64 さよならのひとつまえ
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[掃除や整理整頓は苦手な部類だ。 正直、寮室の掃除はしても、ベッドの下まで気を回したことがない。 ホコリまみれであろう場所を覗きこむのは、あまり気分のいいものではないのだが、仕方がない。 寝そべるように身を屈め、ガムテープを拾おうと、おそらくかなり汚いはずのそこを見る。]
……あれ。
[ベッドの下は、案外きれいだった。 そうか締坂や十文字が当番の時は、ここまでやってくれていたのか。 感心しつつ、ガムテープに手を伸ばせば、その奥に何か薄い本のようなものが積まれていた。]
ンだよこれ、まさか丞のエロ本か?
[廊下での話>>249を思い出し、隠してんのお前じゃねーかと内心ツッコミを入れながら、興味本位で一冊だけ、ガムテープと一緒に引っ張りだした。 けれど、それはエロ本ではなくて……]
何だよスケッチブックじゃねーか。 あいつ、これ持ってかなくていいのか?
[捨てるにしても、紐で括って出すなりしておかないとダメだろうに。]
(364) 2014/03/28(Fri) 14時半頃
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[十文字が絵を描いているのを見るのは好きだった。 適当な線かと思っていたものが、いつの間にか形になる。 犬と猫の描き分けもままならない、絵心皆無な自分には、あれが不思議でならなかった。
このスケッチブックの中には、まだ見たことのない、十文字の絵があるのだろうか。 この3年間、何を見て、何を思い、何を描いてきたのだろうか。 ページを捲れば、もしかしたら少しでも、それが分かるような気がして]
……ぇ、 あ……?
[表紙を捲ると、そこには、背番号2のユニフォームを着た自分の姿があった。
瞬きして、目を疑う。 いや、偶々自分が1ページ目なだけで、他の皆もきっと……! 少しの動揺とともに、次を捲ると、マスクを外して笑った顔。 次も、その次も……他は描かれていない。]
なんだ……なんだこれ……!!
(365) 2014/03/28(Fri) 14時半頃
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[鼓動が早まる。 スケッチブックを閉じると、更に2冊、ベッドの下から引っ張り出した。 そうだきっとこの一冊は自分用、残りは他の皆の絵が描]
…………こ、れ…… ッ
[描かれては、いなかった。
試合中の姿だけではない。 部活中のもの、部屋でトレーニング中のもの、何故か授業中のものまである。 ネイビーブルーのキャップを被って笑っているこの絵は、たしか、育成での採用が決まったと、食堂で報告した時のものじゃなかったか。]
って、おい…… ちょ……っ!
[いつの間に描いたのか、眠っている時のものまである。 横向きで、布団の一部を抱え込むような寝相は、明らかに自分だ。
自分でもはっきり分かるほど、顔が熱い。 どういうことだ、これは……!]
(366) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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/* 発言pt残り666ですね!(あくまのすうじ
(-81) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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[何度も何度も深呼吸を繰り返してから、スケッチブックは、またベッドの下へ隠しておいた。
そんなばかな。 別れ間近に、こんな都合のいい話、それこそ漫画でもありえない。 これはただの白昼夢で、夜になって覗いたら、そこにはもう何もないとか、今朝抱きしめられたのだって、ただの幻想だったとか、そんなオチが待っていやしないか。]
くっそ……! 何なんだよもぅ!
[逆ギレ気味に吐き捨てると、段ボールを2個抱え、立ち上がる。 顔はまだ耳まで赤いし、鼓動だってうるさいけれど、荷物抱えて4階と1階を往復すれば、そんなものきっと誤魔化せる**]
(372) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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─ 食堂 ─
[プルタブを起こし缶を傾けようとしたころで、シャッター音>>369に気付き、横目を向ける。]
んーまぁ、たまにはな。
[撮られるのは嫌いではない。 だから2度目のシャッター音の時には、明智の方を向いていた。]
伝言ゲームってーと、怜二の眼鏡、ちゃんと戻ったんかなー。 つか俺のハンカチどこ行った。
[別になくても構わねーけどと付け加えつつ、改めて缶を傾ける。 2ヶ月前、外出先で皆と引いた籤引の景品であるそれは、隅っこに、よく分からない自元商店街のマスコットキャラらしいものが描かれている。 別にそのまま、紐井屋が持っていても全然構わない程度のものだ。]
それより、ボールペン返さねーと……
(381) 2014/03/28(Fri) 18時頃
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[>>370話が山本の事へ移れば、缶を両手で包み込むように持ったまま、テーブルへ視線を落とした。 話したくないことなど、きっと、誰にでもある。 些細な失敗から、深刻なものまで。 自分にだって、幾つもある。 それでも、あんな光景を目の当たりにすれば、心配にならないわけがない。]
さーな。 いいよ、無理には聞かねーって決めたし。
……?
[カメラが向いたような気がして、顔を上げる。>>371 けれど、シャッター音は聞こえなかった。 視線はまたテーブルへ落ちる。]
なー智明、……写真、さ……
……や、いい、後で。
[十文字の写真が欲しいなど、言いたくても、言えない。*]
(382) 2014/03/28(Fri) 18時半頃
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─ 談話室 ─
[いくら運動部で鍛えたとはいっても、5箱の荷物を3度に分けて、4階から1階へ運搬すれば、流石に疲れる。 先にシャワーを浴びたのは、完全に無駄になった。]
ぅっだーーーぁ!
疲れたーーーーー!!
[へろへろな足取りで談話室に到着すると、他に誰がいるのかも確かめぬまま、空いたソファーへダイブした。]
(392) 2014/03/28(Fri) 19時半頃
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[寝そべったまま、頭上にスマホを掲げて弄る。 まずは両親に、荷物を送ったことをメールした。 それから、使い慣れない敬語で、球団の寮へも同じくメールを送った。 その際、後日もう一箱か二箱の追加があるかもしれないと添えて。]
ぉわっと。
[定良からのメールにスマホが震え、ちょっと驚いて、危うくスマホを顔面に落としそうになった。
内容を確認すると、やわらかな笑みを浮かべ、すぐに返信文を打った。]
(403) 2014/03/28(Fri) 20時頃
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TO:宗介 FROM:頼児 TITLE:Re.おれのしろ 本文: お疲れ、もう着いたんだな 俺のところ結構遠いから、そうそう行けないと思うけど、年賀状とか暑中見舞いとかは出す
俺の住所も、寮着いたら送る
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(*41) 2014/03/28(Fri) 20時頃
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[そろそろ、山本からまた連絡がある頃だろうか。 その前に小腹でも満たしておこうかと、立ち上がる。 とりあえず、軽くカレーパンか何か買って、先に校庭へ行って食べているか、蕎麦を啜るくらいの時間はあるか。
それより、彼らの怪我の具合の方が気になる。 食堂へ歩きながら、スマホの画面を操作した。]
(437) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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TO:朔太郎 FROM:頼児 TITLE:怪我平気か 本文: 怪我平気か
食堂で小腹満たしてる 時間なったらそっち行く
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(*53) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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/* あかんすごいねむい!!!!!
(-102) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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─ →食堂 ─
[小腹を満たしに食堂へ向かうと、この時間にもかかわらず、思ったより人が多かった。 タブレット端末を覗いて、ざわざわしている一角があったが、どうせエロサイトでも見ているのだろうと、大して気にしなかった。]
あ。
[カレーパンとコーンマヨネーズパン、苺牛乳を買って、座る場所を探していると、窓辺に、ひときわ高い姿があった。
大丈夫だ、スケッチブックはちゃんと戻した。 それに、もう決めたはずだ。 だから今は、何ともない風を装っていればいい。]
丞。 お前も早めのメシか。
[いつも通りの声を掛けることができた、と思う。]
(457) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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[十文字が固まったことも気に留めず、隣に掛けていいかも聞かず、パンをテーブルの上に置いて腰を下ろす。 少しずつ鼓動が早まっている気がするが、大丈夫だ。]
なー。
お前さ、やっぱ、今夜とかって忙しいか。
[明日の朝、寮を去るのだから、やらなくてはならないことは沢山あるかもしれない。 そうは思うのだが、つまりそれなら自分にも時間がない。]
何時でもいいんだけど。
[パンを囓り、十文字の顔を見ぬままで話しかける。]
(471) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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……そうか。
[返答>>477に、フッと肩の力が抜けた。 知らないうちに、かなり緊張していたらしい。
それにしても、後ろの席がざわざわ煩い。 屋上での騒ぎといい、この大事な日に、なぜこんな騒がしいか。 それとも彼らも彼らなりに、退寮を前に、やり残したことを消化しているのだろうか。 などと軽く考えていたが、明らかにそうでない言葉の幾つかが耳に届く。
漸く和らいだ表情が再び固まりかけたが、そのタイミングで、十文字に山本からのメールが届いたらしく、自分も行かなくてはと立ち上がる。]
ちょっとな。 俺も行かなくちゃなんねーから。
[立ち上がったのは、十文字より少し遅いタイミング。]
(488) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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………。
[残ったカレーパンを口に押し込み、苺牛乳で流し込む。 十文字と目が合った。>>484 他の連中の視線も、こちらへと向いている。 その中に、屋上で見た面々のうち4人の顔を見つければ、事情は大体察せるというもの。
───もし、1年前だったなら。 きっと自分は、向こう側にいたのだろうな。
そう思うと、この気持ちに気付いてしまったのは、ある意味、とても良かったのかもしれない。
噂話を肥大させ、中傷を振りまき、嘲る声は、とても醜い。 あそこにいることがなくて、本当に良かった。]
(493) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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[スマホが山本からのメールを受信する。 内容を確認すると、早足で食堂出入り口へ向かった。]
待て、俺もそっち行く。
[十文字に呼び止める声を掛けてから、一度振り返り]
男が妊娠なんかするかよ、タコ。
[無表情、無体温で言い放ち、それ以上の言葉など聞く気はないというように、片手にコーンマヨネーズパンと飲みかけの苺牛乳を持ったまま、食堂を後にした。]
(498) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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TO:朔太郎 FROM:頼児 TITLE:Re.どこじゃ〜い>>*61 本文: 丞と食堂板 分かったうえから見る
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[歩きながらのメールは、いつも以上に短く、誤変換もそのままだった。]
(*64) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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─ 屋上 ─
[こちら側を選んだのは正解だったかもしれない。 ここからなら、他の皆が書いた文字も良く見える。]
朔太郎がな、お前と、怜二にって。
[手摺に身を預け、校庭にいる山本へと大きく手を振る。 明智が相変わらずカメラを持っていたので、そちらにも手を振った。]
あれな、俺から怜二へ。 ……眼鏡の絵、やっぱあれ眼鏡に見えねーなー。
[屋上から、自分から怜二へ宛てたメッセージを見て、絵心の無さを改めて思い知らされ、肩を竦めた。]
(510) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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[十文字に宛てたものはどれなのか。 それを直接言うことはなかった。
かわりに、スマホの壁紙にしている画像を見せる。 少しぼやけた下弦の月は、十文字なら、絶対に見覚えがあるはずだ。]
これ。
俺が、思ってる通りの意味なら。 消灯後に、東棟の屋上来い。
[できれば、ここに呼び出したかったのだが、中央棟は施錠されてしまうから。 大丈夫だ、その為に、東棟からでも見えるギリギリのところに描いたのだ。]
絶対に来い。
[ほぼ命令口調で告げて……]
(514) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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………。
[十文字の袖口が濡れていることに気付き、ハンカチを出そうとしたが、そういえば今はなかった。]
すす……
[拭おうと、指を伸ばそうとした。 けれどその前に、声>>512が響いたので、引っ込めて、ジャージのポケットに突っ込んだ。
さよならはまだ言わない。 ギリギリまで、言うつもりはない。]
(521) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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/* あぅぅぅぅ(´Д`;)
(-115) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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[返答>>531があるまで、とても長い時間が経ったような気がした。 その間、何事もないかのように、校庭へ向けて手を振ったりしていた。]
約束、したからな。
[漸く短い返事を聞くと、念を押してから、柵から身体を離し、屋上をあとにする。
まずは校庭にいる皆の元へ走って、特に山本に、労いの声をかけなくては。 それから、怜二を探してボールペンを返して。 それから……消灯までに、ひとつ準備をしないといけない。]
(536) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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─ →校庭 ─
[息せき切って校庭へ向かうと、屋上にいた時と同じく、大きく手を振り、駆け寄った。]
お疲れーーー!
それと朔太郎……サンキュー。
悪い、折角なんで俺も上から見せてもらった。 すげーぞ、お前らも一回見ておけよ。
[楽しげに告げながら屋上を見上げれば、まだ、大きな影はそこにあったろうか……*]
(539) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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/* あれ、見出し直った?
(-121) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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[それから、消灯時間までに、紐井屋を掴まえることは叶ったか。 見つけたら、ずっと借りっぱなしだった4色ボールペンを押しつけて「元気でな」と言葉を添える。
それからすぐに校庭へ向かい、再びラインカーを走らせる。 色の濃い土の上なら、きっと夜中でも、この白はよく見えるはずだ。
それから、部屋に誰もいないタイミングを見計らい……
……隠し持って、一足先に東棟の屋上へ向かった。]
(551) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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/* やっぱ魔性じゃん。
(-130) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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─ 深夜の屋上 ─
[羽織ったコートのポケットには、コーンポタージュと、トリプル焙煎の缶コーヒー。
そろそろ消灯の時間。
待っている間、不思議と、やけに冷静だった。*]
(562) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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─ 少し前の校庭 ─
あー、凄かったよ、本当に。
……あ、片付けんならさ、悪いんだけど、俺のコレだけ、ちょっと残しておいてくんねー? 勿論俺も片付け手伝うし、こいつはちゃんと、用が済んだら俺が消すから。
[謎の半円は残してくれと。 そう皆に願い出た。*]
(565) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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