108 Persona外典−影の海・月の影−
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ちょ!? え まって まっ… !!
[騎士デュラハンの馬が、その前足を高く蹴り上げて。 疾駆の準備に入る様に。咄嗟に右腕をサムに、左腕でアカリを抱きしめて… 発進だ 。]
(467) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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[>>448流したつもりなのに、 戦いの場には不釣合いな、どこか悠長な眼差しと共に 律は重ねて言葉の続きを求めてくる。
燃え散る焔の花びらを映した穏やかな瞳を向けられて、小さく息を呑む。 あの泣き虫だった幼馴染は、いつから、こんな優しい眼差しをあかりに向けるようになったのだろう。
泣くことも弱音を吐くことも出来ぬまま、 黙り込むだけだった強情な少女を優しく促すような、そんな双眸に]
たすけて。――怖いよ。
[胸の奥につかえていた言葉が零れ落ちた]
(468) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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/* なんか発言みてみると、右腕でサムも抱きしめてるみたいな描写になってる…でござる…
なんという三人のり、いや四人のり。
二人のりグレーの昨今 クスノキのとっつぁんも卒倒もんですわ(
(-124) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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おいで、蘭陵王。雷の力を。
[賀来の合点がいったかのような言葉>>465に頷いて、扇を手首で返し開けばカードがふわりと舞い降りて蘭陵王を呼び出す。先程の要求を覚えたのだろう。賀来、そして櫻井の武器へ雷の属性を与えた。 癒しの光に包み込まれれば、小さく息を吐いて一瞬身体の力を抜く。 まだだ、まだ終わっていない。 ショートしそうな意識を無理やり保って、武器を振るう。やがて奇妙な夜が終わる時、安堵で気を失うだろうか**]
(469) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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― 北部・祟神北小学校前 ―
[朧気に感じられる気配が、近づくにつれ鮮明になってゆく。 そして、鮮明になればなるほど、その生命が消えかけているのがわかって…
男の視界が、ぐらりと揺れる。 過去の幻影が、男を追い立てるように、その視界を赤く染める]
――――――ッ、
[揺れる視界を、幻影を、振り払うように頭を横に振った。 崩れかけた体勢を直し、息を切らせ、目的の場所へと向かう。
目の前に小学校の門が見え、そこにある人影を視認した時]
(470) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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[男の傍らに寄り添う蝶が、砕け散った]
(471) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ―
あい?
[望月のごとく瞳は丸く、 それから盛大に噴出した。]
くっはは、やーらしーー
[半月の流し目で、騎士に召抱え上げられる。 ペルソナは、謂うことを聞かない。 そのくせ、願いを掬い上げるように、走り出した。
ジェットコースターなんて、眼じゃない。 小学校に向けての、疾駆。 蒼の軌跡が、影の海に鮮やかだ。]
(472) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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[黒衣の怪人は真弓の意思の通り、街灯の上に直立して五郎を眺めていた。その意思のままにボンベのノズルを向けて構えをとる。が]
……まだ来る。やはりそうだ。僕のはもう少し自分の直感を信じるべきだな。 ……あちらの方が優先する。行って来給え。 一撃で離脱だ。相手が死のうが死ぬまいが、だ。
[遠くからの呟きに従うように、黒衣の怪人は標的をずらした。]
(473) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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/* え、なんだと……?
黒衣の怪人て それ 世界先生じゃないのかい
え、なに。アカリの専用ペルじゃなかったの。 アカリに所有権があるだけで共用だったか。
やばいだから本当に赤ログ楽しみすぎて夜しかねむれないんだってば!!!
(-125) 2015/02/20(Fri) 02時頃
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[そもそも冷静になって考えてみよう。ここはビル屋上。 屋上への扉だかエレベーターだか。まぁ兎も角それらは当然馬上の騎士なんて通れるサイズでは断じてなかろう]
… … …!! … … … …!!!!
これきもちいけど… … … こ わいっ!!
[まず、初速のどうやってビル屋上から離れるかと考えてみたら。 まぁ、とぶのだ。複数の漢字な意味で。音にならない絶叫もあげたくなろう。
流れる彗星の様な青い軌跡が、小学校へと向けて奔り抜ける。 ぐんぐんと。何かが近づく。それが、視え出す]
(474) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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…………しょうこ……
[少年の願いは果たされつつある。 しかし、>>464ひどく心が乱されるのは何故か。 >>463少年の手の中で、翔子の手が微かに震える。]
…………。
[青い部屋とも、青い蝶とも違う、嫌な痛み。 しかし、少年はその痛みを受け入れる。 光の重みを受け止めながら、耐えるように翔子の手をぎゅっと握った。]
(475) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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キサマアアアアアア!!!!
[およそ人の喉より紡がれる音とは思えない、 獣の咆哮の如き声をあげ、男はリツキへと襲いかかる。 その背には、三叉戟を構え、貫かんとする、羅刹の形相をした甲冑姿の男のペルソナが。
そして三叉戟は男の手を離れ、真っ直ぐにリツキへと放たれた]
(476) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* 死ににいくつもりが何攻撃してんだ?
(-126) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* しかもタイミングよくリッキィの発言がですね
(-127) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/*
これほぼ同タイミングで投稿してますね。 削除無理ですね\(^o^)/
(-128) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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感謝するといい。この借りは君に別の代償を払ってもらうから。
[真弓はそう言ってビルの上から姿を消す。やがて、馬の背に乗り小学校へ疾走してくるペルソナ使い達は見たろうか。街灯の上に直立するペルソナーーーアメリカをかつて震撼させた黒衣の怪人、マッドガッサーのことを。]
人の逢瀬を邪魔するなら、馬ごと死に給え。 誰の言葉だったかな……まあ、いいか。
……やれ。
[言葉とともに、マッドガッサーは馬に乗るペルソナ使い達にそのノズルを向ける。瞬間、周囲にアーモンドのような刺激臭……青酸ガスが吹き荒れた。致死性のガスが道路全体を包むほどに立ち込める。
そして、言葉のとおり黒衣の怪人は音もなくその場から消え去った。真弓の姿はもうなかった**]
(477) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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[>>468 そのか細いような言葉にひとつ頷いた。 雛宮律はただその感情を、言葉を、肯定するだけで慰めなどは口にしない]
だったら、 少しだけ、目を閉じててもいい。
[それからそろりと花河の手をとった。 そこかしこで飛び散り、燃え落ちる火花とは裏腹に、 冷たくて熱を感じさせないだろう少年の掌。 随分と慎重な所作で、彼女の手をそっと引いた]
――行こう、走ってここをぬける。
[先駆けの火烏は、焔に彩られた道を切り開いていく。 その先は知らない、向かう先などどこでもよかった。 どうせ、皆好きなことを好きなようにやっているだけなのだ。 だから、今夜の夜明けが近づくまでは、雛蜜律は花河あかりの傍らに*]
(478) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* ん?これはどういう状況になる? 高屋敷がお馬さん襲ってるけど……。
ちょっと、悩む。 てか、GJ出るの?出ないの?表のログの現状だと、GJでなさそうな流れになってるんだよな。
(-129) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* 真弓さんのペルソナチョイスがいちいち。 楽しいです。
こんなシリアスな場面ですが。
(-130) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* 名前がでてようやく「ああ」となる自分はどんだけ察しが悪いのかと。
ソウルハッカーズですね。わかります。
(-131) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* ところでさあ。 俺の幼馴染かわいいよね。
かわいいよね。
ここから裏切って傷つけて泣かせたいとかいうのひどい。
(-132) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* >>雛蜜律<<
(-133) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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― 北部 小学校への道中 ―
[やがて中央部から北部に区画を乗り越える。はやい。 北部に侵入した頃、自分の感覚でも何か大きな反応を感じられた。ふたつほど。
もうすぐ小学校につく、そんな段階に差し掛かって、それは現れた。
それは道の街灯。何の変哲もないそれの上に、何かが屹立していたのだ。
黒衣の影。連想したその姿は、あの大鎌を手に敗北を刻みつけた、『世界』。 だから警戒を無意識に覚えた。それでも、それは]
(479) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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[道路全体を何かが包む。それに気付いた時、激しい眩暈と嘔吐感に襲われた>>477]
… … …ガッ…!?
アカ… … サ … … !!
[息をしちゃだめだ。そう叫ぼうと開く口にも毒が入り込む。 呼吸が苦しい。頭がいたい。 咄嗟に呼吸の一切を止めて、息を詰めて苦痛に耐えようとするが。 馬上の首無い騎士に身体を掴まれている今、自分が対処することは出来なかった]
(480) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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[――その途端。 >>476背後で獣の如き咆哮が響く。 少年が空いている片手を伸ばすと、地面に落ちた臙脂色の本が開き、白い猿が現れた。
白い猿が舞い踊ると、向かってくる三叉戟に稲光が落ちる。 がらん、と床に落ちる三叉戟には目もくれず、少年は咆哮の主を見遣った。]
…………邪魔、するなよ。
(481) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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[>>475握る手の強さと。 >>476激情に満ちた咆哮と]
…………。 ………………。
[どちらをも切り捨てられなかった強欲の報いか。 少女は何もする事はできない。 ただ意識の続く限り、重たい瞼を薄く開いて 事の成り行きを見守るだけ――**]
(482) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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ごめんね。 ごめんなさい。
[声にならなかったのは謝罪の言葉]
(-134) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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/* ごめんね、ごめんね。
何槍なげてるんだろうね。ほんとね。 二時に寝たいっていってたのにね(´Д⊂グスン
逢瀬でしゃべるどころか。ほんともう……アタシって馬鹿。
(-135) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
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― 北部 小学校への道中 ―
速度 手加減 できない から!
[区切って謂うのは 声を届かせるためだが不恰好だ。 区画を飛び越え、小学校の方面――逢瀬のことなど知る由もない一行だ、馬に蹴られるもなにも、知ったことではないのだが。
>>>477 立ちふさがる何者かに気づいたのは イサムが一番遅かっただろう。 嘔吐感に低く呻いて、飴の棒をきつくギリリと噛み締めた]
じゃま、 すんな よっ!!!
[騎士が、声なき声で咆哮する。 影の海を揺らし、蒼の燐光広がるは、守りの「盾」 広がる毒を押し退けて、守るもの。
贖罪、後悔、その形。]
(483) 2015/02/20(Fri) 03時頃
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[>>478 たすけて――と、口にはしたものの、 どうして良いのか分からないまま、あかりは立ち尽くす。
だから、今だけは過酷な現実から目を背けても良いのだと、 弱さを肯定する律の言葉に促され、静かに目を閉じた。
壊れ物でも扱うかのように、 優しくあかりの手を取る律の指先は奇妙に冷たくて]
――掌の冷たい人は、心が温かいらしいよ。
[昔、何処かで聞いた話を口にした]
(484) 2015/02/20(Fri) 03時頃
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