28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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/* ばか。おばか。こんなときにツンツンしなくてもいいじゃないか。
源蔵[[who]]
(-81) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* ごめんなさいばかじゃないので参考までに教えてください。
ニール[[who]]
(-82) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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お客さんが多い日ね、今日は。
[悪い気はしない。もともと一人で時間を潰すのは得意じゃないから、人数が多いことに越したことはない、と思っているのだが。 少しばかりタイミングが悪い、と思わないでもない。 幸いはまだ卵を焼き始めていなかったことだろうか。 鍋の火を止めてチキンライスを皿にあけてしまう。 それから出たから、きっと家主の返事>>262は少し間が空いた。]
はあい、先生。 愛の告白ならもう少しロマンチックな時間が嬉しいんだけれど、どうしたの?
(264) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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いかがです? 食べませんか?
[腰を屈めて、おやつのささみを振って三毛猫を呼んでみる。 だが突然、三毛猫は愛らしい様相からは 想像もつかない声>>#1>>#2をあげた]
…………今日は…不思議な事が良く起こる日ですね。
[灰猫が懐いてくれて。湯呑の国谷にも出会えて。 ただこの声はいただけない。 肝を冷やす。 ここは悲鳴を上げて荷物を投げだして逃げ出すべきでしょうか]
大切なものですか。 私には家族と呼べるものもおりません。 わかば荘と、わかば荘の皆さんが大切と言ったら 大切かも知れませんね。
[腰を降ろしたまま金の目を覗き込んで]
(265) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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お裾分けしましょうか?
[差し出したのはスイートピー。 やさしい思い出を悲しい声をあげた三毛猫?に 分けてあげたくて。 だがスイートピーにふんふんと鼻を近付け嗅いだだけで 何処かへ行ってしまった]
スイートピーって猫にはダメでしたか。
[そんな事を考えつつ、のっそりと消える猫の背中に]
付喪神の国谷さんもいらっしゃいます。 悪戯しなければ、あなたも歓迎しますよ。
[そう声を掛けたが、三毛猫は雑草の中に消えていった]
(266) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* ふむ。新居君は中の人が大好きらしいね。あとジャニス君がツボらしい。嗚呼、管理人さんは当然だそうだよ。壱猫さんのフランクひゃっはーなどと言っている。
別に新居君でも大丈夫なのだよな。私は「初恋の人」だったり「あの人」とは言っていても、ただの一言も「女性」とは言っていないのだよ。
(-83) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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……お前、前に逢ったことがあるな
[>>#2 その声に、にやりと笑みを浮かべる]
そう、俺の大切なものは走ることだ でもお前は俺に追いつけなかった
[そう、あの時も、こう言った――]
"奪いたければ、追いついてみろ"
[その言葉に女の亡霊は冷笑を浮かべる。 女の瞳は他者を見下すモノ。
見下したまま、三毛猫と女は姿を消した。 まるで、奪うモノなど残っていないとでも言うように――]
(@74) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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…… お前は、わりと似合うかもしれんな。
[と。談話室へ引っ込む前、ちらりと顔を戻し、少年を見る。 身長差のまま見下ろして呟いた一言は、理由を聞かれれば
『女物。』
少年には大変不名誉なことかもしれない。]
(-84) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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……あれが噂の幽霊か?
[姿の消えた一人と一匹に肩を竦めながら、国谷は再び歩きだした]
(@75) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[懸命に、心情を整理して、舌に乗せて、ばらばら。
上手く説明なんて、いきなり出来るようにならなくて。 波打っていたら、新居>>258の呼ぶ声が聞こえた。 頬に触れさせたままの硝子瓶、私はそっとそれから手を退きます。]
は、はい!
ええと、こっちがお水で、こっちがレモン、ですね。 ………お店にあるお水みたい、です。
[テレビで見た、上品なレストランに在る、ワインボトルの水。 それを彷彿とさせるボトル二本を手に。
気持ち冷たくない水のボトルは、そのまま病沢に手渡す為に 勝手知らない室内を、ととと、ととと、行き来。]
(267) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ナルシストどこいったんだろう
脆さってなんだろう
歪んだ愛情ってむつかしーなー
(-85) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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おや、作業中だったか。すまないね。 それに来客も。間が悪かったかな。
[ 新居君>>264が出てくるまで少々時間を要したことと人の気配、そして鼻を擽る良い香りに、私はある程度の状況を察する。新居君に隠れて奥の状況までは見えないから、誰がいるかまでは把握できないが。愛の告白という言葉に告げられなかった過去が思い起こされて、私は僅かに目を細めた。]
愛の告白ではないが、今日は君に贈り物を持ってきたんだ。 私が若い頃着ていたものなんだが、最近は箪笥の中で眠り続けていてね。 君は興味がない訳ではないようだし、良ければ貰ってくれないだろうか。
[ そして私が差し出したのは、たとう紙に包まれた紺鼠色の着物と黄金色の帯だ。襦袢や足袋、伊達締めは持ってきていないが、最低限この二つさえあれば、着物としての形は完成する。新居君の華やかさには少々見合わないかもしれないが、これでも私の所有する物の中では一番派手なものを選んだのだ。]
(268) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[>>258大人しくソファーに身を横たえたまま、おそらくはもう一人のものだろう声を聞いた。聞き覚えがある。 非を行動に移さない……つまりは大人しくしていることで新居の言葉への了承の代わりにして、視線は立花に向けたまま。 >>263 彼女の顔にある表情を、難しいと判別する。それを今、彼自身も浮かべているのだとは気付かずに。]
……………ぐったり。
[ふぅん、と相槌を打つ代わりの反芻。 自分の身に何があったかを思い出そうとすれば、目の奥がぎしぎし痛むような気がした。白い掌が無意識に額に伸びて、熱を測るような格好ででこを覆う。]
…………声が、聞こえ て。 耳を 塞げ 、なかった。
[>>267新居に呼ばれて走っていく彼女に、音量の足りない掠れ声はどれだけ聞こえただろう。 冷えたラムネの瓶は、頬とソファーの背凭れの間に挟まれて留まる。人の足音が響くのに、そっと耳を傾けていた。]
(269) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─談話室─
……
[どういうタイミングか。 福原と越智がいるのをちらりと見て、]
…………
[越智を、ジーっと見た。 腕の中の仔猫が、しっぽを揺らす。
男は入り口の戸こそ閉めるが、それ以上中へは、入ろうとしない。]
(270) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[鼠みたく、右に左に、ちょろちょろ走り回る。 新居の部屋が整頓されているお陰で、転んで仕事を増やす真似はなかった。
ふと、響くノック音と――…声>>262 水の満ちたワインボトルを病沢に差出しながら、視線が向きます。
お話の邪魔をしないように けれど、お部屋の扉が開くなら、当然そのときは、会釈。]
(271) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* うむ。源蔵先生を灰まで連れてくると、テンションが持続できない。 新居さんお邪魔したみたいでごめんね…!ジャニスさんへお料理作りたかったんだろう。 大丈夫、おじさんあと400ptくらい喋ったら黙るからね…!
(-86) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─墓地─
[ジャニスに、まだ──と告げた後、フランクは再度わかば荘を出て墓地へと来ていた。 三毛猫を最初に見つけた場所であり、何かあるならここだろうと踏んで。
いつもと違う箇所はないか。おかしな部分はないか。 少なくない墓をひとつひとつ丁寧に見て回る。
そして、見つけた。]
……これか。
[その墓は、まだ比較的新しいものだった。 いつも素っ気ない四角いだけの墓石の隣に、大人の膝下よりも背が低く、少し丸みを帯びた墓石が寄り添うように並んでいたのだが──今はその小さな墓石が、何者かに倒されたかのように横倒しになっていた。]
(272) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[墓に収められている者がどんな人生を送って来たか、フランクは知らない。しかし隣の小さな墓石が、生まれ落ちる前に死んでしまった命を供養するために建てられた物であることは、ひと目でわかる。
小さくとも突風くらいでは倒れないだけの重さはある。 おそらくは、幽霊が出るという墓地の噂を聞いて、真昼の肝試しにでも来た若者が倒して行ったものだろう。
やれやれと呟いて墓石に手を掛ける。 さすがに重く、簡単には元に戻せなかったが、うんうん唸りながら渾身の力を込めて、何とか立たせることは出来た。]
さて……。
[これで母親の怒りは収まるだろうか。]
簡単じゃぁねぇだろうな……。
[霊──死者の思念というものは、一度拗れるとそこから歪み、凝り固まってゆくことが多い。ちゃんと手順を踏んで供養してやればいいのだろうが、それまで大人しくしていてくれるだろうか。]
(273) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* >>@74 えっ。
生前のお知り合いの方ですか?
(-87) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* どうしよう齟齬っちゃったw
(-88) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[彷徨う手が、こちらの手を弱く掴む>>238。拠り所を求めるようなその仕草。 そして思い至る。眠りながら手を彷徨わすその手が、何に似ていると感じたのか。
それはまるで、母の手を求める赤子のような。 そして手に感じる力の弱弱しさだけ、それとは違う心細さ。
耳にかそけく届く囁きに、束の間、目を伏せて]
……、
[名を呼ぶ声に、手を引かれた心地して、立花の目をゆるりと見返す。 さわさわと心の波立つ音がする。彼女の揺れる眼差しを見ていると、嗚呼、]
(274) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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――…苦しい。
(=19) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ありがとうございます。 檸檬水ですか。この残暑にはちょうど良い。
[新居の声に、暫し引き留められていた自分の何かが動き出す。 返す声の調子は常と変わらず。緩く微笑む鉄面皮]
ええ、よろしいのでしたら、ご馳走になりましょう。 その後のデザートは仕入れてきましたので。
[和菓子屋で買った豆大福は、ゼリーの二の轍を踏まぬよう多めに買ってきた。 初見に持っていく分を差し引いても、充分に余りあるだろう。
病沢の手がラムネの瓶へと動いて、手に触れる儚い力は離れゆく。 目を覚ましたらしき様子に、立花が声をかけるなら自分は様子を見守るに留めた]
(275) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─談話室─
[飼えなくとも部屋の鍵を渡した時点で “最近の女子大生の性の乱れ”を感じている16歳、女装子は
あれ?
と、思った。]
飼いたい、 の?
[笑っている福原の言葉が なぜだかとても寂しそうに聞こえたから。]
(276) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ちなみに、国谷は別に幽霊におっかけられたとかいうのではなく、ただ事故にあっただけですね。
(-89) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[ちょろ ちょろ ちょろ。]
[新居から受け取ったワインボトル二本を腕に 一周巡って病沢>>269の傍に戻ると、 彼は殆ど微動だにしていなくて。 ゆっくりを体現している姿に、私は胸を撫で下ろしました。
顰め面をした病沢の表情と、似ていた表情が段々離れて、弛んで。]
お水、飲めそうでしたら。
[病沢の横に横たわる炭酸水よりも、遥かに胃に優しい水。 気持ち冷えていない、新居の配慮が行き届いたボトルを、差し出しまして。]
声……… あの、その、聞きたくない、声だったのですか。
[―――…声。 思い当たる節があったから、小さな、掠れた声は確かに届いた。問う声は、また不安に揺れて。]
(277) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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いて、 欲しい、 の?
[彼に? それとも、誰でもいい?
どうしてそう思ったのかわからない。 けれど、どうしてもそう思えてならない。]
いなくならない──よ?
[える、じゃないのが申し訳ないけれど。]
…──わたし、は。
[誰でもいいわけじゃないだろう。 それでも、言葉は口をついて出た。
淋しげな言葉を、彼女が繰り返さなくていいように。]
(278) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ー わかば荘 −
[帰り付いたのはどのタイミングか。 まずは越智が待つ談話室へと 顔を覗かせようと思ったのだが]
越智さん、お待たせしたね。
[開けたドアが突っかえた>>270 気付かず開けて、彼にぶつかったかもしれない]
あああ、すまない、すまない。 気付かなくてすまなかった。 怪我はないかい?
[宝生と気付いて慌ててぶつかった個所に手を伸ばす]
(279) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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/* (小さい爆竹音)
(-90) 2013/09/05(Thu) 00時頃
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―談話室―
[(>>276)越智の言葉には首を傾がせる。 顔に浮かべた笑みはスゥ…と色を無くして。 いつもの不機嫌な顔つきにも戻らず。
何も表さない素のままの無表情で。 越智の口元を見つめた。]
飼えない……飼わない。飼いたくない。 要らない。 欲しくない。
[そこで、続く言葉を聞く。
いなくならない このこは そばに 、
下唇、内側の柔らかい箇所を噛む。]
私は…――。
(280) 2013/09/05(Thu) 00時頃
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