108 Persona外典−影の海・月の影−
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[>>+4子天狗は重ねられた手を引いて立ち上がらせようと促す。 波は徐々に荒れ始め、時折派手に月塞にも飛沫がかかった。 傍らに智晶や熾天使の姿もあったろうか。 軽く顎を引き、波打ち際のある方角を示して見せ、 「来るか?」と小さく小首を傾げた。
とん、とん、錫杖で海面を叩くとまたしゃらん、音が鳴る]
(+6) 2015/02/24(Tue) 22時半頃
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[歩き出した巡理>>+8に、微かに蜜色の目を細めた。 海に浮かぶシャドウを錫杖で器用に退かしながら 自らの主に存在を示すように蛍火を杖先に掲げる。 闇の向こう、その光を認めた宿主の声がした]
ツキサエ――何処に行ってたの?
……巡理、さん!
[月塞が蛍火をもう1つ宿主の元へと飛ばせば、 荒波の間、手を繋ぐ翔子と立季の姿が見えた]
(+9) 2015/02/24(Tue) 23時頃
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[月塞は注意深く浅瀬へと巡理を誘った。 宿主が一歩進み出て手を伸ばせば そこへ受け渡すように巡理の手を引いた後、 役目を終えた侍従のように静かに後ろへと下がる]
巡理さんも、こっちに来てたのね……。 だい、じょうぶ?
[零れ落ちた涙に眉を下げた]
痛い? 何処か苦しいの?
[心配そうに見上げる]
(+11) 2015/02/24(Tue) 23時頃
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そう……でも、我慢はしないでね。 嬉しいのも、悲しいのも。
[視線が合い、微笑む様子が解ればまた微笑み返す]
……ごめんなさい。 連絡とか何もしなくて。 やりたい、事があったの……どうしても。
[あの満月の夜、一切を告げずに来てしまった事を謝る]
私は、大丈夫。 もう寂しくないし、何処も痛くない。
もうすぐ……決着がつきそうなんだって。 海が荒れてるのはその所為なんだって。
(+17) 2015/02/25(Wed) 00時頃
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[黒の子天狗はまた、何かを悟るように視線を滑らせた。 何処までも暗く深い心の海が広がっている。
祈るように、額に錫杖を当てる。 ふわりと湧き出した幾つかの蛍火が波間に沈んでいった]
[しゃん]
[しゃん]
[しゃん]
[弔いの音はただ溶けてゆく]
(+18) 2015/02/25(Wed) 00時頃
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[月塞の行動はある種無意識のものらしい。 たまにこの宿主は最後まで月塞の行動に気付かない事もある。 今も、鳴っている錫杖の音に気付いていない]
考え事……?
[黙り込んでしまった立季を不思議そうに覗き込んだ。 巡理との間に何かあったとは、少女は知らない]
(+20) 2015/02/25(Wed) 00時半頃
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他のシャドウ……私が知ってるのは真弓さんだけだけど。 もう1人は、知ってる人かな……。 その人達も、もしこっちに来て身体を取り戻しても 立季さんと同じで帰る場所がない、んだよね。
立季さんみたいに本当の心はここで眠ってて。 現実でシャドウが倒れたら、意識を取り戻す。
[ならば、自分達が現実に戻れる時というのは、 シャドウがこちらに還る時――だけど]
(+22) 2015/02/25(Wed) 01時頃
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[しゃんっ]
[一際大きな音を最後に錫杖を鳴らすのをやめ、 月塞はとっぷりと劣情渦巻く海に足を下ろした。 蜜色の瞳が水面の下を見ている。
蛍火の沈んだ先へ、両手を差し出すようにして。 腰まで、胸まで、頭まで、海に潜っていく]
……――。
[月塞の浸った冷え切るような絶望の泥沼を感じ取って、 少女は両手で自らの方を抱き月塞が沈んだ方を見遣った]
(+25) 2015/02/25(Wed) 01時頃
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甘えて良いものだったら良い、けど。 五郎さんとか、きっと傷つけたと思うから。 ちゃんと、ごめんなさいって言いたかったな。
[今際に聴いた彼の咆哮は忘れられない。 気がかりな事だった]
シャドウが皆倒されれば、私達はここから出られるらしいの。 この向こう、波打ち際の先が現実との境界で。 ペルソナ使いなら、それを超えられるって。
[>>+24と聴いてえっと驚く]
ひなみや? え、祟神神社のお兄さん……?
[真弓の事についてはこくりと頷いて]
図書館で、お話したの。 その時はもう、シャドウの事隠そうとしてなかった。
(+27) 2015/02/25(Wed) 01時頃
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[おろおろする巡理にきょとりと目を瞬かせたが、 何となく合点がいったようで説明する]
えっと、ね。 ここにいる立季さんは、シャドウじゃない立季さんなの。 現実にいたシャドウは立季さんの身体を使ってて。 シャドウが倒されたから、身体はこの世界で眠ってた 本当の立季さんのところに戻ってきた。
でも。 現実に身体がないとここから出られても還れないの。 幽霊みたいなものになっちゃうんだって。
[だから、選択肢は自分達とは異なってくる。 全てのシャドウに共通かは定かではないが]
(+30) 2015/02/25(Wed) 01時半頃
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[>>+28、目覚めない意思]
もう、世界なんて見たくないって。 思ってたら、そういう事もあるのかも、だね……。
律さん。 神社で会った時は普通のお兄さんだったけど。 何か……悲しくて、苦しい事があったんだね。
[祟神様の事を教えてくれたし、一緒に電車にも乗ってくれた。 そこにシャドウの下心もあったのかもしれないが]
(+31) 2015/02/25(Wed) 01時半頃
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[>>+35立季の推測を聞きながらそれに頷く]
真弓さんも、言ってた。 影は自分が押し隠してたモノ、弱味とか、欠点とか、傷とか。 そういうものが元なんだって。
隠したい悩みって、誰にも相談なんてできない。 だから、どんどん膨れ上がって首が絞まっちゃう。 泣きたくても、泣けなくなっちゃったり。 どんどん自分の中で闇だけが深くなって。 苦しさに溺れちゃう。
[だからシャドウの入り込む隙ができたのか。 人の心が持つ暗い、暗い、影]
(+34) 2015/02/25(Wed) 02時頃
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……助けを求められなかったんだね。 助けて貰えそうな人がいたら、誤魔化したりしないもん。
[例えばもしそれが父や母などであったなら、 子供はきっと自分を殺すしか選択肢はなくなるのだろう]
たった1人でも。 打ち明けて全部「いいんだよ」って言ってくれる人がいたら。 それはきっと、とても安心する事なんだなって。 思うかな。
[>>+33最後の零れた一言に柔らかい笑みを見せる**]
……立季さんが目覚めてくれて、良かったよ。
(+35) 2015/02/25(Wed) 02時頃
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光がある限り影はある、ものね。 でも、現実の真弓さんや律さんを食べたシャドウなら。 倒せるかもしれない。
[光に抑圧された影も苦しいだろうが。 影に支配された光はどうなのだろう。 ふと、そんな事を思った]
……きっと、痛いな。
[思考の先に生まれた感想は脈絡のない呟きとなって消える]
私の身体、病院にいるんだ。 それじゃあ、生きてるっていうのは。 本当なんだね……。
(+49) 2015/02/26(Thu) 00時頃
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―海の中―
[蛍火が触れたモノはまだ形を持っていた。 闇の海に散り崩れた光へと月塞は手を伸べる]
――憂しかな。 ――愛しかな。
[誰も知らない影の声が憂いと愛おしみを謡う。 声には宿主の面影がほんの少し残っていた。 それは問いかけのようでもあり、嘆息のようでもあり。 宿主が闇の中、無為に漂うシャドウを愛でた時と同じ 何気ない手つきで沈む者に触れた]
(+51) 2015/02/26(Thu) 00時半頃
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―海の中―
こっちのみずは、あァまいか――。
あっちのみずは、にィがいか――。
[海の中で首を巡らせる。 蜜色の瞳は何を見ているのだろうか。 途切れて、一拍。
何かの呼び声に耳を澄ますように口を閉ざし、 唄は淡々とした独り言に変わる]
ほたる、こい。
あァ、呼んでおる。
[遠く果てを見るような面持ちで目を細めた*]
(+53) 2015/02/26(Thu) 01時頃
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―波打ち際―
愛しい……?
[ぱちりと、目を瞬かせる]
いと、……。
[>>+52使い慣れない単語にそわっと挙動が怪しくなる]
い、ぃと……――。
[ドラマやアニメでしかそんな単語は聞かないのだ。 いと、いと、と口の中で壊れた機械のように繰り返す]
わ、私は、その、ただ。ただ。
[両頬を押さえてむぐぅ、と下を向く]
(+54) 2015/02/26(Thu) 01時頃
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し、知る方が、早かった、っていうか……。
[意識していなかった、正直。 なのだけれど、意識したらいきなり意識してしまった]
違う、何でもないです! その、すごく、するっと、甘やかしてもらった、から。
[>>1:482>>1:504はかなり心の柔らかいところへ いきなり切り込まれたものだから泣いてしまったが、 >>1:521不思議と自然に受け入れてくれたものだから]
うれしくて。 なついちゃった、っていうか。
[沈黙]
(+56) 2015/02/26(Thu) 01時頃
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[もごもごと言い訳じみた告白をしていたら、 下から覗き込んでくる視線>>+55に気付き肩を跳ねさせる]
……知り……たい、です。
だ、だって。思ってみれば。 私の方はほとんど何も、知らない、し。
[どうしてあんなに自然に甘やかされたのか、 理由があるような気はしていたし]
好きな食べ物とか、いつも何してるのかとか。 何処に住んでるのかとか――色々。
知りたい、よ。
(+57) 2015/02/26(Thu) 01時半頃
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[2度目の邂逅の時、親の庇護のない事を率直に問われて。 多くの場合、憐れみつつも何もしない――できないが故に 口を閉ざしこちらを刺激しないよう気を遣われた。
変に気にせず接してくれるならば嬉しかった。 だが、敢えて踏み込み涙を流させてくれた上で 「一緒にいてくれる」と約束してくれたのは初めてだった。
>>+58頬に手を当てたまま小さく頷く。 >>+59続く問い掛けに幾許か顔を上げて視界に少年を捉えた]
……全部は、やだな。 そりゃあ、人を無差別に襲ったりとかは絶対駄目。 でも。
(+60) 2015/02/26(Thu) 02時頃
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どんなに暗い感情でも、無理矢理殺すのは惨い事だよ。 誰も最初から憎みたくて憎むんじゃないと思う。 生まれたくてシャドウになったんじゃないと思う。 ただ、駄目だって、叶わない事だって、蓋をして。 それ以外に「痛い」って叫び方を知らなくて。 生まれてきたのが影、なんじゃないかなって。
何が良いのかなんて解らないけど。 ただ、苦しみを肯定されるだけでも。 救われるシャドウはいるんじゃないかなって、思う……かな。
シャドウだけじゃなくて。 そもそも人間皆が、そうなんだと思うけど。
[もしかすると。 ペルソナとは己に受け入れられたシャドウなのかもしれない。 そう、月塞の事を思うのだった**]
(+61) 2015/02/26(Thu) 02時頃
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