞いにはならないで欲しいと、思えていた事に気づく。たかが、集合住宅の、隣人の他人に対して。]
続けるのって、リスキーなんだよな。 そのまま、どうにもなんないやつだって居るし。 でもそれは、織り込み済みじゃねえと。 リスクを背負いたくなくてやめちゃうのは――簡単だし。
[そして、それが、自分だ。 ここに居られない、と言う間中に、目を瞬く。]
(673) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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――書くために要らねえなら。 此処だろうと何処だろうと要らねえよ。
逆に要るなら。 他全部無視しても、持ってないと。
(674) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[>>661平井からの指示に浸けダレ、生姜、と相槌を打ちながら動いていく。その合間に平井がちゃきちゃき動いていくが、何をしているのかさっぱりわからない。 平井の作る料理はいわゆる豪快な男飯、というやつではなくて。なんというか、もっと一手間かかったやつ。]
……タクさん、 茶碗蒸しなんて家で作れんの…。
[茶碗蒸しのレシピなんてどこで入手できるんだろう? これが世間で人気の料理男子というやつなのか、 感心して、談話室の方を振り返る。]
(675) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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……翔平くん、帰ってきてる?
[どこまで出かけたのだろう、少し遅くはないか。 まだ怪我が治りきっていない住人の不在に思案して。]
…大丈夫かな? ……ちょっと、見て来るね。
[雨が降っているし、外で動けなくなっていたら大変だから。 指示された作業を終えると、平井にそう言って玄関の方へと向かう。]
(676) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[チャルラタンではいつもの様に挨拶をして、 いつもの様に菓子を作っているつもりだったが。]
『楽しそうですね、何か良い事ありましたか?』
[そんな事を聞かれて顔に何が出ているのかと 眉や頬に触ってみたりしたが、 そんな様子が更におかしかったのだろう。]
『好きな人が出来たとか!?』
[勇気ある一言に思わず手を止めて、発信者を穴が空きそうな位 じっと見つめたが、それが責める様に見えたのだろう。 慌てて訂正されて話題はたわいもない天気やスポーツ、 アイドルの話に変わっていった。]
(677) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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―→わかば荘へ――
[レジで天露に会えたのかどうかは、さておいて。
店を出ると透明傘越しの雨空いちど見上げ、 細かい雨が傘を打つ音を聞きながら坂を上った。
坂のてっぺん、建物の前で見上げる濡れた緑色の屋根。 細かい屋根に阻まれてずいぶん薄くはなってるけれど ほんの微かに美味しそうな匂い。
出汁の匂い…平井が何か作ってるんだろうか。
談話室の窓から漏れて落ちた光と その中にちらちら見える動く人影。
そんな些細なものの全部がまとまって すげぇ家っぽい感じして、ちょっと笑いが滲む。 ただいま。]
(678) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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[得られたのは、酷く簡潔で 酷く酷薄にも思える答え。
取捨選択を間違えている。
──そう言われた気がした。]
(679) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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そうか。 ま、余るのはいつも通りだ。冷蔵庫居れておく。
[背後で聞こえる声に返事をしつつ、溶き卵と具をさっくり混ぜ マグカップを4つ拝借して液体を注ぎ込む。 これを弱くレンジでチンすれば完成だ]
え、茶碗蒸しなんて蒸し器無くても出来るんだぞ。 今回はレンチンしただけだし。
それにだいたいのレシピはネットで調べられるからなあ。
[実際はかなりの手抜き料理なのだ、 食べたいものを食べたいようにしているだけでもある。
というのも、仕事柄下っ端の時は事務所の人たちの 食べるものを全て、作っていたから、というだけ。 誰かに聞かれたらオヤが料理をしない人だったと答えるが]
(680) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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ほしいもの全部残るかどうかなんて。 才能の話になっちゃうぜ。 俺は才能の話は出来ないよ、遊。
[自分には、ないと感じるものだからだ。 間中には――美しさを感じる力も、楽しさを感じる力も、まだまだ、残っているだろうに。]
悪いな。
[諦めた人間は、自分を凡人と評す。]
凡人にゃ優先順位の話位しかできないね。
(681) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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おう、助かった。 日向どっか行ってるのか?
[もうそんなに出歩けるのだろうかと聞きつつ 大体の作業は終わってしまったので煮物がいい感じになれば もう食べごろだ、料理は現実逃避にとても向いている]
(682) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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書くためにここにいる。 書くためにここがいる。
例えば、ものにならなくても 他のものを全部捨てた結果、駄目でも
……書きたい…… と思う。
(683) 2014/07/02(Wed) 23時半頃
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――玄関――
……徹くん、出掛けんの?
[ばったり、永利(>>676)と遭遇したのは玄関先。 濡れた傘を振るって水気を切ったあたりで。]
あ。あと…ただいま。
[わかば荘の建物そのものへ向けて 心の中で言ったばかりの一言。 ちょうど良く会えた永利にも。
彼のどこか甘い声で「おかえり」て言ってもらったら すごく心地良い気がするな…なんて淡い想像しながら。]
(684) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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[玄関へ向かって、 いつも置きっぱなしのビニール傘を 一本手にとって、外に出ようとしたところで わかば荘の前にいる人影に気付いた。
それが誰だか傘の影で分からなくて。 一瞬ぎくりと体が強張る。
けれどもそれが戻ったばかりの日向の姿だとわかると ほっと強張っていた体の力が抜けて、 日向へと苦笑交じりの笑みを向けた。]
…おかえり、 翔平君…。
(685) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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[久しぶりにのんびりと過ごす日は貴重で、 いつもより、ゆったりとした歩調になる。
帰路の途中、公園で盛った猫が、 赤ん坊が泣くような声で鳴いているのを眺めてみたり。 いつもだったら足を止めない場所で、 立ち止まってみたりする。
そういえば、今日は筋トレをしていない。 たまにはこういう日も良いだろう。
修行の後の平和を、満喫する。]
(686) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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[口にしてしまった。
愛情深い家族よりも 美しい故郷よりも 書くことが大事だと。
それと同時に、もう一つわかった。
自分が書きたいのは、やはり違うものだったのだ──と。]
(687) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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― 帰宅→談話室 ―
[いざ、卵焼き。 やれば出来るはずだと気合いを入れて、キッチンへ。
>>653 どうやら先客がいたらしく、 平井と、永利の姿。]
ちっす。すっげーいい匂い。 …永利さんが料理とか、珍しくね?
[お前がいうな、と言われそうなほど キッチンと縁遠い男が問うた。]
(688) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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[今日はクレームも無く、 菓子作りに集中出来て良い日ではあった。]
お疲れ様。
[帰りにチーズケーキを三つ購入するとわかば荘の帰途へ着く。]
何か残っていたかな…。
[昨日のBBQで冷蔵庫は空になったままだろうか。 焼きそばでも構わないが、猫は食べれただろうか。 そんな事を考えつつ、猫のおやつ第二弾を買う事を忘れて、 帰り着いてから頭を抱える事になった。]
(689) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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ぁー……何だその、 がっかりって書いてある顔。
[やっぱり「おかえり」にはじわりと嬉しくなる。 だがしかし俺は見逃さなかった。 強張った肩とか、ちょっと苦い笑顔とか。
脱力しているらしき永利の顔へ手を伸ばして、 指先で頬を軽く抓って戯れて。 ちょっとばかり冗談を。]
(690) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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芸が料理するのか……?
[明日は雪が降るかもしれない]
まあいいや、メシ出来たぞ。
[皆が帰宅し始める時間に合わせて夕食が完成するのも 考えものだ、俺はおかんなのか]
(691) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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…いや、 翔平くん遅いから。 迎え、行こうかと思ってた。
[>>684 手にしていたビニール傘は、元の場所へと戻される。 なんだか不思議だ。 1人暮らしをしている筈なのに、 誰かの迎えに行くことがあるなんて。]
…がっかりなんてしてないよ…? 俺、引き籠りだから。 外出なくてラッキーって思ってた。
…もう、ご飯だよ。
[>>690こうして触れて冗談を返す相手がいることも。 家族を夕飯に呼ぶような、こんな言葉も。]
(692) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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…ほら、行こ。 攻くんに俺が料理できるとこ、 ちゃんと見せて見返してやらないと。
[日向の背を軽く叩いて、談話室へと戻る。 ああ、そうだ。思い出した…。
あとで、冷蔵庫に残っている筈の 日向の作ったケーキを食べないと。*]
(693) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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[ぼんやりと、外を見ている。 期待と、不安を胸の中でないまぜにしたまま、見ている。
背後で卵のいい匂いがしていた。]
(694) 2014/07/03(Thu) 00時頃
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