93 Once upon a time...
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けどさ、 ……サーカス・アーティストが、怪我なんかしないでよ。
[エフェドラに視線を注いだまま、そう述べた。 ちらちらと視界に入る点滅、喉の奥の嘔吐感、 それらすべてを無視し。けれど、呼気が、視線が揺れた。 ナイフ使いの方には、だから、顔を向けずに。]
手、はやく手当してね。 またナイフ投げ、してもらうんだから。
(124) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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[軽く頼まれた通り、 男は死体の処理を手伝った。 運び先は、例の、団長のテント>>3:156でいいだろう。
此度は ――暗がりに単身歩くのを避けた結果、 担架も包むシーツもなく、 衣服でエフェドラの傷口および体を包んで運んだ。 普段使いの衣服は血を吸い取り、色を変えていく。 4つ目の死体はこうして、一つ所に集められた。
運び終えた際、そういえば、と男は手を伸ばした。 フライヤーの死体の上、>>3:75 掛けてあった衣服から毀れた人形 ――死体と一緒に運搬されていたものだ。 それを手に取り、上に置いた。 持ち主のところに。ただそれだけを思っての動作だった。]
(125) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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―― 明け方:団長テント ――
[いつまでも暗転は続かない。 明転は訪れる。 夜端がだんだんと白く焼かれ始める頃、 死体の運搬もすべて終えて、男は口を拭った。]
前、ニコラスと話した時にさ。 なんで立て続けに殺人が起こったんだと思う?――て そういう話、したんだよね。
[夜に現れる“お伽噺の悪いもの”。 闊歩する暗がりが終われば、 エビル・モンスターはどうなってしまうというのか。]
(126) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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ただ食べたかったんじゃないの、って ニコラスは言っててさ。 ……ブローリンもさ、言ってたわけ。 人間も獣も、ただどうやって生きていくか、 それしか考えてないって。
――……、うまく、言えないけど。 それだけだと、思いたくないなあ。
[詮のない話だ。 幕間にも嵌らない話を、ついつい、と言った風情で囀った。 “クラウン”は意味のないコミックに従事する役職だ。 舞台に罅いれた意味を、無味蒙昧な本能に意義を、 と男はクラウンマスクもなく呟いた。 動かなければいけない、その一瞬前の、小休憩に。 カーテン裏で囁くような、そんな面持ちで*]
(127) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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あるいは、演出を、舞台外のメルヘンの意義を、求める思考は アクターたる道化役者の本質ではあったかもしれない。 けれど男は自ずから、素顔に嵌めたクラウンマスクを取った*] /* ちょといらない かな
(-83) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 18時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時頃
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/* わお! おもてにこの顔しかない! わお!
(-87) 2014/10/17(Fri) 22時頃
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/* サイモン こないまま動いちゃっていいかなあ
ペラジは語り部としているとして あとの二組をここまで触れないまま動いていいものか。 しかし PCがあんまりあいつが人狼だって言いふらしたくないみたいで。みたいで。 いやんこまるね
(-88) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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/* いや 残りの時間から見て仕方ないものもあるの かしら……
(-89) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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/* 進行 うあああ 進行…!!! きらい とか言ってないで 書くね。ふうふう!!!
(-90) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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―― 朝:居住テントから出 ――
[朝は、もしくは、変わり映えのない朝だ。 男は一度自身の寝床と定めているテントへ戻り、 鏡を覗き込んだ。 普通の、男がそこにいた。 荒れている肌に指を載せ、乾いた唇を開き、 何も言わず白粉を塗る。簡素なクラウンフェイスだ。
舞台に踊るなら、道化でなければならない。 何を思おうと、浮かぼうと、 包んで隠すホワイトフェイスでなければ。 メルヘン・ストーリーは踊れない。]
(130) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[>>109水晶には道化が映った。 それが“ザック”であるらしい。
笑えず、舞台にそぐわない感情に胸を焼く“ザック”なら それは道化ではなく、クラウンでもない。 だから今一度、マスクをかぶった。 メルヘンの登場人物は、おもちゃ箱の中身でなければならない。
望み、このんで、願ったクラウンの顔を今一度。 吐き気も怒りも、身を焼く焦燥と畏怖とを隠さなければ 舞台には――お伽噺にはそぐわない。]
(-91) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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―― 朝:テント群 ――
[白塗りの道化が乱立するテント地を歩いた。 朝方発見された死者の噂は サーカス敷地内を飛び回る。
――その殺害者たる人物の名も、 ナイフ使いが話すのならば、飛び交うのだろう。 少なくとも、クラウンフェイスには、 “人狼”として名指しにするつもりはなかった。]
(131) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[音を遮断するテントで立ち止まる。 音楽テント。 微かに聞こえた音は、どこまで届いているのか。 演奏の音色は、死者の続いた夜の底を彩った音楽に、近しく。]
――、……なんで?
[天蓋の幕を空けず、道化は問うた。 答えがあるとも期待してるともつかず、 何を知りたいのかも明らかにしない問いかけ。
化粧直しの袖幕に控える細やかな声音が 幕間の暗転の続きを願うように毀れた。]
(132) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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/* ねえ まじで 私が動いちゃってていいんですか……
すんげく すんごく うううう胃に悪い。 狼様方にも迷惑かけてる気がするし するしよう
(-92) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時半頃
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/* なんかもう 本当に好き勝手動きすぎてごめんね……
(-93) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[身動ぎの気配>>134は薄い。 層を重ねた向こう側、 姿は見えないままに声が届く。
層が削られる前の答えは聞こえなかった、けれど]
……、今だけ、はね。
[上がり調子でもない言葉に返答を。 今だけは一人だと。 これからはどうなるか分からないとの意味を含んだ声は 誂えたように一本調子で、 それだけはきっと、楽師の声音に似ていた。]
(137) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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幕引き、必要だし。 ……それに、 このサーカス団のナイフ使いの腕が確かなの、知ってたでしょ。 狙い外したまま、演目は終われないから。
[サイモンについて述べる声は、 うつらうつらの仔狼にまで届くか知れない。 けれど、幕引き、とそういう意味で道化は口にした。]
(138) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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/* とてもガチめなことを言うと サーカス云々の描写が楽しすぎて さっきからひっきりなしに引っ張り出そうとしています。 サーカス!!!!好きなの!!!!!
(-94) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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/* 相も変わらず 言葉足らず
まだ道化役者は 狼はアントニーだけだと思っています。邪魔するなら殺す 精神で アントニー目当てで襲い掛かってますよってしたら アントニー逃げ出して ブローリンやスージーの方いけないかな なんてことも考えては いるんだけど。 こういう想定 苦手だから なあ
(-95) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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――……、終えてほしいと、思ってるの。 [息をのむ音に紛れる程の音で呟いた。 前口上になう団長はもういない。 次期団長と名を上げられた舞台裏。 あの瞬間から、クラウンの舞台に罅が入った。
誰が望んで始めた舞台で 誰のための舞台なのか。 道化の仮面をかぶり直し、 舞台に足を入れる役者には分からない。]
……ぁは。ニコラスまで、そう言うの。 俺はクラウンだよ。 話は転がしても、まとめることなんて、ないよ。
(144) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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クラウンの役割はさあ
[手が伸びる。幕を掴んだ。 もう片手が刃物を握る。 ――炊事場から持ち出した、 フェアリーテイルに不似合の鈍い、大ぶりのナイフ。 突き出す。 幕を、すべて隠し、守るベールを引き裂くように。]
前座で、幕間でしょ。
(145) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[アントニーは人狼だ。 ニコラスは知れない。 そう、道化役者は思っていて、
だからこそ、手に握ってきた刃物の切っ先は 小さなジャンパーを狙って振るわれるためのもの。
幕を暴く道化師の眼は、小さな獣を探しよろめく]
(146) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* というわけで 話をしめる感じで サイモンが登場してくれるだろうと思って
前座的に襲い掛かってみました
(-97) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* もう少し前から襲い掛かってた方がよかったね 時間的にごめんね ト書き少なくして動くね
(-98) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* なに!!! トニーがにげださないだと!!! しまった ごめんなさい
(-102) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[見当たらない。 十全とは言えない光量、 舞台上のスポットライトの眩しさとは大違いだ。
スポットライトの下で、飛び跳ねる小猿の姿を、 道化の目では見つけられず。]
アントニー、――
[倒れかき鳴る不協和。BGMには芳しくない。 思わず探し人の名を呼ぶ、けれど、]
(155) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[視界には金糸のかんばせに光ったのは 笑んだ口元の牙。 獣の手の内に刃物。]
……――そお。 そこまで言われちゃ、 引き受けざるを得ない ね ―― !
[否定は、今度はなかった。
刃物をそのまま押し付けるように、 そのまま肉薄し押し倒さんとテントのなかへ体を押し込む]
(156) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* 急ぎ過ぎて 日本語が本当残念なばかりか アクシデントを私が独占してしまっていて 申し訳なさに 気が動転している
(-104) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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ザックは、最後の挨拶を引き受けざるを――と口にし。
2014/10/18(Sat) 00時頃
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[金糸の獣を捉えるばかりの視界、
隅に何がいようと、起ころうと、 道化の認識にはいたらなかった]
(159) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* ここまで 逃げないてことは 俺襲撃って話で いいの いいのかな ああああわからんち!!! ごめんね ここで狼二匹とも足止めしちゃってごめんね
(-106) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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