21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/04(Sun) 01時頃
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[雨音を子守唄代わりに、そのまま眠る。
毛布でも持って来れば良かった。 しかし、もう起きて部屋に行く気にはならない。 眠りは深く、意識は落ちる。
朝になれば、きっと雨は上がっているだろう。]
(17) 2013/08/04(Sun) 01時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/04(Sun) 02時頃
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― 談話室 ― [窓から射す朝日に、ゆっくりと目を開ける。 目覚めは、悪くない。 ソファから立ち上がり、伸びをする。
前はよくベッドに潜り込んできた幼馴染。 最近は理由をつけて、一緒に寝ることもなくなった。 温もりではなく、熱が欲しいと思ってしまうから。 分け合うのではなく、奪って、奪われたいと思うから。
そんなことを言えるはずもなく。 適当な言い訳で部屋にも入れていない。
溜息を吐く。]
(48) 2013/08/04(Sun) 13時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/04(Sun) 13時頃
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[着替えてから食堂に行くか、それともこのままか。 とりあえず、顔を洗おうと欠伸を噛み殺した。]
ん?ああ……おはよう。 飯、まだだけど。トレイルは?
[入ってきたトレイル>>49と、居ればニーセンに挨拶する。]
(50) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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じゃあ、顔洗ってくるから一緒に行こうぜ。 ……って、まぁ、な。 昨日寝付けなかったし、此処での方が眠れてさ。
[言い訳のように、ごにょごにょと言い。]
薔薇の香り? 確かに匂いはするけど、そこまで気になる?
[意識しなければ気にならない程度だ。 鼻をすんと鳴らして、首を傾げる。]
(52) 2013/08/04(Sun) 14時頃
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[トレイルと連れ立って洗面所へ向かう。]
いや、俺の同室さんは里帰り中。 ベッドで寝るとさ、たまに色々考えちゃったりしないか? どうでも良い、くだらないこととか。 昨日は雨とか雷で眠れなかったから、ついね。
[相談するようなことじゃない、と誤魔化して笑う。 本当は、相談できないだけだ。]
トレイルは鼻が良いのか? 匂いがきついのは辛いよな。
薔薇は、ほんのり香るくらいが良い。
[言いながら、目を細める。]
(57) 2013/08/04(Sun) 14時半頃
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そんなこと言ったら、夜中に押しかけるぞ。
[にやりと笑う。 冗談として誤魔化せれば良い。 内に秘めた欲望は、口が裂けても言えない。]
……ん? サミュエル、どうした?
[首を傾げたトレイルの視線の先。 同じように首を傾げながら、声を掛ける。]
(61) 2013/08/04(Sun) 15時頃
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[幼馴染が浮かべている表情は、どこか情けないようなもの。 なにやら怒っているような気もしたが、無視をした。]
はよ。 何してるんだ?朝からかくれんぼか。
[からかうように、笑う。]
(63) 2013/08/04(Sun) 15時半頃
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予約されるほど添い寝希望者がいるんだな。
[トレイル>>65へと笑う口の端が歪む。
裾を引かれ、何だとトレイルを見て首を傾げ。 サミュエル>>64へと視線を戻す。]
あー……すまん。
[見せられたものに動揺したように目を泳がせる。 真っ赤な顔で、泣きそうな幼馴染。 それ以上は何も言わずに、目を逸らす。]
(66) 2013/08/04(Sun) 15時半頃
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あー。そっか。そうだよな。
[トレイルの声に、無理矢理納得したように頷く。 見えたのは一瞬。 幼馴染の態度と表情に、勝手に勘違いをしてしまったのだと。 自分に都合良く。 そう自分に言い聞かせる。]
悪ぃ。 んじゃ、飯行くか。
サミュエルも悪かったな。
[引きずられるように、その場から離れる。]
(70) 2013/08/04(Sun) 16時頃
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[食堂に向かう間、トレイルの顔を盗むように見る。 先程のサミュエルのこと。 幼馴染の、それを想像してしまい。頭を振る。]
俺、あんま食欲ないから、パンと卵とかで良いや。
[口を開く前に、飯の話をされた。 何を言って良いのか分からない為、そのまま話に乗る。]
あー。おはよう。
[トレイルに続いて、二人の姿を見て挨拶した。]
(74) 2013/08/04(Sun) 17時頃
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べーつに?
[盗み見ていたのがバレ>>76、誤魔化すように呟いた。 朝にするような話ではない。 尤も。夜でも自分のことは、話はしないが。]
……あーっと。
[タイミングの悪い時に来てしまった、と呻く。]
おい、大丈夫か? もし辛いんだったら医務室とか行った方が……。
[トレイルを心配そうに見やる。]
(78) 2013/08/04(Sun) 17時半頃
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随分詩的な表現をするな。
……そ。ま、無理だけはするなよ。
[何を思ってそう言ったのかは分からない。 短く告げ、それ以上は近寄らない。
心配ではあるが。 近寄るなと言われても傍にいるのは自分らしくない。 嗚呼、でも。
目を細め、離れるトレイルを見る。]
腹減るようなら、摘まめるもん作ってもらっておくから。
[ゆっくりと首を振って、考えを頭から追い出した。]
(83) 2013/08/04(Sun) 18時頃
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[医務室に行くというトレイル>>82を、見送る。 付き添おうとも思ったが、少し迷ってやめた。 追い出した考えを、口にしてしまいそうだったから。
体調が優れない相手に何を思ったか。 悟られたくなかった。]
うん、おはよう。
[ハロルド>>81へもう一度挨拶。 何事もなかったような顔をして、食事を用意する。 もとより食欲はない為、サンドイッチを数切れ。
皿に乗せ、紅茶を入れたマグカップを手にした。]
(84) 2013/08/04(Sun) 19時頃
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悪い、邪魔したな。
[軽く声をかけ、別のところで食べようと食堂を出た。 何処で食べるかは決めてはいないが。
音楽室から、またピアノの音が聞こえている>>73。**]
(85) 2013/08/04(Sun) 19時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/04(Sun) 19時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/04(Sun) 21時半頃
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[ピアノの音を聞きながら、廊下を歩く。 手にした紅茶の香りと、薔薇の香り。 意識すれば確かにしている。
紅茶に口をつける。]
……砂糖、入れてくれば良かった。
[一度、足を止める。 音楽室の方へと向いたが、言って何を話すというのか。 少し考え、やめた。
とりあえず、朝食を談話室で食べようと向かう。]
(106) 2013/08/04(Sun) 22時頃
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― 談話室 ― [朝までベッドとして使っていたソファ。 そこに寝ている姿を見る。]
……何してるんだ?
[ピアノの音に混ざって聞こえる、耳に障る鈍い音>>112。]
(116) 2013/08/04(Sun) 22時半頃
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[一瞬見えた不機嫌そうな顔>>119。 直ぐに笑みに変わった為、気にはしなかったが。]
おはよう。 探し物って、何探してたんだ?
[ちょっと場所を譲ってくれというように、目で告げて。]
あんま食欲ないし。 ちょっと気分変えようと思ってさ。
それに、食堂は……。
[言葉を濁すように答える。]
(124) 2013/08/04(Sun) 23時頃
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[シーシャが起きたことで空いたスペースに座る。 サンドイッチを口にして。]
爪切り? だったら、医務室にあるんじゃないか? それとも後で部屋に来るなら貸すけど。
[ポケットに入れて隠された手を見る。 先程の鈍い音は、成程シーシャが爪を噛んでいた音か。]
んー。まぁ、な。 フィリップとハロルドが、話してたっていうか。
[話していただけ、ではなかったが。 後輩の顔を撫でていただけ、と言って良いのかとも迷う。]
(129) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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[医務室に寄る、との返答に、そうかと答える。 そういえば、医務室に行ったトレイルは大丈夫だろうか。 これを食べたら、同じ物を持って行ってやろう。 珍しく、世話を焼くようなことを考える。
訳知りのような、表情に眉根を寄せ。 続いた言葉に、ぐ、と喉が鳴った。
何が、とも何を、とも言えない。]
そんなわけ……。
[ない、とも続けられず。 目を逸らして、誤魔化すように紅茶を飲む。]
(139) 2013/08/05(Mon) 00時頃
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……やめろ。
[囁く声に、震える。 箍が外れそうな気が、して。
嗚呼、でもシーシャが強請っているのだ。 自分が欲して、ではない。]
……ただ、触ってただけだ。
[こうやって、と手を伸ばす。 触れず、その頭から頬、それから唇を撫でるように。]
(148) 2013/08/05(Mon) 00時半頃
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[嫌だ、とはもう言えなかった。 しかし肯定の返事もしない。 それが、辛うじて保っている箍だ。 まるで、コップの淵にギリギリで留まる水のよう。
指先に触れたシーシャの唇に、かっと顔が赤くなる。]
……それだけ、だよ。 その先なんて……。
[近付く顔に、唇を噛み締める。
伺うような囁きが、自分の唇に触れる。
ここで答えたら、滅茶苦茶にしてもらえるだろうか。 なんて思う浅ましい考えが胸を占め。 震える唇は、答えを告げられない。]
(155) 2013/08/05(Mon) 01時頃
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……ぁ。
[離れていくシーシャ>>160に、思わず声が漏れた。
触れそうだったのに、離れてしまった。 シーシャの問いに、答えなかったから。
答えられなかった。 プライドが、邪魔をして。
立ち上がったシーシャの背>>161に、伸ばしかけた手。 ぎり、とソファを引っ掻く。]
(167) 2013/08/05(Mon) 01時半頃
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[震える唇から、細く息が漏れる。
真っ赤な顔をして、俯いた。]
……可愛いとか、言うな。
[搾り出すように、告げる。
嗚呼、なんでだ。泣きそうだ。]
(169) 2013/08/05(Mon) 01時半頃
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[泣きそうだけれど、泣くのは嫌だ。 誤魔化すように、空になったマグカップに口をつける。
誤魔化すのは、慣れている。 プライドの為に素直になれないから、誤魔化すのだ。 相手を。自分を。
談話室の扉が開いた>>174。 誰か来たのかと、視線を向ける。]
……セシルか。 おはよう。
[上手く表情を作れずに、声を掛けた。]
(182) 2013/08/05(Mon) 02時頃
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[拙い発音と、ふにゃりとした笑み>>187。
眉が少し下がったその表情に、心配されていると悟り。 固くなっていた表情を努力して緩める。 小さく、深呼吸をして。]
皆? ……俺、元気なさそう?
[成程、そう見えたか、と。 元気がないわけではない。 箍が外れそうな自分を堪えていただけだ。
頭を撫でようとしたのか、途中で止まった手を見る。]
(190) 2013/08/05(Mon) 02時半頃
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[曖昧な頷きに、首を傾げる。 おそらく、上手く嵌る語彙を持っていないのだろう。 セシルの国の言葉が分かれば良いが、残念ながら分からない。
頬を突かれ、少し驚いた。 しかし、直ぐに笑みを作る。
すぐ近くにある顔。ふにゃっとした笑み。 それでも、今は落ち着きを取り戻しつつある。]
セシルが? 何かあったのか?
[心配するように、問う。]
(200) 2013/08/05(Mon) 03時頃
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サミュエルと……猫?
[ニーセンが連れている猫たちのこととは分からない。
その笑みが、そうさせてくれるのだろうか。 セシルに対してなら、大丈夫だ。 隠している、秘めているその箍を外さないで済む。]
えーっと……会ったけど。 洗面所でな。その後音楽室に行ったみたいだ。 ……今弾いてるのはサミュエルじゃないみたいだけど。
[「勘違い」したことを思い出して、また表情が固くなった。 言葉は僅か早口に。]
(208) 2013/08/05(Mon) 03時半頃
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[何があったのか、セシルに説明するのなら。 「勘違い」の内容も説明しなければならない。 口を開いて、閉じる。上手く説明できそうにない。
サミュエルのことを思い出せば、連鎖的に色々と思い出す。 目元が赤くなる。 見られないように、顔を逸らす。
何だろう。今日は妙に、隠しきれない。]
元気、だとは思う。 ただちょっとからかいすぎたって言うか。
……後で謝った方が良いかな。
[何を謝るというのか。自分でも分からない。]
(214) 2013/08/05(Mon) 04時半頃
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アーネ?……アーネストか。
[その名前を告げた声に、強い感情が混ざっているように思え。 首を傾げた。
セシルが、アーネストに対して何を思っているのか。 それを知れば、きっと次に告げる言葉は違っていただろうが。]
大丈夫か? ……無理すんなよ。
[一人にしてやった方が良いのだろうか。 少し迷い、そっとセシルの頭に手を伸ばす。 ぽふ、と頭に手を乗せた。]
(215) 2013/08/05(Mon) 04時半頃
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……俺、トレイルに飯運ぶけど。 もし、何かあったら、呼んで良いからな。
[そう告げて、立ち上がる。
トレイルがまだ医務室にいるのかは分からないが。 食堂で数切れのサンドイッチを手にして医務室へと向かう。**]
(216) 2013/08/05(Mon) 04時半頃
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