91 とある生徒会長の憂鬱2
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…… やったか …… です?
[体を起こした僕は、大玉が放たれた後の廊下に視線を向けて、つぶやいたです]
(1) 2014/09/26(Fri) 00時半頃
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あ…がる…
…が…を…ち…に…わせて…いている…の…で…めた…の…を…させたようだ…
このことがあったから…を…んだ…なら…に…して…に…くすべきであるけれど…に…まぬままに…われなかった…
…けたでござる…しいでござる…
…じたばた…っ…のように…を…かして…
み…ってきた…の…を…がったまま…げる…
…しょ…がないでござる…は…にいる…が…きでござるから…
…にへ…と…って…
…けたのは…しい…とても…しくてたまらない…けれど…
…ありがとう…
もっと…もっと…くなるでござる…
…くなる…のその…が…の…にとっては…よりの…
…ばされた…に…を…ばし…く…り…した…
とかいらんでござる…
これから…に…してみんなの…を…
あ…っ
…び…を…ねようとするが…がずきりと…む…ぷく…なことを…いつつ…に…われて…へ…
…につくと…を…き…を…し…す…
ありがとう…
…けたのは…しかったけど…
それでも…しかった…
…を…めて…むと…が…ち…るのを…った…
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― 校舎二階 β階段方面 ―
……ふぅ。何とか勝てたね。 お疲れ様、タルトちゃん!
さ、龍くんからバッチを奪って、保健室になげこも……
[安心しきって、僕はそうタルトちゃんに告げた時、それは起きました]
(28) 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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[時速54kmで迸る、黄金の曲線が、白い大玉を奔り抜けました!!>>4]
……………… え ………… です?
[まるでそれは… 絶対切断の剣です。黄金の絶対結界です。 奔る双筋の黄金は、必殺の大玉を切り裂き…]
(29) 2014/09/26(Fri) 18時半頃
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嗚呼!?大玉が破裂した!?中等部からの借り物なんだぞ!!です!!
[弁償代は絶対にお前につけてやるからな!僕知らないぞ!!です!! …でなく。爆発四散した白い布切れの奥、そこにいる敵は、立っていたです>>14]
ぐ、くぬぬっ、なんつー斜め上ですか!! お前のチーム、なんでそう脳筋ばかりなのです!!
[おっかしいだろ会長!です!! どんな方法でチームの選定をしたのか会長に問い詰めたくなりながらも、僕はタルトちゃんと龍くん、二人の様子を見守ります]
(30) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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[二人の様子を見守りつつ、僕は状況を考えてます。 どうやらエリがやられたくさいです。龍くん落とせなかったし、そこそこ劣勢ですが]
仮面だなんて、ほんっとデリカシー無いな!です!!
だから彼女できても振られるですよ!
[タルトちゃんが、勢い良くジャンピングタックルを仕掛けます。 あ、スカートがちょっと危ないです……?あ、後ちょっとでみえ…げふん]
(31) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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[その時、龍くんの咆哮が校舎を、学園を揺るがしました!>>21]
真正面から、タルトちゃんを迎撃する気ですか!?
くっ、そんな思い通りには……させねえですっ!!
[ああもう、贅沢言えないです!勿体無いけどこれしか手が無いです! 僕は、簡単な罠として愛用としてた、500mlな業務用の接着剤を龍くんの足元に投げつけました>>21。 蓋は全開、踏めば足を地面に縫いとめる瞬間接着剤を撒き散らしながら、それは本体を踏めば、辺りを拘束トラップへと変貌させる凶器として、龍くんの下目掛けて滑り込みました]
(32) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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[僕は、黄金に輝くシンバル。脱落の運命を切り裂く黄金の刃を取りました。 龍くんの手を離れたこれを、むざむざ床に放置する理由はないです。それに、これには幾つか使い道もありそうですし]
罠部部長としての、僕に求められる役割は、ですね。 とりあえず、状況をめちゃくちゃに掻き回しちゃう事、です!
タルトちゃん、任せましたです!
[接着剤を手放した僕は、シンバルを両手に抱え、タルトちゃんを残しながらβ階段を離脱します。 現在、交戦してる人がお互い硬直してるので、今のままだとフィジカルに弱いチーム"百鬼夜行"、ジリ貧です。なので状況を動かす余裕のある僕がちょっと頑張らないといけないらしいです]
(33) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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α階段の封鎖を解除するです!
櫻子! ベニヤ板によっといてくださいです!
[僕は二階廊下を走りながら、通信マイクでチームに叫びました。 気持ち声を張りながら、僕はα階段へ急行します]
(34) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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― 二階 α階段前 ―
[さて、折角ですが扉前に仕掛けた自作の罠を全解除します。 櫻子に誤爆すると、今は悲惨な状況にしかならないのです]
櫻子! いくですよ!
……覚悟しやがれです! スージーちゃん!!
[ベニヤ板の扉を、僕は内側から開き、取り外しました。 これで1階と2階を繋ぐ封鎖は完全に解除されましたが、止むを得ません。 僕は扉を開くと同時に、スージーちゃんの耳元目掛けて。そう、奪取したばかりの武器。僕の切り札を切り刻みやがった、龍くんのシンバルを使い、非力ながらも、精一杯騒音を掻き鳴らしてやったです**]
(35) 2014/09/26(Fri) 19時頃
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[思い切り、シンバルで三半規管を揺らしてやりました。 階段を転げ落ちたので、実は慌てたのですが、平気です。メイン盾も驚きの頑丈さです>>36]
へ、平気そうでよかったです。 で、ですが勝負の世界は非情であってですね。
あ、あのスージーちゃんそのクーラーボックスで何をやらかすですか?
[あれ?何だか肌寒く。まだ冬には少し早いはずです…。 彼女の視線は既に、僕が来るまで戦っていたはずの櫻子の方を向いてませんです。
…あれ、僕何時の間に、ゲームで良くあるヘイト稼ぐスキルとか、リアルで習得しているです…?]
(42) 2014/09/26(Fri) 21時頃
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[氷が、氷がスージーちゃんの両手の指にびっしりと! まるで、「右手からアイス、左手からもアイス」で合体してやばいくらい冷たい氷の嵐状態です!!>>38>>39]
ぎにゃぁあああ!!?
[氷が、僕の頬を浅く切り裂きます。いいえ、唯の氷な筈なんです。 僕へ集中しすぎた恨みが、スージーちゃんの速さを最大限まで引き上げた結果。 投擲される氷もまた、風を超える程の速さで僕を襲ってるんです]
(43) 2014/09/26(Fri) 21時頃
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罪もない僕をいじめるのはよくないですっ!!
というか、櫻子そこにいるですよ!?
[身の危険を感じるあまり、思わず櫻子売る発言しちゃいましたです。 然しそれ程に今の彼女は恐ろしく、そして凶悪なのです。 僕は、龍くんから奪取したシンバルを、あろう事かこの恐怖の氷撃から身を守る盾にしました。
カンカンカンカン! うん、分度器よかずっと高性能な盾です。 さしずめ、英雄の盾(シンバル)って所です]
(44) 2014/09/26(Fri) 21時頃
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や、やべえ事になってる、です。
[離脱予定です。校舎を離れて、イアンやエリの方面も状況を混乱させてやるつもりなのですが。 これ、彼女は絶対僕を追いかけてくるです。いや、櫻子とタルトちゃんにはその方が有利なのか?だけど背中が怖い。確実に狙われる背中が凄く怖いのです…]
(45) 2014/09/26(Fri) 21時半頃
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ぼ、僕は潔白な、穢れない子羊さんですよ……?
[シロクマとかシャチ?いいえこの悪しき眼光は絶対違うです! コレは氷龍とかリバイアさんとかフェンリルとか、そういう次元の威圧です!!>>46
だけど対話の精神を忘れずににこにこしてみますです]
(47) 2014/09/26(Fri) 21時半頃
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オスカーは、スージーとはきっと分かり合えるはずなのです。にこにこ……にこ…
2014/09/26(Fri) 21時半頃
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あは、あははは、あははははは……です……
[あ、これあかん奴や。僕の右頬からつつ、と血が流れます>>50 これは話し合いの余地なく即殺ルート。えらい人は言いました。話し合いで解決できるなら戦争なんて無いんだと]
(53) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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ぎにゃぁぁあああああああ!!!!
[遂に僕は身の危険が危ない事を本能で悟り、逃げ出しました。 両手の英雄の盾(シンバル)はすげえ頼りないです。櫻子もおいてきます。 僕はスージーちゃんの脇を脱兎の如くすり抜けて、罠が待ってくれてる校舎裏へと逃げますです]
(54) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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ヤンデレはノーセンキューですぅうう!!!
[但しデレては無いです。 まるで法の鎖からも開放された様に、自由を謳歌し氷を投げつける女王様は、演劇のやりすぎです。背中を何度も氷が掠めます。 ともすれば悲鳴を叫びそうになるのを抑えて、僕は逃げます。そして…]
(61) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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― 校舎裏方面 ―
[いたい!今脇腹切ったです!?
全速力で背中のスージーちゃんから僕は逃げてます。 予測通りと言うべきでしょうか。やはりこの人僕しか見てません。 自分の事だけ見てくれる女の子?
いいえ、ヤンデレ属性はノーセンキューなのです。
さて、それはともあれ、当ても無い逃避行(恐怖)を続けていると。 真正面の道に、ある集団の姿を僕は見つけました>>60]
(62) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[…………これやると、まずい気がします。ですが……。 ぐ、と足に力を入れて僕は全力で駆け出します]
うっ……うぇぇえええええええいっ!!!!
どこ向いてるんですか! そこの脳筋さん達!!
[丁度、逃げるイアンに回り込み、木刀を振るおうとするムツミに>>59。 両手で広げた、二つの英雄の盾(シンバル)を前に体当たりする為に!!]
(64) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[ 罠部必殺 しーるどばっしゅっ!! ]
そこの肉壁メイン盾! さっさか逃げるです!!
[これは罠です。ええ。古来より伝わる伏兵という高等な罠テクです。 非力な身で、盾で体当たりなんて技を使う日が来るとは僕も思いませんでした。
お陰でイアンは余裕で逃げられるはずです]
(65) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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……ん?確かここって……
[ムツミにシールドバッシュしてから気づきました。 今、僕が盾で押し出した地点ですが。さっき僕が穴掘った様な……?>>63]
(66) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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あぁもう! 僕を誰だと思っているです!!
[僕は片方の英雄の盾(シンバル)をイアンに無理やり押し付けました>>68。 この状況でまごつかれても困るです]
僕は罠部。心理誘導計算部の部長、オスカー・トリートです!
たかが脳筋チームの三人四人、僕の謀略の前には雑魚も同然なのです!!
[僕は今度は、スージーちゃんの足元へと、赤色爆弾を投げました。 狙いは、赤色爆弾を投げられたら離れたくなる。その心理を狙い。丁度後ろに後退したと同時、ふたつめの落とし穴に落ちる――その角度!!]
(75) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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ぷわっ…! すっげえつめてえです!?
[同時に、投げつけられたクーラーボックスの水滴とか氷粒が僕に直撃しました。 ギンギンに冷えたクーラーボックスです。体がかちこちします]
ともかく、"百鬼夜行"にはお前が絶対不可欠なのです! メイン盾の無い僕達は確実にやられるのです!
Q.E.D! わかったらさっさと行きやがれこのやろう!!です!!
[そして今度は、蹴り飛ばされたクーラーボックスを拾い、ムツミの頭に投げました。 狙うはじゃすとふぃっと再び!です!!]
(76) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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甘いですっ!!
[げ、すっげえ速いです!?>>77 ですが僕も無策で投げた訳ではないです。 そう。剣道部が偶に怪しい球技やってる情報は仕入れ済みです。なので事前に打ち返されそうだと理解していた僕は、クーラーボックスを屈んで何とか避けます。
本命。僕は赤色爆弾を投げました。そう、丸い爆弾、思わず、ノック十本!と連続して打ち返したくなる様な、球型の爆弾。 斬ればスパイスが吹き荒れるそれを、ムツミの木刀に投げるのです]
(80) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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ああもう、言わなきゃ理解しないですか?
さっさと向こうに合流して、龍くんとホレーショー倒してつってるです!! 今その役割ができるのはお前だけなのです!!
[ここに敵の女子三人がいるです。向こうは男子二人。イアンが加われば対処が簡単なのに。 最悪に面倒くさい時に意地を張りやがるです。無言で、校舎の方向へとイアンを盾で突き飛ばしてみます。 地獄の果てに来られたら、連帯問題で負けかねんから、無理やり向こうへやりたい所なのです]
(83) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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……くそっ。先にひとり脱落させるです!
[悪態吐きながらも僕はバッチを奪いに近づこうとします。 あれ?でも、スージーちゃんのバッチの位置、確か僕が見た限りでは…。 あれ、凄い取りにくい場所です?主に男子に取っては。いや、でも今は非常時だからそんな事を云ってる場合じゃねえです……いやいや……。
そんな事を考えていると。黄泉の穴から、女王は……>>86]
(87) 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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