28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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/* >>-891 なんか30円くらいで買えそうだな
(-897) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時頃
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── その後の話/植頭と ──
[昔のあれでそれなことを、彼には随分と知られている。 それは近づきたくもないだろうと、半ばあきらめていた男ではあったが]
……ん。 ミィ。あっち。
[>>150談話室で、植頭と一緒に過ごしているなど、あの時は誰が想像しただろうか。 かすがいとなったのは、ミィとネーベル。 絵流もそこに入るだろうかと思えるのは、彼を預かった際の説教もまた、植頭という男をまっすぐ見るきっかけになったからだ。 一時荒れていた男を見ていた両親は、すっかり男を見ると萎縮するようになっていたから、あんなふうに正面から叱られたのは本当に久しぶりだった。]
(181) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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すごい な。
[じゃらしている姿を見るともなく見ながら、しみじみと呟いた。 抜けた主語は植頭のことだったが、猫の事だと言っても通じるだろうか。
珈琲を一口含めば、独特の苦味が鼻へ抜けていく。 嗜好品にこだわりのなかった男だが、豆の種類を少しずつ、覚えている。 豆の挽き方も、じっと見ていたから覚えてしまった。 実践したことはないが。]
…… あっち、戻れ。
[いつの間にか、男をじっと見ている灰色のネコに、植頭を指さして見せる。 教えてもらったのんびりした時間を、もう少し楽しんでいたかった。*]
(182) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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/* はっ ラブコールをなげまくっていたら 投げ返されていた
(きゅんときている)
(-907) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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── その後の話/飼い猫?と ──
Tシャツくらいなら俺の適当に使っていい。 ……でかいかもしれんが。
[戻った部屋で、男から細々説明するつもりはない。 突然の来客(来猫?)に好きにさせるのは、慣れていると言えるだろう。
着替えを買ったのも、服が少ないと困るという思いから。 筋トレでしょっちゅう服を着替える男の発想だった。
福原や絵流が困っているように思えて、そのとき男は手が空いていたから。 家に居たくないなんて思いは、あの日あの時、痛感していたものだし。 まあいいか、という考えで許可していたのだから、>>@22それを聞いても、ん、と頷くだけだった。]
(188) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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言っとくが、1ヶ月っつったからな。 連絡なり、なんなり。 適当に、考えとけ。
……今は、深くは聞かんが。 話聞くくらいならーってのは、お前もだからな。
[男は福原と違って、例えしゅんとして見えても撫でたりしない。 ぽんと言葉だけ放り投げ、そうして退屈とは縁遠そうな、新しい日常生活が始まる。
その矢先に、優しい「お父さん」のお説教が待っているとは、この時は思ってもみなかった。*]
(189) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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/* たらしてなんかない。 好きだなと思うままにロールをかいてるだけだ。 じかんが あっとうてきに たりない さきにしめるべきなのか
(-920) kokoara 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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── その後の話/明智と ──
『TO:明智 衛
件名:解決
本文:この間の、もういなくなったらしい。』
[>>156管理人が教えてくれた顛末は、結局幽霊っぽいような、くらいの軽い話だったから、連絡もそれなりにふんわりしたものになった。]
……
[まあ、通じるだろう。送信。]
(193) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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[明智は、家族と楽しい時間を過ごしているだろうか。
彼の家族愛あふれた言葉を思えば、もう男を見ると萎縮してしまう、男からも距離をとってしまった家族を思い出す。]
……
[大事にしないと、壊れてしまう。 気づいた頃には、遅いものだ。
とはいえ、男は周りを見回す。 隣の談話室には今日も人が集まっているだろうし、反対隣の新居はやかましいが一番気安い相手で、話しやすい。 あれやそれや、ここの住人の暖かさを思えば、孤独を感じることはなかったなと思う。
近くに転がって何かしているらしい絵流も、すぐにここに馴染んでいくだろう。]
(194) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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『TO:明智 衛
件名:あと
本文:猫の本が増えた。読むか?』
[たまには、こちらから誘ってもいいか。 増えたメールは、気まぐれの思いつきだ。
ずいぶん大きな猫を飼うことになったと知られれば驚かれるだろうと思い、携帯電話を見つめて小さくわかりにくく、笑った。*]
(195) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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/*
[ごくたまに、なぜか人目を憚り墓地にビビりながら様子を見に来る妹のメールが目に入る。]
と書きかけ、新しい騒動の種にしかならんきがして投げた。
(-943) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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/* ちょっとまってな! 灰に反応をあとにして 俺は 表を かく がんばる
しかし病沢・立花・ジャニストライアングルは知りようがなく 国谷・白栖なんて気づいたら国谷が来ててへーこんなツラしてたのかっていうまえにいちゃいちゃをみせられて「!???」ってなる未来しかみえない
(-946) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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── その後の話/福原と ──
[あれから、男の部屋の来客頻度は、格段に上がったと言える。 絵流を客と数えるなら、毎日だ。]
……
[珈琲や、お茶や。 いただける談話室に顔をだす頻度は、元々高かったから、そうそう変わらない。]
……
[ただ、少しばかり。 男が座り込む場所は、テレビに近くなった。 全て聞き流していたテレビの音へ、少しばかり耳を傾けるようになった。]
(203) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時頃
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……
[ドラマを聴き始めたのは、途中から。 7話とか言っていたから、当然ながら、さっぱり展開がわからない。 登場人物も、俳優もさっぱりだ。]
……
[ただ、そこに座って真剣に見ているらしい福原は、こういうものを楽しんでいるんだろうかと考えていた。]
(204) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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[共感はできそうにない。
たまに越智と話しているような、明るくも華やかな雰囲気の会話など、できるわけがない。
だから同じ部屋にいてもきちんとした会話はないわけで、けれど男は、無言が苦手ではなかった。]
…………
[ドラマの終わりの時間が近づいている。 テレビを消すだろう彼女に、昨日の絵流の寝相の話でも振るかどうかとぼんやり考えるだけの時間は、変わった自分を自覚するには穏やかすぎて。 彼女が此処に住む男性にも女性にも好かれているだろうというのは、感じるけれど。]
(205) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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もうすこし、
(=12) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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[勝手な思いを内心だけで許容して、やはり男は、黙りこんでいる。
彼女を見やる視線の変化は、誰にも知られてないということにして。*]
(206) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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/* 考えても考えても
おっっっっっそろしいスローテンポだった
と 途中で幸せになるのをみまもろうとかいう方向に行ってたからなおのこと この この
だめなやつで すま な
(-955) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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── その後の話/管理人と ──
ありがとう。
[庭先だった。 口に釘を咥え、金槌片手の管理人を縁側に座って見ている、そんな時間だった。 釘打ちの音の合間、ぽつりと言う。]
…… いろいろ。 前の、三毛猫についてたやつのもだけど、
もっと、いろいろ。
[多すぎる。 世話になったことが、ありがたいことが。 ひとまとめにしたそれは、横着ではない。 思い出せないほどの多くを、感謝しそこねないためのいっしょくただ。]
(211) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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…… 緑、増えたな。
[庭を見る。 増えただけでなく、整えられた。]
…… 人、入れ替わったな。
[中で何か話しているらしい住人を見る。 変わっていく中で、暖かくなっていった。]
桃地さんも。ここも。 良くなったと、思う。 暮らしやすい。
[何様になりすぎないよう、言葉を考えて、]
(212) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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彼女が見たら、 喜ぶだろう、って。 思った。
[褒め言葉にも励ましにもあわない気がしたそれは、 だから、言いたくなっただけの独り言。]
(213) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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いい場所だと、思う。 わかば荘。
[だから、]
ありがとう。
[それと、]
これからも、 よろしく ?
[言いながら、何の話だかわからなくなる。 ごまかすように、縁側へ出てくるきっかけだったお茶を、どうぞと差し出した。*]
(214) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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── その後の灰色猫 ──
[髪が伸びた。 背も伸びたんじゃないだろうか。
そんな彼はけれど、>>180仕草だけは、確かにあの頃のまま。]
…… うまいだろ。
[>>187新居が作ったものなら、間違いない。 どれだけ時間がたとうとも、男の中でこれは鉄板。]
ん。 行くか。
[気にしなくていいだとかなんとか、細々と言うのは、男と彼の間には合わない。 彼の口数が増えたことにも時を感じながら、男も立ち上がり、彼の手をとった。]
(217) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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/* >>-984 一秒前にそっち行った。
(-986) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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/* この、 ふくはらの 乙女力。 びびる
(-990) kokoara 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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/* ご挨拶 あいさつ。
ここあらです。 ほぼRPPLです。普段は薔薇桃のこゆいところか無茶ぶり村にいます。
はじめましてなのにあっさり入れてくれて、いちねこさんありがとう。 リクエストくれたみんなに愛。ありがとう。 素敵な舞台にありがとう。 仕事がマッハで体調もボンバーして不安定にいたりいなかったりしつつ無駄にあちこち顔を出していました楽しみすぎでしたええ。
はじめましてさんがたくさんでどきどきしていたとか。 リクエストで生まれた子だとなかなかしゃべりださなくてでもいつもと違ってとても楽しかったです。 最近出没頻度さがってますがオンオフどこにでもいるので機会あればまたあそんでやってください。
(-1005) kokoara 2013/09/10(Tue) 01時頃
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── その後の話/新居と ──
[病沢…… では、もうないのか。 成長した灰色猫と一緒に訪れた102号室は、いつもにもましていい匂いがする気がした。]
ん。
[軽く説明すれば、新居はよく喋って話をグイグイ進めてくれる。 ある意味、病沢とは反対で、でも余計な言葉のいらない相手だ。]
うまい。
[狙ったわけではないが、ありつけそうないい香り。 ありがたく頂くことにして、スプーンを口に運ぶ。 賛辞は短く、けれど惜しみなく。]
(229) kokoara 2013/09/10(Tue) 01時頃
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また、頼む。
[去り際、いつも通り次の機会を願った。 食後の口元は、日頃よりは随分柔らかい。
食材を持っていく以外の礼のやり方が思いつかないから、楽しそうに話していた立花とか、福原とかに、彼が喜ぶ何かを聞いてみようか。 そんなことを考えながら、自室へ戻る。
わりと一方的に頼っているが、男からすると、多分とても数の少ない、 そして最も気のおけない、「友人」というくくりに思っているのだから。*]
(230) kokoara 2013/09/10(Tue) 01時頃
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/* すべりこめ!!
お つかれさま でした! ありがとう!
(-1038) kokoara 2013/09/10(Tue) 01時頃
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るみ、
(なんて呼ぶ機会は、いつの未来だろう)
(抱きしめる腕がのばせるのは、 *)
(=13) kokoara 2013/09/10(Tue) 01時頃
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