59 【身内RP村】つむぎ-Dead or Alive-
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[チェンソーと対峙した青龍刀の刃はこぼれ、その勢いに押されていた。 距離を取りたくても襲いかかってくるスピードに反応するのがやっとだ]
っち。
[大振りながらチェンソーの動きは読めたはずだったー柄に迫り来るのを庇うように身をよじろうとする]
痛ッ!!
[青龍刀は離さなかったものの庇う形で片手でが大きく抉れた。 痛みに抉れた片腕はあげることができず、ブランと垂れ下がっている。 滴る血の量にぐわんと体が揺れた。
片手で青龍刀を強く握りしめ、身を守るように構えた]
(57) 2014/03/15(Sat) 21時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/03/15(Sat) 21時頃
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>>57 あらあら。立つのがやっとって感じね。 逃げたらどう?
[挑発するような口調で丁助を嘲笑うけれど。 それは、紛れもない本心で。 このままでは。丁助のことも。殺してしまう――]
いくわよ。
[チェーンソーを振り上げる。 身を守るように青龍刀を構えた丁助に向かって。一閃]
(58) 2014/03/15(Sat) 21時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/03/15(Sat) 21時頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/03/15(Sat) 21時頃
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―噴水広場前― [―普通に撃っただけでは避けられてしまうことは分かった。
考えろ、姉のように、敵を翻弄することを考えろ。姉の言葉を思いだせ。
―落とし穴 ―チェーンソーにひも状のものを絡ませる。ひも状のもの?
腕に結んだ、血を含んだリボンを見る。
ああ…姉さんは…そのために、これを? 苦笑する。そこまで、考えて、最後に、そんなことを?
石を拾い、リボンに括りつける。これは、最後の手段。ポケットに入れて。]
(59) 2014/03/15(Sat) 21時頃
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立つのがやっとというか、生きてるって感じがするな。
[ニヤリと笑うが額には脂汗がにじんでいる。 両手で抑えるのがやっとなチェンソーを片手で抑えられるとは到底思えなかった]
来いよ。
[振り上げられたチェンソーは月明かりに照らされて、おどろおどろしく輝いてみえた]
ちっ。
[振り上げられたチェンソーが肩から腹まで一本の線を描く。 引き寄せて一撃入れるはずだったが青龍刀は宙を裂いた]
(60) 2014/03/15(Sat) 21時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/03/15(Sat) 21時頃
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―噴水広場― [少し遅れて二人を見つける。腕を切られる丁助。また振るわれるチェーンソー>>58
―また、間に合わない…?
いやだ、間に合え、間に合え!]
―パシュンッ
[鉛の弾丸、人狼へ向かう凶弾。 サイレンサーで小さな銃声、届け。間に合えっ!!]
(61) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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……次が、とどめ。
[せめて、苦しまないように。 マユミは猫のようなしなやかさで。 身体全体を使って。チェーンソーを思い切り]
さようなら。
[丁助に向かって振り下ろした。 鮮血が飛び散る。月明かりに刃が輝く]
―パシュンッ>>61
[その刹那、銃弾がマユミの肩を貫く]
……っ。
[思わずのけぞる。着地に失敗する]
(62) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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[人狼が負傷し、倒れたのを確認して。>>62
いやだ、また間に合わないなんて嫌だ。 丁助に走り駆け寄る]
丁助さんっ!!
[いけない、また、死なせてしまう。]
(63) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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……んっ。
[左肩を押さえながら、よろよろと立ち上がる]
やってくれたわね。
[口元に笑みが浮かぶ。興奮する。理性が吹っ飛ぶ。 いけない、と私の中で誰かが叫ぶ。 けれど。……止められない]
ふふっ。そっちに気を取られてる場合かしら。
[丁助に駆け寄るノックス>63の背後から]
自分の心配を、したらっ……!?
[チェーンソーを振り上げる]
(64) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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[死ぬんだなと思った瞬間、銃声が耳に入る―同時に温かい血が体に降り注いだ]
あぁ、生きてないと意味ないんだな。
[ノックスの名前を呼ぶ声が聞こえ、振り返ろうにも体も意識もついていかなかった**]
(65) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/03/15(Sat) 21時半頃
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『自分の心配を、したらっ……!?』
[襲いかかる駆動音、まだ動けたかっ!
反射、持っていた石を巻いたリボンを投げる。
チェーンソーに絡まれば…!
ただ、鈍器としても重いそれ、反射的に腕で受け止める。 鈍い音、腕は折れただろう。]
っぐ…‥!!!
(66) 2014/03/15(Sat) 21時半頃
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>>66 ……え。
[エンジン音が止まる。私の相棒が。 力を失った刃は、そのままノックスの腕へ。 がきり。と鈍い音]
なんで。
[見ると、チェーンの部分にリボンが絡まっていた。 これでは刃は。回らない]
(――『私はおまえの武器の弱点を弟に伝えている』>>3:142)
うそ。
[昨夜のケイトの言葉が脳裏をかすめて。 木偶の坊となったチェーンソーを手に握りしめ、呆然と立ち尽くした。 頼もしかった相棒は、もう咆哮を上げない]
(67) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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[腕の痛みを押さえる。大丈夫、もう片手残ってる。
咆哮をあげていたチェーンソーが収まる。
やったよ・・・姉さん…。
立ちすくむ人狼に、片手で狙いをつけて頭を狙って銃弾を撃ち込む]
パシュン!!
(68) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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パシュン!!>>68
[銃弾は真正面から、マユミの仮面を捉える。 吹き飛ばされた仮面が、からんと背後で音を立てる]
ノックス、さん……。
[見られた。と思った。 掠れた声を上げる]
(69) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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[仮面から現れた―見知った顔― ああ…なんだ、知り合いって…リーさんだけじゃなかったんだ…]
マユミ…さん…
貴女が…ホリーと…
姉さんを殺したの?
[理解した。ああ、だから―]
だから―先生は、庇ったんだね…あなたを…。
[なんていうことだろう…。]
(70) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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『貴女が…ホリーと…姉さんを殺したの?』>>70
[ノックスの言葉に、こくりと頷く。 足が震えた。バレてしまった。私は。私は]
(――今しかないでしょう?)
[心の中で、悪魔が囁いた。 呆然と立ちすくむノックス。 そして丁助の手に握られた青龍刀]
(いやだ)
[そう思いつつも、足は勝手に動く。 人狼の本能が私を動かす]
(71) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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……っ。
[マユミは丁助の躯に駆け寄り、その手の青龍刀を奪う。 棒立ちするノックスに向かって。 思い切り。振りかぶって]
(――『弟におまえを殺させないでくれないか』>>3:142)
[ケイトの悲痛な叫びが。頭にぐわんぐわんと反響する。 気持ち悪い。吐き気がした。自分にも。この世界にも]
ごめんなさい。
[青龍刀を。本能のままに。ノックスに振り下ろす]
(72) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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ミナカタは、10分ほど離脱**
2014/03/15(Sat) 22時頃
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[姉の、想いを理解した。 姉の、遺言を理解した。 ずっと悶々としていたことに、理解ができた。すっと、胸の奥が落ち着いた。姉さんは…優しいね…。
振り下ろされる青龍刀。 避けなきゃ…避けなきゃ―なのに―ごめんね…]
…姉さんに、会いたいよ…
[自分を守ろうとした、姉にも、丁助にも、南方の想いにも反することなのに。 これで逝ってしまえば、姉に怒られてしまうけれど。
頭から、振り下ろされる刀を、体で受け止めて―
ああ、痛い、痛い、痛い。]
姉さんも…痛かったんだね…‥
[自分の痛みよりも、それを思って涙を流し―意識が―…]r
(73) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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『…姉さんに、会いたいよ』>>73
[その小さな呟きが。頭から離れなくて。 ノックスの躯を、空虚な瞳でマユミは見つめる]
この街から。出なくちゃ。
[せめて、その約束だけは守らなければ。そう思った。 吹き飛ばされた仮面を拾って。もう動かないチェーンソーと一緒に。旅行鞄の中に放り込む。 鞄を手に持つと、ずっしりと。重い]
……っ。
[私が奪ってきた。命の重み。 マユミは2人の躯を背に、その場を後にする]
(74) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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― 街の門 ―
[重い足取りで街の出口へと向かう。 かんぬきでがっちりと閉ざされた門扉。 両脇に構えた厳つい顔の門番。 そして――]
ミナカタ、さん……!
[信じられない、という顔でミナカタに駆け寄る。 ぐったりと横たわる彼の身体を抱き起こすと]
いや……!
[ミナカタの顔は真っ青で。もう長くはないことを。 マユミは分かってしまう。認識してしまう]
(75) 2014/03/15(Sat) 22時頃
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ミナカタは、ただいま。
2014/03/15(Sat) 22時半頃
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オリオン座がさ、なくなるらしいよ。
[ぼんやりと空を眺める。星がきらきらと瞬いている。 これは夢だろうか。それとも、現実だろうか。 自分は、誰に話しかけているのか]
ほら、なんか左上の……ベテルギウスが、消えるらしいよ。
[オリオン座を指さす。3つ連なった星のベルトを持つ星座。 あれ、おかしいな。指が震えてる]
もう消えてるかもしれないんだってさ。 俺たちはずっと、ありもしない星の光を見てたんだって。
[ありもしないものを見ている。 今もずっと。
その言葉に、ぎゅっと心臓をつかまれた気がした]
(76) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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さん…
…きだよ…
ごめんなさい…さん…るよね…
…さんに…いたいから…ぬのを…んだこと…
ごめんなさい…ごめんなさい…
…さんの…えがわかったんだ…さん…
…く…きしめて…
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あれ……星……?
[朦朧とした…の目に飛び込んできたのは、星……ではなく、マユミの鎖骨に輝く真珠のネックレスだった]
『ミナカタ、さん……!』>>75
ああ、マユミちゃん……。 ここの門ね、だめみたい。 朝にならないと、開かないんだって。
[にへら、と力なく笑ってみせた]
(77) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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ねぇ、マユミちゃん。 俺を、この街の外に連れてってくれないかな。
[マユミの腕の中で。そこは温かく、心地よい。母親の胎内ってこんな感じなのかな]
俺の遺体を、この街に、残しておくわけには、いかないんだよね……。
[マユミの表情から、自分が朝までもたないことを、悟ったから]
(78) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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……ミナカタさん。
[涙が次々と零れ落ちる。 ミナカタの白衣にぽつぽつ、とシミができた]
ぴんぴんしてるって嘘じゃないですか。 ちゃんと治療したって。
[その後は言葉にならない、ミナカタの手を握り締める]
『俺を、この街の外に連れてってくれないかな』>>78
[ミナカタの言葉に、そっと頷く。 マユミは意を決する]
(79) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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ミナカタさん。キスして、良いですか……?
[零れていくミナカタの命を。どうにか掬いあげたくて]
(80) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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よかった、ありがとう。 もう、それだけでいい……。
[>>79マユミが頷くのを見て。心からの安堵。 握られた手に、…もぎゅっと力をこめる]
『ミナカタさん。キスして、良いですか……?』>>80
……うん。
[いいよ。 声がもう、出ない。自分の死期を悟る。自分の身体にともった命の火が消えてゆくのが、分かる。 そっと、目を閉じる]
(81) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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[>>81頷くミナカタに、マユミは泣き笑いのような顔で微笑む。 そっと目を閉じると、ミナカタに優しく口づけをする。 唇と唇が、触れた。 月明かりに照らされたその光景は、絵本の1ページのようで。 けれど茨姫のように眠りを覚ますようなそれではなく。 人を死に至らしめる、呪いの口付け]
……っ。
[涙が、止まらない。 これが最初で最後のキスだと思うと。 胸が張り裂けそうで]
(82) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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[涙が、つうとこめかみに伝い、耳にすいこまれてゆく。
マユミと触れ合ったところから、爪の先、髪の毛一本いっぽんまで、甘美な幸福感に満たされてゆく。
おかしいな。俺、死ぬのにな。
こんなに幸福で、涙が出るんだ……――]
(83) 2014/03/15(Sat) 22時半頃
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[長い長いキスの後、マユミはそっと唇を離す。 まだ温かいミナカタの身体を強く抱きしめて]
ミナカタさん……っ。
[その胸でわんわんと泣いた。 白ばみ始めた夜空の元で。 その嗚咽は。いつまでも。いつまでも――…]
(84) 2014/03/15(Sat) 23時頃
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