【人】 奇跡の子 カリュクス

[約束通りに再び淹れてもらった紅茶を両手に包み、いつも腰掛けていた古時計がゴォン、と鳴るのを椅子に座って見るともなしに眺め。
声>>73が聞こえればそちらを見遣り、旋回するカードを見て首を傾げる。]

お主の占いはよく当たるがの。

……そうじゃな。占わずとも分かることも、そしてまた知らぬ方が良いこともあろうて。
目の前で起こるのをじっと待つのもまた一興。

[小さく笑って、甘く香る紅茶を口に含めば、空っぽの胃がじんわり熱を帯びていく。*]

(83) pure_g 2014/09/25(Thu) 21時半頃