82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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[しばらく休憩してまた立ち上がる
それから何度か休憩を挟みながら、ゆっくり家に帰っていった
戦争が終わったことを知るのは、帰ってからのことだっただろう]**
(22) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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ー村外れの自宅ー
[質素な木の机の上に、採ってきた夏蜜柑を転がす。 土埃に霞んだ、窓の外を覗けば、早くも夜闇が迫っていて。 これから訪れる独りの時間を、否応無しに思い起こさせる]
ごはん…つくろー
[わざと大きな声で、明るくひとりごちる。 買ってきた小麦粉に、僅かばかりの水を加え、団子状にする。 庭で採れた野菜を浮かべたスープに、その団子を浮かべれば、簡単な夕食が出来上がった。]
いただきまーす。
[ポンと手を合わせた音は、人の気配のない食卓にいやに響く。 その音から逃げるように、夢中でスープをかきこんで]
(23) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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ご馳走様でした。
[キシキシとした、砂を噛むような味気のない食卓。 それでも食事が終われば、律儀に両手を合わせ、頭を下げる。
何をしようか。と考えるものの、この家には時間を潰すものなど何もない。 友達の中には『ラジオ』が家にある物もいたが、兄妹二人でひっそりと暮らしてきたこの家に、そんなものはあるはずがなく]
おやすみなさい。
[暫く窓ガラスに指先で絵を描いたりして遊んだ後。ふわぁ、とあくびを一つすると寝床に潜り込んだ。
少女が戦争が終わったことを知るのは翌日、人々の噂話を耳にしてからだろう**]
(24) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 23時頃
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ー朝・自宅ー
[チュンチュンという小鳥の囀りで、眠い目を開く。 いつもの癖で室内に寝ぼけ眼の視線を巡らせ、兄の姿を探していたが、やがて意識がはっきりすれば、その不在を思い出し、しゅんと肩を落とし。ノロノロと体を引きずるように、寝床から起き上がれば]
………?
[常になく、外が騒がしいことに気がつく。]
戦争…集結……平和?
[口喧しく噂話の大好きな、近所の主婦の声が耳に飛び込んできて、あんぐりと口を開く。 大人の話に聞き耳を立てるのは、いけないことだと知ってはいるのだけれど、今回ばかりはそうも言ってられず。 気づかれないように、こっそりと窓を開く。
終戦に関する話は風に乗り、少女の耳にもしっかりと届く。]
よかった……。
[小さな小さな声で呟けば、滲んだ涙を手の甲で拭う。]
(25) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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ペラジーは、噂話をもっとしっかり聞こえるよう、窓から身体を乗り出した**
2014/07/15(Tue) 00時頃
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─ 高台の屋敷:居間 ─
「坊ちゃん、婆やの為にこれを読んでくださいませんか」
[彼女が泣きはらした目で持ってきたのは、一通の手紙]
ヤニクからの…か。
[それが書かれた日付は戦中。軍の検閲を受けた形で、封は切られていた。文字が読めない婆やは、村の誰かにお願いして読んで貰おうとも考えたそうだが私がこちらに来る事を知って待っていたとの事]
(26) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[文字はたどたどしい感じで書かれていた。誤字のようなものも見受けられる]
えーっと。こう書いてあるな
『知らない土地で りりしくあろうと 合宿場で いつも のんびりしてしまう 罠に用心しています です』
(27) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『大たい 佐ほど の いな かに りふじんな荷 を かすことは いい兵で 前から 戦 に頑張っているおれはしたくありません
送 ら れ る 事 には なれていますのでがんば っていこうと思いまし た』
(28) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『【精一杯やりますが、この手紙を婆ちゃんに読んでくれた人、もし何かあったらよろしくお願いします。】
ごごの めんかいな んて なかなか さいきん いい感じ
ヤニクより』
(29) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[婆やは、手紙が読み上げられるのを聞いて再びすすり泣いた]
『あの子は戦場でも頑張り屋だったんだねえ…』
[私はといえば、その手紙に違和感を感じ。小首を傾げていたが]
(30) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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ルーカスは、手紙を持つ手が…*震えた*
2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[集会所の周りが、慌ただしくなった。 報せを受け取った村人、ラジオを聞いた村人が、戦争終結の報せを携えあちこち走りまわっている。
昨日まで陰気な顔で川魚を干していた女が、今は涙を流しながら裾をからげ、隣家の仕立屋の戸を叩く。出て来た女と抱きしめ合う。]
……あぁ……うー…………
[そんな光景を、ブランコに座ったまま、ぼんやりと眺める。]
(31) 2014/07/15(Tue) 11時半頃
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…………
[なぜだか落ち着かなくて、ヤヘイは立ち上がった。 ここでの父の仕事が終わるのはいつも日暮れ近くだった。 まだ時間はある。
行く宛を感じさせぬ足取りが、集会所の敷地から外に出る。]
あーーー……
[ふらり、歩き慣れた道をゆく。 透き通っていて、キラキラと光る、綺麗なものがある場所を目指し、透き通っても光ってもいない、不格好な石を数えて歩く。]
(32) 2014/07/15(Tue) 11時半頃
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[村外れに、ケヴィンという大柄な男がガラス細工を制作している工房がある。以前父に連れられて、ガラス細工というものを見せてもらった際に気に入って、それから度々父にせがんで連れて来てもらうようになった。 ある程度道を覚えると、今度は一人でも訪れるようになった。
固いガラスがどうかして柔らかい液体のようになり、それへケヴィンが息を吹き込むと、風船のように膨らむのが面白かった。 赤々とした流体のものが、形を変え少しすると全く別な色──もとの色彩を取り戻すのが楽しかった。
棒に息を吹き込むあれを、何度かヤヘイはやりたいとせがんだが、何度目かの訪問の際に父に固く禁じられていたから、それ以来ヤヘイは、危なくない場所でひたすらじっと作業を眺め、それが終わると出来たものにも触れず、並べられた作品達をしげしげと眺めては帰ってゆくようになった。 それでも十分に、ヤヘイは楽しそうだった。]
(33) 2014/07/15(Tue) 12時頃
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─ ケヴィンの工房 ─
[見慣れた扉の前に立ち、ノックもせずに声を上げる。]
ケヴィーー ケーーヴィーーーン!!
おれ、来たぞケヴィン!! あそびに来た!! ひひっ またぷーーーーーってやつ、見せろ!!
[シミだらけで、汗と泥のこびり付いた薄汚れた麻のジャケットを着て、ヤヘイは場違いにウキウキと声を張り上げた。*]
(34) 2014/07/15(Tue) 12時頃
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[必死の笑顔で、兄を送り出したあの日から、どれほどの月日が、経ったのだろう。
一日一日を弱音を吐かないよう、がむしゃらに過ごしていた時は、長くもあり、短くもあった。けれども]
やっと……おわったんだ……。
[少なくとも戦争は終わり、平和が訪れた。 あとは少しずつ、以前の暮らしに戻って行くだけ。 そう考えれば、自然と口元が緩み。]
お兄ちゃんが帰ってくる時のために お片づけしないとね。
[戦争の終結と、待ち人の帰還はまた別の問題なのだが。 幼い思考ではそこまで思いが至らず、二つを同列に考えてしまう。
戦死の知らせが届く者。帰還の知らせが届く者。 その対照的な二通りのそれを、受け取る者がいる。と、少女が知るのはあと数日が経ってから。**]
(35) 2014/07/15(Tue) 15時半頃
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[手紙には戦争は何も産まず、 和平を為したことのみ。
国が富もうが貧しかろうが、 構わないのだが。
だが。
どれだけの人が死んだのだろうと考える程度には 便りは俺の心を鉄錆に覆われた鉄器から、 水冴え、光を透かす硝子に変えた。]
(36) 2014/07/15(Tue) 17時半頃
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[ヤヘイという青年がいた。 彼が父と共に工房を訪ねた時、 頭は良くないかもしれないが、 純粋な子供のようだと思った。]
おー、ヤヘイか。 今日も元気がいいなぁ。
どれ、騒がないでいてくれたらすぐ始めるよ。
[耳をつんざく挨拶も、笑い返して迎え入れる。 手紙を近くの机に置いて、 道具の調子を確かめ始めた*]
(37) 2014/07/15(Tue) 17時半頃
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[ヤヘイの身長は、その知能に合わせたかのように、同じ年頃の青年達と比べて大分低い。 いつも背を丸めて下ばかり向いていたせいなのか、他に原因があるのかはわからないが、平均的な大人の女性の身長よりは少し高いくらい──といったところだ。
大柄なケヴィンが扉を押し開けると、中から覗いた精悍な顔を見上げて、ヤヘイは目を糸のように細めてにんまりと笑った。]
ケヴィン!! 今日はなにをつくる? おれ、あれがみたいぞ!
あれ! あの、………………あー……、 ?
なまえ、忘れた。 きらきら、ひかるやつ。
[中に通され、ケヴィンの後ろをついて歩きながら、以前見せてもらったことのある作品作りをねだる。 ヤヘイが言っているのはランプシェードで、中に電気を入れた時に、色のついた光が部屋を照らすのが綺麗で、製作過程を見ているのもわくわくしたのを覚えている。]
(38) 2014/07/15(Tue) 18時半頃
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[工房の中では、父の教えを守って、設置された道具に触れないように広いところで大人しくしている。
兵役拒否者のケヴィンに対し、冷淡な村人は少なくない。 中には、ケヴィンの姿を見ると声を潜めてこれみよがしにひそひそ話を始めたり、物々交換を拒否したり、食料品を高く売りつけたりする者もあったろう。
しかしヤヘイにとって戦争とは、漠然とよくないこと──として父親が教えてくれた以上の意味を持たず、ケヴィンがそこへ行かなければならなかったことも、それを拒否して残ったことも知らないし、知ったとしても関係のないことだった。 ヤヘイにとってケヴィンとは、何度訪ねても嫌な顔一つせず、いつも面白いものづくりを目の前で見せてくれる大好きな友達だった。]
(39) 2014/07/15(Tue) 18時半頃
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─数日後 昼ごろ・家─
[いつものような時間に起きて、朝食なのか昼食なのかわからない食事をとる]
[あの日、家に帰ると、近所の女性に声をかけられた。ラジオの前に連れていかれれば、聞こえるのは「戦争が終わった」という旨の言葉。高等教育を受ける前に病気になったから、難しいことはわからなかったけれど。それでも、戦争が終わったことがわかれば十分だ 驚いた。だって戦争が終わるなんて、全く現実味のないことで。気分が高揚して、泣きそうになった。とても、嬉しい]
[食事をとっている間も笑みが止まらない。こんなに良い気分なのは、もしかしたら初めてかもしれない 窓の外を見れば、村には活気が戻り始めていた。たくさんの人が道で談笑している
戦争が終わって、だんだんと元の生活が戻ってくるだろう。軍に行ったものも、工場へ行ったものも、村へ帰ってくる そして彼にもまた、会える───]
(40) 2014/07/15(Tue) 19時頃
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[そんなことを考えていると、家の扉を叩く音がした 慌てて扉の前へ行き迎えれば、郵便を運んできた、と相手は行った]
…あ…ありがとう、ございます…
[相手が優しく微笑めば、自分も微笑みを返す。相手が去るのを見送って、家の中へと戻った]
[手紙を見ると、それは工場へ行っている家族からのもの いつものお金と共に、戦争が終わったことへの喜びが綴られていた。しかし、まだ村へ帰るには時間がかかるらしい そうか、と残念に思いながらも、もう少しだけ待っていよう、と決心する。だってもう戦争は終わったのだから。時間がかかっても、きっと元通りになると、ふわふわ、考えて]
[返事を書かなければと思いながらも手紙を見ていると、もう一枚便箋があることに気づいた 不思議に思いながら開くと、それは同じ工場へ行っている、彼の母親からのものだった]
[なぜだろう。どうして、こんなに
胸騒ぎがするのだろう]
(41) 2014/07/15(Tue) 19時半頃
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[手紙には
“彼が戦死した”と
書かれていた───]
(42) 2014/07/15(Tue) 19時半頃
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ー数日後・自宅の裏庭ー
[今日は知らせが来るか。と、今か今かと待ちながら野菜に水を撒く。 木桶に汲んだ水を柄杓で掬えば、夏の日差しが映り込み、柄杓の中に小さな太陽が出来上がる。
兄妹二人、食べていける分だけ。 この農村の中でも、貧しい方に分類されるペラジーの家。
だから、さして畑も広くはないのだが、それでも少女一人で行うには、畑の管理は重労働で、兄が兵に行ったばかりの頃は、よく作物を腐らせたり、苗を枯らしたりしてしまった。]
よしっ!
(43) 2014/07/15(Tue) 20時半頃
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[農作業にすっかり慣れた手。 豆や垢切れでガサガサとしたその掌をパンと叩く。
今では作物を枯らすことも少なくなった、肥やしや薬を買う余裕はないので、病気ばかりは防ぎ用がない。]
お茄子とオクラと…… あとはカボチャ。
[収穫した野菜をザルに乗せ、家の中へと持っていく。 戦争が終わったからと言って、劇的な変化が起こるわけではないのだと、ため息をつき]
(44) 2014/07/15(Tue) 20時半頃
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ー家の中ー
[野菜の入ったザルを、調理台の上に置く。 豊作ではないが、それなりの量の野菜が採れたことに満足する。
戦争さえ起きなければ、このザルにいっぱいの野菜が収穫できたのだろうか。 一瞬浮かんだモヤモヤとした感情を、頭を振ってうち払った時、玄関口で扉を叩く音がした。]
は、はーい。
[村の外れということもあって、少女の家に訪ねてくるものはそう多くはない。 せいぜい、弟のように仲良くしているヤヘイと、兄と親しかった吹き硝子職人くらいで。]
(45) 2014/07/15(Tue) 20時半頃
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[こんな早朝に、いったい誰が訪ねてきたのだろう。 訝しむような視線を玄関へ送っていたが。]
いまあけますー!
[トントンからドンドンへと、激しくなるノックの音に、飛び跳ねるように玄関へと向かう。
閂を外し扉を開けば、そこには手紙を持つ人の姿。 待ち望んでいた知らせが届いたのか。と体が震え。]
「帰ってきますよ。お兄さん」
………!
[文字が読めないペラジーのため、いつものように手短に、けれどもはっきりとした声音で、その人は告げた**]
(46) 2014/07/15(Tue) 20時半頃
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[もう、なにがなんだかわからなくて。 叫んで逃げ出したかったのに、口から出たのは、そうか、と一言だけだった。
ここで騒いだら、きっと母ちゃんも父ちゃんも困るから。
悲痛な顔をした母ちゃんの肩を軽く叩き、仕方ないだとか大丈夫だとかそんなことを言った。気がする。 突然、精神と現実が剥離した感覚になり、よく覚えてない]
わり……ちょっと、外散歩して、
[くる、と。 言い終わる前に、背を向けた]
(47) 2014/07/15(Tue) 21時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/07/15(Tue) 22時頃
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[婆やに手紙を返した後、私は居間のソファーに座ってため息をつき黙り込んだ。ヤニクからの秘密のメッセージについては、彼女に言う気がしなかった
ラジヲの音声だけが部屋に響く]
『国の為に尊き命を捧げた若者達に感謝を…』
(48) 2014/07/15(Tue) 23時頃
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[気がつけばベッドの上に寝転がっていた 涙がひとすじ、ふたすじ]
[窓からは空と太陽が見える いつもと変わりのない景色 どうしてだろう。どうして、世界は変わらず動いているのだろう
いつも通りなんてそんなことあるわけがない。死んでしまった人は、帰ってくるわけがないのに。壊れたものは、戻らない 「いつも通り」なんて考えてしまった自分は馬鹿だ。戦争が終わって、ふわふわしていた自分に反吐が出る]
[どうして?どうして彼は死んでしまった?
死ぬなら自分の方が良かったのに
彼は生きるべきだった 夢をもって輝いていた彼がどうして死ななければならなかった?
どうして?どうして]
(49) 2014/07/15(Tue) 23時頃
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[ベッドから起き上がり、ふらふらと歩く 手紙を握りしめて、食事用のナイフ手にをとる
ふらふら、ふらふら、行く宛もなく家を出て 歩く。どこかへ]
(50) 2014/07/15(Tue) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/07/15(Tue) 23時頃
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―とある暑い道端―
……あん?
[>>50気が付くと、あてもなくただひたすら歩いていた。 どのくらい歩いていたのか、起きたときは朝だったのにもう太陽が真上近い。 その足が止まったのは、一人の長い髪の少女を見つけて>>50 身体が弱いことがサイモンと被り、何かと声をかけている彼女は明らかに虚ろな足取りで]
……ホリー?
[声をかけたとき、何やら物騒なものを持っていることを見て。 どこか遠かった意識が、ぱちんと戻ってきた]
おい、何持ってる。……貸せ。
[思わず強めの口調になったのは、彼女が明らかに正気でなく見えたから。 それは、先程までの自分に酷似していて
薄々、理由を知ってる気がした]
(51) 2014/07/16(Wed) 00時頃
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