91 とある生徒会長の憂鬱2
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[今やスージーの胸元で輝くバッジはふたつ。>>14 やはりオスカーはやられたとみて間違いなさそうである。 ちなみに各人余裕がないのか通信は沈黙の傾向にある]
くっ……。 人はまだ見ぬ恐怖にこそ怯えるものだと思っていましたが、 なかなかどうして……肝が据わり過ぎですよ貴女!
何が貴女をそこまで図太くさせたというのです、スージー・クイン!
[さらっと失礼なことを言いつつ天を仰いでいる]
………、まあいいです、 これを見ておったまげなさい!
(25) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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出でよ唐傘お化け!!
[仁王立ちしたスージーに向けて突きつけていた傘を広げる。本来の用途のごとく!
これもまた納涼グッズのひとつ。 いつまでたっても化け傘化しないので、業を煮やして自ら化け傘っぽくした結果がこれである。 広げた拍子に傘布からやたらリアルな二本の手がぶらーんと降りてくるようになっているし、 傘布表面が露わになれば、表面に直接描きこんだ一つ目に長く伸びた舌も現れるようになる。こちらもやたらリアルだ。
おまけに傘の裏側に仕込んだボタンを押すと、 やたら怪奇に甲高い笑い声が響くようになっている。ぽちっとな]
『キャハハハハハハ!』
[その傘を余計な溜めも見せずに、 スージーの真上へ着地するように放り投げる]
(26) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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貴女も傘を忘れそうになったことくらいあるでしょう?
この傘もずっと昔に置き去りにされた寂しさだとかそういうのを抱えたままで、 ……誰かにずっと差して欲しがっているわけですよ、ええ。
[傘の立てる甲高い笑い声とは裏腹な寂しげな口調で語りつつ。 隙が生じるかどうかをうかがっている**]
(27) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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楽器より、女の子を大切に扱う事にしたんだ。
[さらっと言って、それでもなお不敵に笑い]
…とか言えたら、かっこいいのかもしれないけどね。
[攻防の合間に軽口を叩き、時間を稼ごうとするが。 タルトなんて名前とは裏腹に、それを許してくれるほど彼女は甘くない。 押し倒されそうになり、せめて身をよじろうと――半吉[[omikuji]]]
(28) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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─────ッ覇ぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!
[地にゆるく拳を付く構えをとり、気合いの咆哮をイアンに返す。 再び破壊されたカメラを設置する為には、さてどれほどの時間を要したろう。
ちなみに、どうでもいいことではあるが。 この咆哮合戦の際、偶々合唱部が「翼をください」を歌っていたとかなんとか……**]
(29) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/28(Sun) 02時頃
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[身をよじった瞬間、それまでとは比べ物にならない痛みが肩から全身へと駆け巡る!]
くっ、あ…!
[まるで本物の女子のような高い声を出して。 自分よりも小さな女の子に押し倒されることを許してしまう。
余談ではあるが。 この時、グラウンドの一部の人間からは黄色い歓声と野太い罵声の二つが同時に沸き起こったという]
(30) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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ほう、また勘があたったか。
[巨大なモニターを眺め、ぽつりとこぼす。 一方生徒達の間で行われている賭けでは、次の保健室送り予想第一位はミーム[[who]]であった。]
(31) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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言えたらかっこいいってわかってるんだから、言えばいいじゃないの。 ……好きに、なるかもよ?
[先程は押しきれなかった、廊下での攻防。今度こそ、譲るつもりはない。 身を捩られるも、どこか筋を傷めたのか、それともこちらの押さえ方が良かったか、うまく相手の背を地につけることに成功した。]
可愛い声出しちゃって。恋研、来る? 男子としても女子としても、歓迎するよぉ?
[言いつつも、押し倒した三村の肩付近、乗り上げようとする。 うまくやれれば、胸元のバッジは近い、が――]
(32) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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ハプニングに驚いて、演技を中断してはならない…… それだけのことよ!
[スージーを図太くさせたものがあるとすれば。 それは、演技への情熱……! 私、お芝居が好き……!>>25]
くっ……
[浸りかけたところで、空から舞い降りる傘のオバケ。 リアルな手やら目やら舌やらを振りかざされ、確かに恐怖を誘うモノ。だが……]
(33) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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……うふふっ。 あなた、寂しかったのね?
それなら、私が成仏させてあげるわ? ね、雨の中、一緒にお散歩しましょ?
[ぴゅあな女の子のように宥め、そして、傘をさす…! 傘の外に手を伸ばして掌を上に向け、雨粒を確認しているポーズ。さあさあと、雨が降ってきているかのような錯覚。>>26>>27
……まあ、隙だらけではあるのだが。**]
(34) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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『諸君、ここで君達に知らせる事がある。
この競技は学園の時計塔か16時を示したその時によりバッジを多く所持していたチームの勝ちとなる。
君達のチームは双方ともに5人ずつ…つまり、同数となる可能性もあるが…、
ここにひとつ、余分にバッジを用意した。
場所は、体育館ステージの上。』
(#0) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
[グラウンドの巨大モニターには、ステージ上に設置された宝箱が映し出されている。]
『さぁ、急ぐといい。
諸君らの戦局を分ける大きな一枚になるだろう。』
(#1) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
[そうして突然の放送を終えた生徒会長は椅子に座り優雅に足を組んだ。**]
(#2) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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ちっ……
[傘の下で、乙女は舌打ちした。>>#0 動けん。**]
(35) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/09/28(Sun) 02時半頃
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それは魅力的なお誘いだね。 …けど、遠慮しておくよ。
[この状態でもなお、余裕ぶりながら言葉を交わす。 何が面白いのかくすくすと笑い声がもれて]
どうやらボクは、好きになって貰うより 好きになる方が性に合ってるらしいからね。
[調子に乗って言い過ぎた、と気付いた時には遅かった。 台詞を放ってしまった唇をそのまま歯で軽く噛む。
好きだと言ってくれた子たちは皆、離れて行った。 けれど、彼もまた彼女たちを引きとめようとはしなかったのだ。 その事実は彼の心に影を落としていた。 そう、その姿を男の娘に変じさせてしまうほどに。 肩口ではなくチクリと胸が痛んだ]
(36) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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でも、勧誘はお断りだ!
[感じた痛みを振り払うかのように、叫び声をあげて。 押し倒されているならば逆に好都合とばかりに、防御を捨てて、再び投げ飛ばそうとタルトの身体を掴みにかかる。 しかし。 体勢的にも、その目論見は厳しいと言わざるをえないだろう]
(37) 2014/09/28(Sun) 03時頃
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そうなの? 今この場で恋研に転向したら、タルトと二人で協力戦線組めるんだよ? いい案だと思ったんだけどなぁ。まぁ、いいけどぉ。
[こちらとしても、この怪力を迎えられるのなら、この場では心強いことこの上なかった。 が、そんな安い口車に乗るような男でないのは、これだけ戦い合えば自明のことで、受け入れられないことについては気に留めない。]
好きになった人との付き合い方を考えるのだって、恋研の活動だから。 もしイイコトあったら、いつでも来てね♪
[口が回るのは、圧倒的優位の体勢にいるからだ。 口ぶりから、好きになってもらう方で何かあったのだと察した。 そこに口を出してしまうのは、恋研のサガ。]
(38) 2014/09/28(Sun) 03時頃
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そんな簡単に、やらせないよッ!
[三村の腕はこちらの上半身に伸びてくるだろうか。 がっちりと組み合ってくれるなら、逆にこちらはやりやすい。 返されないよう足に力を込めて踏ん張りながら、こちらからも掴みかかる。 左腕は肩、右腕はそこを外れて胸元へ向かう!**]
(39) 2014/09/28(Sun) 03時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/28(Sun) 17時半頃
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なんだ、この音は―――?
[小さく、しかし確実に響く音>>3]
シンバル? しかしシンバルは先程隆一郎君が投げたはず…… いや、5つ投げて、そして残りは――?
[そして気がつく、最後の一つ>>4]
ま、まさか全てのシンバルを一箇所に集中させるために――!?
(@1) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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これを全て操るとは、一体どういう……。
[そして、悟る。 管弦楽部部長の力を]
そうか、音か――! 音で空間を把握し認識しているのか!
(@2) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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[しかし、そのシンバルを確実に叩き落とすタルトの手腕>>17]
しかし、恋愛研究部というのは……格闘をするのか? 彼女の実力は並大抵ではないが、一体どういう……。
って、何? 「魔法少女☆タルト・マギカ」説が最有力候補? なんだそれは。
「可愛いタルトちゃんが無粋に戦うなんて有り得ないのです!」 「彼女は契約してソウルジェムを持っているのです!」 「ほら、あの魔法少女の衣装、とても可愛い……」
(@3) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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魔法少女の衣装? いつもの制服ではないか?
「セシルさんには見えないんですよ! 偉大なタルトちゃんの衣装が!」
[アイドルはトイレに行かない理論と同じように とりあえずなんか不都合なものは上手く見なかったようにしているようだ。 妄想を幻視したタルトファンの勝利であった]
(@4) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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隆一郎君も、タルト君も、怪我が多いか……だろうな。 オスカー君の残した傷跡は大きいということだ。
しかしどこまでも互角!
[先程押し倒した時は大歓声と大ブーイングが同時に響いていた]
どちらもバッジは射程圏内だ。 さあ、どちらが、勝つ―――!?
(@5) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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[イアンが鮮血のような液体を浴びる>>8 その瞬間、まるで雷が落ちたかのように空気が豹変する]
まさか本当に飲むとは……いや、失礼。 しかし、何だあの飲み物は!? 一体どういう事なのだ、何が起きている!?
っ!
[突然、VTRが途切れた>>11]
カメラが壊れたか。直ぐに代わりを準備しろ! しかし、氣だけでこれだけの力、とは――
これが、真・帰宅部とでも言うのか!?!?!?
(@6) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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帰宅部と柔道部。 どちらも手負いだが――。
フフ。今まではお互いに獲物を持った相手との戦いだったが 今度はどちらも接近戦。 つまり、正直なまでに純粋に肉体言語が試されるということ!
[イアンの裂帛の氣にも、落ち着いた様子を見せるホレーショー>>22]
大したものだ。 あれだけの変貌を見ても、ホレーショー君は全く動揺していない。
(@7) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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――――!!!!!
[ホレーショーの気合>>29で、設置したばかりのビデオがまた壊れた]
イアン君はあのドーピングあっての破壊。 しかしホレーショー君はいつものまま、まさか……!
全く、どいつもこいつも遠慮を知らん……。 しかし!だからこそそれぐらいの氣がなければ勝てぬのもまた真実!
さあ、漢の戦いを、見せてみろ!
(@8) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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呪いなどを実行する空間を作るのがオカルト部の定石。 しかし相手は演劇部。こちらも空間を作り上げる人間だ。
同種対決とはな!
[櫻子の呪い>>9と、スージーの威勢>>14 どちらがより作用するだろうか。
櫻子の唐傘お化け>>26には、案の定会場から悲鳴]
そもそも一々リアル過ぎるのが問題ではないのか? オカ研ともなれば子供騙しは必要なのかもしれないが
今の時代ならば地縛霊の腹巻き猫とか、もっとキャッチーなのが居るだろうに。
(@9) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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しかし、寒気がする声だな……。
[あくまでも淡々とした櫻子の語り口>>27]
確かに、真の人間が語る怪談は身の毛がよだつ程恐ろしいという。 稲○○二などのようにな。
[しかし、スージーも負けじと対抗する。]
まさか、雨――?
[まるで雨が振っているかのようなスージーの演技>>34]
面白い、こちらは精神思念対決というわけか――!
(@10) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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――ステージ上――
[設置された宝箱>>#1 そしてその横に――白スーツに更に謎のキラキラスパンコールがついた超舞台装置のような衣装を着たセシルの姿。 はたはたと金色(裏地は真っ赤)マントがはためき、純銀に煌めくスーツが揺れる。
その姿はさながら、紅白歌合戦の幸○デラックス]
見よ! このセシルデラックスを! さあ、僕の演奏を聴くがいい!!!
[ドヤ顔でバイオリンの演奏するのは、3 1.小林幸子>>1:30 2.北島三郎>>1:30 3.く〜る〜、きっとくる〜、きっとくる〜>>1:52>>1:53 4.ベートーベン「運命」>>2:90 5.Let it go>>3:40 6.ピ○ゴラスイッチ]
(@11) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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[ステージの上には。 超巨大セシルデラックスと共に 妙にセレブな貞○が出てきそうなBGMが流れている]
[セシルデラックスが目立ちすぎて宝箱の存在は忘れそうであった]
(@12) 2014/09/28(Sun) 18時半頃
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