64 さよならのひとつまえ
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[優しくなんかない。それは、自分がよくわかっている。 だって本当に優しかったら、自らの傷を抉るような言葉を紡ぐ友人>>200に、間抜けに目を丸くしていないで、望む接触のひとつやふたつ、くれてやってるだろう。 それが、いいかは別として]
……すまん。 でも、好きって思って貰えて嬉しかったのも、お前のことが好きなのも、ほんとだ。 ありがとう。
おう、もらっとけ。 大したもんじゃ、ねーけど…
[そんな、朗らかに泣きそうな顔>>201じゃなくて、すこしでも笑ってくれたら嬉しい。 とてもじゃないけど、そんな言葉は口に出せないから。 包みを振って去っていく背を、ただ見送った]
(207) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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なんぞするやつは…だと…っておりました…
…いまでも…っております…
…がした…
…ですが…この…は…
…ったより…くありません…
…かなりいま…しい…です…
…
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[>>197軽口に真面目に返す怜二に、頬がひくついてるのに気付いたけれどもやっぱり笑ってしまったり。 未来への反応は、さっぱりしたもので。 怜二の瞳が輝いたのを見て、目を細める。]
欧州だよ、確かワーリーの国。 って言っても、俺あっちの言葉喋れるか不安なんだけどさ。 まず生活に慣れてから、あっちで大学通おうかなって。
[赤い縦縞模様のシャツがトレードマークの主人公を探す絵本が生まれた国だったはずだと。]
はは、放浪の旅とか似合いすぎて。 レージならヒッチハイクとかで行けそうだよね。 ……あのさ。 なんで、あちこち巡ってみたいと思うの?
[素朴な疑問と。ほんの少しの興味。]
(208) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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俺も表にはおっぽり出されたが……。 外で絵描くか部屋で描くかの違いだったな。
[湿疹が消えない首裏を掻きながら、 そういえば猫アレルギーが発覚したのも 野良猫を描いてた時だったな、と思い出して。
その頃に出会っていたら、何か変わってたのか。>>198 遠い過去の話をしながら、埋まらない年月を辿る。] 今は、まあ。漫画家になれたらいいなと思ってる。 編集部に持ち込んだのは、没喰らったけど。 本気で考えてるなら、作画に専念して ストーリー専門のと組んだ方がいいって言われたな。
……小鳥谷、副業で引き受けてくんねぇかな
[もう此処には居ない友人の顔を思い出して、呟く。 本を沢山読んで生きてきたあいつなら、 読み手の心をつかむ物語も生み出せる気がするのだけれども]
(209) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[がこがこと鉄の箱をひとつ取り出せば、そのまま校庭に走っていく。 歩けば歩くだけの白い石灰の軌跡。 園芸部という単語とその白が、ふわりと綺麗な人の横顔を連れてくる。 この手のひらは、あたたかい。 彼の手のひらは、想う誰かの体温に上書きされていたとしても。]
ばっか、園芸部なんか入ったらアリスちゃんに毎分蹴られて朔太郎死にます!から! 指どころじゃありませんから!!
[けらけらと笑って白い線を引いていく。 校庭に残すのは大きな『卒業おめでとう』の文字。 明智にピースサインをすれば、写真に納めてくれるだろうか。]
(210) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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のほうが…だよ…と…
…は…えらいねぇ…
…
…よし…ったら…る
…くらい…る…そんで…らして…がせる
…
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>>208 ヨーロッパか。少し寒いかな。 言葉は、きっとどうにかなるだろ。とりあえず、笑ってればいいんじゃないかな。
[あまりアドバイスにならないアドバイスをしつつ]
放浪が似合うってどうなんだ?って、まぁ、でも、 車は買ったから、小さな軽の中古車だけど。 とりあえず、まずは、入学までに最西に行こうと思ってる。 そして、大学が慣れてきたら、今度は最東。
[入江の言葉に、眼鏡を弄りながら]
知らないことが、多すぎだろう?
[理由と言われて、そんな当たり前をことを。]
自然や環境のこと、様々な文化のこと、人のこと。 いくら見ても足りない。 この図書館の本をすべて読める人なんていないみたいに。
(211) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[聞こえた声>>207にはもう、返事をしなかった。 これで全て終わったのだ。 友情を超えた自らが、彼に近づくことはもう、できない。] ……染められた 空の赤に 僕は、――
[屋上から階下へと戻る階段を一歩一歩踏みながら それほど上手くもなく下手でもない歌声を響かせる。 しかしもう、「君」と呼ぶ人はいない。]
(212) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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―― → 4-O ――
あーあ。 振ーられちった。
[ガラス窓に映る自らの姿が、見えなくてよかったと心から思う。 自室の前まで戻りながら、4階の廊下から見えるのは 未だ暮れぬ青空。鳥の姿は見えず。
鮮やかな夕暮れは未だ、こない**]
(213) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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→自室―
ただいまー…
[風呂にでも入ろう。 そう思って、ぼんやり荷物を取りに戻ったが、やはり入江は不在のままだ。 机の上の、昨夜預かっていた空色の表紙が消えているということは、図書館だろうか? 居所に見当がついても、会いに行くというわけではないが。 というか、今は会えない。
睦井とすれ違ったときに、ぼーっとしてないか、と指摘されてからは、なるべくいつも通りであるよう心がけて、屋上へ向かったのだけど。 気を抜くと、また呆けてしまいそうで。
べち、と額を右手で殴ってから、部屋を出る。 ドア越し、地道に片付けを進めた荷物は、元々の5割程度に減っていて。 見慣れない光景に、余所余所しさを感じた]
(214) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[眉が下がる利一>>203へ、ねー、と真顔で頷いて見せた。 メールで送らない意味もあるのだろう。 そう思っているからこそ、忘れずに任務をこなすつもりだ。]
ん?カメラ? あー、あっちはフィルム式だからねー。 すぐ確認したかったり、たくさん撮るならこっちの方が便利なんだよね。
[天体観測で抱き合っている利一と宗介の写真は、宗介に送ってやろうと思う。]
でも、フィルムの方が雰囲気違う写真撮れるし。 すぐに確認できないけど、間違って消すこともないからさ。 そういう写真は、あっちで撮る。
[送りボタンで、段々古い写真が映されていく。 壁の染みや、誰もいない廊下。 それから、他愛のない日常が写った写真だ。]
(215) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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……外でゲームしてる奴らみてー。
[>>209公園で遊んでいると、よく数名のクラスメイトがベンチに屯って、ゲームをしていた。 何故家でやらないのかと、疑問に思ったものだが、つまり彼らも外へ放り出されていたのだろうか。
あの頃、彼と出会っていたら、今と同じく、後ろから絵を描くのを覗いたろうか。 当時はどんなものを描いていたのだろうか。 思い浮かべようにも、過去はあまりにも遠すぎて。]
なれよ、漫画家。 そしたらさ、俺、その漫画絶対に読むから。
[そうすれば、彼の内面を覗き見ることができるのではないだろうかと、密かに思う。
知ったところで何になる。 どうしてこうも諦めが悪いか。
彼がゲイかもしれないと聞いてしまった為なのか。]
(216) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[クラスメイトや、同室者の写真は多い。 それでも特定の誰かが多く写っていると、気付かれないだろうか。 少し、緊張しているのが自分で分かる。
自分で気付いて以降、意識的に減らしていたけれど。 気付かれないかと、少し緊張していた。]
(217) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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……そうか? 描いてる所見てても退屈しそうなもんだが 動いてる方が性に合ってるんじゃないのか?
[メイキングの過程が面白いと言われるとは。>>204 予想外の指摘に、少しだけ目を丸めさせた。 魔法使いの弟子、という響きは悪くないなと顎を指で摩り。]
俺が一人前に魔法を使えるようになったら、 ―――きっとお前もプロになってるだろうなあ。
[先の話を、眩しそうに告げて。 廊下から注ぐ光が、今までよりも強い気がする
きっと、俺が近くで描けなくなる保元は、光の中に居るんだろう この背中を見てるのも、俺だけじゃなくなるわけだ。]
(218) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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ちゃんと稼いで結婚して、 ……いいお父さんになって、 親父のでっかい背中を見て、子供も野球選手になる。
[そんなひとつの姿を想像しながら。 クリーニング屋の両親を見ても継ぎたい、とは 思わなかった自分とダブらせるが、スケールが違う。]
はは……、だめだ。 お前の顔で想像、できねえな
[そのひとつの家族に顔がない。 想像はしてみるが、家族三人のっぺらぼうのままだ。 モデルが此処に居ても、描けない。
足を留めて、壁に肩を預ける。 窓から注ぐ光に包まれた保元の顔が、逆光で、見えない]
(219) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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俺には、……今のお前しか、描けない
[十年後か、もっと後か先か。 幸せになってる保元を想像しても、解らない。
分かりたくなかった。]
(220) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[5つ年上の兄は何でもできた。
幼い頃は人並みにやりたいことや、夢といったものがあった気がする。 でもすぐに何も無くなった。兄の方が全部上手にできたから。 才能に愛された兄と残りカスの弟。 両親の期待が集中するのも必然だった。
例え兄が失踪した後でも、ありがたいことに、彼らが俺を見る目は変わらなかった。
『今更、あなたには何も期待していない』
優秀な跡継ぎを失った後でさえ、「親」と呼ばれる二人は、はっきりと言い切った。
―――でも、みっともない真似だけは、しないで頂戴ね。
高校に行って、大学に行って、会社に入って、結婚して。 ごく平凡に暮らしなさい。 貴方に望むのは、それだけだからと。
――それ以外は、認めないからと。
(221) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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ありすそこまで鬼じゃねーよ?意地悪だけど。 死ぬちょっと手前で加減してくれると思う。ギリ手前で。
[>>210 笑って白線を引いていく朔太郎の様子をジャージのポケットに手を突っ込んで眺めていく。助手に任命されたのに手伝いもしない、そういった率先した行動だとか気遣いを身につけるには3年間では足りなかったようだ。 『卒業おめでとう』の文字に目を細める。これを見せる時自分はどんな表情を浮かべているのだろう。想像もつかなくて。想像がつかないのではない、笑うのだと。一度だけ強く、目を瞑る。]
(222) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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博……
[出された名に、思い浮かんだのは……]
あいつ、すげーよな……
強いよ。
[今朝、中庭にまで聞こえた、告白の声。
自分にはできるだろうか、あんなこと。 タイムリミットは迫っている。
やはりこのまま押し殺すか? 十文字に言われたとおり、忘れるか?
それとも───]
(223) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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改めて言われるまでもなく、選びたい道なんて存在しなかった。 高校に入って真っ先に選んだのは帰宅部だ。 それに苦言を呈したのは園芸部の顧問だった。 部活に入るのを望まなかったのは、自分以外にもいたけれど。 彼らはそれぞれ、他にやりたいことを持っていたから。
『見学だけでもしてみないか』
提案を受け入れたことに深い意味は無かった。 見学したうえで断ればいいと思った、それだけ。 なのに結局三年も居続けることになった。
(224) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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夕暮れの部室で、 黄昏に照らされながら、
花を愛でるその姿が、
『いや…綺麗だなって思って。』
今更あれは、お前のことだったなんて。 とても言えないけど。
(225) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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[小さな頃は、サッカーが好きだった。 ボールを追いかけてシュートを決めて、サッカー選手になりたいと思っていた。
少し大きくなって水泳が好きになった。 小学生の頃の水泳大会は楽しみで仕方なかった。
中学に上がって、声が目立つのを買われて放送部に所属した。 昼の音楽の選曲はいつだって朔太郎の担当だった。
やりたいことはたくさんあった、続けたいこともたくさんあった。 それでも回りから聞かされる言葉は、]
「朔太郎は店を継ぐんだよな」
[常連客も、父親も母親もそれだけを繰り返した。 だから何かなりたいものがあっても、続けたいことがあっても、笑って飲み下してしまう癖がついてしまった。]
(226) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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ありがとう、ありす。
[拒まれなかったことにもう一度感謝して。 更に少しだけ力を込める。 零れ落ちた自分の名前を>>206、宝物のように心の中に大切にしまいこむ。]
お前は、立派な花屋になれよ。
[耳元で小さく囁いて。 美しい人の身体をそっと放す。]
(227) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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げ。やっぱ寒いかな。 よかった、防寒着送らずに残しておいて。 へへへ、笑ってればなんとかなるわかった。
[>>211寒いと聞けば顔を顰め、アドバイスをもらえれば笑顔を見せ。でもそれが自分の未来だという実感は、まだない。]
車買ったの!? すごい。 うわー知ってたら乗せてもらったのに。黙っててずるい。
[ぶー、と頬を膨らませて。どうにもならないことに文句をつけて詰りながら。 当たり前、とばかりに告げられた理由に、不思議そうに目を瞬かせ。]
……そういうものなのかな。 俺さ。中学まで、転校続きだったから。 全部で17回くらいかなぁ。各地色んなとこ巡りすぎてそんな暇なかったけど。 そっか。そう考えると、面白いね。
[指折り数えながら。だから、見送られるのに。持てるものを最低限にするのも、片づけるのも。さよならするのにも、慣れすぎてしまった。 高校は寮のある学校にして。卒業まで居たいとごねたのは、三年間同じところに居てみたかったのだ。]
(228) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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ライジは、ナユタはそういえば、進路はどうだったろうと、ふと。
2014/03/28(Fri) 00時半頃
ススムは、ライジの横顔を見ていた*
2014/03/28(Fri) 00時半頃
ナユタは、ライジとススムの噂は大丈夫だったのかと考えた。
2014/03/28(Fri) 00時半頃
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―大浴場―
…………は?
[ひと睨みでビビるなら、最初から妙なこと口走るんじゃねーよと思う。 先に脱衣所に居た連中が言うには、おれは『魔性のゲイの被害者』で『今朝の告白劇の片割れのルームメイトだから、真相を知っているかもしれない』という面白おかしい位置にいるらしい。
前者はまったく意味が分からないし、後者は他人に話すようなことなんか無い]
知るか。テメーら、女の腐ったのっつったら女子に失礼なくらいくだらねーのな。 陰湿な噂してんじゃねーよ。話題のネタ話すんなら、新聞部見習え。
[いたってムカついたので、言いたいことだけ言ってさっさと脱衣所を出た。 あとで何言ってようが知るか。 イラついたまま、結局またシャワーで済ませて、上がるころに山本からのメールに気づいたか*]
(229) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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[>>227少しだけ強まる腕。囁かれた言葉。そっと離れる身体。 あ、と思った。ひととの距離感が分からなくなってる。まずい、と。
─────それが自分にとってどれだけ危険なことか。
裏切れないものは何だ? 永遠を誓ったものは何だ? なんのために棄てる覚悟をしたんだ?
─────恋が叶わないからじゃない。 ─────実家に持っていけないからだ。
こころが凍った。のどが詰まる。アリス。天国のアリス。 あなたが生きられなかった世界を決して裏切らないためにぼくは。 “軒下のモンスター”になると決めたのではなかったのか。 目を瞑る。震える腕を、離して、掌を握り締める。 表情には出さないように。誰にも気付かれないように。 那由多に、気付かれないように。 少しの距離を置いて、膝立ちで幾らか那由多を見上げる姿勢で。 そっと、出来得る限りの、やわらかい声音で]
(230) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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>>228 ふうん、そんなに転校続きだったのか。 じゃ、この高校の3年間って、結構長い友達に入る?
[カウンターに肘をついて、入江を見上げ]
車、みんなそのうち免許ぐらいとるでしょ。 つか免許とれたの、本当につい最近だから。
[外出が多かったのは、バイトと免許。 寮を出るまでに間に合ってよかったと]
――……海外までいくのはなかなかたいへんだけど、 そうだな。帰ってくることがあれば早めに言ってくれれば、向かうよ。
[そんなことを告げて]
だから、入江も元気でな。
[いじっていた眼鏡を畳むと、ポケットに差し入れる。]
(231) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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へぇ…雰囲気。消えないってのは大事だよな。 思い出が消えるとかは――…淋しいし。
[>>215 誰もいない廊下は何を思って撮ったのだろうか、残してあるということは失敗の写真ではないのだろう。映るのは智明の見ている世界だ、送りボタンを押しているとようやく人がまた現れ始めた。]
人が映ってねぇ…あ、映った。 つか、お前ら本当仲良しなー…、
[何枚か捲って行ってあることに気付き、手を止める。]
…ん、これって頼児―――…
(232) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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