人狼議事


137 【突発小喉少人数RP村】九葉物語・初夢の章

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【人】 硯友社 みょんこ

[冬の空気、曇った窓、
 万年床にはハチワレの猫と女が眠っていて
 微睡み、覚醒、もぞりと毛布から出た手が眼鏡を探す]

 ……さっむ。

[ありきたりで、当たり前で、とても日常的な声が漏れた。
 それを引き金にするように、今まで見た様々な情景が、夢だったことに気づく。]

(8) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[今日は確か一月三日だっけ?大晦日に友人と酒を飲み、一日に掃除をしたはずが、部屋は結局片付かないまま。正月休みが終われば、また仕事の日々が始まるが。]

 ――そっか、もうすぐ誕生日。

[自分の誕生日は、一月二十二日。それが十の位の変わる節目でなければ、こんなにも前から意識はしないのに]

(9) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 変な夢……

[ "生まれてきて"  "ごめんなさい" 
 "生まれてきてくれて" "ありがとう"

 相反した二つの言葉に僅かに目を眇めた。碌でもない人間でも、薬を飲んでいても、それでも毎日朝を迎えている私には。
 生きている意味も、生まれてきた意味もきっとある。]

(10) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

 ……知ってるよ。

[何をいまさら。そんな風に笑い飛ばす。
 だけれど何処かで不安だった。認めて欲しかった。
 きっと、誰よりも"自分自身"に。]

 こうなったら、
 誕生日には三十路突入祝いを、しよう。

[女が三十年も生きた記念の日なのだ。その日くらいは特別に、楽しい一日にしてもいいじゃないか。]

(11) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

 ……寝よ。

[全力二度寝モードに入ろうとしたら、不意に枕元のスマホが震えていた。発信元を確認し、電話に出る]

 ぁぃ。

「妙子!まだ寝ちょったんか!新年くらいしゃきっとし!」

 いや、起きてます、起きてますよ、おかあさま。

(12) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

「あぁそう。まぁ、いいっちゃけどさ」

[実家からの電話に、短い嘆息を零しかけ、ふと――夢で見た両親の姿を想い出す]

 ……おめでとう。
 あけましておめでとう。

[二度繰り返す。それがとても大切なことのように思えたから。]

(13) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

「ぁぃ、おめでとう。近頃どうね?」

 ……そう、そうだね、初夢とか見たよ。

[家族との会話は、面倒くさいのに何故だか安心する。
 寝起きの頭を働かせて、]

   ――― とても、いい夢だった気がする。

(14) bloody 2016/01/06(Wed) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ふっと笑う。それからくすくすと笑い、母親の怪訝な声にも笑って、相手がつられるまで笑って]

 私の誕生日なんだけどさ。家族で食事でも行こうか。
 たまには三人で、親子水入らずで。

[告げれば、いいね。と同調する母の声。
 飼い猫が、自分も連れて行けと言うように鳴いた。
 軽く撫でては、また笑みを一つ**]

(15) bloody 2016/01/06(Wed) 17時頃

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