78 わかば荘の薔薇色の日常
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[背中に小さく言葉をかけて。 見えた破顔に、一気に熱が頭まで上ってきて。
これたぶん、オレ、今日死ぬんだと思う。
部屋を出て、二階から気配が消えるまで、息を止めて。 布団に潜り込んで、ぎゅうっと丸く縮こまって。
…結局、また泣いていた。 涙で全部、涸れてしまうかもしれない**]
(591) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[肉にかぶりつく。 滲み出る肉汁も、かたさも申し分なく、普段コンビニ飯で済ませている南方には十分すぎる贅沢だ。 問題は、いまいち食欲のないこと。 あぶらっぽい食事にあわせて飲み物代わりにするには、泡盛は少しさくさくとは飲み難い。それでも美味しかったので、つるりと平らげてしまった次は、元々の目的の、フランクが持ってきたらしいビールを飲みながら肉や海老を食う。 次にはそろそろ、せっかく飲み放題だというのだから、山田錦や上善如水でタダ酒が出来るなら、それは有り難く堪能しておくべきに思える。]
(592) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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おう、その粥食うっていうから取りに来たんだ。
[冷蔵庫を覗いていた宇佐美の声につられてびくっとしつつ 中身を指さして回収完了、コンロに乗せてかるく温めなおす]
なんか熱っぽいからまだ寝かしてある。 お前冷えぺたとか持ってるか?
あー、なんだ。そうだったのか。
[ん、なんでその事を知っているんだろう、とは思ったけれど まーいっか]
(593) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[>>578綺麗なものってなんだ。ダイヤ? などと、また相手を困らせそうな思考は、口に出ることはなかった]
あ、えっと……
[>>583咄嗟に掴んでしまった遊の手首を持ったまま、今の自分の行動に説明が付けられずに視線をおたつかせる。 といっても、分厚い前髪の下では見えはしないだろうが。 掴んでいる手が、ひやりと冷たくて、なぜだかそこから侵食されるような心地になる。
数秒の停止は、徹津が噎せる音で魔法が解けた]
わ、わるい。
[ぱっと手を離して、なんとまさかの謝罪という明日は赤い雪が降りそうなくらい珍しいことをして。
噎せる徹津の背中を擦りながら、物凄くばつの悪い顔をしていた]
(594) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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し、ぬ
こっぱ、ず、い なんこれ
しぬ
(-238) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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(ふわ)
(ふわ)
(オレンジに染まった、海)
(-239) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[二、三、野菜と肉を見繕って。 壁際にふらり、離れて、ゆるゆると座り込む。 咽せたせいで一気にアルコールが回って、足元が危うかった。]
、ん
[なのに、座ってしまうと不思議と浮遊感は落ち着いてしまうもので。 肉と、グラスと。どちらも持ったままだったから、壁に持たれて一人、ほんのちびちびと口をつけるような酒盛りをはじめる。]
(595) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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ああ、食欲出たんすか?…良かった
[粥を持ってきてほしい、という約束を。間接的に果たせそうなことにほっとする。少々海老やにんにく臭いけれど、コンロだって綺麗にしていたし]
冷えぺたは…ないすね。氷ならあるんすけど
[ここにもだが自室に、酒用のが
先ほどの剣幕に、何を考えているんだとゲンコツ1発くらい貰う覚悟でいたので、予想外にあっさりした反応にほっとして]
俺、買ってきましょうか? もう飯ほぼ食い終わったんで
[平井にはまだ天露についていて欲しい。他の面子はまだ楽しい食事をしていて。だったら自分しかいないかと]
(596) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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手酌の酒よりひとの酌で飲みたい派…って事で。
[酒の席めいた揶揄の混じる藤堂の口ぶりに、 やっぱり一口目のほうが美味かった…なんて加えて。 それでも、まあ、自分で缶傾ける三口目も美味い。]
……徳仁くんの定番は、そーなん覚えとくわ。 温いビール味のちゅー…美味いけど。
一本でやめとく。
[否定と工程綯い交ぜに、こちらも冗談半分に。 まだたっぷり中身の残る缶を軽く揺らして見せた。 ちゃぷん。]
(597) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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おう、かなりきついから、無理だと思ったらやめとけよ。 まあ潰れたら運んでやるけど。
[談話室でのむなら潰れてもソファかな、と思う。 グラスを受け取る徹>>=207に軽い注意を投げかけて。
反対に忠告をもらってわかったと頷く]
ちゃんと食べてるから。 ありがと。
[談話室へと戻る徹の背に声をかける。 あの日から変わらぬ友人づきあい。 それでも、きっとこのアパートの中では一番近く気安く付き合っているほうだろう。
このまま変わらずにいられればいいと、思う――]
(=208) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[平井がBBQを食べ逃す心配は、不思議としていない]
(=209) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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/* 単語の重複ミス激しくなってきた 眠いんかな…
(-240) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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翔平は甘えたがりだなあ……
[お酌されるのがいいとか、しみじみとつぶやく。 手酌で飲むのが好きな藤堂としてはよくわからずに。 けれど甘えるのが上手だとも思うから不快にはならず]
おー、覚えとけ。 ――いや、温いのは美味くないと思うぞ、多分。
[翔平>>597に笑って応える。 それで言いというように頷いて見せるけど、一本以上飲もうとしてもきっととめることはない]
(598) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[談話室に戻ると、何やら話し声が聞こえてきて。 日向はウッドデッキに残っているので、 誰か新しく談話室に来たのかと。 覗いたのは、>>596冷えペタの話をしている時で。]
…あれ、タクさん。 …おかえり? 肉、間に合いそうでよかったね…。
[今仕事から戻ったばかりなのか、と 考えて一度脳裏に疑問符が浮かぶ。 先程の天露の叫びと朝の会話を加えて冷静に考えれば 違う答えが導き出せそうだったけれども、 今はそこまで考えが及ばずに]
…買い物? コンビニ…?…俺、行こうか? 瑛士くんさっきまで料理作ってたし、 俺、あとはのんびり肉食うだけだし。
(599) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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藤堂サン。日本酒もらいますう。
[藤堂に、一応一言だけ断りをいれて、彼も人と話すのに忙しそうであるので、勝手に手酌で一杯いただくことに決める。飲んだことのある山田錦よりは、飲んだことのない上善如水を、飲みきれそうな程度に注いだ。 軽く酔ってきた感覚は既にあるけれど、普段より幾分陽気で無責任になり楽しい程度。 若干の寒気は感じるが、無理さえしなければ、無事に部屋に帰りつける。 野菜だけ、ちまちまとツマミに炭火の網から拾う。 それでも胃袋の具合は、談話室のケーキも、まだしっかりまだ視野にはおさめている。]
(600) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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食わないと薬も飲めんしな。
[くつくつと温まる卵粥、味は朝とそう変わらない筈]
氷ならな、あるんだけど吊るすやつ? あれが無いし。
ん、いいのか?つーかまだ食ってるんだろ。 コンビニとかにあるとは思うけど。
[少なくとも俺よりも食べ盛りだから、 皆に混じっていないのが不思議なぐらい。 こいつも何かから、逃げてるんだろうか?なんて]
(601) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[一通り酒を勧めた後は、肉をかじっている。
夏一>>600に好きなようにのめのめ、と笑って。 こちらはグラスを空にした後、そのグラスを置いて。
一杯でやめるとか今までありえないけれども、今回はそれ以上酒を注ぐこともなく。 達久もこちらにくるのなら、置いて或る酒は好きにしろよと声をかけて、席を立つ]
(602) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[永利の声がして振り返る。 良かった、戻ってきてくれて…と安心していたら、何故か自分が買い出しに行くと言いだして]
や、いいすよ大丈夫 徹さん今から飯でしょ?熱いうちに食べないと
俺はもう食べ終わったんで
[慌てて引き止めた。 だって、どう考えてもそれはないだろうと]
…そう! 俺、買いたいものあるんで、ついでに 他にも何か要るもんありますか?
[そんな嘘まででっちあげて、平井に買うものリストを求める]
(603) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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/*逃げてます。多角から(懺悔)
(-241) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[草芽の温度が、手首を通して登って来る。
日向ほど熱くもなく 南方ほどぬるくもなく 無駄に着込んだ無駄布に蒸されて上がったのだろう温かさで。
数秒で離れた温度に、 日向の時に似て安堵を覚えた。
視線の向きは前髪に邪魔されて見えないけれど 狼狽える動きは頬のこわばりや首の角度でも窺い知れる。]
(604) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[草芽はいつも、 言葉では威勢のいいことを言っていても 相手が起きている時に強い態度に出たことなどなかった。
素直な謝罪も、自発的な行動も、 すべてがいつもと違っていた。
噎せる來夏の背をさすっているのは 汗ばむ草芽の温かい手。
もしかしたら───。]
(605) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[やっと仲良くなった來夏を取られるようで、 草芽は自分に嫉妬したのかもしれない──と、思った。]
(606) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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……たまぁー……に、言われる。
[よく言われるとは、言えない。 言ったのは母だったか姉だったか恋人だったか誰だったか 皆に言われているような気もする。
飲むペースはそう速くはなく、 肉を食べる合間に舌を濡らす程度の安全速度を心掛け、 一缶分のビールを大切に飲み進める。]
試してみるといいな。……案外、いける。
[藤堂との軽口の応酬、彼が席を立つまでゆるゆると。]
(607) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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おう、ただいま。 ほんとだよな、肉の為に必死こいて帰って来たぞ。
[宇佐美の思う通り、肉にはありつけるだろう]
や、誰か持ってりゃそれでいいんだけど。
[手を抜かず自分でコンビニに行けば良かった。 永利にもそう返すが、甘えてしまいたい気持ちもある]
頼んでいいか? 釣りでアイスでも買っていいから。
[財布から引っ張りだすのは五千円、を押し込んで千円]
(608) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[この日本酒を飲み終えたら、お仕舞いにしてしまうのが正解な気がする。げほ、とさっきより水っぽい咳が出た。咳払いをして、かるく鼻をならす。 頭や目蓋が頭痛の他に若干重いのが、風邪のせいなのか、酒のせいなのかの判別は、もはやつかない。
南方は、道菅の買ってきたハイボールの存在をまだ知らず、計算にはいれていない。]
(=210) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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/*>>=210 ふぅ……
(-242) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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いやまー、どっちでもいいんだけど。
[なんだろう?皿洗いから逃げたい風でもなし 宇佐美を見つつ、永利も見てまさかと気がついた。 これは伝説のコント、どうぞどうぞ、だ?]
どうしたのお前ら。
[危うくじゃあ俺が行くわ、と言いそうになったがこらえた]
(609) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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たまになのか。 まあいま怪我してるしな、甘えたがりになるのも仕方ない。
[はて、と首を傾げて見せるも、まあそんな納得をしつつ。 温いビールがいけるという相手をじぃ、とみやる]
んじゃ、翔平の怪我が完治したときにでも試すか。
[祝いついでになどと軽口をかえし。 席を立つついでにぽん、と翔平>>607の頭を撫でて]
自室もどるけど、ここにあるのは好きに飲んでていいぞー。
[飲んで食ってしてるやつらに声をかけるが、はて誰がきいていたやら。 酒瓶などは全部おいた状態で談話室へと戻り]
(610) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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/* 追い打ち待ちをしながら作業でも
(-243) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[そうならな、ここは後輩に譲ってやろうと 差し出していた肉を手元に引き寄せ くちりと齧って移動する。
藤堂の目の前で、 グラスを持った手の小指で泡盛の瓶の口を挟み 堂々と酒を持ち逃げする体勢。]
(611) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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