21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[その呪いは己の穢れた血を選んだかのように、絡みついた業(ごう)のように刺さった]
娼婦の子は男娼にしかならないのか……?
[呪いにのせる思いは定まらず、ただ迷いの中に立ち尽くす]
(*0) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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[あまりにも孤独に拘りすぎていたせいなのだろうか。 それとも、孤独の終わりを期待しすぎていたからなのか。 薔薇は そっと 彼に寄り添い、 呪いの棘を その心に突き刺した]
俺はずっとひとり。 そんなのは嫌なんだ。
“ ならば薔薇に身を任せるがいい ”
[それは甘い誘惑]
(*1) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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愛を知らない生来の男娼者に愛の呪いとは皮肉か?
[絡んだ薔薇の色は蒼い色]
(*2) 2013/08/04(Sun) 10時半頃
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[甘言に手を伸ばしてしまいそうになる。 しかし口をついたのは違う言葉]
もう少し撫でたかったな…
[もう少し、もう少しだけ傍にいることができたなら、 きっとひとりじゃなかった。 そんな予感が消し去れない ]
“ まだ期待するというの? ” “ いつでも代わりになるのに ”
代わりに? 彼の?
[そっと触れた薔薇は …を思わせる情熱の赤色だった ]
(*3) 2013/08/04(Sun) 11時頃
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[蒼い薔薇の放つ香りが、微睡みに誘う]
誰でも誘えとかいうのか、莫迦じゃね
[心の深淵を覗き込む薔薇の呪いを振りほどく]
(*4) 2013/08/04(Sun) 12時頃
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[赤薔薇が絡みつく。 誘惑を振り切るには遅く]
……っ
[それでも彼は名を呼ぶ。 おそらく、自分を孤独から救い出してくれる 唯一の人間の名前を]
(*5) 2013/08/04(Sun) 14時半頃
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“ いつまで抗うつもりなの? ”
[赤薔薇が くすくす笑いながら聞いた ]
“ あの子が欲しい なんて思ってるんでしょう? ” “ でも、あの子がくれるのは あなたが求めているもの? ”
[彼は泣きそうな顔をした ]
“ いつでも、あなたの欲しいものをあげるよ ”
(*6) 2013/08/04(Sun) 15時頃
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[怖い] [頼ることは怖い] [引き換えに何かを差し出さねばならなくなったとき] [差し出した見返りでは足りなかった時]
…違う。
[か細い声は、惑う思考を否定したくて必死だった。
嵐に手折られた蕾は小さな純白。 手折られたまま枯れていくのは───いや。 けれど、自分自身の茨が絡みついて、動けないまま]
(*7) 2013/08/04(Sun) 21時頃
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[saure Weintrauben
そう思わなければ平常は保てない。 その人が香しいという林檎の果実を自分は得る術を知らないから、そう 思っているのに、蒼い薔薇はそれを得なさいと囁く]
ああ、ほっとけよ。 うるさいな。
(*8) 2013/08/04(Sun) 21時半頃
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[いつでもあげる、その囁きに 彼は苦しめられていた。 求めれば手に入る簡単な安心感。 しかし、それは本当に欲しいものの代わりにすぎない ]
まだ、諦めるには早すぎる
[声にすることで意識を保とうとする ]
[でも ]
[未来は決まっていた ]
(*9) 2013/08/04(Sun) 21時半頃
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[日常が崩れただけで不安になる。 しかし蒼薔薇の囁きを伝える人もなく、ただ己の内で震えるのみ]
(*10) 2013/08/04(Sun) 23時頃
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[寂寥故の独占欲は彼自身の我儘だと知っている。 だから。彼は…に縋ることができない。 今の距離を壊したくない という以外の理由があるとしたら、それだった ]
“ 独占してしまえばいいのに ”
やめろ…っ もう、やめてくれ…
[必死になって抑えているのに、どうして誘惑するのか ]
[答えは簡単]
[それは赤薔薇が咲くために必要なことだから ]
(*11) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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[感情が零れていく] [愛したい] [愛して欲しい] [幸せにしてあげたい] [幸せになりたい] [ずっとこのままがいい] [自分には、許されない]
…嫌、だ。
[足りない。欲しい] [絡まる茨が伸びる]
[もっと] [満たしたい] [満たして欲しい]
[自分だけじゃ、足りないから]
(*12) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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[伸びる茨は、勢いを増し。 その棘で花を咲かせるための毒を植えて、茂る]
(*13) 2013/08/05(Mon) 00時頃
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俺はひとりじゃない。
[先程…が引き留めてくれたことに、希望を持ちたい]
[だから]
関わるのはやめてくれ。
“ そう…拒絶すると言うんだね ”
あぁ、もう君はいらない。
“ じゃあ、薔薇の木の下においで ” “ そうしたら望みは叶うよ ”
[それが赤薔薇の罠だと知らずに、彼は行くのだろう。 希望を信じて。絶望を振り切るために]
(*14) 2013/08/05(Mon) 00時頃
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[怖い] [彼にどうするつもりだったのか] [意識がないだろうと踏んでいたのか]
卑怯だ。
[自分は、なんてずるいのだろう。 自分に絡みついた茨が軋む]
[怖い] [こわくて、たまらない]
(*15) 2013/08/05(Mon) 09時頃
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…だれか、助けて。
[吐き出した声。助けを求める声。 茨は誰かへ届けようと、その蔓をのばす]
(*16) 2013/08/05(Mon) 09時頃
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[蒼い薔薇は誘う ――私は奇跡を司る 不可能を可能にする
貴方が求める者を与えてあげる]
だが俺は、自分の求める者を知らない
(*17) 2013/08/05(Mon) 21時頃
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“ 捕まえた 捕まえた ” “ ひとりぼっちのあなたを捕まえた ”
[赤薔薇が歌うようにはしゃぐ]
薔薇の木の下へ行ったら 解放してくれるんじゃなかったのか。 どうして…っ
“ 解放するなんて言ってない ” “あなたの望みを叶えると言っただけ ”
[単純な言葉遊び]
そんなものに騙されて、俺は…っ
(*18) 2013/08/05(Mon) 21時半頃
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“ 赤薔薇は捕まえたよ ”
“ 蒼薔薇は? ”
“ 白薔薇は? ”
“ ねぇ、また一緒に咲けるよね ”
(*19) 2013/08/05(Mon) 21時半頃
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蒼い薔薇はまだ咲けない
(*20) 2013/08/05(Mon) 21時半頃
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彼はまだ呪いを行使するべき術を知らない
(*21) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[嵐に手折られた白薔薇は 固い蕾を残したまま 茨だけが伸びて、伸びて]
(*22) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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“ 蒼薔薇も白薔薇も ” “ まだ捉えきれてないんだね ”
“ 赤薔薇も彼を捕まえただけ ” “ まだ心は赤く染まってない ” “ 咲くには まだ足りないんだ ”
“ でも ” “ きっと、いつの日か… ”
(*23) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[蒼い薔薇は揺れる、揺れる]
憂鬱で甘美な感情が私達の糧 赤薔薇と同じような美しい花を咲かせる そして芳香を振りまく
[蒼い薔薇は揺れる、揺れる]
(*24) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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重なりあう赤と蒼
――甘い香りが息苦しい程に
(*25) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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“ ねぇ、蒼薔薇 ”
“ 赤に染める手助けをして ”
“ 蒼に捕らわれるように助けるから ”
“ みんなで咲きたいの ”
“ だから… ”
(*26) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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だったら教えてあげて 彼に愛を知る術を
いいえ、彼は知っている筈 流れている娼婦の血が――
だから思い出させて
[甘い芳香が強く、堕ちる道へと誘う]
(*27) 2013/08/05(Mon) 23時頃
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[枯れたくない。 もうすぐ、咲くはずだったのに。 大輪ではないけれど、小さいけれど]
足り、ない。
[もっと、もっと。 小さな白薔薇を咲かせるには、足りない。
桜の下には死が埋まり 柳の下に御霊があるなら]
ほしい。
[薔薇の根深くには、欲望がきっと眠っている。 茨を伸ばし、香を煮詰め、自分を咲かせるために足りないものを ──想いと言う名の水が満ちるのを待っている]
(*28) 2013/08/05(Mon) 23時頃
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もっと もっと
[白い花は望む]
愛して。ゆるして。
[咲いて。咲かせて]
満たして。いっぱいに。
[自分が、枯れてしまう前に]
(*29) 2013/08/05(Mon) 23時頃
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