64 さよならのひとつまえ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―― 翌朝・4-O ――
[寮母の声で、目が覚める。 まだ、瞼の裏に、屋上で見た流星群が舞っているかのよう。]
…… 夢じゃ、なかった。
[宗介も、博も、もうこの寮にはいない。 昨夜送ったメールも、帰ってきたメールも、夢ではない。
まだ布団に包まったまま、男はメールを打つ。]
(8) 2014/03/27(Thu) 01時頃
|
|
[男は見送りには行かなかった。 行けなかった、というのが正しい。 これ以上泣く人間が増えても、宗介も博も余計に寂しくなるだけだと、そんな理由を勝手に付けた。]
さーて、と。
[決戦は昼の屋上で。 単に、ピックの礼がしたい。それだけ言えばよかったのに 本当はそれだけではない。素直になると決めた以上、もう決意は出来ている。]
ひよこちゃんらしく、セットでもすっかねー
[髪に手櫛を通しながら起き上がる。 いつもより少しだけけだるい、朝**]
(14) 2014/03/27(Thu) 01時半頃
|
…
…
…と
…
あ…づいたか…
ばれない…あったんだけどな…
…と…に…ん…で…えよ
…んでた…の…えてくれ
お…が…づいたら…で…う…するつもりだった
…
…
…
…
…づいてるじゃないか
…ああ…む…えてないと…うぞ…
…してみろ…すごく…ぶと…う
…は…あるからな
…もそっちで…てるから
…に…えるのは…あの…やってみたいから
…しい…か…
…って…が…いな…まだ…すらしてないのに
…
あと…の…えとく…
…ぎてお…に…えて…かったからな
…
…
…
…えたのか…
…
なんか…たし…みたいな…い…しだな…
…
こづや
…の…は
…で…かった…れるわ…
ところで…は…むならどこで…むよ…
いや…でわり…んだけど…だけど…
|
―― 外 → 寮 ――
[コンビニの買い物袋を下げ、寮へと帰る。 まだ早朝の肌寒い空気が残る道は、清々しいが物悲しさすらあり。 一歩一歩帰宅の途を辿る、その度にビニールが擦れる音が響く。]
……んー、あー。
[メールの着信を告げるスマートフォンを取り出し、メールは見ぬまま時間だけを確認した。 まだ昼というにはあまりにも早すぎる。 それでもどこかに寄る気にはなれず、足は真っ直ぐに屋上へと向いた。]
(68) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
|
|
―― 屋上 ――
でーれってーでででーってででー
[スラップスラップ、8小節目で一回転。 つま先で勢い良くターン、勢いを殺せずに]
あいてッ!
[扉にぶつかり、よろめき、 躍り出るように屋上の真ん中に出た上で、盛大に転ぶ。]
ってーよなんであんなとこに扉あんだよ! ばーかばーか!
[倒れたままに理不尽な文句をつけ、寝返る。 目に飛び込んでくるのは、真っ青な空。 風が吹いて目の前を過ったのは、昨夜の残りのクラッカーの名残。
手を伸ばしても。飛ばされて行ったそれには届かなかった。]
(69) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
|
|
んッ……――
[飛ばされる。 飛んでいく。 楽しかった思い出が。]
……おめーもそうやって、行っちまうのか。
[飛んで行く一枚の紙吹雪。 まるでそれは、寮を巣立って行った皆のように、あっけなく。]
(75) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
|
|
あーーあ! 腹減った〜
[切り替えるように大きく声を出すと、寝そべったままビニール袋から取り出したのは、焼きそばパン。 豪快に袋を破り、かぶりつく。
いつもは食堂のそれを頼む。外で買った焼きそばパンは、初めてかも知れない。 しかし]
……あんまうまくねーの。
[美味しいと感じないのは、きっと――**]
(76) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
|
…
…いてました
…
ああ…いんじゃないか…も…しようかな
…か…はあんまり…ないが
まあいいか…ありがとう…ったら…とす
…でも…っこの…だけどな
どうだろう…の…は…の…はない
…は…の…だけだが…こっちは…が…たんだけど…
お…も…しなきゃなんだろ
…とか…がもし…うなら…まりに…るか…
あ…やってないのか…なのにな
…
|
ん、ぐふ……ふげ?
[咀嚼の最中、目の前に影が落ちる>>92。 まだ時間には早いはずだ。微睡みの幻か。 しかし意識ははっきりしていて、寝そべったままに成斗を見上げた。]
……んッ んーだよ、まだ時間にははえーよ?
[責任。 その言葉はまた少し、奥底の泥をかき回す。 青空をバックに、赤い髪。太陽みたいだ。]
(96) 2014/03/27(Thu) 21時頃
|
そ…
…
…の…の…したら…るよ…
…かったら…えて…
あ…ついでに…の…も…るよ…
…あったらついでに…えて…
|
さッ――!
[右手がパンに、そして左手が額に。 上から容赦なく伸びてくる。 「触るな」とそれを思わず遮ろうとした声は、しかし、こみ上げる何かに寄って遮られた。]
……超元気だし?熱とかねーし?
[さりげなく触れるそれを交わすように起き上がる。 セットした後ろ髪はぺたんこだ。 昼になる前にセットし直そう、と思っていたのに。台無しだ。]
俺はあれよ、ごろごろしたかったし。
[片手で後ろ髪をセットし直しながら、下手な言い訳を紡いだ。]
(114) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
|
|
……わりーな、呼び出してよ。 あんま時間取らせねーから。
[まあ座れ、と言わんばかりに床を叩く。 食べかけのパンはそのままに、視線は真っ直ぐに成斗へと注いだ。]
那由多に聞いた。 これ、俺のだって教えてくれたんだろ?
[右手に焼きそばパン、そして左手に現れたのはひよこの描かれたピック。 ふと表情を緩め、礼を述べる。]
ありがとな。 見つからなかったら、後悔してたと思うわ。
[指先でピンとティアドロップを弾く。空中に跳ねたそれは数秒のうちに、重力に逆らわずまた男の手のひらに落ちた。]
(115) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
|
|
あ?なんだとコラ。 俺だってな、シンミョーにするときもあんだよ。
[成斗の口ぶりではまるでいつも無遠慮のようではないか。そんなことはないと否定しようと今までの生活を振り返ると、確かに無遠慮だった。 文句はいいつつ、納得する。]
んや、お前が言ってくれなきゃわかんなかったよ。 那由多もこれ、知らなかったし。 下手したら誰のかわかんねーままだったかもだしさ。
[浮かべられた笑み>>127につられて笑顔になりつつも、視線は振られる右手に向いた。 昨日は気がくことができなかった、それに。]
(132) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
|
|
あ?なんだとコラ。 俺だってな、シンミョーにするときもあんだよ。
[成斗の口ぶりではまるでいつも無遠慮のようではないか。そんなことはないと否定しようと今までの生活を振り返ると、確かに無遠慮だった。 文句はいいつつ、納得する。]
んや、お前が言ってくれなきゃわかんなかったよ。 那由多もこれ、知らなかったし。 下手したら誰のかわかんねーままだったかもだしさ。
[浮かべられた笑み>>127につられて笑顔になりつつも、視線は振られる右手に向いた。 昨日は気がくことができなかった、それに。]
(133) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
|
|
……なあ、その手。 どした?なんかあった?
[ぱし、と放り投げて遊んでいたそれをやめ。
もう一つ別の話しはあるが、その前に。 恐らく次の話しをすれば、普通に話すことはできないだろう。 それがわかっていたから、少しでも今の時間を伸ばすように問うて]
(134) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
|
く…
…
…の…
…
…にでっかい…せ…き…かないか…
っても…い…いたの…で…からやるから…は…な…
…こそはというものよ…すぐ…に…られたし…
あ…でも…でも…ひもちんと…には…わないでね…
…ばかやろう
…るなよ
でも…えられない
それはごめん
…の…を…ありがとう
…
|
……子どもっぽいだろ。ひよこ。 言えなかったんだってーの。
[那由多には、何をなくしたかと問われてお茶を濁した。それは単に恥ずかしかったから。 けれど、差し出されたひよこの絆創膏に、成斗になら話してもいいかと思った。 話したいと、思った。 それでもそんなことは口に出せず]
変じゃねーけどさ、気になんじゃん。 おいおい転ぶなんて、俺に似てきてねーか?
[下を向く視線>>148を追いかけつつ、先ほども扉に打つけたばかりの額の痛みを思い出して笑った。]
(159) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
|
|
――……んなぁ、成斗。
[ふと、言葉が途切れる。 間奏の後に切り出した呼びかけは、とてもへたくそなソロベース・パート。]
俺、お前と一緒のクラスだったこともねーし 一緒の部屋にもなったことねーじゃん。
でも、何かしらしょっちゅう絡んでてさ。 めっちゃ楽しかったわけよ。
[へら、と笑う。うまく笑えているだろうか。 頬がぴくりと動いて、緊張が走る。]
(160) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
|
|
前さ、責任もって食うとかって言ったっしょ? 俺ぁ馬鹿だから、そういうの真に受けちまうの。
[それは談話室での戯れごと>>0:367。 ずっと、楽しいヤツだと思っていた。ふざけて騒ぐのが好きだった。けれどその好きが、別の種類の好きだなんて、どうして今更気がついたのか。]
もうさー、あんま時間ねーじゃん。 だからぁ、言っちまうけどー
[口調はどんどんと軽くなる。 それと逆に、ピックを握りしめる手は強く、強く。 相手は男だ。けれど今しようとしていることはなんだ。 おかしいのかもしれない。卒業に当てられて、感傷的になっているだけなのかもしれない。
けれどもう、走り出したベースラインは止まらない。]
(161) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
|
|
俺、お前のこと、好きみたいだ。
[スラップした唇は、弾むように言を奏でた。]
(162) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
|
|
話しは、それだけッ
[勢いをつけて立ち上がる。 その場にとどまっていられるほど、図太い神経は持ち合わせていない。]
ごめんな、俺からは以上!
[一度きりりと唇を結び、作った表情は笑顔。 そしてもう用済みとばかりに、握りしめたティアドロップのピックを、屋上から中庭に向けて投げ捨てた。]
さらば!俺の青春ッ! なーんてな!わはははは!
[そんな言葉を吐き捨てて、屋上を去ろうとダッシュした。]
(165) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る