108 Persona外典−影の海・月の影−
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―赤い月の薄れる頃・埠頭―
また、満月の夜に。
[月が満ちるとまたこの赤い夜がやって来る。 でも、次の満月にも会えるなら――独りじゃない。 それならきっと大丈夫だと、不安を微かな笑顔に変えた。 独りじゃなければこの夜もきっと乗り切れるだろうから]
ばいばい、リツキさん。
[前回とは違い、別れの言葉に名前を呼ぶ。 約束は確かに少女の心に残った]
(22) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
|
|
[そして、これは異界の明ける狭間での出来事。
何処かへ飛んでいったはずの、蝶。 赤く染まって戻ってきたそれはすっと少女の胸に消える。 不意に何か悪寒を感じたように少女は胸を抑えた]
ぁ、え……な、に……。
[ダイレクトに心に響く警鐘にかたかたと震えながら蹲る。 何が起きているのか分からないまま、 少女は周囲を見渡した]
――っ、ぅ、ぁ。
[視界に1人の女性の姿が目に入った時、胸の痛みが増した。 何が何だか、理解が追い着かないけれど]
(24) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
|
|
おう、ち……かえ、……――。
[此処にいるなと何かが急き立ててくる。 ふらふらと、逃げるように少女は駆け出した。 誰かが追ってきたとしても「家に帰りたい」の一点張りで**]
(26) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
|
|
―赤月の暁―
[敢>>28の声に一瞬足が止まる。 秋山に腕を捕まれた>>43のはきっとその隙に]
だめなの、かえらなくちゃ。 こわい、なにかが、いるから。 かえらなくちゃ。
[歩み寄ってきた巡理>>45の言葉に頷く。 月はもう蒼褪めたけれど。 まだ胸に残るざわめきに怯えながら、 少女は巡理の手を握り返した。 叶うなら、五郎の空いた手を取ろうともしただろう。 小さな手は精一杯の力で2人の手に縋っただろう――*]
(66) 2015/02/16(Mon) 21時頃
|
|
[自宅に帰り着くまで、少女からその手を離す事はなかった*]
(69) 2015/02/16(Mon) 21時半頃
|
|
―その後―
[あの夜、2人に送ってもらって自宅に戻った時、 時刻はきっと1時にもなっていなかっただろう。 家に鍵はかかっておらず、伯父は帰って来なかった。 その日も、次の日も、その次の日も――。
何日目にか、職場の人が電話をしてきた。 伯父が出社していないが何かあったのか、と。 伯父は仕事に行ったまま帰ってこなかったのに。
捜索願いが出された。 身寄りのない少女を憐れんだ隣の家の夫婦が しばらく食事をしにおいでと言ってくれた。 幸い、社宅だから事情の伝わりは早かったし、 昨今の状況を不審に思う者は少なからずいた。 職人仲間独特の人情というのもあったのかもしれない。
誰にもあの夜の出来事は話す事はできなかったけれど、 何とか暮らしていく事だけはできた]
(85) 2015/02/16(Mon) 21時半頃
|
|
―東部・祟神神社―
[ある日の事、御陵山手前に建つ神域に少女の姿があった。 境内で何度も何度も手を合わせる。 学校は学級閉鎖で休みになっていた。
――本当に休んでいるのは皆風邪が原因なのだろうか?]
あの。お守り、幾らしますか? 厄除けの……。
[厄除けは厄年の年明けにするものだよ、と言われた]
そ、それじゃあ。 何か悪いものから守ってくれるようなの。 ありますか?
[無病息災、家内安全を勧められた]
じゃあ、それを……。
(92) 2015/02/16(Mon) 22時頃
|
|
[この時間に独りでやってきた少女に、 お守り売りの巫女さんも些か不思議そうにしていた]
ありがとうございます。
[紅白2つのお守りをきゅっと首から提げたストラップに結ぶ。 神社は御陵山を背にしているからか、 町中よりも自然が溢れ静かだった。
あれから何度か図書館へ行ってみようとしたのだが、 その度に胸の中がざわついて仕方がなくて、 今まで行けず仕舞いになっていた]
魔法使いのお話、してもらうって約束したのに。 何で? どうしてこんなにざわざわするの?
[ポーラ>>@1:0の言葉で1つ気になるものがある。 「影が人間に成り代わる」という奴だ。 この警鐘は最初にシャドウに襲われた時と似ている]
(104) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
|
|
[まさか? 彼女もペルソナを使えるというのに? だが、悩んでいても仕方ない、確かめねばならないだろう。 ここへきたのはその勇気付けのためでもあった。 どの道、いずれまた月は満ちるのだから。 先送りにしてどうなる事でもない。
駅の方角へ振り返り、深呼吸する。 せめて、図書館の近くまででも行ってみよう。 少女は境内に背を向け歩き出した]
(112) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
|
|
[巫女ではなくこの場合は何というのだろう? >>113、背後に回り込んだ少年に露とも気付かず]
たかやしき、まゆみ、さん。 か。
[呟いて空を見上げた。 どういう人なのだろう、と思いを巡らせる。
はっきり言って隙だらけである]
(115) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
|
|
ふひゃあッ……――!!?
[突如聞こえた声>>120に見事なまでに体が跳ね上がる。 慌てて背後を振り返ろうとして石敷きに踵を引っ掛け]
あ、あ、あっ。
[大きな瞳を更に真ん丸にして、見事にすっ転んだ。 その時視界に入った少年の顔には何処か見覚えがあったが]
ごごご、ごめんなさっ。悪い事してませんっ!
[神社関係者らしい服装に、咄嗟にそんな言葉を叫んでいた]
(130) 2015/02/16(Mon) 23時頃
|
|
[よもや相手の方まですっ転んでしまっていたとは思いもよらず、 ぱちぱちと世話しなく目を瞬かせるが。 噴き出されてつられてこちらもくすっと笑ってしまった。 金髪で尻餅をつく神主さんなんて見た事がない]
え、や、ちち、違、何も……。
[差し出された手を取り立ち上がりながら首を振るが、 ふと見上げた顔に首を傾げた]
あっ。 あ、貴方もしかして、満月の夜に港にいませんでしたか?
(137) 2015/02/16(Mon) 23時頃
|
|
ど、泥棒してないから祟らないで……っ。 今でも十分怖い事だらけだから、お願い。
[ポケットを引っ繰り返してほら、ね、ね?と無罪を主張する]
え、まゆみさんって。図書館にいる、高屋敷さん? 知り合い、というか。 その、前の満月の時初めて会ったんだけど。
もしかして、貴方もお知り合いさん? あの、あの……真弓さんって、人間ですよね? 何か変なのに、乗っ取られてないですよね?
(146) 2015/02/16(Mon) 23時半頃
|
|
ほ、本当? お願いね、お守り大事に持ってるから。 寂しくなるのはもう嫌だから。
[切実にそう訴えると頭を撫でられた>>148。 それで少し落ち着きを取り戻すと]
ぎいん……偉い人の娘さんなのね。 何だか聞いた事あるなとは思ったんだけど。 よく、知らなかった……有名、なんだ。
……急に変な事言って、おかしな子って思われそうだけど。 お兄さんはポーラさんとはお話した? 青い部屋にいる、耳をつけたお姉さんなんだけど。 そ、その人がね、満月の夜に出てくる影は 「シャドウ」って言って、人の影を奪ってその人を 乗っ取っちゃうんだって言ってたの。
(152) 2015/02/17(Tue) 00時頃
|
|
真弓さんが変、ではないの。優しくしてくれたもん。 でもね……青い蝶が言うの。真弓さんは危ないよって。 まるで影の化け物に会った時みたいに、 私に「危険だよ」「気をつけて」って言うの。
でも、普段の真弓さんを私知らないから。 本当に危ないのか解んないの。
ねえ、真弓さんは何もおかしくなかった……?
[逆にこちらから質問を浴びせる形になってしまった]
(155) 2015/02/17(Tue) 00時頃
|
|
優しい神様で良かった……。
[それが嘘だなんて思いもしないし、 タタリガミと書いて祟神であるともまだ知らない]
青い蝶……見える人と見えない人がいるのかな。 こんな風な事感じてるのも、私だけなのかな……。 会って、みた方が良いよね。やっぱり。
[お守りに触れる。 不安を隠しきれない少女には彼の提案は渡りに船だった]
ほ、本当? 一緒に真弓さんに会ってくれる? わ、私も、行ってみようって思ってたの。 でも独りだと怖くて……。
[逃がさない、とばかりに和服の裾を掴もうとした]
(173) 2015/02/17(Tue) 00時半頃
|
|
お届けって、宅配便みたい。
[少し不服そうに頬を膨らませる]
だ、だって、知ってる人が見た方が 何か気が付く事があるかもしれないし……っ。
[と言い訳がましくこちらの要求を正当化し、 相手が折れると嬉しそうな笑顔が咲く]
ありがとう! ここからなら何で行くのが良いのかな。 すがでん(祟神電鉄)? 市バスかな?
[保護者(?)を捕まえて安堵した少女は早速とばかりに、 和装の相手を引っ張って図書館へ向かおうとした]
→中央区・図書館方面へ―
(184) 2015/02/17(Tue) 01時頃
|
|
―中央区・図書館―
そうなの? てっきり知り合いなのかと思っちゃった。
[開口一番に彼女の事を聞かれたものだから。 確かに、美人で優しいお姉さんだからモテそうな気はする。
時刻表まで調べてもらって電車に乗り込んだ少女は 久方ぶりに楽しそうな笑顔を見せた。 和装が物珍しかったのもあるが、誰かと並んで 乗り物でおでかけをするのも随分久しぶりだったから。 見下ろしてくる怪訝な視線にはたまに小首を傾げたけれど]
て、低学年の子とかじゃないもん。 大丈夫だもん。
[図書館についてそう言い含められるとひそひそ声でそう対抗した。 しかし、服の袖を掴んで恐る恐る中へ足を踏み入れる姿は どう見ても引っ付き虫かコバンザメといったところだった]
(200) 2015/02/17(Tue) 01時半頃
|
|
金髪……名前知らないけど、会った事ある。 あのお兄さんが、真弓さんと?
[ぱっとイメージが湧かなくてぽかんとした顔を晒す。 辛うじて年齢なら近そうだとは思ったけれど]
習ったけど。 え……だって、お兄さん神社の人だから。 悪い人じゃないでしょ?
[もしかして悪い人なの?と真剣な顔で見返す]
……独りだったら「独りで危ないよ!?」って言われるし。 そしたら知らない人の方がほとんどなんだもん。
[流した視線は少し遠くを向いていた]
(215) 2015/02/17(Tue) 02時頃
|
|
[けれどすぐに影は消えて]
真弓さん、有名人なら図書館の人が知ってるかも。 聞いてみよう。
[そう言って、総合案内カウンターの方へと歩き出した。 出勤していれば教えられた部署へ向かい、 いなければ肩を落としはするものの 何処かで少しだけほっしたりもするのだった。
胸が、嗚呼、鈍く痛い――**]
(216) 2015/02/17(Tue) 02時頃
|
|
―北部・公民館食堂―
[あの夜、秋山から貰った連絡先に後でお礼送った。 そのアドレス宛に公民館で集まりがあると報せが入り、 当日彼が喪服で現れたのには些か驚いた。 同時に、彼も誰かを弔ったのだと知る。 憂いに目を伏せた]
……かなしいね。
[集まった面々の怪我の痕跡、浮かべる表情を見ても あの満月の夜がもたらしたものは多かった。
あの日は真弓には会えただろうか。 また、この場に真弓は来ていただろうか。 いたならば、彼女に対する反応は今は割愛しよう]
(234) 2015/02/17(Tue) 04時頃
|
|
シャドウの海とこの世界を繋げてるものを、調べる。 どう、やって……。 シャドウがいっぱい出てくるところが、 海と交わる場所なのかなって事くらいしか。 思いつかないけど。
私は……あの時はただ、近くに敵がいないかって。 警戒、しただけだから。 あとは炎で当たりを照らしたくらいだし。 そんなに役に立てるかどうか。
[蝶はただ助けてくれる存在で。 少女が操っているという訳ではない。 探索の手段になるとは思っていなかったから、 口には出さなかったけれど]
(235) 2015/02/17(Tue) 04時頃
|
|
[ともかくシャドウの湧き方から ポイントを絞っていくしかないのだろうか]
沢山、戦う事になりそうだね……。
[シャドウの発生場所を探すのだから。 けれど、より気がかりな事]
……どうして、シャドウは人に成るのかな。 溢れてるシャドウが人を襲うのはどうして。 成り代わる、ため? 成り代わった人は、普通に生活してる? 皆に気付かれないまま。
[小さな自問自答]
(236) 2015/02/17(Tue) 04時頃
|
|
だとしたら、シャドウはすごく……怖い。 人間を騙して、生きてるんだもん。 賢くて、恐ろしくて、よく解んない。
何のために乗っ取るの。 この世界を、乗っ取る、ため。
[だったら]
どうして、私達を奪っていくの? 人間を騙せるくらい賢いシャドウなら。 教えて、くれたりしないかな。
(237) 2015/02/17(Tue) 04時頃
|
|
[半年前の強盗殺人事件>>223。 実際は強盗ではなかったためか それだけではあまり顕著な反応は示さなかったが、 >>232南部の住宅地となると少し視線が揺らいだ。
あの日は満月、だったような気もする。 シャドウ、成り代わり。 人が変わった父親、意を決したような母親。 密室、昏睡、檻、闇の中。
もしもその夜、家の中にシャドウがいたなら。 見付からない犯人にも説明が付く。 その可能性に気付き戦慄した]
……ごめんなさい。 少し、やっぱり、怖い。 でも。
(238) 2015/02/17(Tue) 04時頃
|
|
[怖くて本格的に泣いてしまいそうで。 両手で顔を覆った。 泣き声が零れそうでそのまま席を立つ]
私。 シャドウの群れと戦うより。 人に成ったシャドウの方に、会ってみたい。 だから。
私は、人になったシャドウを探したい、かな。
[そう自分の考えを告げて。 ごめんなさい、と細い声で絞り出すと 人目を避けるように外へ向かった]
→何処か―
(239) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
|
|
[その日、その後。 少女は何処かの路地裏でひっそり泣いていた。 嗚咽を殺して、抱えた膝に顔を埋めて]
おとうさん。 おかあさん。
[知らぬ間に皆、闇に呑まれてしまったのだ。 もはや伯父も帰っては来ないような予感がしている]
さむいね。
[ダッフルコートを羽織っても。 心はちっとも温かく*ならない*]
(240) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
|
|
―満月の夜・12時少し手前の南部住宅地―
[その日、少女はクリスマスイルミネーションが始まった町を抜け かつて自分が住んでいた南部の住宅地にやって来ていた]
もし、お父さんがシャドウになってたなら。 お父さんだって、何処かで襲われたんだ。
[満月の12時に、何処かで。 考え得るのは、残業や飲み会で遅くなった時。 中部の繁華街、あるいは職場のあった西部寄りの地域、 はたまた帰路に当たるこの南部。
>>261、その日は東部と西部に人が向かうらしかった。 何かあればそちらへ向かえば誰かと出会えるだろう]
……結局、真弓さんとはお話できなかったな。
[>>254、公民館での彼女の発言を思い出す。 自分は退席してしまったから、その後の会話はよく判らない]
(262) 2015/02/17(Tue) 20時頃
|
|
―そして月は染まり―
[携帯電話が沈黙し、世界が赤と黒に転じる]
ツキサエ。
[白のダッフルコートを羽織った今夜の少女は 白い衣を纏う月塞と少しだけお揃いだった。 青い蝶が何処からともなく降りてきたのを見て指を伸ばした。 爪先に触れてそれはすっと姿を消す]
お父さんの歩いてた道を、辿ってみよう。
[お願いね、と月塞の衣を右手で掴み。 注意深く歩き出した――*]
(266) 2015/02/17(Tue) 20時半頃
|
|
―満月の前・公民館裏の路地>>265―
[膝を抱えて閉じた視界、聴覚が足音を伝えてくる。 それがすぐ傍らに立ったのを感じ、 涙でぐしゃぐしゃの顔を見せないように 俯いたまま手で頬を拭った。
黒い喪服の足元が見えて少しだけ顔を上げると]
五郎さん。 私、次の満月は行きたい所があるの。 だから、皆と一緒には行けない。
[そう行って、自分が南部の住宅地から中部の繁華街を抜け 最終的に西部に入るルートを行くつもりだと明かしておいた]
五郎さんは……人になったシャドウ、探したいのね。
[まだ確信には至らない事を口にするか迷って]
(269) 2015/02/17(Tue) 21時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る