91 とある生徒会長の憂鬱2
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/09/19(Fri) 23時頃
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私立 聖ギジリアール高校
生徒達から略して『ギジ高』と呼ばれるその高校には、少し変わった生徒会長さんがおりました。
いや、少し、では無いかもしれませんが…。
生徒会室を覗けば、ほら、あなたにも伝わるでしょうか。
長い前髪の下でぎらりと目を光らせる少年の威圧感が。
(#0) 2014/09/19(Fri) 23時頃
― 聖ギジリアール高校:生徒会室 ―
[窓の外を眺める少年の瞳は彼の内に孕んむ感情のせいか、常よりも赤味を増して見えた。
そう、彼は憂鬱だった。
目の前の、立派なオークの机の上に放り出された資料。
それらを忌々しそうに眺めて、また一つ、深く息を吐く。]
いかんな…
[彼がもらしたその呟きに、生徒会の面々は無言でこくこくと頷いた。]
(#1) 2014/09/19(Fri) 23時半頃
[聖ギジリアール高校代72代生徒会長、ヴェスパタイン・エーベルハルト。
透き通るような白い肌に輝く様なプラチナの髪、そしてガーネットの様な瞳を持つ彼女はまるでドールの世界から飛び出て来たような美しい少年。
成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。
どこからどう見ても完璧な少年に見えるのであるが。
その傍若無人で破天荒な性格は他に類を見ないと有名であった。]
(#2) 2014/09/19(Fri) 23時半頃
[少年はぎしりと音をたて、いかにも高級そうな革張りのチェアに座りなおすと、デスクの上に散乱した書類に再度長い指を伸ばした。
眉間には深い皺が刻まれている。]
いかんな…、いかんだろう。
これでは、過去に数々の栄光を残した先輩方に申し訳がたたないというもの。
[睨むような視線を投げかける先には、今季における当学園の数々の部活動の成績が羅列されていた。
中には優秀な成績を収めた部活どうもあるようではあるが、]
(#3) 2014/09/19(Fri) 23時半頃
これは少々、喝をいれてやる必要があるな…
そうは思わないか。
[少年の呟きに、長机に着席していた役員たちは意味あり気な沈黙の後に再度頷いた。
ちらちらと交わされる視線。
中には冷や汗をかいている者も居た事だろう。
少年は膝の上で指を組み、瞳を閉じている。
右手の人差し指だけが、とんとんと一定のリズムを取るように動く。]
(#4) 2014/09/19(Fri) 23時半頃
[生徒会室を支配していた静寂を壊したのは、少年が卓状に設置されたマイクを引きよせる音だった。
無言でボタンを押す。
その指先に、その場にいた全員の視線が注がれた。
学園の広大な敷地に、放送を知らせるチャイムが鳴る。
普段の放送に使用されるものではない、彼、生徒会長の放送であることを知らせる専用のチャイムだ。]
(#5) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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私だ。 各部活動の部長は、今すぐ生徒会室に来るように。
繰り返しはしない、以上。
(1) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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[しばしの静寂が学園を包む。
放送を聞いた者誰一人として言葉を発そうとせず、ただ一点、生徒会室へと目を向けていた。
しかし、暫くすればそこは悲鳴やすすり泣きの声であふれかえるだろう。
放送を終えた少年は背もたれに身体を預け、ぼんやりと窓の外を眺めている。**]
(#6) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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………………………だりぃ。
[男は肩を下げ、本日何度目かのため息をついた。
もつれる程に重い足取りが向かう先は いつもの校門ではなく、生徒会室。
鞄の手提げ部分を両腕に通して 担ぐようにして背に回す、例のアレなスタイルで]
(2) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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[生徒達の憐れみの目線を掻い潜り 辿り着いた生徒会室の扉を目の前にすれば 手をポケットに突っ込んだまま、足で器用に扉を開ける]
会長様ーーー 只今到着しやしたぁーーー
………って、まだ集まってねぇのかよ だりぃな。
[中を見回し。誰が居たかは知らないが 集まっている部長達は然程多くないだろう。 眠そうに欠伸を一つすると、近くのソファに鞄を投げ]
(3) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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[自身の鞄を枕代わりに、身をソファに沈めて]
じゃぁ、ちょっくら此処で待たせてもらいましょーかねー
あーーだりぃ……
[部長達が集まるまで、 男はそうして其処で寝転がっているだろう。 >>#2“あの”生徒会長の御前にも関わらずだ。]
(4) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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[ ――――――――そう、 その男、帰宅部につき** ]
(5) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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/* 名札?知りませんね
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やりたいRPを全力でしに来ましたこんにちはばかども
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あ、みうさん村建てお疲れ様ッスー(敬礼
(-0) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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―空き教室兼演劇部部室―
……いいえ、あの方は、何も盗らなかったわ! 私の為に闘ってくださったんです!
[額に手を当てて首を振る。盛り上がるシーンの演技をしていた所に、生徒会長用のチャイムが鳴った。>>#5>>1]
…………。 いいえ、別に私の心は盗まれていませんわ!
『部長、行かなくていいんですか?』
[構わず演技を続けたら、他の部員からツッコミを食らった。]
……あんもう、せっかく良いシーンだったのに! いいわ、行ってくるわ。私がいない間も、練習を怠らないように、しっかりしておくのよ。
[部員たちに言うと、演劇部部長は教室のドアを開け放ち、颯爽と廊下を歩いていく。*]
(6) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 00時半頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ささる ええおいささるぞ
演劇部 まじか (前村で演劇部だった)
(-1) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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―生徒会室―
……ニン。
[不穏な気配を纏し放送音声により風雲急を告げる学園内。ガタガタと哀れな仔犬の如く震える郎党どもを宥めつつ、呼ばれたならば行かねばならぬ、お館様の命(めい)なれば]
先を越されたでござるか。不覚。
[天井板をズラした隙間から、縁に足を掛けて逆さにブラ下がる。 既に部屋に居るイアンを見て、天地逆のまま不服げにつぶやいた]
忍術研究会首魁、エリ・タチバナ、見参でござる。
(7) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 00時半頃
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/* フルネームはスージーQね。 ジョジョネタね。
(-2) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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『 心理誘導計算部 部活会則 』
1.常に純粋な初心を忘れないこと 2.常に相手の心を考えて動くこと 3.常に周囲気配りを忘れないこと 4.常に笑顔溢れる混沌を作ること
「以上四現会則を厳守する事を誓い 我ら聖ギジリアール心理誘導計算部第60(0..100)x1期生徒一同 学園の闇を暗躍するものとする」
(8) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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― 生徒会長室前 ―
[繰り返しもしてくれない専用放送に、学園そこらから涙と悲壮のコーラスが流れる中。 僕はハイパーダッシュで生徒会長室へと訪れます]
……部長より副部長へ。 既に目標ポイントへと到達。 これより計算開始しますね!
[別に、あの怖い怖い生徒会長さんに、僕が忠実なわけじゃありません。 我に返り、生徒会長室へと重い足取りだろうかで訪れる生徒達よりも早く訪れて。 『部活』をする為なのです]
(9) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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