108 Persona外典−影の海・月の影−
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ー崇神港・造船ドックー
何か、空を駆けているような…
[ふと赤い夜空に一点影が生まれた気がして空を見上げる。何かがビルの谷間を駆けていた。思い出すのは12月の夜に市街を駆けていた。馬のこと]
……彼が来るというなら、それも面白いね。さて…
[3層に並べられたカノン砲が側板から付き出している。片面に50門。それは正面にいる秋山五郎の周囲に照準を合わせたまま威容を保っていた。フライングダッチマンは戦列艦たる幽霊船だ。飛び交う鬼火は人々の魂でもある。]
……飛び込んでくるのか、ならその飾り物をへし折ってくれる!
[合図の言葉とともに、五郎の正面にあるカノン砲が20門、翼を宿して向かってくる五郎に向けて一斉に砲火を浴びせにかかる。]
(0) 2015/02/24(Tue) 13時頃
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― 崇神港・造船ドック ― [こちらへ向けて翼で切り込んでくる男>>1に向けて、ペルソナによって作り上げられた巨大な帆船は弾幕に近い砲撃を打ち込む。戦艦と違って対空砲火を想定していないだけに、甲板に上がられるまでが第一の勝負。正面のカノン砲は真弓の意思に従い、翼をもぎ落すべく照準を定め、砲火を浴びせる。後ろのガレージフェンス、埠頭のはしけ、コンクリートの護岸ブロックが砲火を浴びて轟音とともに砕け散っていく。
直接生身に受けはしなかったようだが、全てかわすことはできなかったらしい。 翼に一発当たった弾丸が男の体勢を崩したようで、海面に落ちる音が聞こえた]
落ちた後浮かび上がったな。…まだ息の根を止めていない。
[甲板から身を乗り出し、海面に放った鬼火で海上をサーチライトのように照らし出す。]
どこだ…?姿が見えたらもう一度全砲門を叩きこんでくれる……
[状況とは裏腹に、表情にあまり余裕は見られない。 先ほどの勘が正しければ、ここに来るのは秋山五郎一人ではない]
(2) 2015/02/24(Tue) 22時頃
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まあ、けれど…… 君のように憤怒の心で向かってくるだけの人間なら正直好感が持てるさ。 中にはいたからね、シャドウの海に沈んだ人間を助けるならまだしも、元の僕達を「救おう」とか考えるような連中が……
愚かしい事……、その考えがこの世界の鎖に縛されていることに気づいてないんだな。 高屋敷真弓にとってはこうなる事が救いだったんだ。雛宮律も幸川 立季も、恐らくはね。 世の中に救われない事で、かえって彼らは自分のうちに慰めと救いを見出した。僕はそう思う。
さて………見つからないな。波は大して立ってないのに、困った。 ちょっと威嚇してみようか。それで反応があるかもしれない。
[言葉とともに、一発ずつ断続的に海面に轟音と砲撃が飛ぶ。波しぶきが柱のように立ち、船にまで振動が伝わってくる。]
(8) 2015/02/24(Tue) 22時半頃
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……やっぱり、来た。
[五老海 敢。真弓のかつてのクラスメート。彼が図書館で自分の事を探していたことなど知るはずもなく、やはり水柱の間を抜けてくるその姿>>18を射程に収める]
……何のために今になってきたかは知らないが、ペルソナと向き合えない者にはそもそも用はないんだ。これで……
[側板から再び放火が起こる。狙いをつけるよりも弾幕のように弾をばらまき、撃ち落とそうと試みる。]
(21) 2015/02/25(Wed) 00時頃
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猪口才だな………!
[こちらの放つ弾を掠めていく馬に乗る敢を見て、臆面もなく舌打ちをする。 なおも弾を装填し直して放とうとしたとき、船体に衝撃が走った>>25]
く、わっ………!?
[大きく揺さぶられる船体にバランスを崩し、背中をしたたか打ち付ける。一瞬頭が白くなりかかったのを堪えて、ようやく勢を立て直す。]これだけ巨大とはいえペルソナ、精神の力なくては片時も存在させ続けていられない。慌てて甲板を走り、手すりから海面に視線をやる]
……どこだ?敢に秋山五郎………!
(27) 2015/02/25(Wed) 00時頃
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うあっ……!!
[再び甲板が大きく揺れる>>28。甲板のへりにしがみつき、耐えるけれど背中を打ち付けた。息ができないくらいの衝撃が走る]
いつまでも舐めた真似をしてるんじゃあないよッ……!!
[欄干に取り付いて暗闇に染まる海を眺める。檄を海面に打ち付ける鬼神の姿が鬼火に照らされて微かに見えた]
そこか!!
[三層に並べられた砲門を開き、当たる当たらぬは構わず、海面を弾幕で埋め尽くす。霧と間違うほどの水しぶきが甲板にまで飛んでくるが、それ故にもう一つの影には反応が遅れた>>29>>30]
(39) 2015/02/25(Wed) 20時半頃
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くっ…… 案外抜け目がないんだな、敢君……? てっきり我関せずで押し通すかと思ったんだけどな。 歓迎するよ、ようこそ僕のペルソナ…フライングダッチマン(彷徨えるオランダ人)へ。
[甲板には側板の砲門以外に大口径のカロネード砲が左右にいくつも積まれている。それらの大砲が、見えない何者かが動かしているかのようにあらぬ方向――――船の内側へと反転し、敢の方へ照準を合わせた]
君は結構ドライな方だと思ってたんだけどな。 まさか僕……高屋敷真弓に対して思うところがあるわけでもないんだろう?
[欄干にもたれかかり、胸の前に手をやりながら大業な仕草で話を切り出す。周囲には青白く光る鬼火が無数に飛び交っていた]
(40) 2015/02/25(Wed) 20時半頃
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へえ、そうなんだ。まあ、君の事情にはそんなに立ち入るつもりはないんだけれど、多少興味はあるかな。
ま、でもいいか。何しろ今度はこっちの余裕がないんだ。 僕一人になってしまったみたいだからね… なんだい?敢君。
[同じように小首を傾げて敢を見つめる。その仕草は元の真弓と同じように]
(45) 2015/02/25(Wed) 23時頃
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フライングダッチマン。永遠に救われない亡者を乗せてさまよう幽霊船。 ……どうかな、人間でもやろうと思えばこれぐらいの形は呼び出せるかもしれないよ? まあ、でも僕達の方が人間の心の根源には近いからね。その分ペルソナの扱いは熟知しているかもわからないね。
そうか。……なら君もシャドウの海に来てみたらどうだい。 高屋敷真弓の心の残滓が残っているかもしれないよ。
それとも、手に入れたいのはこっちの器の方ですか?敢君。
[急に、敢を呼ぶ口調が変わる。]
(50) 2015/02/25(Wed) 23時半頃
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[背もたれていた欄干から体を起こし、彼の方を見やる。]
……そうね。簡単に言うと、高屋敷真弓は自分であることを放棄したのかな。 人間にはいろいろな自分がいるでしょう。大人の自分。子供っぽいところを残した自分。社会人として責任を負う自分。議員を父親に持つ者として見られる自分。娘として父の言う事に従う自分。女として扱われる自分。
高屋敷真弓という人間はね、敢君。そういう自分の仮面が嫌いだったの。本当の自分として生きたかった。でも、それって自分を否定する事でしょう。 だから、シャドウが表に出てきたの。真弓が否定した自分とは対極の存在としてね。
(52) 2015/02/25(Wed) 23時半頃
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だから言うなればシャドウこそ“私”の望んだ真弓の本当の姿。
ほかでもない、高屋敷真弓の中に最初からいたものが表に出てきたにすぎないの。 だから、こうする事が結局“私”のためになるの。
[一歩、また一歩。胸に手を当てたまま、訴えるように歩いていく]
……敢君なら、分かってくれるよね?……お願い。
(53) 2015/02/25(Wed) 23時半頃
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そう。放棄したの。 それが“私”にとっての救いだったから。 シャドウは“私”、真弓の裏返し。だから…
どうしたの?
[また一歩。口を開いて語り掛ける最中、敢の表情が少し変化したことに気づいて>>59覗き込むように小首をかしげた。
先ほどの水しぶきに紛れて、五郎が船の上に飛翔している事には気づかぬまま。]
(62) 2015/02/26(Thu) 00時頃
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そうかな?自分では結構好きにやっているつもりなんだけど…
[小首をかしげる。こてんと。]
まあ、今の私は真弓からは独立しているのだし。多少は“私”の理想とは違うかもしれないけど。 ……起きてくるかはどうかな。結局は“私”の問題だからね。
そう……シャドウ、止めるんだ。残念だなあ。 でも、私にはやりたい事があるの。こっちで人間の作った規範なんてない、シャドウの楽園を作りたいっていう、だから…
(66) 2015/02/26(Thu) 00時半頃
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だから敢君、君もシャドウの海に沈んでくれ給えよ!!
[形相を一変させて目を見開くと同時に、甲板のカロネード砲が一斉に敢に向けて十字砲火を浴びせかける。甲板に穴が開き、欄干が吹き飛ぶのもお構いなし。前が見えなくなるほどの砲撃を敢に向けて叩き込んだ]
(67) 2015/02/26(Thu) 00時半頃
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しまった!
[先ほどのペルソナの速さに合わせたつもりだったが、現れたアヌビスはその上を行っていた。砲火の中マストを駆け上がり、砲弾の届かない場所へ退避する。その位置から放たれる包帯を避けることは、既にペルソナを出している自分には不可能だと感じた。目の前の包帯は、自分の体をたやすく捉えるだろう……いや、捉えられた。]
だったらマストごと焼き付くしてやる!
[青白い鬼火が敢とペルソナの周りを取り囲み、火花を散らせてその身を焼き尽くそうとする。]
これ以上……こっちの都合に土足で踏み込むんじゃあないよ!!
(73) 2015/02/26(Thu) 01時頃
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くっ…そっ……!!
[完全に腕を拘束され、動くことができない。敢が何かするのをもはや拒むことはできないだろう。けれど、それなら自分もすることは一つ。相手を焼き尽くすだけだ。敢とアヌビスを鬼火が取り囲む。燃やさんとする]
気取ったような、事を……
(76) 2015/02/26(Thu) 01時半頃
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