64 さよならのひとつまえ
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─ 寮自室(4M) ─
本読む奴らって、好みのジャンルとかあるもんかと思ってたけど、お前は何でもありだな。
[スポーツとは縁薄そうな青年の持ってきた本のラインナップに、そんな感想をこぼしつつ。 快諾>>22をうけて、元捕手の自伝と、野球漫画のノベライズを手に取った。
かすかに、小鳥谷が笑んだ気がしたが、それを確かめようと顔を見た時には、もうそれは消えていて、少し残念そうに眉を下げた。]
(92) 2014/03/21(Fri) 17時半頃
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[同じように荷造りを始める同室者を横目に見て、再び段ボール箱へと向かう。これから先必要なもの、必要なもの、必要ないもの、必要なもの…一向に段ボールは埋まらない。]
何が必要かとかわかんねーし…。
[そうこうしている間に宗介が立ちあがった。もう片付けを終えてしまったのかと慌てて顔をあげ、机に残されたままの天球儀に少しだけ安心をする。>>46 終わりそうか、その問いかけには誤魔化すこともできずに苦笑が零れ。]
…や、微妙。 え?手伝ってくれんの?本当? すっげえありがたいんだけど…! マジどうしようもなくなったら頼んでいい? あ、でも宗介の予定優先な?
[出ていく同室者の手伝いの声には目を輝かせ、拝むように両手を合わせて見送った後段ボールの隣に突っ伏す。 同室者の申し出はとても有難いけれども終わりが見えない ―――…否、終わらせる気がないのか。]
(93) 2014/03/21(Fri) 17時半頃
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あっ。
[その間に、本が一冊増えていた。 表紙だけで、バスケットボール関連と分かるそれに、困惑を浮かべ、小鳥谷を見るが]
自虐的な? なんかよく分かんねーけど、叶わぬ恋的なもんかそれ。
[やはり二次元だろうかと、口に出しそうになったが呑み込んだ。]
まぁ、もし告白しときたい女子とかいるってなら、急いだ方が良いんじゃねーかな。 何かあんなら、俺も協力できたらするし。
……あ。
[そんな提案をしていたら、スポーツ精神論のどうとかいう本が増えた。]
お前ね……
[押し付けてるだろ、と、少し低い位置にある顔に、ジト目を向けた。]
(94) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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…あ、枝毛。
[突っ伏し眼前に流れてきた横髪の一本、その毛先が又分かれしているのを見つけて呟く。 切ってもらわなきゃなー…そうぼんやりと思った直後にがばっと思い切り顔をあげた。そうだ、今日は>>70 髪を切ってもらう約束をしていた筈ではなかったか。]
うわ…やべ。 もう過ぎてんじゃん…。
[時間にルーズ。誠実でない。過去に短期間付き合っていた女子達の声が聞こえてくるようだ。慌てて開けたドアの音が廊下に響く。]
(95) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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[らしさ、とは。なんだろか?]
(96) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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おう。
[小鳥谷が去ろうとする>>24のと同じタイミングで立ち上がり、コンビニの袋をとると、そこから音の鳴るラムネ菓子を取り出した。]
これ、本の礼。
[既に4つほど減っているそれが、礼として成り立つかは甚だ疑問ではあるが、気は心というやつである。 押し付けられた物を考えれば、妥当だろうと、軽く口の端を上げて、彼が部屋から出るまで、扉を開けて押さえてやる。]
じゃ、またな。
[いつも簡単に使う「またな」という言葉。 あと何度、こうして気軽に使えるのか。 考えると、些か感傷が生じ、暫く去って行く背を見つめていた。*]
(97) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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―自室―
ふごご……あと、5ふん……
[ぴぴぴ、ぴぴぴ、と健気にアラームを鳴らし続ける携帯を握りしめたまま。 差し込む光を、むにゃむにゃ煩わしげに振り払っていた手が、
ごっ、と鈍い音を立てて壁にぶち当たった]
あだっ!? なん、なんだよ……おうっ!?
[文句を言おうと、自分のてのひらを睨みつければ。 そこに表示された時間に、へんな声が出た]
や、やべえ! 寝過ごした!! ……えっと……
[目が覚めたら、片付けの終わっていない部屋は夢で、荷造りが終わってたりしないかなーとか。 そんなササヤカな期待をこめて、きょろっと部屋を見回すが、勿論そんなことはない]
(98) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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はあ……
[やる気出ねぇ。 寝過ぎでたるい。 ジンジンする手を軽く振りながら、アラーム止めた携帯をベッドの上に放って、ため息を吐いた*]
(99) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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/* 土日に出勤とあいなり、どうしようか迷ったのだけど。 ひっそり隅っこで遊ばせていただけたらなと、お邪魔いたします(ぺこり
と、突然死だけはしないようにしなくては。
(-32) 2014/03/21(Fri) 18時頃
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[ばたばたばたと他の寮生を気遣わない足音が続いて廊下に響く。音は東棟から中央棟へ。途中何かもの淋しさを感じたけれどもそれに足を留めている暇は今はない。 息を切らして辿りつくのは山本理髪〜自習室出張店〜だ。]
……っマジ…っで、ごめん…!!! 片付けに集中してたら時間過ぎてた!!
……嘘! 枝毛見つけるまで忘れてました!! 本当ごめん!!許して…!!
[滑り込むと同時に両手合わせて謝罪の姿勢。山本様が声を掛けてくれるまでは顔をあげることなんてとてもできない。**]
(100) 2014/03/21(Fri) 18時半頃
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手芸が得意wwwwwwwwwwドナルドかわいいなwwwwwwwwww
(-33) 2014/03/21(Fri) 18時半頃
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[小鳥谷を見送ると、また服を丸め……畳む作業に戻った。 枚数も少なければ拘りもさほど感じられないそれらを、とりあえず段ボールの上に積み重ねる。
さて次は何に取り掛かろうかと思ったが、その前に腹が減った。 時計を見れば、とうに食事もできている時間だ。]
今日のメシってなんだっけ。
[シジミが入っていない事を祈りながら、少し急ぎ足で食堂へ向かった**]
(101) 2014/03/21(Fri) 19時頃
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─廊下─
……すっかり静かになっちゃったよな。
[人が少なくなり、ひっそりとした廊下を見ては。ただ、静かなくらいの方が締坂にとっては好都合だったが。]
(102) 2014/03/21(Fri) 19時頃
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早いとこ顔洗わねーとな。あいつらにいらん心配かけるのもなんだし。
[思い浮かべるのは同室の十文字と保坂の顔。ふたりとも他人のプライベートにズカズカと入ってくるタイプではないだろうが流石にこの顔を見たら声をかけられそうな気もして。]
(103) 2014/03/21(Fri) 19時半頃
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それよりもあいつらデカ過ぎなんだよ。マジ世の中不公平過ぎるわ。
[何よりも締坂の心配事は同室2人に囲まれての相談モードになる事であった。 保坂でも10cm以上、十文字に至っては30cm近くもの身長差がある。うっかり締坂が中央に位置しようなら捕獲された宇宙人みたいな構図である。]
(104) 2014/03/21(Fri) 19時半頃
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─寮・3-A─
おーう、おっきしたか? いいこー そんじゃこいつは俺のものーさーんきゅ
[>>60欠伸を漏らす那由多に向かって口の端を吊り上げる。 手の中の白いタオルを相手の言葉に甘えて肩にかけ、片付けを再開しようとゴミ袋を手にすれば、背後から聴こえる声>>63。 振り返って目が合えば、相手は部屋を出て行った]
っておい! 那由多てめぇ逃げんな! 起こした意味ねぇじゃんか! どーすんだよ退去手続きの書類が! 今! 届いたら!
[喚きはするものの引き止めはしない。そのまま背中を見送れば長い溜息を吐いて、那由多が告げた花壇という言葉に想いを馳せる]
(105) 2014/03/21(Fri) 19時半頃
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んあ? 遅刻か?
[まだ寝ぼけた頭、廊下を駆け抜ける音>>100に、ぼんやりそんな感想を漏らしつつ。 いやに響くなぁ、なんて思いながら、のそりとベッドから起きだし]
ふぁーあ……ねむ。 ひとっ風呂浴びてからでいいや、その方が捗るって。うん。
[ひとりで言い訳を積み上げて、着替えを一式抱えて部屋を出た]
(106) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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→廊下―
お? あれは……
[のそのそ歩いていると、前方に人影>>104発見。 何か呟いているようだが、気にせず近づいて、とんと肩を叩いてみる]
よっ、みっちゃん。風呂?
(107) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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/* クラスどこかな。らんだ神ー 1d8
(-34) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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/* まちがえた。こう? 4
(-35) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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うわっ!!!
[後ろから大男に肩をぽん、と叩かれて(>>107)思わず飛び上がった。身長差15cm。この驚きプライスレス。]
(108) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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[>>60ぽやぽやとした声で呟かれた「水のやりすぎ」という言葉は聞こえていた。分かっている。気付いている。自分は注ぎすぎるのだと。 植木鉢に土を入れ、アンプルを挿し、水を遣り、陽のあたる所に置いておく。ただそれだけなのに枯れてしまう。きっと自分は普通じゃない。向いていない。 注ぎすぎて、根を腐らせて、枯らしてしまう。 ──────花が咲くはずもない]
あーもーくっそ痛ぇ俺様のばーかばーか
[好きで、好きで好きで、それが全てを腐らせてゆく。 これから自分は実家に戻って家業を継ぐ。結婚して子どもが出来て、そうして店は継がれてゆく。そういう世界に生きている。 分かっている。気付いている。知っている。 ────この心に花の咲く日なんて、来ない。 だから、棄ててゆくんだろ、ここに。この場所に、全部。なにもかも。 その覚悟を決めようと思うのに痛いから、どうしようもなくて、部屋にゴミ袋だけが増えてゆく。溜息が出る]
(109) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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/* 4組か。開始までに決まらなかったら4組にしよう。
そして村が久しぶりすぎて感覚掴めないな! どうやって話してたか覚えてないぞ!
(-36) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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/* シメオンとジャニスが並ぶと似てるっていうかキャラもなんとなく似てるので申し訳なく(´・ω・`) なので差別化を図ってみよう、どうしよう、こいつなんなんだろう
俺様キャラになりきれない感じ……
(-37) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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んほ?
[少し窓の外でも見ていた頃だろうか、廊下に鳴り響く音が遠くから近付いてくる。(>>100) そのスピードは早く、春の哀愁を散らすような忙しない音であり だからとて憎めるはずもなく、近付く毎に口角を上げさせる待ち侘びた音であった。 しかし、滑り込むように現れた本日最後の客であるその人物は 両手を合わせて謝罪の姿勢をし、頭を下げたのである。 当たり前と言えば当たり前か、11分から更に時間は過ぎ37分ほど待っていたのだから。]
むつりんはホント、素直だねえ〜? 片付けしてたで通しちゃえばいいのに。
[忘れてたなど申告されなければ分かる筈もないことを、訂正してまで述べる姿に怒る気など沸くわけもなく。 かと言って、元々怒る心算などありもしなかったことは 謝るその頭に伸ばした指先が何よりも雄弁に語っているだろう。]
(110) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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―花壇→中央棟―
[いつまでそこでそうしていたか。 切なげに訴える腹の虫で、ようやく自分が空腹だったことを思い出す。 時間も消費してしまった。 背後から追ってきた同居人の怒声>>105を思い浮かべれば、さっさと腹を満たして部屋に戻った方がいいのは明白だ。]
食堂って、まだ空いてるんだよな。
[道具を片付け、手についた泥を水で洗い流せば、飢えを満たすために食堂へ向かう。]
(111) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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/* てゆかドナルド……いやなんでもない(げふんげふん
(-38) 2014/03/21(Fri) 20時頃
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へぁっ!?
[びっくりされてびっくりした。 オドロキの由来が、身長差に起因してるとは、わかっているのかいないのか。 一緒に飛び上がった自分の手を、ひらひら振りながら締坂を覗きこむ]
悪い、考え事でもしてたか? 目の前歩いてたから、つい声掛けちまったんだけど。
(112) 2014/03/21(Fri) 20時半頃
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/* >なゆたメモ やっべぇありすって呼ばれるのめっちゃ恥ずかしいいいいいいいいいいい 俺様のばーかばーか何でこんな可愛い名前にしちまったんだよ!!!! 仕方ないだろ産まれなかった双子の姉の名前なんだから!!!!!
(-39) 2014/03/21(Fri) 20時半頃
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